【事例11選】バーチャルファッションとは?事例や4大メリットを紹介

近年ファッション業界ではコロナ対策の外出制限によるオシャレ着需要の低下や社会的に意識が高まるサステナビリティへの対応など、各社苦境に立たされています。

 

その解決策として注目を集めるのが、バーチャルファッションビジネスへの参入です。

既にバレンシアガなどの海外のハイブランドからBEAMSなどの国内の小売大手企業など、各社が相次いで参入を進めている状況です。

 

一方で、「バーチャルファッションとは何なのかいまいち掴めない」、「各社がどのような取り組みを進めているのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか?

 

そこで、今回はバーチャルファッションへの参入事例11選を4大メリットとともに解説します。

本記事を読めば、各社が相次いで参入する狙いや具体的な参入方法を理解できると思いますので、ぜひ最後までご一読ください。


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目次

バーチャルファッションとは?

バーチャルファッションとは? NAVER Z Corporation
(画像:NAVER Z Corporation)

バーチャルファッションとは、メタバースやゲームなどのバーチャル空間上で身に着けることのできる、洋服やバック・靴などのファッションアイテムのことを指します。

 

バーチャル空間内でのアバターの印象を大きく左右するため、サービスユーザーにとっては非常に重要な要素であり、魅力的なアイテムを有料で購入するユーザーも多く存在します。

バーチャルファッションビジネス参入の4つのメリット

バーチャルファッションビジネス参入の4つのメリット

バーチャルファッションビジネス参入のメリットとして以下の4つが挙げられます。

 

  • ①新たな顧客層の獲得による既存事業の売上向上
  • ②仮想空間上のファッションアイテム販売による新たな収益源の獲得
  • ③NFTを活用した新たなビジネスモデルの構築
  • ④サステナビリティへの社会的要請への対応

 

それぞれのメリットについてわかりやすく紹介していきます。

 

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①新たな顧客層の獲得による既存事業の売上向上

新たな顧客層の獲得による既存事業の売上向上 バレンシアガ
(画像:バレンシアガ)

新型コロナウイルスの影響による外出制限によるオシャレ着需要の低下など、近年ファッション業界は苦境に立たされています。実店舗での新規顧客の獲得がますます難しくなるなか、VRプラットフォームとのコラボレーションやVR上のイベントへの出展により、普段自社のブランドの実店舗を訪れないような顧客層を獲得しようという動きが進んでいます。

 

ファッション業界のマーケティングチャネルがSNSに大きくシフトしたように、今後VRも有力な顧客チャネルの1つに成長する可能性があります。

②仮想空間上のファッションアイテム販売による新たな収益源の獲得

ファッションブランド各社は、VR上のスキンや洋服などのデジタルアセットの販売が新たな収益源になると考え相次いで参入を始めています。

 

特にルイヴィトンやグッチなどのハイブランドは、自社のコアな強みであるブランド価値は物理的なアイテムであろうが、バーチャルなアイテムであろうが発揮できるとし、デジタルファッションアイテムの市場に非常に積極的です。

 

既にNIKEは2022年7月までに約260億円分のNFTを販売しています。また、デジタルアイテムはデザインさえしてしまえば、生産にかかるコストが小さいので利益率が非常に高く、魅力的なビジネスと言えます。

③NFTを活用した新たなビジネスモデルの構築

NFTを活用した新たなビジネスモデルの構築 RTFKT
(画像:RTFKT)

デジタルファッションアイテムをNFTの形式で販売することで、ブランド側が2次流通・3次流通での収益の一部を半永久的に獲得できる新たなビジネスモデルを構築することができます。例えば、2次流通以降の販売額の10%をブランドに分配するといった設計をNFTに施すことができます。今までハイブランドのファッションアイテムは2次流通市場が活況にも関わらず、その恩恵を受けられずにいました。

 

また、NFTの報酬配分の仕組みを活用し、個人のデザイナーがデザインしたアイテムをファッションブランドとコラボという形で販売することで、ブランド・個人間の垣根を超えた新たな共創の形を創り出すことも可能です。

④サステナビリティへの社会的要請への対応

近年の社会のサステナビリティへの意識が高まる中で、ファッション業界各社はそれまでのサプライチェーンや販売方法の見直しを迫られています。サプライチェーン上での消費エネルギーや資源、多くのアイテムが買われては捨てられるという廃棄の問題など、ファッション業界はサステナビリティの観点で多くの課題を抱えています。

 

そんななかで、VR上のデジタルファッションビジネスは、この課題を解決する打ち手として注目を集めています。バーチャルアイテムの販売は本質的に非常にサスティナブルだと言えます。製造にリアルな素材やエネルギーを必要とせず、店頭でのセールや廃棄処分も不要です。実際洋服1着を製造するなかで発生する炭素は、デジタルアイテムの場合リアルなアイテムの約3%ほどまで節約することができると言われています。

国内外のバーチャルファッションへの参入事例11選

国内外のファッション・アパレル業界でのVRの活用事例として以下の11個が挙げられます。

 

<海外事例>

  • ZEPETO:自分好みのアバターが作成できる大人気アプリ
  • ②バレンシアガ:世界最大のメタバース フォートナイトとコラボ
  • ③RTFKT:バーチャルスニーカーが販売開始7分で3.2億円を売り上げる
  • ④ポロラルフローレン:ユーザー数2億人のZEPETOでアバター用の洋服を販売
  • ⑧GIVENCHY:Robloxにてアバターの服を提供
  • ⑩The Fabricant Studio:バーチャルファッション創作の場を提供

 

<国内事例>

  • ⑤アンリアレイジ:販売したNFT作品11点が総額5000万円で落札
  • ⑥BEAMS:メタバースイベントへの出展を通じリアル店舗への送客も
  • ⑦アダストリア:メタバースイベント来場者にアバター用の洋服を提供
  • ⑨chloma:バーチャルファッションとリアルウェア両方の販売
  • ⑪VRoid Studio:Pixivが開発した3Dキャラクター制作ソフトウェア

 

それぞれの事例についてわかりやすく紹介していきます。

 

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①ZEPETO:自分好みのアバターが作成できる大人気アプリ

ZEPETO:自分好みのアバターが作成できる大人気アプリ
(画像:ZEPETO)

ZEPETOとは、自分好みのアバターを簡単に作成し、他ユーザーと交流したりゲームを楽しんだりできるメタバースアプリです。

他にもアバターを作成できるアプリは多数存在しますが、カスタマイズのバリエーションの豊富さや操作のしやすさなどが理由で、ZEPETOは多くの若者から支持を集めており、ユーザ―数は3億人を突破しています。

 

また、1つのアプリ内でアバター作成、チャット/通話でのコミュニケーション、画像・動画投稿、ゲームなど、現代の若者が毎日のように利用する体験を提供している点も人気の理由の1つとなっています。

ZEPETOでは、アバターの顔だけでなく全身のファッションをカスタマイズすることができます。もちろん無料でもカスタマイズできますが、アプリ内のポイントを使用しアイテムを購入することで、より幅広いカスタマイズが可能になります。

 

アプリ内のポイントは、アプリ内でのミッションをクリアしたり、購入することで手に入れることができます。

また、これらのファッションアイテムは運営が作成したアイテムのみでなく、ユーザーが作成したアイテムも購入・利用することができます。

 

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②バレンシアガ:世界最大のメタバース フォートナイトとコラボ

バレンシアガ:世界最大のメタバース フォートナイトとコラボ
(画像:バレンシアガ)

ラグジュアリーブランドのバレンシアガは人気オンラインゲームであり、近年メタバース化が進みつつある「フォートナイト」とコラボレーションを行いました。バレンシアガがゲーム用のデジタルファッションアイテムを制作し、同様のデザインのリアルのアイテムをバレンシアガの一部店舗やオンラインショップにて販売しました。リアルのアイテムの価格や約5万~17万円ほどでした。

 

フォートナイトのゲーム内では、バレンシアガの仮設店舗をオープンし、ウェアやスキンを取りそろえました。それらのアイテムはバレンシアガの2020~2021年のコレクションアイテムをスキャンし3Dモデル化して制作されています。また他にも、ゲーム内にバレンシアガが2021年秋コレクションのために制作したオンラインゲーム「アフターワールド:ザ・エージ・オブ・トゥモロー」に着想を得たエリアを特設するなど、ユーザーが楽しみながらバレンシアガのブランドに触れられる取り組みが行われました。

③RTFKT:バーチャルスニーカーが販売開始7分で3.2億円を売り上げる

RTFKT:バーチャルスニーカーが販売開始7分で3.2億円を売り上げる
(画像:RTFKT)

RTFKT(アーティファクト)は2020年にロンドンで立ち上げられたブランドで、スニーカーを中心にデジタルアセットのデザイン・NFTの販売を行っています。オークションでの多額の販売実績や有名ブランド・アーティストとのコラボなど、メタバース・NFT×デジタルファッションの文脈では圧倒的な存在感を誇っています。RTFKTの販売するNFTの保有者はスニーカーや洋服をメタバース上で自身のアバターに着用させられたり、ARを活用して自身が実際にスニーカーを履いているような体験ができたりします。

 

RTFKTが脚光を浴びたのは2021年3月のこと、バーチャルスニーカーNFTのオークションを行い、開始7分で600足、約3.2億円の売上を記録しました。

 

また、数々のコラボレーションで度々注目を集めており、スポーツファッションブランドのNIKEや、アーティストの村上隆などとのコラボNFTをローンチしており、NFTの購入者はデジタルアセットだけでなく、NFTとリンクした実物の洋服を入手できるなどの取り組みが行われています。

 

RTFKTは2021年末にNIKEに買収されたことをTwitterで発表し、今後NIKEのケイパビリティを活かし、更なる成長を遂げることが期待されています。

④ポロラルフローレン:ユーザー数2億人のZEPETOでアバター用の洋服を販売

ポロラルフローレン:ユーザー数2億人のZEPETOでアバター用の洋服を販売
(画像:ポロラルフローレン)

ラルフローレンはユーザー数2億人を誇るSNSであるZEPETO上で購入可能なバーチャルウェアの販売を開始しました。ZEPETOとはユーザーが自身の3Dアバターを作成し他のユーザーと交流するアプリで、ラルフローレンは、ZEPETO のアプリ内に50種類のファッションアイテムを用意し、ZEMと呼ばれるアプリ内通貨で購入可能にしています。価格は約80円~400円となっています。

 

また、今回のコラボでは、ファッションアイテムの販売以外にも、ニューヨークの実在するセントラルパークなどのロケーションのバーチャル空間での再現やラルフローレンのアイテムを身に着けたK-POPバンドTomorrow x Together(TXT)のバーチャルライブなど、ユーザーが楽しめる様々な取り組みが行われました。ユーザーがライブの様子を自撮りしSNSにアップするなど、コラボの認知度を高める動きも多く見られました。

 

同社は、今回のコラボにて、ZEPETOのアプリ内のアクティビティから様々なデータを取得し、訪問者数や交流の頻度、利用時間、アイテムの売上などを把握し、今後の取り組みの検討に活用しています。リアル店舗より多くの顧客データが得られるのも、メタバース参入によるメリットの1つと言えます。今後はNFTの販売を検討するなど、バーチャル領域でのビジネス展開を加速させる方針とのことです。

 

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⑤アンリアレイジ:販売したNFT作品11点が総額5000万円で落札

アンリアレイジ:販売したNFT作品11点が総額5000万円で落札
(画像:アンリアレイジ)

日本を代表するファッションブランドの1つであり、パリコレクションなどへの参加をはたしているアンリアレイジは、メタバース・NFT領域への進出を進めるファッションブランドの代表格と言えます。

同ブランドは2022年3月にVRプラットフォーム「ディセントラランド」を舞台に開催されたファッションイベント「メタバースファッションウィーク」に、日本のファッションブランドとして唯一の参加を果たしています。

 

また、2022年春夏のパリコレクションにて、映画「竜とそばかすの姫」とのコラボ作品をリアルとバーチャルの洋服で発表し、販売したバーチャルの洋服であるNFT作品11点が総額5000万円で落札され、大きなニュースとなりました。

 

アンリアレイジは2014年からパリコレクションの参加をきっかけに、海外の歴史あるブランドに対抗する方法としてテクノロジーの活用に取り組んできていたため、業界でも早い段階からデジタルファッションへの取り組みを進めていました。

 

同ブランドのデザイナーである森永さんは、洋服のデジタルアセットをNFT化して販売するメリットの1つとしてNFTは二次流通、三次流通でも利益が発行者に還元される仕組みがあり、理論上半永久的にその価値が担保される点を挙げています。

⑥BEAMS:メタバースイベントへの出展を通じリアル店舗への送客も

BEAMS:メタバースイベントへの出展を通じリアル店舗への送客も
(画像:BEAMS)

ファッション大手であるビームスはメタバース領域への参入を果たしています。具体的な取り組みとしては、世界最大のVRイベントである「バーチャルマーケット」に4度出展を行っています。バーチャルマーケットとはメタバース上にある会場で、アバターなどのさまざまな 3D アイテムや、リアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いでき、日本はもとより世界中から100万人を超える来場者を誇る世界最大のVRイベントです。

 

バーチャルマーケットでは、アバター用の洋服であるデジタルアイテムの販売やライブなどのイベントの開催が行われました。アバター用の洋服であるデジタルアイテムは、ビームスの2022年の秋冬商品を3Dモデルに起こした、Tシャツやワンピースなどの全7種類が販売されました。また、ライブでは池田エライザさんがバーチャルライブを開催し、メタバースに着想を得た新曲の発表も行われました。一方でリアルでの商品販売も行われ、バーチャルマーケットの出展を記念したリアルな洋服の商品もビームスの公式オンラインショップにて販売されました。

 

4度目の参加の際には、関西のショップスタッフも含む約50名の社員が交代でバーチャル接客にあたり、メタバース上での接客を通じてリアル店舗への来客に繋がっている事例も生まれてきているとのことです。

⑦アダストリア:メタバースイベント来場者にアバター用の洋服を提供

アダストリア:メタバースイベント来場者にアバター用の洋服を提供
(画像:アダストリア)

ファッション大手であるアダストリアはメタバース領域への参入を果たしています。具体的な取り組みとしては、阪急阪神ホールディングス主催の「JM梅田ミュージックフェス2022 SUMMER」にて、アダストリア参加のブランドである「レイジ―ブルー」と「ハレ」のアイテムをアバター用の洋服として来場者に無料で提供しました。これらのアバターアイテムの作成にあたり、洋服の質感やデザインの再現性を高めるとデータ容量が重くなってしまうという問題があり、バランスを調整しながら作成が行われました。

 

同社のメタバース領域への参入の狙いとしては、「デジタルの顧客接点・サービスを広げる」という成長戦略の実現に向け、メタバースの世界でもファッションを楽しむきっかけをつくることとのこと。同社は将来的に、様々なメタバースプラットフォームへの展開、メタバース内でのコンテンツ提供、イベント開催なども予定しています。

 

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GIVENCHY:Robloxにてアバターの服を提供

GIVENCHY:Robloxにてアバターの服を提供
(画像:Roblox)

フランスの世界的ラグジュアリーブランドGIVENCHYはメタバース領域への参入を果たしています。具体的な取り組みとしては、メタバースプラットフォームであるRoblox上にメタバース空間「Givenchy Beauty House」を構築し、GIVENCHYのファッションアクセサリーをイメージしたアイテムを提供しました。「Givenchy Beauty House」では、GIVENCHYとRobloxが、アバターを通じて個性と美しさを最大限に表現できる場を提供しています。

⑨chloma:バーチャルファッションとリアルウェア両方の販売

chlomaは、実際の世界でのリアルな服装と仮想世界のアバター用の服装を提供するファッションブランドです。このブランドのコンセプトは、「現実とデジタル世界を自由に行き来する現代人向けのファッション」です。彼らはVRChat内に「chloma Virtual Store in GHOSTCLUB」というバーチャルファッションストアをオープンしており、そこではchlomaブランドのアバター用バーチャルウェアの試着が楽しめます。

 

さらに、chlomaはVRoid WEARと協力して、アパレルブランドchlomaの2019年新作コレクション「Y2K Anorak」を、VRoidモデル向けのアバターウェア「Y2K Anorak for VRoid」として再構築しました。リアルな自分が着ている服を3Dアバターにも着せることができる点が、chlomaのバーチャルファッションの魅力です。

The Fabricant Studio:バーチャルファッション創作の場を提供

The Fabricant Studio:バーチャルファッション創作の場を提供
(画像:The Fabricant Studio)

The Fabricantはオランダを拠点にデジタルファッションに特化した企業で、バーチャルファッション分野で革新的な活動を展開しています。2019年当時、NFTアートの知名度がまだ低かったにも関わらず、イーサリアム・カンファレンスで独自のNFTをオークションに出品し、約1万ドルの高額で落札されました。

 
The Fabricantは、誰もがデジタルファッションの経済に参加できる分散型ファッションエコシステムの構築に取り組んでいます。「The Fabricant Studio」では、ファッションの経験の有無に関係なく、誰でも創作に参加でき、メタバースで着用したり、マーケットプレイスで売買して利益を得ることができます。

 

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⑪VRoid Studio:Pixivが開発した3Dキャラクター制作ソフトウェア

VRoid Studio:Pixivが開発した3Dキャラクター制作ソフトウェア
(画像:VRoid)

VRoidは、Pixivが開発した3Dキャラクターメーカーで、誰でも無料で簡単にオリジナルの3Dキャラクターを作成できるソフトウェアです。VRoid Studioは、その中核を成すアプリケーションで、誰でも衣装の制作や着せ替えが可能です。アバター用のファッションアイテムは、ピクシブが運営する創作物の総合マーケット「BOOTH」や、3Dアイテム販売サイト「Vケットストア」などに出品されています。

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このナレッジの著者

メタバース総研 代表取締役社長

今泉 響介

株式会社メタバース総研(現・CREX)代表取締役社長。
慶應義塾大学経済学部卒業。学生起業した事業を売却後、日本企業の海外展開/マーケティングを支援する株式会社Rec Loc を創業・社長就任を経て、現職に。メタバースのビジネス活用に特化した国内最大級の読者数を誇るメディア「メタバース総研」の運営やメタバースに関するコンサルティング及び開発サービスの提供を行っている。著書に『はじめてのメタバースビジネス活用図鑑』(中央経済社)

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