【2023年最新】おススメのVRサービス・開発会社まとめ|活用事例も紹介

VR サービス・開発会社

関連技術の進歩などを背景とし、今後VRは急速に人々の生活や仕事に普及していくと考えられています。2023年末には、Meta社が最新版のVRヘッドセット「Meta Quest 3」を発売すると発表しており、VRへの注目は今後ますます高まっていくと考えられます。

 

そんななか、ゲームを始めとしたエンターテインメント業界だけでなく、小売業、製造業、金融業など、さまざまな業界の企業がVRを自社ビジネスに活用し始めています。

 

一方で、VRの利用や開発を検討するにあたって、「おススメのVRサービスや開発会社を知りたい」「具体的な企業のVR活用事例を知りたい」という方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、おススメのVRサービスや開発会社を、企業のVRの活用事例とともに分かりやすくご紹介します。

 

本記事は、以下のような方におすすめの記事となっています。

 

  • VRをビジネスに活用することを検討している
  • どんなVRサービス・ソリューションがあるのか知りたい
  • 具体的な企業のVR活用事例を知りたい

 

本記事を読めば、おススメのVRサービス・開発会社から、活用事例まで一気にキャッチアップできる内容となっておりますので、ぜひ最後までご一読ください。

目次

そもそもVRとは?

そもそもVRとは?
(画像:三越伊勢丹)

VRとはVirtual Realityの略称で、別名仮想現実とも呼ばれます。最先端の3DモデリングやVRデバイス、ゴーグル等の技術により、まるでその世界に入り込んでいるかのように感じられる、デジタル上の仮想空間を提供する技術のことを指します。

 

日本バーチャルリアリティ学会ではVRを「みかけや形は原物そのものではないが、本質的あるいは効果としては現実であり原物であること」と定義しています。すなわち、VRは、現実世界そのものではないが、実質は現実世界とほとんど変わらないという意味です。

 

VRの定義についてはこの他にも色々な考え方がありますが、いずれにしても、本質的には現実とほとんど変わらないというところがポイントになります。

 

様々なユースケースの中でも特にゲームの使用を中心に利用が拡大しており、まるでゲームの世界に入り込んだかのような没入感・臨場感を感じながらプレイすることが出来ます。

 

また、最近ではゲームだけでなく、仮想現実に出店し商品を販売したり、仮想空間上で社員研修や教育を行ったり、建築のシミュレーションを行ったりするなど、様々な分野でVRが活用されています。

VRが企業にもたらす5つのメリット

VRが企業にもたらす5つのメリット

企業がVRを活用するメリットとして以下の5つが挙げられます。

 

  • ①VR領域での新たなビジネスの創出
  • ②VRから得られたデータの活用による商品・サービスの改善
  • ③新たな顧客接点の獲得
  • ④社内コミュニケーションの円滑化
  • ⑤研修への活用による社員のスキル向上

 

それぞれのメリットを分かりやすく解説していきます。

①VR領域での新たなビジネスの創出

Fortnite
(画像:EpicGames)

1つ目のメリットはVR領域での新たなビジネスの創出です。検索エンジン、EC、SNSに並ぶ次なるキラーサービスになるとも言われているVRですが、多様な業界の企業がVR領域に参入しており、サービス構築を目論んでいます。VRがより人々に普及し、VR上で過ごす時間が増えるようになると、VR領域でのビジネスの市場規模も拡大していくと考えられます。

②VRから得られたデータの活用による商品・サービスの改善

2つ目のメリットはVRから得られたデータの活用による商品・サービスの改善です。VR上の人々の行動データはWebサイトやSNS上のものに比べ圧倒的にリッチになると考えられています。VR上ではいつ、誰と、どのような行動を取っていたかはもちろん、ウェアラブルデバイスの発展によりどのような感情になっていたかなどの多様なデータを取得できるようになると考えられています。

 

そのため、VR上のユーザーに商品やサービスを試してもらい、その反応をデータとして収集することで、商品やサービスの改善につなげることが可能です。

③新たな顧客接点の獲得

日産自動車:サクラのVR試乗会
(画像:日産自動車)

3つ目のメリットは新たな顧客接点の獲得です。VR空間にはいつでもどこからでもアクセスできるという特徴があり、コロナウイルス感染拡大の影響で実店舗での顧客との繋がりが希薄化するなか、新たな顧客接点としての活用が期待されています。

 

VRの特徴である、3Dのコンテンツで、スタッフが説明しながら商品やサービスを訴求できるという点を活かし、今までEC化に苦戦していた業界の企業にとって、貴重なオンラインでの接点になり得ると考えられます。

④社内コミュニケーションの円滑化

Gather
(画像:Gather)

4つ目のメリットは社内コミュニケーションの円滑化です。コロナウイルスの流行により、多くの企業の間で、リモートワークが当たり前となりました。

 

一方で、リモートワーク環境下ではホワイトボードを用いた共同作業ができない、相手の細かな表情や声色が読み取れずコミュニケーションが停滞する、自然発生的なコミュニケーションが減ってしまうなどの課題が存在します。

 

それらの課題をVR空間上のオフィス「VRオフィス」で一緒に働くことで解決することができるのではないかと期待されています。

⑤研修への活用による社員のスキル向上

VRの企業研修
(画像:ウォルマート)

5つ目のメリットは研修への活用による社員のスキル向上です。VRを企業の研修に活用することで、コンテンツが3Dで表示されるため学習効率が向上する、非常時のシチュエーションを簡単に再現できる、学習の時間的・地理的制約から解消されるなどのメリットがあり、社員のスキル向上に繋げることができます。

おススメのVRサービス6選

おススメのVRサービスとして以下の6サービスが挙げられます。

 

  • Fortnite:ユーザー数4億人のVRバトルロイヤルゲーム
  • Roblox:ユーザー数4億人のVR上のゲームプラットフォーム
  • cluster:累計動員数2,000万人超の日本最大のVRプラットフォーム
  • ④ドクターVR:ディストラクション効果により運動効率を上げたトレーニングシステム
  • ⑤株式会社キシブル:VR教育共有システム「iVRES」を提供
  • ⑥株式会社店研創意:「ストア・エキスプレス バーチャルショールーム」をオープン

 

それぞれについて分かりやすく紹介していきます。

①Fortnite:3億人がハマるメタバースバトルロイヤルゲーム

Fortnite:3億人がハマるメタバースバトルロイヤルゲーム
(画像:Fortnite)

Fortniteは、​​2017年にリリースされた総ユーザー数約3.5億人、月間アクティブユーザー数最大6,200万人を誇るVRゲームです。一般的に知られてはいないですが、Fortnite内にはバトルロイヤル以外にも3つのゲームモードがあり、それぞれ「ゼロビルド」(建築なしのバトルロイヤル)、「クリエイティブ」(ユーザーが制作したゲーム)、「世界を救え」というゲームモードになります。ゲーム内でリアルタイムでのユーザー同士のコミュニケーションが活発に行われている点やアーティストのライブなどゲーム以外での利用もされている点から、世界を代表するメタバースの1つとも言われています。

 

基本的には無料で複数人でプレイできること、簡単な操作でゲームを楽しめること、コロナウイルス感染拡大により余暇時間が生まれたことなどにより、小学生を中心に世界中で爆発的に流行な流行を見せています。
2017年にリリースされたFortniteは、現在総ユーザー数約3.5億人、月間アクティブユーザー数はピーク時で6,200万人と、圧倒的なユーザー数をかかえるメタバースへと発展しており、未上場ではありますが時価総額は約4兆円まで到達しています。

 

※参照:Fortnite | Free-to-Play Cross-Platform Game

②Roblox:ユーザー数4億人のVR上のゲームプラットフォーム

Roblox:メタバース上のゲームプラットフォーム
(画像:Roblox)

Robloxとは、他ユーザーが作成した様々なゲームをプレイしたり、ユーザー自身もゲームを作成することのできる、ゲームプラットフォームです。利用されるゲームの全てがユーザー自身によって作成されていることから、「ゲーム版のYoutube」とも評されています。

また、ゲーム内でリアルタイムでのユーザー同士のコミュニケーションが活発に行われている点やゲーム内のアバターやアイテムを売買する経済圏が成立していることなどから、世界を代表するメタバースの1つとも言われています。

 

基本的には無料で複数人でプレイできること、簡単な操作でゲームを楽しめること、コロナウイルス感染拡大により余暇時間が生まれたことなどにより、小学生を中心に世界中で爆発的に流行な流行を見せています。

 
2004年にリリースされたRobloxは、現在総ユーザー数約2億人、デイリーアクティブユーザー数は約5000万人と、圧倒的なユーザー数をかかえるメタバースへと発展しています。また、Roblox上でやり取りされる仮想通貨「Robux(ロバックス)」の流通額は2021年時点で年間約3兆円を記録しており、2021年3月の米ナスダック上場時の時価総額は最大3兆円規模に達しました。

③cluster:累計動員数2,000万人超の日本最大のVRプラットフォーム

cluster:日本最大のVRプラットフォーム
(画像:cluster)

clusterとは、ワールド(=バーチャル空間)を作ったり、ワールドで遊ぶことができるVRプラットフォームです。ユーザーによって作られたワールドが40,000以上あり、そのワールドに入って遊ぶことができます。

 

また、総ダウンロード数100万回以上、バーチャル渋谷などの大規模イベントが開催されていること、ポケモンやディズニーなどの有名企業とコラボしていることなどから、日本最大のVRプラットフォームと言われています。

 

2017年にリリースされたclusterは、現在総ダウンロード数100万回以上、累計総動員数は800万人と、国産のVRプラットフォーム内では圧倒的なユーザー数をかかえるVRへと発展しています。また、clusterの合計資金調達金額は15億円を超えており、テレビ朝日ホールディングス、Wright Flyer Live Entertainment、グローバル・ブレイン、KDDIなどが出資しています。

④ドクターVR:ディストラクション効果により運動効率を上げたトレーニングシステム

株式会社 Dr.健康クラブ
(画像:株式会社Dr.健康クラブ)

ドクターVRは、メタクエスト2をベースにディストラクション効果により運動効率を上げたトレーニングシステムです。運動指導士指導による健康教室(1時間)と比較し、たった2ヶ月で71%の高齢者の握力を向上させ(実地時間13分)、ロコモ度を改善します。インストラクターがいなくてもゲーム感覚でいつでも、誰でも、小スペースで運動機能や意欲向上が見込めます。人口減少で専門人材が少なく高齢化が進む地方自治体、介護施設、在宅療養者、パーソナルトレーニングジムなど、新たな筋力アップサービスとして有効です。

ドクターVRは、愛媛県宇和島市と連携し社会実装実験を行い、日本ペインクリニック学会第55回学術集会、第23回 日本抗加齢医学会総会、第16回 日本運動器疼痛学会で成果発表実績あり。特許取得済。ものづくり補助金(経済産業省)、地域産業成長支援補助金(愛媛県)、松山市DX推進補助金(松山市)を受託しており、おはよう日本(NHK)、日本経済新聞などの取材も多数受けています

⑤株式会社キシブル:VR教育共有システム「iVRES」を提供

株式会社キシブル
(画像:株式会社キシブル)

株式会社キシブルは、VR技術を駆使したサービスを提供する会社です。建設シミュレーションや教育・トレーニング、観光プロモーション、企業プロモーションなど、さまざまな分野で事業を展開しています。

キシブルのVR教育共有システム「iVRES」は、山口大学共同獣医学部とのプロジェクトで誕生しました。VRゴーグルを装着して臨場感を感じつつ、複数人が同時に同じ内容で研修できるシステムです。

iVRESの特徴は、以下の3つです。

  1. 複数人で同時研修が可能
  2. VR動画を共有して当事者の視点から手技や作業の流れを掴める
  3. 仮想空間でアバター越しにコミュニケーションが取れる

研修を実施するホスト側はVR動画を自由に停止・再生できるため、詳しく説明したいときや医療従事者から質問があったときなどに便利です。

VR動画のコンテンツは、医療機関で実際に行う手技や医療機器の操作方法などを、市販のVRカメラで撮影して取り込んで使用します。撮影したVR動画を取り込むにあたって、アバター越しのコミュニケーションにより編集することなく研修が成り立ちます。

iVRESはインターネット経由ではなくローカルWi-Fiでつながる仕組みで、医療機関のコスト負担の低減に役立ちます。また、情報漏洩防止にも役立ちます。

iVRESは医療業界だけではなく、建設業、製造業、観光業など人材不足を課題とする業界でも導入が進んでいます。医療分野からスタートしたプロジェクトですが、人の教育という基本的な部分はどの業界でも変わらず応用できます。

当社は、iVRESを多くの人の人材育成・コミュニケーションに役立てたいと考えています。

株式会社店研創意:「ストア・エキスプレス バーチャルショールーム」をオープン

株式会社店研創意
(画像:株式会社店研創意)

株式会社店研創意は、「ストア・エキスプレス バーチャルショールーム」をオープンしました。

同ショールームは、ショッピングモール仕立てのバーチャル空間に、業種別で構築されており、今回は「アパレル・雑貨店・量販店」の3業種をオープンしました。

今後は、什器のカラー変更やオプションの付け替えなど機能を拡充し、アウトドアショップなどの他業種を加えた全7ショールームをオープン予定です。

アプリのダウンロードは不要で誰でも自由にバーチャルショールームを訪れ、ブラウザ上で閲覧・操作をすることができます。

「ストア・エキスプレス バーチャルショールーム」を通じて、カタログ画像やショールーム展示では分かりづらかった什器商品の使用イメージを提供し、お客様の商品検討・購入をサポートします。

実際にご覧になりたい方はこちらのHPをご覧ください。

おススメのVR開発会社5選

おススメのVR開発会社として以下の5社が挙げられます。

 

  • ①面白法人カヤック:数多くのクリエイターが在籍
  • メタバース総研:各社の目的達成に向けた成果に繋がるメタバース/XRを開発
  • ③ハシラス:VRアトラクションの実績が豊富
  • ④株式会社センシンロボティクス | 現場管理を楽にするソリューション開発
  • ⑤伊藤忠インタラクティブ「VR VENUE」:ワクドキのXR体験を、顧客との新しい絆に

 

それぞれについて分かりやすく紹介していきます。

①面白法人カヤック:数多くのクリエイターが在籍

面白法人カヤック
(画像:面白法人カヤック)

面白法人カヤックは、広告やPRの受託開発を行う「面白プロデュース事業」やソーシャルゲームの開発・運用を行う「ゲーム・エンタメ関連事業」、ゲームやeスポーツのコミュニティに特化した「eスポーツ関連事業」などの事業を展開する企業です。面白法人カヤックは、沢井製薬やソニー・ミュージックエンタテインメント、スクウェア・エニックス、明治などの大手企業の支援をしています。

 

面白法人カヤックの強みは次の3点です。

  • 1.クリエイティビティのあるクリエイターを多く抱えている点
  • 2.広告的なVRコンテンツが得意な点
  • 3.VRのニュースを語るポッドキャストを運営している点

1.クリエイティビティのあるクリエイターを多く抱えている点

「つくる人を増やす」の経営理念のもと会社経営を行っているため、社内にクリエイティビティのあるクリエイターを多く抱えているのが特徴で、面白いサービスを次々にリリースしてきました。

2.広告的なVRコンテンツが得意な点

VR領域においては、企業の課題を解決する広告的なVRコンテンツなど、様々なシーンでVRコンテンツの企画・実装・演出を行い、世の中にまだない新しい体験を次々と生み出しています。

3.VRのニュースを語るポッドキャストを運営している点

「カヤックVR部VRadio」をSoundCloudとYouTubeで配信中しており、運営を通じて蓄積されたナレッジをVR制作に活かしています。

②メタバース総研:各社の目的達成に向けた成果に繋がるメタバース/XRを開発

メタバース総研

メタバース総研は、企業向けのメタバース/XRのコンサルティング・開発を行っている会社です。

  

メタバース総研の強みとして以下の3点が挙げられます。

 

  • 1.国内最大級のメディア運営/豊富なコンサルティング経験による戦略策定力
  • 2.中立的な立場から各社に最適なツール/プラットフォームを選定可能
  • 3.強力なパートナー企業/クリエイターによる総合的な支援力

1.国内最大級のメディア運営/豊富なコンサルティング経験による戦略策定力

メタバース総研 国内最大級のメディア運営/豊富なコンサルティング経験による戦略策定力

メタバース総研は、国内最大級のビジネスに特化したメタバース/XRメディアの運営と幅広い業界の大手企業へのコンサルティング経験を通じた戦略策定力を強みとしています。

 

そのため支援の際は、クライアント企業様の事業の課題・活用の目的を踏まえたメタバースの活用戦略/企画策定を徹底しています。このこだわりが、多くの企業が陥っている”メタバース/XR活用自体の目的化”を防ぎ、成果に繋がる活用を実現します。

2.中立的な立場から各社に最適なツール/プラットフォームを選定可能

メタバース総研 中立的な立場から各社に最適なツール/プラットフォームを選定可能

メタバース総研は、特定のメタバース/XR開発ツールやプラットフォームを有していません。

 

そのため、特定の開発ツールやプラットフォームの活用ありきの支援ではなく、中立的な立場からクライアント企業様のプロジェクト毎に最適なプラットフォームやツールを選定し、支援することが可能です。

3.強力なパートナー企業/クリエイターによる総合的な支援

強力なパートナー企業/クリエイターによる総合的な支援

メタバース総研は、技術領域・ユースケース毎に、業界を代表する実績/ソリューションを有する12社の企業や38名のクリエイターとパートナーとして協働しています。

 

そのため、クライアント企業様の課題やご要望に合わせ、パートナー企業/クリエイターらとともに最適な各種ソリューションをご提供しています。 

 
※メタバース総研は豊富な経験とナレッジに基づき、各社様に合わせた先進事例や具体的な活用アイデアなどの最新ナレッジをご提供させていただいております。 メタバース/XR活用でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
メタバース/XRのビジネス活用個別無料相談会の詳細はこちら

③ハシラス:VRアトラクションの実績が豊富

ハシラス
(画像:ハシラス)

ハシラスは、VRコンテンツ専門の制作会社です。なかでも、ハイエンドVRデバイスと独自のハードウェア・ソフトウェアを組み合わせた、VRアトラクションの企画・制作の実績が豊富となっています。ハシラスは、株式会社サンシャインシティや株式会社リクルートテクノロジーズなどのハイエンドVRの制作支援をしています。

 

ハシラスの強みは次の3点です。

  • 1.豊富な導入実績・事例と圧倒的な体験ユーザー数
  • 2.オリジナル体感ハードウェアの作成
  • 3.ハイエンドVRの豊富なノウハウ

1.豊富な導入実績・事例と圧倒的な体験ユーザー数

ハシラスは2014年からVRアトラクションの開発を行なっており、国内外問わず多数の施設にコンテンツを納入しています。多くの実績と、圧倒的な体験ユーザー数から得られるフィードバックにより、豊富な技術・知見を育んでいます。

2.オリジナル体感ハードウェアの作成

VR向けライドなどの体感ハードウェアを自主制作している点がハシラスのコンテンツ制作の特徴であり、良好な体感性やアテンド性、酔い防止などの最新の知見を盛り込んだハードウェアを継続的に開発しています。

3.ハイエンドVRの豊富なノウハウ

ハシラスはハイエンドなVR機器をフル活用した体験価値の高いコンテンツ制作を得意としています。一般的な360度動画と異なり、現実の身体とVR空間が相互作用するコンテンツを実現しています。アニメやマンガなどのIP活用においても、原作そのままの世界観に体験者自身が入り込んで活躍できるリッチなコンテンツ制作が可能です。

④株式会社センシンロボティクス :現場管理を楽にするソリューション開発

センシンロボティクス
(画像:センシンロボティクス)

センシンロボティクスでは様々な現場業務を便利にするサービスを提供しています。

VR/MR領域では以下の開発を行っています。

①提供サービス:施設・設備管理アプリケーション『ゲンコネ』

施設や設備の情報、タスクを管理・共有することができるクラウドアプリケーションです。

図面、パノラマ、写真で現場の今の状況を共有できるため、直感的に現場の状況が把握・共有でき、往訪を最小限にすることができます。

工場・プラント、自社施設・店舗などの自社アセットの施設・設備管理や施工時の品質管理をされている方にご利用いただいています。

【ゲンコネ利用時の実績】

・不具合発生から対応までのスピードが2倍に

・現場から事務所に戻ってからのデータ整理時間を0に

・現場への往訪回数を75%削減

②開発技術:拡張現実で現場情報を視覚化

ARを使った現場情報を可視化する技術です。作業員はARコンテンツを通じてデジタルな作業ガイドを得ることができます。建設現場などの作業手順や必要な情報が直接視覚化され、作業の効率性が向上します。

詳細については公式HPをご覧下さい。

⑤伊藤忠インタラクティブ「VR VENUE」:ワクドキのXR体験を、顧客との新しい絆に

(画像:伊藤忠インタラクティブ)

伊藤忠インタラクティブは、経営戦略・事業計画、新規事業開発からマーケティング、ブランディングまでを支援する、伊藤忠グループのクリエイティブ・コンサルティング企業です。2021年からはメタバースの自社事業として「VR VENUE」を展開。XR領域を含むデジタルテクノロジー×コミュニケーション・デザインで、ワクワクする共有体験を創り出し、企業・ブランドの価値向上、顧客との新しい関係性構築を支援します。

【メタバース案件実績】

伊藤忠商事、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、デサント、コンバースジャパン、損保ジャパン、長崎放送 etc.

伊藤忠インタラクティブ「VR VENUE」の強みは次の3点です。

・ 1. 心を動かし、行動を促すコミュニケーション・デザイン

・ 2. DX目的設計、ブランディングの上流工程からサポート

・ 3. 伊藤忠ネットワークの活用と多様なパートナー連携

1.心を交わし、行動を促すコミュニケーション・デザイン

私たちが目指すのは、”好き””うれしい”と言ったポジティブな体験を企業・ブランドへの愛着に変え、行動を促す共有体験の創出です。顧客とのかけがえのない関係性を創るために、先端テクノロジーを駆使し、気持ちを揺さぶるコミュニケーション・デザインに頭を捻ります。

2. DX目的設計、ブランディングの上流工程からサポート

DXの目的設計・社内浸透から、デジタル活用による新規事業開発、ブランディングまで。要件が定まっていない段階から参画、戦略策定から事業構想、PoC伴走、事業実装・運用、PDCAまでをワンストップでサポートできます。

3. 伊藤忠ネットワークの活用と多様なパートナー連携

伊藤忠グループのグローバルネットワークに加え、ゲームやAI、3DCG等、多様なパートナー企業との連携で、幅広いデジタル戦略、DX実行支援を行います。ゲームクリエーターと企業のマッチングイベント等も開催しています。

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VR活用の取り組み事例4選

VRの活用を進める企業として以下の事例が挙げられます。

 

  • ①オムロン:オムロンの歴史や技術を知れるバーチャル展示見学施設をオープン
  • ②三越伊勢丹:VR空間上に百貨店を再現
  • ③イデオ株式会社:VRモール京都を開設
  • ④Trial Village:VRで地域の伝統である手筒花火を体験できるVR手筒花火を提供

 
それぞれの企業の活用事例についてわかりやすく紹介していきます。

①オムロン:オムロンの歴史や技術を知れるバーチャル展示見学施設をオープン

オムロン
(画像:オムロン)

オムロンの提供するバーチャルコミュニケーションプラザでは、オムロンの歴史と技術に触れることができます

 

このVR展示施設内には2Fの技術のフロアと3Fの歴史のフロアがあり、それぞれのフロアにおいて展示物や説明動画を見ながらオムロンについて詳しく知ることが可能です。

2Fの技術のフロアには、オムロンが目指す未来を知ることができる展示物に加え、オムロンのコア技術がつまった卓球ロボット「フォルフェウス」の紹介動画だけでなく、ラリーゲームを体験できるコーナーもあります。ゲームをしながら楽しくオムロンの技術を知ることができます。

3Fの歴史のフロアでは90年以上にわたる歴史やオムロンの企業理念などを知ることができるほか、これまで世の中に提供してきた数多くの製品をリアルでの見学と変わらない視点で見ることができます。

 

ルートの進み方や資料の閲覧方法などは非常に簡単で、VRを体験したことのない人でもPCやスマートフォンからVR見学を楽しむことが可能です。

またこのバーチャル空間を使った、専任のスタッフによる説明付きガイドや対話を行いながら見学できる“リモートアテンドツアー”も行っています。

 

実際に体験したい方・ツアーのご予約をされたい方はこちらからご覧ください

②三越伊勢丹:VR空間上に百貨店を再現

三越伊勢丹がVR空間上に百貨店を再現
(画像:三越伊勢丹)

三越伊勢丹は、独自のメタバース上の仮想都市である「レヴ ワールズ」を構築し提供しています。来場者はアバターの姿で、デジタル空間の「バーチャル伊勢丹」での買い物を楽しむことができます。店員のアバターも配置され、チャット機能を使った接客も受けられます。

 

また、メタバース上ではバーチャルファッションショーを楽しんだりや人気格闘漫画『刃牙』シリーズに登場する“地下闘技場”をモデルとしたイベントスペースが設けられ、アバターとなった一部の人気キャラクターに会えたり、関連するデジタルアイテムを入手したりすることもできます。

 

現在は婦人服や食品など180ブランドを扱っていますが、今後は家具や日用品にも対象を広げる方針です。友人のアバターと一緒に会話しながら買い物できるようにするなど機能も強化する予定です。他社がメタバース上で開催されるイベントへの出展が中心のなか、三越伊勢丹は既に独自のメタバース空間を構築・提供しており、小売・百貨店業界のメタバース活用をリードする存在といえます。

③イデオ株式会社:VRモール京都を開設

VRモール京都
(画像:イデオ株式会社)

日傘を中心に様々な雑貨を販売するシノワズリーモダン京都(イデオ㈱)は、2021年9月から楽天市場と自社サイトにおいて、VRページを導入しました。VRは商品を立体的に疑似体験できるページとして、ユーザーから好評を得るとともに、売上の拡大に繋がっています。

そのVRの知識と16年の通販事業で培ったノウハウを生かし、2022年10月3日より、WEBサイト「 VRモール京都」を開設しました。

京都に拠点(発祥)のある企業・店舗が集い、各社が商品・サービスをVRページで紹介する日本でも初めて(※百貨店を除く)のVRショップモールです。

業種は問わず、「京都ブランドを大切に」し、「地元京都を盛り上げたい!」という考えに賛同した企業が参加しています。

オンライン上に再現された店舗内をユーザーが自由に移動しながら、商品をさまざまな角度から確認できるため、

カタログやwebサイトの静止画で見るよりも商品イメージ差異が少なくなることが大きなメリットです。

サイト内でのオンラインショップページもスタートし、今後、京都発の大型VRモールサイトとして、

国内のみならず海外需要も取り込むことを視野にページの拡充を進めています。

④Trial Village:VRで地域の伝統である手筒花火を体験できるVR手筒花火を提供

(出張VR手筒花火の様子)

愛知県豊橋市のコワーキングスペースTrial Village(トライアルビレッジ)はVRで地域の伝統である手筒花火を体験できるVR手筒花火を2014年から提供しています。

特徴は以下の3点です

①実際に手筒花火で使われた竹筒にセンサーを取り付け、体験者の動きに合わせて操作可能

②10mにもなる火柱がリアルに再現され、見上げると火花が間近に飛んでくる様子まで擬似体験

③VR空間中のロケーションには豊橋市や周辺で手筒花火が行われている地域を再現

体験を行う際には正しい手筒花火の持ち方もレクチャーし、写真や動画では伝えきれないよりリアルな手筒花火体験が可能です。

開発は創業当初の利用者コラボによって行われ、機材やアプリのバージョンをアップデートしながら店内での体験だけでなく観光PRイベントなどへの出張体験会も行っています。

手筒花火は豊橋市や周辺の市町村で古くより行われている祭の神事。観光や移住促進など地域のPRだけでなく、近年減少が課題となっている手筒花火の担い手を育成する目的でも注目を集めています。

さらに詳しく知りたい方は以下をご参照ください。

https://trialvillage.net/vrtezutsu/

メタバース活用個別無料相談会実施中

メタバース総研では、メタバース活用の個別無料相談会を実施しています。

各社様のメタバース活用に関する課題解決に向け、最新の市場動向や具体的な活用アイデアなどを、個別のオンラインMTGにて、無料でご紹介させていただきます。

以下のようなお悩みをお持ちのご担当者様は、この機会にぜひご参加ください。

  • 自社に合った活用方法へのアドバイスが欲しい
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このナレッジの著者

メタバース総研 代表取締役社長

今泉 響介

慶應義塾大学経済学部卒業。学生起業した事業を売却した後、日本企業の海外マーケティングを支援する株式会社Rec Loc を設立して代表取締役社長に就任。メタバースのビジネス活用を支援するメタバース総研を設立して代表取締役社長に就任。

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