【事例15選】メタバースの音楽業界での活用方法・メリットを解説!
関連技術の進歩やオンラインコミュニケーション需要の高まりなどを背景とし、今後急速に人々の生活や仕事に普及していくと考えられるメタバース。
メタバースは音楽業界との相性が非常に良く、ソニーミュージックやエイベックスなどの大手企業も相次いで参入を始めています。
そんななか、「音楽業界にどのようにメタバースを活用するのかイメージが沸かない」、「具体的にどのような活用事例があるのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、メタバースの音楽業界への活用事例やメリットとともにわかりやすくご紹介します。
本記事をお読みいただければ、メタバースを音楽業界のビジネスに活用するためのヒントが得られるかと思いますので、ぜひ最後までご一読ください。
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目次
- そもそもメタバースとは
- メタバースが注目を集める6つの理由
- 音楽業界でのメタバース活用の4つの方法とは
- 音楽業界でのメタバース活用事例15選
- ①ソニーミュージック:最先端のXRライブプロジェクトを実施
- ②エイベックス:The Sandbox上にエイベックスランドを開設
- ③ぴあ:バーチャルライブ向けの独自メタバースを構築
- ④フォートナイト:米津玄師や星野源がバーチャルライブを開催
- ⑤REALITY:アバター姿でのライブ配信プラットフォーム
- ⑥VARK:メタバース上でのライブイベントプラットフォーム
- ⑦サンリオバーチャルフェス:有名アーティストがメタバース上に集合
- ⑧阪神阪急HD:メタバース上での音楽フェスを主催
- ⑨PianoVision:MRを活用し、新たなピアノ演奏体験を提供
- ⑩PatchXR:メタバース上で楽器・音楽作成/演奏プラットフォームを展開
- ⑪VR法人HIKKY:Music Vket「VR空間の音楽即売会」を開催
- ⑫Metaverse Music Festival:世界最大級のバーチャル音楽フェスティバルを開催
- ⑬αU:KDDIの提供するメタバース・Web3サービス
- ⑭Roblox:ゲーム空間上でのバーチャルライブを開催
- ⑮プロトライブ:メタバースプロジェクト「ホロアース」におけるライブイベント
- 費用対効果・実現性が高いメタバース活用方法
そもそもメタバースとは
メタバースとは一言でいうと、人々が様々な活動を行うことのできるインターネット上の3次元の仮想空間のことを指します。
メタバースの語源は「超越」を意味する「meta」と「世界」を意味する「universe」を組み合わせた造語だと言われています。メタバースという言葉が世界で初めて使われたのは、1992年にニール・スティーヴンスン氏が発表したSF小説「スノウ・クラッシュ」です。
メタバースにおいて、ユーザーはアバターと呼ばれる自身の分身の姿でメタバース空間にアクセスし、他のユーザーとコミュニケーションや経済活動を行うことができます。例えば、集まって会話をしたり、イベントやスポーツ、買い物などを楽しむことができます。
一般ユーザーに広く普及しているメタバースサービスとして、「Fortnite」や「Roblox」、「どうぶつの森」などのゲーム型のメタバース、「VRChat」や「Cluster」などのSNS型のメタバースが挙げられます。
メタバースへのアクセス方法としては、スマホやPCからもアクセス可能ですが、Apple Vision ProやMeta Questのようなヘッドマウントディスプレイからアクセスすることにより、より世界に没入したような体験が可能になります。
メタバースが注目を集める6つの理由
メタバースが注目を集める理由として以下の6つが挙げられます。
- ①AppleやMetaなどのビックテックの本格参入・巨額投資
- ②関連技術の大幅な進歩とデバイスの低価格化
- ③コロナによるリモートコミュニケーションの普及
- ④若年層を中心とするユーザー数の増加
- ⑤仮想世界に対する人々の意識の変化
- ⑥メタバース市場の成長性の高さ
メタバースが注目を集める理由の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
音楽業界でのメタバース活用の4つの方法とは
音楽業界でメタバースを活用する方法として主に以下の4つが挙げられます。
- ①メタバース上でのアーティスト・レーベルの宣伝
- ②VRを活用したライブイベントの配信
- ③メタバース上でのライブイベントの開催
- ④メタバース上でのデジタルアイテムの販売
それぞれについて分かりやすく解説していきます。
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①メタバース上でのアーティスト・レーベルの宣伝
1つ目の活用方法は、メタバース上でのアーティスト・レーベルの宣伝です。小売やアパレルブランド各社と同様、Roloboxやフォートナイトなどの既存のメタバース空間に常設/特設のブースを設けることで、自社のアーティスト・レーベルの宣伝をすることができます。
宣伝をWebやSNSで行う場合とメタバース上で行う場合の最も大きな違いは、ブランドがユーザーに対し3次元の空間上でインタラクションを交えた体験を設計できることです。そのため、従来は各ブランドがリアルで開催していたイベントや、リアルでは実現の難しいゲーミフィケーションを交えた体験設計などを通じて、ブランドの世界観を体験してもらう取り組みが可能です。
②VRを活用したライブイベントの配信
2つ目の活用方法は、VRを活用したライブイベントの配信です。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、リアルでのライブイベントの開催に制限がかかるなか、リモートで実際にライブ会場を訪れているかのような体験を提供することができます。
どの程度没入感のある体験ができるかは、ライブ運営者の設備への投資と、来場者側の使用するデバイスによって決まります。
ライブ運営者の設備への投資としては、立体的な音声情報の取得・配信や空間の3次元の情報を丸ごとリアルタイムで撮影するボリュメトリックビデオなどが挙げられます。
また、来場者の使用するデバイスとしては、もちろんスマホやPCからでもアクセス可能ですが、MetaQuestなどのHMDを使用することで、より没入感のある体験をすることができます。
③メタバース上でのライブイベントの開催
3つ目の活用方法は、メタバース上でのライブイベントの開催です。世界最大のメタバースであるフォートナイトにて、米津玄師や星野源がライブを行ったことが世間を賑わせたように、メタバース上でのライブイベントの開催は、今後広く普及するユースケースになる可能性があります。
理由として、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、リアルでのライブイベントの開催に制限がかかっているのはもちろん、3次元の仮想空間上で他の来場者とともに盛り上がることができるという点が、実際にライブ会場を訪れているような体験を実現しているからです。
また、ライブに特化したメタバースプラットフォームも既に登場しており、今後最も活用が進むと考えられる活用法の1つです。
④メタバース上でのデジタルアイテムの販売
4つ目の活用方法は、メタバース上でのデジタルアイテムの販売です。人々の活動がリアルからメタバース上にシフトしていくにつれ、メタバース上でのアバター用の洋服やコレクションアイテムが価値を持つようになっていくと考えられています。そこで、従来のアーティストのグッズなどの市場も徐々にメタバース上にシフトしていくと予想されています。
デジタルアイテムはリアルのアイテムと異なり、製造や販売にかかるコストが極めて小さいことから、ビジネスの目線からすると非常に魅力的な活用方法の1つです。
音楽業界でのメタバース活用事例15選
音楽業界でのメタバースの活用事例として以下の15事例が挙げられます。
- ①ソニーミュージック:最先端のXRライブプロジェクトを実施
- ②エイベックス:The Sandbox上にエイベックスランドを開設
- ③ぴあ:バーチャルライブ向けの独自メタバースを構築
- ④フォートナイト:米津玄師や星野源がバーチャルライブを開催
- ⑤REALITY:アバター姿でのライブ配信プラットフォーム
- ⑥VARK:メタバース上でのライブイベントプラットフォーム
- ⑦サンリオバーチャルフェス:有名アーティストがメタバース上に集合
- ⑧阪神阪急HD:メタバース上での音楽フェスを主催
- ⑨PianoVision:MRを活用し、新たなピアノ演奏体験を提供
- ⑩PatchXR:メタバース上で楽器・音楽作成/演奏プラットフォームを展開
- ⑪VR法人HIKKY:Music Vket「VR空間の音楽即売会」を開催
- ⑫Metaverse Music Festival:世界最大級のバーチャル音楽フェスティバルを開催
- ⑬αU:KDDIの提供するメタバース・Web3サービス
- ⑭Roblox:ゲーム空間上でのバーチャルライブを開催
- ⑮プロトライブ:メタバースプロジェクト「ホロアース」におけるライブイベント
それぞれの事例についてわかりやすく紹介していきます。
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①ソニーミュージック:最先端のXRライブプロジェクトを実施
株式会社ソニー・ミュージックレーベルズは新たな仮想空間プロジェクト「ReVers3:x(リバースクロス)」の始動を発表しています。「ReVers3:x」では独自に制作した仮想空間を舞台に様々なアーティストのライブを楽しむことができるショートライブプロジェクトです。
「ReVers3:x」の第1弾として、ラッパーのKEIJUのライブが配信されました。仮想空間上に作られた東京のストリートに設置されたステージ上にはデジタルアーティストによるアートも配置され、音楽のみならず、空間としても楽しめるコンテンツとなっています。
②エイベックス:The Sandbox上にエイベックスランドを開設
エイベックス・テクノロジーズは、The Sandboxとパートナーシップ体制を構築し、アーティストとファンが仮想空間上で交流できるテーマパーク「エイベックスランド(仮称)」をオープンすると発表しました。エイベックスランド(仮称)は2022年度中に、「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」内にオープンする予定で、アーティストのライブ配信やファンミーティングの実施、NFTアイテムの販売などが検討されています。
これらに先駆けて、ピコ太郎さんや浜崎あゆみさんに関連するNFTアイテムなどをセットにしたプレミアムLANDを2022年3月3日に販売しました。
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③ぴあ:バーチャルライブ向けの独自メタバースを構築
ぴあ株式会社は、バーチャルライブプラットフォーム「NeoMe」(ネオミー)をスマートフォンアプリのサービスとして提供開始しました。「NeoMe」は、ユーザーがアバターとなってバーチャル空間に入り、バーチャルライブを中心に、ユーザー同士の交流やアバターのコーディネートを楽しむことができるスマートフォンアプリです。
ぴあは、「NeoMe」を通じて、次世代を担う若手パフォーマーに対して、バーチャルを起点とした新たな表現や活動の場を提供しています。ユーザーやファンは、同じ趣味の人とつながる場を提供し、パフォーマーとユーザーの新たなコミュニティづくりを支援します。
バーチャルライブの第1弾となる「NeoMe Live Vol.1」には、ヤバイTシャツ屋さんが出演しました。
④フォートナイト:米津玄師や星野源がバーチャルライブを開催
米津玄師や星野源は、フォートナイト上でバーチャルライブを開催しました。
米津玄師は2020年に開催中であったライブツアー「米津玄師 2020 TOUR / HYPE」の中断等に伴いフォートナイトでの全世界同時バーチャルライブを開催し、世界中から様々なプレイヤーが参加しました。米津玄師は「STRAY SHEEP」のジャケットに描かれた羊のマスクを被った3DCGの姿で様々な場所に移動しながらパフォーマンスを披露しました。
星野源はフォートナイト内で開催されるバーチャルイベント「Soundwave Series」に参加して世界中のアーティストとともにバーチャルライブを披露しました。
⑤REALITY:アバター姿でのライブ配信プラットフォーム
REALITYは、アバターを用いたライブ配信を軸としたメタバースプラットフォームです。
自分だけのオリジナルアバターを作成し、モーションキャプチャー技術を用いたリアルなライブ配信で視聴者とコミュニケーションを取ったり、アバターが受け取るギフトでマネタイズするなど、簡単操作で楽しめるスマートフォン向けメタバースです。5GやVR/ARを見据えたエンタテインメントの未来像を実現しています。
また、法人向けに3DCGとXR技術を活用したXRクラウド事業「REALITY XR」も展開しています。
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⑥VARK:メタバース上でのライブイベントプラットフォーム
VARKは、メタバース上で現実と同じようにライブイベントを楽しむことができるアプリケーションです。決まった時間に開かれるイベントに誰でも参加でき、そのイベントに「いる」アーティストのライブを、一体感を感じながら楽しむことができます。目の前で歌う」「一瞬で世界が変わる」など、バーチャルの可能性をフルに活用し、最高の体験を提供することを目指します。
⑦サンリオバーチャルフェス:有名アーティストがメタバース上に集合
サンリオバーチャルフェスは、メタバース上で開催された、リアル/バーチャルのアーティスト総勢52組が集まったライブイベントです。
アーティストは、AKB48などのリアルアーティストから、Vtuber、VRChat上で活動するアーティストまで、幅広いジャンルのアーティストが一堂に会することで、大きな話題を呼びました。
この取り組みのポイントは、ユーザーが求めるものを実現するために、企業や団体の垣根を超えたコラボレーションを実現させた点です。このように、ユーザーを特定の企業やプラットフォームに囲い込もうとするWeb2.0的な発想とは違った取り組みが、今後のメタバース市場の盛り上がりに繋がっていくでしょう。
⑧阪神阪急HD:メタバース上での音楽フェスを主催
大手関西私鉄である阪神阪急HDは、メタバース上での音楽フェスである「JM梅田ミュージックフェス」を開催しました。JM梅田ミュージックフェスは、阪急阪神HDが百貨店を含む大阪・梅田の街を忠実に再現したメタバース空間上で実施されるオンライン音楽祭です。
当イベントでは、メタ―バース空間となった大阪梅田を舞台に、VTuber等のバーチャルキャラクターによる音楽フェスが実施されました。アバターの姿で参加する来場者は、コンサートの参加、グッズ販売などのコンテンツが提供された他、バーチャルな梅田を高い没入感で体感できました。音楽フェスには30名を超えるVTuberなどのバーチャルアーティストが参加し、来場者数は8万人以上を記録する盛況となりました。
同社は、100年以上続けてきた「街づくり」のノウハウをメタバース領域でのビジネス展開に活用できるのではと考えています。
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⑨PianoVision:MRを活用し、新たなピアノ演奏体験を提供
PianoVisionは、MetaQuest2を装着しながら現実のピアノとともに利用するMRピアノ学習アプリです。MRのパススルー機能を活用し現実のピアノの上に演奏ガイドが表示され、一方でハンドトラッキング機能を活用し、ユーザーの操作がアプリに反映されます。
また、学習だけでなく、バーチャル背景やオリジナル曲の使用、マルチプレイなど様々な楽しみ方が可能です。
さらに、現実のピアノが無い環境でも机などの平面上にバーチャルなピアノを表示し演奏を楽しむことのできる機能も存在します。
⑩PatchXR:メタバース上で楽器・音楽作成/演奏プラットフォームを展開
PatchXRは、メタバース上でユーザーがデジタル楽器・音楽の作成/演奏を行えるプラットフォームです。ユーザーはオリジナルの楽器や音楽、演奏ステージ空間を作成可能です。また、それらを他ユーザーにシェアしたり、セッションを楽しむこともできます。PatchXRはVRHMD”MetaQuest2”にも対応しており、より没入感のある体験が可能に。
今後、PF上でアーティストがオリジナルの楽器や音楽、演奏を有料で販売し、収益化する仕組みを導入予定です。
⑪VR法人HIKKY:Music Vket「VR空間の音楽即売会」を開催
VR法人HIKKYは、メタバース上での音楽クリエイターの祭典「MusicVket」を開催しました。MusicVketとは、メタバース空間上での総合音楽イベントです。音楽クリエイターによる楽曲の展示販売会を中心に、メタバース上でのアーティストによる音楽ライブも実施しています。
音楽即売会には視覚的にも楽しめるバーチャル空間ならではの視聴スペースが設置され、参加者同士で交流しながら楽曲の視聴、購入することができます。4度目の開催である「MusicVket4」には1400人以上が来場しました。
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⑫Metaverse Music Festival:世界最大級のバーチャル音楽フェスティバルを開催
メタバースプラットフォームDecentralandにて世界最大級のバーチャル音楽フェスティバル「Metaverse Music Festival」が開催され、海外のアーティストから国内のバーチャル界隈で活動するアーティストら約150名が参加しました。Decentralandとはメタバースとブロックチェーン技術の融合によってできたVR空間のプラットフォームであり、将来性のあるコンテンツとして期待されています。
このイベントでは、メインステージに加え合計15ステージの様々なコンセプトのライブを楽しむことができます。唯一の日本ステージである「MetaTokyoエリア」には特設ビジョンが設けられ、日本のアーティストのコンテンツを上映することで、世界に向けて日本のカルチャー、エンターテイメントが発信されました。
⑬αU:KDDIの提供するメタバース・Web3サービス
KDDIはクリエイター向けのメタバース・Web3サービス「αU」の始動を発表しています。αUの取り組みの一つである「αU metaverse」ではバーチャル空間に渋谷や大阪の街を再現し、視聴者はアプリのみで音楽ライブを鑑賞することができます。
既に行われたライブでは水曜日のカンパネラなど様々なアーティストが視聴者を魅了しました。さらに2023年の夏頃に正式提供を予定する「αU live」ではアーティストと会場をバーチャル空間に再現し、視聴者は360度、自由視点映像で高精細な映像を視聴可能で、リアルのライブに近い体験ができます。
⑭Roblox:ゲーム空間上でのバーチャルライブを開催
アメリカでは「Fortnite」「Minecraft」に並ぶ人気オンラインゲーム、「Roblox」において、ゲーム空間を活かした音楽ライブイベントが急増しています。2023年3月にはアメリカで開催されるスポーツ一大イベント「NFTスーパーボール」のプレーゲームイベントとして、Roblox内に新設されたRhythm Cityでヒップホップ歌手Saweetieによるパフォーマンスが行われました。
今後は、Saweetieの他にもワーナーミュージック所属アーティストによるバーチャルコンサートがRhythm Cityで開催される予定です。
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⑮プロトライブ:メタバースプロジェクト「ホロアース」におけるライブイベント
Vtuberグループ「ホロライブ」を手がけるカバー株式会社は、同社が開発中のメタバースプロジェクト「ホロアース」において初のライブイベント「AZKi×Mori Calliopeプロトライブ」を開催しました。ホロライブ所属のAZKiさんとホロライブEnglish所属の森カリオペさんがメタバース上で楽曲の歌唱を披露し、多くのファンを魅了しました。
今回はサーバー負荷などの検証を目的とした開催でしたが、今後Vtuberとメタバースを組み合わせた音楽イベントは活発になっていくことが見込まれます。
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