【2023年最新】おススメのMRイベント開催支援会社8選

mr イベント

マイクロソフトによるMRデバイス「HoloLens」が製造業界や建設業界などの企業を中心に普及し、Appleも初のXRデバイスの発売を発表するなど、近年MRへの注目はより一層高まっています。

  

そんな中、MRアプリやMRコンテンツをイベントに導入し、集客力アップやユーザー体験の向上を目指そうとする企業が増えています。幅広い業界の企業が相次いでMRイベントを開催するなかで、自社でもMRイベントの開催を検討しているという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、2023年最新版のおススメのMRイベント開催支援会社8社をご紹介します。

 

本記事は、以下のような方におすすめの記事となっています。

 

  • 代表的なMRイベント開催支援会社を幅広く抑えておきたい
  • MRイベント開催支援会社が多数あり、各社の違いや特徴が分からない
  • 失敗しないためのMRイベント開催支援会社の選び方を知りたい
  • MRイベント開催支援会社にかかる費用の相場を知りたい

 

本記事を読めば、MRイベント開催支援会社を進める上で絶対に抑えておきたいポイントを効率よくキャッチアップできると思いますので、ぜひ最後までご一読ください。

目次

MRイベントとは

エム・ソフト ゴジラ
(画像:エム・ソフト)

MRイベントとは、MR(複合現実)技術を取り入れたイベントのことです。参加者は、オフラインのイベント会場において、スマホやタブレット、MRゴーグルなどのデバイスを使用してデジタルコンテンツを視覚的に体験することができます。

美術展や展覧会で展示物に関する追加情報をMR技術で投影したり、音楽ライブで迫力のある演出を施すためにデジタルのエフェクトを表示させたりするなど、参加者にインタラクティブな体験を届けることができます。

近年、多くの企業が、顧客とのエンゲージメントを高めるために、様々なオフラインのイベントにMRを取り入れています。

MRイベント開催支援会社選びで失敗しないための5つのポイント

MRイベント開催支援会社選びで失敗しないための5つのポイント

MRイベント開催支援会社選びで失敗しないためのポイントとして以下の5つが挙げられます。

 

  • ①自社がMRイベントを開催する目的を明確化する
  • ②社内のプロジェクトを推進する人員リソースを確認する
  • ③MRイベント開催支援会社がどのようなタイプのMRイベントに対応しているか確認する
  • ④MRイベント開催支援会社が開発中心か、企画立案から一貫して支援してくれるか確認する
  • ⑤MRイベント開催支援会社が予算内でどのような支援を行ってくれるか確認する

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

①自社がMRイベントを開催する目的を明確化する

1つ目のポイントは、自社がMRイベントを開催する目的を明確化することです。

MRイベントを”開催すること自体が目的”となってしまっている企業は、成果を上げることができない傾向にあります。

 

そもそも何のためにMRイベントを開催するのかを明確化することで、自社に最適なユーザー体験やMRコンテンツを具体的に設計し、制作することができます。

②社内のプロジェクトを推進する人員リソースを確認する

2つ目は、社内のプロジェクトを推進する人員リソースを確認することです。

MRイベントの開催には、事業・企画の立案から、アプリ開発/プログラミング、その後の運用など、様々な役割を担う人材が必要となります。

 

そのため、事前に社内でどの役割を担う人材がどの程度不足しているのかを明確にすることで、自社の状況に合ったMRイベント開催支援会社や支援プランを選ぶことができます。

③MRイベント開催支援会社がどのようなタイプのMRイベントに対応しているか確認する

3つ目のポイントは、MRイベント開催支援会社がどのようなタイプのMRイベントに対応しているか確認することです。

一言でMRイベント開催支援会社といっても、MRイベント開催支援会社が提供する特定のツール/プラットフォームを用いたものや、商品販売など特定のユースケースのMRイベント向けコンテンツの開発支援が中心など、対応の可否は様々です。

 

開催支援会社側の都合に基づきMRイベントを開催するのではなく、あくまで自社の目的達成の手段として、最適なMRイベントの開催を支援してくれる会社を選ぶようにしましょう。

④MRイベント開催支援会社が開発中心か、企画立案から一貫して支援してくれるか確認する

4つ目のポイントは、MRイベント開催支援会社の支援範囲が会場の提供中心か、企画立案から一貫して支援してくれるか確認することです。

MRイベント開催支援会社の中には、あくまでMRイベント開催のためのプラットフォーム提供が中心の一般的な会社と、MRイベントの企画立案から当日の運営まで一貫して支援してくれる会社の2つのタイプが存在します。

 

MRイベント開催で成果を上げるためには、開催以前に「どのようなMRイベントを立案すべきか」の企画のプロセスが極めて重要であり、社内に知見を有する人材がいない場合などは、事業・企画の立案から支援してくれる開催支援会社を選ぶと良いでしょう。

⑤MRイベント開催支援会社が予算内でどのような支援を行ってくれるか確認する

5つ目のポイントは、MRイベント開催支援会社が予算内でどのような支援を行ってくれるか確認することです。

MRイベント開催支援会社によっては、企画・立案のコンサルティングでXXX万円、MRイベント向けコンテンツの提供でXXX万円というように、ある程度支援内容と費用が固定パッケージ化されている会社も多く存在します。

 

そのため、予算と開催の目的・要望を伝えた上で、自社の目的達成に繋がる支援を行ってくれる開催支援会社を選ぶようにしましょう。

代表的なMRイベント開催支援会社8社

代表的なMRイベント開催支援会社8社

代表的なMRイベント開催支援会社8社は以下の通りです。

 

  • ①ハコスコ:XRイベントに必要なゴーグル・映像制作・配信を支援
  • メタバース総研:国内最大のナレッジに基づきMRイベントの企画から制作/開発まで支援
  • ③ホロラボ:MRイベントに使えるMRアプリ・システムを開発
  • ④Psychic VR Lab:誰でもXRコンテンツを配信できるプラットフォーム「STYLY」を運営
  • ⑤NestVisual:映像表現に強みを持つデジタルコンテンツの制作/開発
  • ⑥リプロネクスト:官公庁・自治体・教育機関のイベントへのMRコンテンツ提供実績多数
  • ⑦エム・ソフト:ビジネスイベントのためのMRコンテンツを提供
  • ⑧マイスターギルド:XR黎明期より研究開発に着手した知見を活かしたMRコンテンツの提供

 

それぞれの会社についてわかりやすく紹介していきます。

①ハコスコ:XRイベントに必要なゴーグル・映像制作・配信を支援

ハコスコ:脳科学の知見を活かしたVR開発
(画像:ハコスコ)

ハコスコは、脳科学をベースにしたワンストップのXRソリューションの開発・提供を行っている企業です。

 

ハコスコは、XR体験ができるゴーグル、ECメタバース、360°カメラなど、XRイベントを開催する上で欠かせないツールを提供しています。VRを体験する・配信をする・映像を作るというVRイベントを開催するために必要なフェーズをワンストップで提供し、企業のXRイベント開催を支援しています。

 

XRイベントにおいて商品を販売したいがやり方がわからない企業、XRイベントに必要な機器を全く備えていない企業におススメです。

②メタバース総研:国内最大のナレッジに基づきMRイベントの企画から制作/開発まで支援

メタバース総研

メタバース総研は、企業向けのメタバース/XRのコンサルティング・開発を行っている会社です。

 

同社は、多数のメタバース/XR活用支援と国内最大級のビジネス向けメタバースメディアの運営により培った、豊富な経験と知見を武器とする、高品質のコンサルティングから制作/開発までの一気通貫での支援を強みとしています。

 

さらに、各領域に強みを持つ、38名のクリエイター/エンジニアや12社のパートナー企業による強力な支援体制を有しており、各企業の目的や要望に合わせた、オーダーメイドでの制作/開発が可能な点も特徴です。

 

そのため、現状構想段階にあり事業・企画の立案から支援してほしい企業や、テンプレ的な設計ではなく自社ならではのメタバース/XRを制作/開発したい企業におススメです。

 

※メタバース総研は豊富な経験とナレッジに基づき、各社様に合わせた先進事例や具体的な活用アイデアなどの最新ナレッジをご提供させていただいております。 メタバース/XR活用でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。 

メタバース/XRのビジネス活用個別無料相談会の詳細はこちら

③ホロラボ:MRイベントに使えるMRアプリ・システムを開発

ホロラボ:XRシステムやアプリの研究・開発
(画像:ホロラボ)

ホロラボは、XRシステムやアプリの研究・開発を行っており、様々なMRソリューションを提供したり、アプリ開発を支援したりしています。

 

マイクロソフトによるMRデバイスHoloLens向けのアプリ開発も行うなど、アプリ開発の実績が豊富であるため、MRイベントに使えるアプリ開発も依頼することができます。

 

MRアプリをイベントに導入したい企業、アプリ開発で実績のある会社に依頼したい企業におススメです。

④Psychic VR LAB:誰でもXRコンテンツを配信できるプラットフォーム「STYLY」を運営

Psychic VR LAB:XRコンテンツを作成・投稿できるプラットフォーム
(画像:PsychicVRLab)

PsychicVR Labは、ブラウザだけでXR空間を構築し、VR/AR/MRコンテンツを配信できるクラウドサービス「STYLY」を開発・提供しています。さらに、STYLYは製作したXRコンテンツを他ユーザーに向けてシェアできる機能を有しています。

 

企業を含むユーザーは、VRショップ、アートなどの芸術コンテンツや音楽イベント、展覧会など様々なイベントやキャンペーンを配信することができます。XRゴーグルだけでなく、ブラウザ、スマホ、ARグラスなど多様なデバイスに配信可能です。また、MayaBlenderなどの3DソフトやYouTube等とも連携しているので、複雑な操作を必要とせずにVR空間を再現することができます。

 

そのため、多くのユーザーをひきつけられる魅力的なコンテンツを有しているが、社内に配信環境が十分に整っていない企業などにおススメです。

⑤NestVisual:映像表現に強みを持つデジタルコンテンツの制作/開発

NestVisual:映像表現に強みを持つデジタルコンテンツの制作/開発
(画像:NestVisual)

NestVisualは、XRやインタラクティブシステム、プロジェクションマッピングなど、様々なデジタルコンテンツの開発・制作会社です。

 

NestVisualは、映像コンテンツとテクノロジーのかけ合わせによる高品質な映像表現を強みとし、企業のニーズに応じたXRの開発を行っています。また、開発キットを活用した開発からオリジナルの開発まで、予算に応じたXR開発に対応しています。

  

クオリティの高いMR映像を用いたMRイベントを開催したい企業におススメです。

⑥リプロネクスト:官公庁や自治体など幅広いターゲットへのコンテンツ提供実績

リプロネクスト:官公庁や自治体など幅広いターゲットへのコンテンツ提供実績
(画像:リプロネクスト)

リプロネクストは“リアルを届けるWebマーケティング企業”として、メタバース開発/XRコンテンツ制作/オリジナルXRゴーグル制作/Webマーケティング支援を行っています。

リプロネクストは、XRコンテンツを開発して、官公庁・自治体・教育機関・製造業など様々な業界をサポートした実績を持っています。リプロネクストの制作したXRコンテンツは、商品プロモーション、展示会、オープンキャンパス、観光PRなど様々なXRイベントで活用されています。

 
また、普通の企業だけでなく、法務省などの国家機関や地方自治体、学校法人などにもXRコンテンツを提供してきた実績がある点が特徴です。

 

そのため、民間企業だけでなく、自治体や学校法人にとっても安心して依頼しやすい企業です。

⑦エム・ソフト:ビジネスイベントのためのMRコンテンツを提供

AR制作会社 エム・ソフト
(画像:エム・ソフト)

エム・ソフトはMRアプリ開発・コンテンツ提供を行っている会社です。
 

エム・ソフトはMRイベントを初めて開催する顧客にも丁寧なヒアリングを行い、イベント企画を実現するための様々な提案を行います。また、要件が固まっていない場合でも相談でき、顧客の要望に合わせた最適な提案が可能です。 

また、XRの分野で多く実績を持っているため、開発済みのソフトウェアを顧客に使いやすく再構築したり、必要に応じて組み合わせる事が可能です。これにより、顧客が開催したいMRイベントに合わせた柔軟なアプリ開発と低コストを実現しています。

 

MRイベントを開催したいが、内容が全く決まっていないので企画段階から相談したい企業におススメです。

⑧マイスターギルド:XR黎明期より研究開発に着手した知見を活かしたMRコンテンツの提供

マイスターギルド:XR黎明期より研究開発に着手した知見を活かしたMRコンテンツの提供
(画像:マイスターギルド)

マイスターギルドは、2016年のXR黎明期から積極的にXR開発に着手し、デバイスやシステムを開発してきました。

 

マイスターギルドの強みとして、国内に40人以上のWebシステム開発エンジニアを擁する点、XR配信に必要な最適なサーバー・クラウド環境を提供できる点、XRデバイスHoloLensの開発実績が豊富な点などが挙げられます。

 

MRの分野では、ドライブシミュレーターや医療(手術)シミュレーションアプリなど様々なコンテンツを提供してきました。

 

MRコンテンツをイベントに活用したいが社内にエンジニア人材が不足している企業、サーバーやクラウド環境の整備も支援してほしい企業におススメです。

MRイベントを開催するための4つのステップ

MRイベントを開催するための4つのステップ

MRイベントを開催するためのステップとして以下の4つのステップが挙げられます。

 

  • ①MRイベントの企画
  • ②開発環境・ツールの選定
  • ③MRイベントの体験設計・開発
  • ④MRイベントのテスト・公開

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

①MRイベントの企画

1つ目のステップは、MRイベントの企画です。成果を挙げるMRイベントを開催するためには、強力な制作体制の構築はもちろん、自社の目的達成に向け、「どのようなMRイベントを開催すべきか」を検討するリサーチと企画のプロセスが極めて重要となります。

 

MRイベントで成果を上げるためのリサーチ・企画のポイントとして、以下の2点が挙げられます。

 

  • 1. 最先端の市場動向・定石の把握/活用
  • 2. 各社の課題や目的にマッチするMR戦略・企画の立案

1. 最先端の市場動向・定石の把握/活用

最先端の市場動向・定石の把握/活用

近年幅広い業界・用途でのMR活用が進む中で、成果が上がっている事例には共通点が存在します。そのため、最新の市場動向やノウハウを抑えることが、成功確度の高い戦略・企画の大前提となります。

2. 各社の課題や目的にマッチするMR戦略・企画の立案

 各社の課題や目的にマッチするMR戦略・企画の立案

MRに取り組むこと自体を目的とするのではなく、”事業成長のための有効な手段”としての、自社ならではのMR戦略・企画を立案できるかが極めて重要となります。

 

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②開発環境・ツールの選定

Unity 開発環境・ツールの選定
(画像:Unity

2つ目のステップは、開発環境・ツールの選定です。MRイベントを開催する目的・ターゲットとする顧客を明確にした上で、目的に沿った開発環境・ツールを選定しましょう。代表的な開発環境・ツールとしては、Mixed Reality ToolkitなどのMRアプリ開発ツールや、UnityやUnreal EngineなどのMR開発環境などが挙げられます。

 

MRイベントの中でも、Webブラウザ経由で提供できるMRコンテンツを活用したいのか、iOS/Androidで利用できるアプリを開発したいのかによって、利用する開発環境・ツールは異なります。 

 

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③MRイベント体験設計・開発

3つ目のステップは、MRイベントの体験設計・開発です。実現したいユーザー体験の設計を行った後、実際の開発を行います

 

簡易なツールでもMRコンテンツの制作は可能な場合がありますが、よりクオリティの高いユーザー体験を実現するためには、UnityやUnreal Engineを利用してプログラミングを行い、アプリケーションを開発する必要があります。

④MRイベントのテスト・公開

4つ目のステップは、MRイベントのテスト・公開です。スマホ、タブレット、ヘッドマウントディスプレイなど対象とするデバイスにおいて、バグがないか、表示速度に問題がないかなどをテストします

 

動作に問題がなければ、アプリであればデバイスごとにアプリストアに申請を行い、審査が通ればリリースとなります。

MRイベントを開催する2つの方法

MRイベントを開催する2つの方法

MRイベントを開催する方法として以下の2つが挙げられます。

 

  • ①制作会社に依頼をする
  • ②制作ツール/プラットフォームを活用し自社で制作する

 

それぞれの制作方法について分かりやすく紹介します。

①制作会社に依頼をする

1つ目は制作会社に依頼をする方法です。

メリットとして以下の4点が挙げられます。

  • 制作会社の豊富な経験やスキルをもとにハイクオリティなMR制作が行える
  • 自社の要望に対してオーダーメイドに近い形でMR制作が行える
  • 自社社員に経験や知識が無くともMR活用を行える
  • 自社社員のリソースを大きく節約できる点

 

一方、デメリットとしては、自社での開発や制作ツール/プラットフォームを活用する場合に比べ、費用がかかってしまう点が挙げられます。

②制作ツール/プラットフォームを活用し自社で制作する

2つ目は制作ツール/プラットフォームを活用し自社で制作する方法です。

メリットとしてMRイベント開催の費用を抑えることができる点が挙げられます。

 

一方のデメリットは以下の3点です。

  • 制作できるMRの機能や体験、ビジュアルなどに制限がある
  • 経験やスキルを有した社員がいない場合、制作を進めるハードルや工数が大きい
  • 自社社員が手を動かす必要がありリソースが一定必要になってしまう

 

そのため、制作ツール/プラットフォームは、プロモーション等に活用する簡易的なMRの制作のために活用されることが一般的です。

 

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MR制作の費用相場

MR開発の費用相場とは?

MR制作の費用相場は、制作会社に依頼する場合と開発ツール/プラットフォームを活用する場合で異なります。

  • ①制作会社に依頼した場合
  • ②制作ツール/プラットフォームを活用した場合

それぞれについてわかりやすく解説します。

①制作会社に依頼した場合

専用のMRアプリを1から開発すると、総額500〜800万円程度が相場となっています。その内訳は大きく➀システム開発費用②プロジェクトマネジメント費用③コンテンツ作成費用に分けられます。➀のシステム開発費用は大体200〜300万円、②のプロジェクトマネジメント費用が200〜300万円、それらに加えて③コンテンツ作成費用が必要になる場合が多いです。

 

※関連記事:XR(VR/AR)開発の費用は?開発会社やツール、事例9選も紹介

②制作ツール/プラットフォームを活用した場合

制作ツール/プラットフォームを活用する場合の制作費用は、MR/VR/ARの技術的な違いよりも制作ツール/プラットフォームの利用料金に依存します。

 

プロモーション等に活用する簡易的なMR/VR/ARを開発する場合、制作ツール/プラットフォームは月額約3万円程度〜利用することができます。基本のプランが月額制で設定されており、作成できるMR/VR/ARの数や、表現できるコンテンツの豊富さなどにより追加で課金する設定となっていることが多いです。

 

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MRイベントを成功させるための5つのポイント

メタバースコンテンツ制作を成功させるための5つのポイント

企業がMRイベントで成果を上げるためのポイントとして以下の5つが挙げられます。

 

  • ①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ
  • ②活用目的の明確化と骨太な戦略策定
  • ③ユーザーファーストなUX設計
  • ④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進
  • ⑤強力な開発・運用体制の構築

 

それぞれについて分かりやすく紹介していきます。

①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ

1つ目のポイントは、最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップです。

デバイスの進化やユーザーの動き、各領域の先進事例をキャッチアップし、自社が取り組むべき活用方法や成果に繋がる活用のポイントを抑えた上で活用に着手しましょう。

 

MRイベントの実施には一定の予算や工数が必要となるため、自社にとって重要な最新動向や活用のノウハウを抑えておくことが、成功確度の高い戦略・企画立案の大前提となります。

 

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②活用目的の明確化と骨太な戦略の立案

2つ目のポイントは、MRイベントを開催する目的の明確化と骨太な戦略の策定です。

現在MRイベント開催に取り組む企業には、取り組みが単発で終わってしまっている企業が見受けられます。

その結果、活用のPDCAが回らない、MRイベント開催が小粒な施策の1つに留まってしまうなど大きな収益機会の獲得に繋がらないという結果に終わってしまいます。

 

自社の経営課題を踏まえ、「イベント開催によりどのような経営課題を解決したいのか?」「課題解決の打ち手としてなぜMRイベントではないといけないのか?」といった明確な活用目的を整理した上で、中長期で目指す事業の姿や自社の強みの活用の仕方などの実現に向けた戦略を立案しましょう。

③ユーザーファーストな企画・UX設計

3つ目のポイントは、自社のターゲットにとってユーザーファーストなMRイベントの企画・UX設計です。

現在、多くの企業がMR事業に参入を進めていますが、そのなかには、企業側の都合のみでサービス・体験が設計されたようなMRイベントが多く存在します。それらのMRイベントは、ユーザーに利用されず、企業の活用の目的を達成できない結果に終わってしまいます。

 

そのため、「MRならではの高い体験価値を届けられているか」や「ユーザーの利用にあたっての手間や負担が大きくないか」といった観点を踏まえたUX設計が重要です。

④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進

4つ目のポイントは、アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進です。

MR市場は今後大きな成長が予想されているものの、いまだ成長期にあり、様々な業界の企業が中長期的な収益最大化に向け、最適な活用を模索している段階にあります。

そのため、計画と実行のプロセスを短いスパンで回し、仮説立案・実行・検証・施策立案のサイクルを何度も繰り返すことが、プロジェクトを机上の空論で終わらせないために重要です。

⑤強力な開発・運用体制の構築

5つ目のポイントは、強力なMRイベント向けコンテンツの開発・運用体制の構築です。

高いユーザー体験と事業性を両立するMRコンテンツの開発とマーケティングを含めた運用を実施しましょう。

 

MRコンテンツの開発・運用には幅広い領域の知見や技術スタックが求められるため、外部のベンダーなどを活用し、不足するケイパビリティやリソースを補完することも有効です。

 

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MR/VR/ARイベントの企業による活用事例8選

MR/VR/ARイベントの企業による活用事例8選

企業によるMR/VR/ARイベント活用の代表的事例として以下の8つが挙げられます。

 

  • ①BEAMS:VRイベント「バーチャルマーケット」への出展を通じリアル店舗への送客も
  • ②NTTドコモ:アプリ「XRシティ」で有力IPとのコラボイベントを実現
  • ③サンリオバーチャルフェス:有名アーティストがメタバース上に集合
  • ④米津玄師、星野源:「フォートナイト」上でバーチャルライブ開催
  • ⑤日産自動車:VR chat上で新車発表・試乗会を開催
  • ⑥ソフトバンクホークス:ARを活用し新たな球場での観戦スタイルを実現
  • ⑦テレビ朝日×井上商事:AR×VRで六本木に「メタバースカフェ」をオープン
  • ⑧Psychic VR Lab×東京都:西新宿でARを活用した新しい都市づくりのイベントを開催

 

それぞれについてわかりやすく紹介します。

 

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①BEAMS:VRイベント「バーチャルマーケット」への出展を通じリアル店舗への送客も

BEAMSがVRイベントへの出展を通じリアル店舗へ送客
(画像:BEAMS)

ファッション大手であるビームスはVR領域への参入を果たしています。具体的な取り組みとしては、世界最大のVRイベントである「バーチャルマーケット」に4度出展を行っています。バーチャルマーケットとはメタバース上にある会場で、アバターなどのさまざまな 3D アイテムや、リアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いでき、日本はもとより世界中から100万人を超える来場者を誇る世界最大のVRイベントです。

 

バーチャルマーケットでは、アバター用の洋服であるデジタルアイテムの販売やライブなどのイベントの開催が行われました。アバター用の洋服であるデジタルアイテムは、ビームスの2022年の秋冬商品を3Dモデルに起こした、Tシャツやワンピースなどの全7種類が販売されました。また、ライブでは池田エライザさんがバーチャルライブを開催し、メタバースに着想を得た新曲の発表も行われました。

 

一方でリアルでの商品販売も行われ、バーチャルマーケットの出展を記念したリアルな洋服の商品もビームスの公式オンラインショップにて販売されました。4度目の参加の際には、関西のショップスタッフも含む約50名の社員が交代でバーチャル接客にあたり、VR上での接客を通じてリアル店舗への来客に繋がっている事例も生まれてきているとのことです。

②NTTドコモ:アプリ「XRシティ」で有力IPとのコラボイベントを実現

NTTドコモ:アプリ「XRシティ」で有力IPとのコラボイベントを実現
(画像:NTTドコモ)

NTTドコモは、スマートフォンを使ってデジタルとリアル世界を融合させた街遊びARサービス「XR City」を、2022年7月に提供開始しました。ユーザーは、サービス提供エリアで専用アプリの画面をかざすことでARコンテンツを楽しむことができます。このアプリリリースと合わせて、、人気ゲーム「白猫プロジェクト」や人気映画「ソニック・ザ・ムービー」とのコラボイベントを開催しました。

 

既に人気のあるIPコンテンツとのコラボイベントによって、アプリの新規顧客との接点を増やし、魅力を伝えて継続的なサービスの利用につなげていく狙いがあると考えられます。

 

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③サンリオバーチャルフェス:有名アーティストがメタバース上に集合

サンリオバーチャルフェス:有名アーティストがメタバース上に集合
(画像:サンリオバーチャルフェス)

サンリオバーチャルフェストは、VR上で開催された、リアル/バーチャルのアーティスト総勢52組が集まったライブイベントです。

アーティストは、AKB48などのリアルアーティストから、Vtuber、VRChat上で活動するアーティストまで、幅広いジャンルのアーティストが一堂に会することで、大きな話題を呼びました。

この取り組みのポイントは、ユーザーが求めるものを実現するために、企業や団体の垣根を超えたコラボレーションを実現させた点です。このように、ユーザーを特定の企業やプラットフォームに囲い込もうとするWeb2.0的な発想とは違った取り組みが、今後のXR市場の盛り上がりに繋がっていくでしょう。

 

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④米津玄師、星野源:「フォートナイト」上でバーチャルライブ開催

フォートナイト 星野源
(画像:フォートナイト)

米津玄師や星野源は、VRゲーム「フォートナイト」上でバーチャルライブを開催しました。

米津玄師は2020年に開催中であったライブツアー「米津玄師 2020 TOUR / HYPE」の中断等に伴い「フォートナイト」での全世界同時バーチャルライブを開催し、世界中から多くのプレイヤーが観客として参加しました。米津玄師は「STRAY SHEEP」のジャケットに描かれた羊のマスクを被った3DCGの姿で、ゲーム内の様々な場所に移動しながらパフォーマンスを披露しました。

星野源は2022年に「フォートナイト」内で開催されたバーチャルイベント「Soundwave Series」に参加し、世界中のアーティストとともにバーチャルライブを披露しました。

物理的距離を超えて、クオリティの高いパフォーマンスを顧客に提供することのできたイベントとなりました

⑤日産自動車:VRChat上で新車発表・試乗会を開催

日産自動車 メタバース
(画像:日産自動車)

日産自動車はメタバース上で、新型軽電気自動車「日産サクラ」の発表・試乗会を開催しました。イベントは参加者は世界最大のVR SNSプラットフォーム「VRChat」で開催されました。

 

発表会では日産副社長のアバターが登場し、ボイスレターが再生されました。また、試乗会では日本の四季を感じられるドライブコースでバーチャルなサクラを運転することができます。自分で運転席に座って運転したり、後部座席に座ってみたりと、現実の試乗さながらの体験ができ、新車の特徴を確認することができます。VR上での試乗は通常の試乗とは違い、書類での手続きなども不要で、いつでもどこからでも体験可能なのが強みです。

 

今回の取り組みにより、販売スタッフのアバター操作経験不足やリアルな商品を仮想空間上でプロモーションする難しさなどが明らかになったとのことです。このような試験的な取り組みを重ねるなかで、将来的に製品のプロモーションチャネルとしてVRイベントが本格的に活用できるユースケースが確立されていくことが期待されます。

⑥ソフトバンクホークス:ARを活用し新たな球場での観戦スタイルを実現

AR ソフトバンク
(画像:福岡ソフトバンクホークス)

福岡ソフトバンクホークスは球場に訪れた観客向けに、選手の成績などのデータが表示されるARサービスの提供を期間限定で行いました。この取り組みは、ソフトバンクが提供するコンテンツサービス「5G LAB」のラインアップの一部として展開され、球場全体のメタバース化へ向けたトライアルの意味合いがあります。観客がフィールドにスマホをかざすと、各選手のパネルが表示され、それらのパネルをタップすると各選手の成績などのデータを確認することができます。球場でも各種データを確認しながら選手たちのプレーを観戦するという、リアルとバーチャルがミックスされた新たな観戦スタイルにより、より試合を楽しむことができます。

球団側は将来のビジョンとして「PayPayドームから順次拡大して、福岡の街自体をメタバース化していければと構想している」と表明しています。

⑦テレビ朝日×井上商事:AR×VRで六本木に「メタバースカフェ」をオープン

AR メタバースカフェ ゴーちゃん
(画像:TV朝日)

TV朝日と井上商事は、2022年4月から5月にかけて、EX GARDEN CAFE(東京・六本木)にて、テレビ朝日のマスコットキャラクター「ゴーちゃん。」とコラボしてARとVRの技術を活用した「メタバースカフェ」をオープンしました。

ユーザーはリアルの世界にキャラクターが飛び出してきて同じ空間を共有しているかのような体験を得ることができます。

具体的には、「ゴーちゃん。」がスマホ上に現れ、会場をエスコートしてくれたり、リアルのケーキにスマホをかざすとキャラクターがお皿の上を走り回る姿を見たりすることができます。

ARの活用によって既存のイベントの顧客にとっての価値向上と新たなビジネスチャンスの拡大が実現されました

⑧Psychic VR Lab×東京都:西新宿でARを活用した新しい都市づくりのイベントを開催

Psychic VR Lab×東京都:西新宿でARを活用した新しい都市づくりのイベント
(画像:東京都)

Psychic VR Labは2023年2月、東京都と協働でARを活用した新しい都市づくりの魅力を体感できる実証イベントを開催しました。

このイベントでは、ユーザーはイベント会場の壁にスマホをかざすことで西新宿の過去、現在、未来を街のビジュアライズデータとともに体験することができます。

再開発の舞台である西新宿でこのイベントを行うことで、ユーザーに再開発後のイメージをよりリアルに体感させ、都市づくりに対する都民の関心や理解を高める目的で開催されました。

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このナレッジの著者

メタバース総研 代表取締役社長

今泉 響介

慶應義塾大学経済学部卒業。学生起業した事業を売却した後、日本企業の海外マーケティングを支援する株式会社Rec Loc を設立して代表取締役社長に就任。メタバースのビジネス活用を支援するメタバース総研を設立して代表取締役社長に就任。

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