【2024年】有名メタバースゲームランキングTOP15

FacebookのMetaへの社名変更をきっかけに、世界中から注目を集めるメタバース。

中でも、メタバース上でゲームを楽しむゲーム型のメタバースは若い世代を中心に大きな人気を集めています。

 

一方で、「具体的にどのようなメタバースゲームが注目を集めているのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか?

 

そこで、今回は日本で流行っているメタバースゲーム15選をご紹介します。

 

本記事は、以下のような方におすすめの記事となっています。

 

  • どのようなメタバースゲームがあるのか知りたい
  • メタバースをビジネスに活用するメリットが知りたい
  • メタバースのビジネス活用で成果を上げるためのポイントをおさえておきたい

 

本記事を読めば、代表的なメタバースゲームの概要を一気に把握できると思いますので、ぜひ最後までご一読ください。


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目次

有名メタバースゲーム15選

有名メタバースゲーム15選

有名なメタバースゲームとして、以下の15個が挙げられます。

 

  • Fortnite(フォートナイト):3億人がハマるメタバースバトルロイヤルゲーム
  • ②Roblox(ロブロックス):「ゲーム版のYoutube」とも言われるゲームプラットフォーム
  • VRChat:世界最大のソーシャルVRプラットフォーム
  • ZEPETO:スマホで簡単に3Dアバターを作って遊べるアプリ
  • cluster:日本最大のメタバースプラットフォーム
  • ⑥REALITY:アバターを用いたライブ配信プラットフォーム
  • ⑦TheSandbox:毎月100万人以上がプレイするNFTゲームプラットフォーム
  • ⑧Decentlarand:ブロックチェーンを活用したメタバースプラットフォーム
  • ⑨Axie infinity:ゲーム内で獲得したNFTによって生計を立てることが可能
  • ⑩My Crypto Heroes:世界一のユーザー数を誇るブロックチェーンゲーム
  • ⑪Rec Room:マルチプレイのVRソーシャルゲーム
  • ⑫ポケモンGO:スマートフォン向け位置情報ゲームアプリ
  • ⑬元素騎士ONLINE:多くの著名人や企業も参画する注目のNFTゲーム
  • ⑭XANA:日本人が開発を手がけるメタバースプロジェクト
  • ⑮Everdome(エバードーム):火星への移住をテーマにしたメタバースゲーム

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

 

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①Fortnite(フォートナイト):3億人がハマるメタバースバトルロイヤルゲーム

Fortnite(フォートナイト):3億人がハマるメタバースバトルロイヤルゲーム
(画像:Epic Games)

Fortniteとは、​​小さな島で100人のプレイヤーと戦って最後まで勝ち残ることを目指すバトルロイヤルゲームです。一般的に知られてはいないですが、Fortnite内にはバトルロイヤル以外にも3つのゲームモードがあり、それぞれ「ゼロビルド」(建築なしのバトルロイヤル)、「クリエイティブ」(ユーザーが制作したゲーム)、「世界を救え」というゲームモードになります。

 

ゲーム内でリアルタイムでのユーザー同士のコミュニケーションが活発に行われている点やアーティストのライブなどゲーム以外での利用もされている点から、世界を代表するメタバースの1つとも言われています。

 

基本的には無料で複数人でプレイできること、簡単な操作でゲームを楽しめること、コロナウイルス感染拡大により余暇時間が生まれたことなどにより、小学生を中心に世界中で爆発的に流行な流行を見せています。

 

2017年にリリースされたFortniteは、現在総ユーザー数約3.5億人、月間アクティブユーザー数はピーク時で6,200万人と、圧倒的なユーザー数をかかえるメタバースへと発展しており、未上場ではありますが時価総額は約4兆円まで到達しています。

②Roblox(ロブロックス):2億人がハマるゲーム版Youtube

Roblox(ロブロックス):2億人がハマるゲーム版Youtube
(画像:Roblox)

Robloxとは、他ユーザーが作成した様々なゲームをプレイしたり、ユーザー自身もゲームを作成することのできる、ゲームプラットフォームです。利用されるゲームの全てがユーザー自身によって作成されていることから、「ゲーム版のYoutube」とも評されています。

 

また、ゲーム内でリアルタイムでのユーザー同士のコミュニケーションが活発に行われている点やゲーム内のアバターやアイテムを売買する経済圏が成立していることなどから、世界を代表するメタバースの1つとも言われています。

 

基本的には無料で複数人でプレイできること、簡単な操作でゲームを楽しめること、コロナウイルス感染拡大により余暇時間が生まれたことなどにより、小学生を中心に世界中で爆発的に流行な流行を見せています。

 

2004年にリリースされたRobloxは、現在総ユーザー数約2億人、デイリーアクティブユーザー数は約5000万人と、圧倒的なユーザー数をかかえるメタバースへと発展しています。また、Roblox上でやり取りされる仮想通貨「Robux(ロバックス)」の流通額は2021年時点で年間約3兆円を記録しており、2021年3月の米ナスダック上場時の時価総額は最大3兆円規模に達しました。

③VRChat:世界最大のソーシャルVRプラットフォーム

VRChat:世界最大のソーシャルVRプラットフォーム
(画像:VRChat)

VRChatとは、VR上で世界中の人々とコミュニケーションが取れる、世界最大のソーシャルVRプラットフォームです。ユーザーは、好きなアバターの姿でチャットや音声通話、身振り手振りなどを通じてコミュニケーションを取ることができます。また、コミュニケーションはVRChat内に存在する無数のワールドと呼ばれるバーチャル空間内で行われ、ユーザー自身がワールドを作成したり、そこでイベントを開いたりすることも可能です。

 

VRChatはPCからもアクセス可能ですが、Meta QuestなどのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)からアクセスすることで、まるで同じ部屋にいる人と会話しているような体験をすることができます。

 

2022年1月には同時接続者が過去最高の約4.2万人にまで上り、世界を代表するVR/メタバース空間に成長しています。

④ZEPETO(ゼペット):スマホで簡単に3Dアバターを作って遊べるアプリ

ZEPETO(ゼペット):スマホで簡単に3Dアバターを作って遊べるアプリ
(画像:SNOW)

ZEPETOは、韓国発の写真加工アプリ「SNOW」が運営しているスマホで簡単に3Dアバターを作って遊べるアプリ。チャットベースの世界とゲームベースの世界があり、ユーザーは自身が作成した世界の公開範囲を全世界にするか友人だけにするかを決めることができます。

 

ディズニーやGUCCIやONE PIECEなどの有名ブランドやアニメなどとコラボレーションをしており、全世界の登録ユーザーは2億人を超えています。ユーザーは、アバターの顔をカスタマイズしたり、自分の写真をもとに自分そっくりのアバターを作成するなどして、自分の好きなアバターで仮想空間に参加することが可能です。

⑤cluster(クラスター):日本最大のメタバースプラットフォーム

cluster(クラスター):日本最大のメタバースプラットフォーム
(画像:cluster)

clusterとは、ワールド(=バーチャル空間)を作ったり、ワールドで遊ぶことができるメタバースプラットフォームです。ユーザーによって作られたワールドが40,000以上あり、そのワールドに入って遊ぶことができます。

 

2017年にリリースされたclusterは、現在総ダウンロード数100万回以上、累計総動員数は800万人と、国産のメタバースプラットフォーム内では圧倒的なユーザー数をかかえるメタバースへと発展しています。また、clusterの合計資金調達金額は15億円を超えており、テレビ朝日ホールディングス、Wright Flyer Live Entertainment、グローバル・ブレイン、KDDIなどが出資しています。

REALITY:アバターを用いたライブ配信プラットフォーム

REALITY:アバターを用いたライブ配信プラットフォーム
(画像:REALITY)

REALITYは、アバターを用いたライブ配信を軸としたメタバースプラットフォームです。

自分だけのオリジナルアバターを作成し、モーションキャプチャー技術を用いたリアルなライブ配信で視聴者とコミュニケーションを取ったり、アバターが受け取るギフトでマネタイズするなど、簡単操作で楽しめるスマートフォン向けメタバースです。5GやVR/ARを見据えたエンタテインメントの未来像を実現しています。

また、法人向けに3DCGとXR技術を活用したXRクラウド事業「REALITY XR」も展開しています。

⑦TheSandbox:NFTゲームプラットフォーム

TheSandbox:NFTゲームプラットフォーム
(画像:TheSandbox)

TheSandboxとはボクセル(3次元のピクセル)によって構成されるNFTゲームプラットフォームです。マインクラフトのようにボクセル(3次元のピクセル)を積み重ねてメタバース上にゲームを作ることができ、ユーザーが作成したゲームで遊ぶことができたり、ユーザー間でのコミュニケーションを楽しむことができます。

 

特徴としては、イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤としている点、SANDという独自の暗号通貨を持っている点、SANDを用いてLAND(ランド)と呼ばれる土地やアバター、ゲームを作る上で必要な素材、アイテムなどをNFTマーケットプレイスで売買することができる点が挙げられます。

 

2012年にリリースされたTheSandboxは、2018年にAnimoca Brandsが買収してイーサリアムのブロックチェーン技術が導入されました。以降、ユーザー数が増加してダウンロード数は4,000万回、月間アクティブユーザー数は100万人を超えました。

 

2020年3月にはスクウェア・エニックスなどから201万ドルの出資を受けるなどThe SandBoxは165以上のブランドとパートナーシップを結んでおり、今後の発展が期待されています。

⑧Decentraland:ブロックチェーンを活用したメタバースプラットフォーム

Decentraland:ブロックチェーンを活用したメタバースプラットフォーム
(画像:Decentraland

Decentralandとはブロックチェーンを活用したメタバースプラットフォームです。Decentralandはブロックチェーンの技術を活用しているため、メタバースを活用して利益を上げようとしている人たちから大きく支持されています。

 

特徴としては、MANAという独自仮想通貨がある点、ゲームの開発経験がない人でも簡単にゲームやアイテムを作成できるなどクリエイター機能が充実している点や、「DAO(分散型自立組織)」による運営がなされてい点が挙げられます。クリエイター機能でアイテムやコンテンツをつくることだけでなく、その機能を通じてNFTを作成して、MANAを使ってNFTマーケットプレイスで売買することができます。

 

2015年にリリースされたDecentralandは、2021年初頭にはわずか4万人だったユーザー数が、現在は80万人に増えており、今後も増える見通しが高いです。また、2022年3月にはニューヨークやロンドンで開催される「ファッションウィーク」を模したイベント「Metaverse Fashion Week」を開催し、Dolce and GabannaやHugo Boss、Tommy Hilfigerなどの有名ブランドが参加するなどして大いに盛り上がりました。

⑨Axie infinity:ゲーム内で獲得したNFTによって生計を立てることが可能

Axie infinity:ゲーム内で獲得したNFTによって生計を立てることが可能
(画像:Axie infinity)

モンスターを育成して戦わせるNFTゲームであるAxie infinity(アクシーインフィニティ)では、ゲーム内で手に入れたNFTを換金することにより生計を立てている人々が存在します。

 

Axie infinityはアクティブユーザーが100万人を超える大人気ゲームで、ゲーム内で相手を倒すことによって得られたポイントでモンスターを増殖させたり、アイテムの購入の購入が可能です。そのため、物価の低いフィリピンなどの国では、Axie infinityを長時間プレイしそこで得たポイントを他のプレイヤーに売ることで現実の通貨に換金することで生計を立てている人が存在します。

⑩My Crypto Heroes:世界一のユーザー数を誇るブロックチェーンゲーム

My Crypto Heroes:世界一のユーザー数を誇るブロックチェーンゲーム
(画像:doublejump.tokyo)

My Crypto Heroesは、2019年に世界一のユーザー数を記録した日本初のブロックチェーンゲームです。クエストを通じてアイテムを入手し、キャラクターを強化しながらプレイヤーとの対戦を楽しむことができます。

 

大きな特徴としては、歴史上の偉人をモチーフにしたキャラクターを育成してバトルを行う点が挙げられます。対戦機能が充実しており、自分が育てたヒーローを存分に活躍させることができます。対戦の中で獲得したトークンは仮想通貨取引所で換金することでお金を稼ぐことも可能です。

 

現在でも多くのユーザーを抱える日本を代表するゲームとして大きな注目を集め続けています。

⑪Rec Room:マルチプレイのVRソーシャルゲーム

Rec Room:マルチプレイのVRソーシャルゲーム
(画像:Rec Room)

Rec RoomとはマルチプレイのVRソーシャルゲームです。Rec Roomは「VRChat」や「cluster」などのメタバースと同じようにユーザーが作成したルームが数多く存在しており、ルームに入ることで、ゲームをしたり、チャットをしたりすることができます。ルームは、「オンライン対戦」、「クエスト」、「ホラー」、「ハングアウト(お出かけ)」、「アート鑑賞」などのカテゴリーがあり、好きなモードを選択して遊ぶことが出来ます。

 

2016年にリリースされたRec Roomは、現在総ユーザー数約7,500 万人、月間アクティブユーザー数はピーク時で300万人と、数多くのユーザー数をかかえるメタバースへと発展しており、未上場ではありますが時価総額は約1750億円まで到達しています。

⑫ポケモンGO:スマートフォン向け位置情報ゲームアプリ

ポケモンGO:スマートフォン向け位置情報ゲームアプリ
(画像:ポケモンGO)

ポケモンGOとは株式会社ポケモンが提供するスマートフォン向け位置情報ゲームアプリです。現実世界でポケモンを探して捕まえることができます。また、ポケモンを見つけて捕まえるだけでなく、捕まえたポケモンを育てたり、ポケモンのタマゴを孵化したり、他のトレーナーとポケモンを交換したり、など様々な楽しみ方ができます。

 

2016年7月にローンチされて以降、150以上の国と地域で展開され、ダウンロード数は10億以上、総売上高は50億ドル以上に達しました。

⑬元素騎士ONLINE:多くの著名人や企業も参画する注目のNFTゲーム

元素騎士ONLINE:多くの著名人や企業も参画する注目のNFTゲーム
(画像:Metap.Inc)

元素騎士ONLINEは、メタバース空間でアバターを操作し、バトルやコミュニケーションを楽しむメタバースゲームです。ゲーム内のアイテムはNFTとなっており、RONDという暗号資産で売買することができます。

 

誰でも無料で始めることができるため、NFTゲーム初心者でも気軽に始めることができます。また、NFTアイテムを売却するだけでなく、アバターの装備を制作して販売することでお金を稼ぐことができる点も特徴の一つです。

 

俳優の水嶋ヒロさんなど多くの著名人や企業も制作に参画しており、将来性が期待されるNFTゲームとして注目されています。

⑭XANA:日本人が開発を手がけるメタバースプロジェクト

XANA:日本人が開発を手がけるメタバースプロジェクト
(画像:XANA)

XANAは、日本人の久保武士氏が開発を手がけるメタバースプロジェクトです。

 

リアルなメタバース空間が再現されており、ユーザーは単にゲームをプレイするだけでなく、ゲームを作ったりNFTの売買をしてXETAというトークンを取得するなどしてお金を稼ぐことができます。

 

また、XANAはウルトラマンや鉄腕アトムなどの有力IPとコラボし、NFTトレーディングゲームを発表するなど、NFT関連のプロジェクトにも注力しています。

 

日本人が開発を手掛けているため様々な日本企業とも連携しており、認知度が高いメタバースです。

⑮Everdome(エバードーム):火星への移住をテーマにしたメタバースゲーム

Everdome(エバードーム):火星への移住をテーマにしたメタバースゲーム
(画像:Everdome)

Everdomeは、火星への移住をテーマにしたメタバースゲームです。3Dスキャナーにより、読み込んだものをそのままメタバース上に再現することができ、また、グラフィックの質に定評のあるUnreal Engineを開発に用いていることから、グラフィックの質が非常に高い点が大きな魅力の一つです。

 

また、トヨタやフェラーリなどの大企業と連携したり、ダボス会議に招待されたりするなど、大きな注目を集めているメタバースゲームの一つです。

メタバースプラットフォームをビジネスに活用する3つのメリット

メタバースプラットフォームをビジネスに活用する代表的なメリットとして以下の3つが挙げられます。

 

  • ①若年層を中心とした幅広い層への認知獲得
  • ②ブランドへのロイヤリティ強化
  • ③新たな収益機会の獲得

 

それぞれのメリットについて分かりやすく紹介していきます。

 

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①若年層を中心とした幅広い層への認知獲得

若年層を中心とした幅広い層への認知獲得 SMBC日興証券
(画像:HIKKY

1つ目のメリットは、若年層を中心とした幅広い層への認知獲得です。

メタバースを活用したマーケティングの特徴の1つとして、「いつでも、どこからでもアクセスしてもらえる」という点があります。従来のリアルな空間でのプロモーションイベントでは、一定程度ターゲットが密集している都心部など以外で施策を実施しづらいという課題がありました。そこで、メタバース上でマーケティング施策を行うことで、幅広い地域のターゲットにリーチすることが可能です。

 

また、メタバースを活用することで、従来若者世代との接点獲得に苦戦していた企業・商材のマーケティングを加速させることもできます。メタバースがデジタルネイティブの比較的若い世代から人気を集めていることや、人気のコンテンツなどとコラボしたりゲーミフィケーションを取り入れたプロモーション施策との相性が良いことから、若者世代の顧客獲得への打ち手としての活用が進んでいます。

②ブランドへのロイヤリティ強化

ブランドへのロイヤリティ強化 ラルフローレン
(画像:ポロラルフローレン)

2つ目のメリットは、ブランドへのロイヤリティ強化です。

認知されることに留まってしまう傾向のあるWEB/SNS広告に比べ、メタバースでは、楽しい/面白い体験を通じ、自然とブランドへの愛着を強化することができます。

 

今後はエンタメと広告/マーケティングの境界が融合した、ブランドが提供する体験を通じた認知・消費行動が加速すると考えられます。

③新たな収益機会の獲得

新たな収益機会の獲得 サンリオ
(画像:サンリオ)

3つ目のメリットは、イベントへの参加料やコンテンツ販売などによる新たな収益機会の獲得です。

メタバース上での魅力的なイベントへの参加券を販売したり、アバター用のスキンや武器を販売したりと、様々な方法でマネタイズを行うことができます。

 

従来からゲームなどのサービスへの課金市場は一定の規模で存在しましたが、メタバースの普及によりデジタルコンテンツ/サービスの市場がより拡大していくと考えられています。

企業がメタバース活用で成果を上げるための5つのポイント

企業がメタバース活用で成果を上げるための5つのポイント

企業がメタバース活用で成果を上げるためのポイントとして以下の5つが挙げられます。

 

  • ①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ
  • ②活用目的の明確化と骨太な戦略策定
  • ③ユーザーファーストなUX設計
  • ④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進
  • ⑤強力な開発・運用体制の構築

 

それぞれについて分かりやすく紹介していきます。

 

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①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ

1つ目のポイントは、最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップです。

デバイスの進化やユーザーの動き、各領域の先進事例をキャッチアップし、自社が取り組むべき活用方法や成果に繋がる活用のポイントを抑えた上で活用に着手しましょう。

 

メタバース活用には取り組むのに一定の予算や工数が必要となるため、自社にとって重要な最新動向や活用のノウハウを抑えておくことが、成功確度の高い戦略・企画立案の大前提となります。

②活用目的の明確化と骨太な戦略の立案

2つ目のポイントは、メタバースを活用する目的の明確化と骨太な戦略の策定です。

現在メタバース活用に取り組む企業には、メタバース活用の取り組みが単発で終わってしまっている企業が見受けられます。

 

その結果、活用のPDCAが回らない、メタバース活用が小粒な施策の1つに留まってしまうなど大きな収益機会の獲得に繋がらないという結果に終わってしまいます。

 

自社の経営課題を踏まえ、「活用によりどのような経営課題を解決したいのか?」「課題解決の打ち手としてなぜメタバースではないといけないのか?」といった明確な活用目的を整理した上で、中長期で目指す事業の姿や自社の強みの活用の仕方などの実現に向けた戦略を立案しましょう。

③ユーザーファーストな企画・UX設計

3つ目のポイントは、自社のターゲットにとってユーザーファーストなメタバースの企画・UX設計です。

現在、多くの企業がメタバースに参入を進めていますが、そのなかには、企業側の都合のみでサービス・体験が設計されたようなメタバースが多く存在します。それらのメタバースは、ユーザーに利用されず、企業の活用の目的を達成できない結果に終わってしまいます。

 

そのため、「メタバースならではの高い体験価値を届けられているか」や「ユーザーの利用にあたっての手間や負担が大きくないか」といった観点を踏まえたUX設計が重要です。

④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進

4つ目のポイントは、アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進です。

メタバース市場は今後大きな成長が予想されているものの、いまだ成長期にあり、様々な業界の企業が中長期的な収益最大化に向け、最適な活用を模索している段階にあります。

 

そのため、計画と実行のプロセスを短いスパンで回し、仮説立案・実行・検証・施策立案のサイクルを何度も繰り返すことが、プロジェクトを机上の空論で終わらせないために重要です。

⑤強力な開発・運用体制の構築

5つ目のポイントは、強力なメタバース開発・運用体制の構築です。

高いユーザー体験と事業性を両立するメタバースの開発とマーケティングを含めた運用を実施しましょう。

 

メタバース開発・運用には幅広い領域の知見や技術スタックが求められるため、外部のベンダーなどを活用し、不足するケイパビリティやリソースを補完することも有効です。

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このナレッジの著者

メタバース総研 代表取締役社長

今泉 響介

株式会社メタバース総研(現・CREX)代表取締役社長。
慶應義塾大学経済学部卒業。学生起業した事業を売却後、日本企業の海外展開/マーケティングを支援する株式会社Rec Loc を創業・社長就任を経て、現職に。メタバースのビジネス活用に特化した国内最大級の読者数を誇るメディア「メタバース総研」の運営やメタバースに関するコンサルティング及び開発サービスの提供を行っている。著書に『はじめてのメタバースビジネス活用図鑑』(中央経済社)

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