Metaがメタバースから撤退すると言われる3つの理由|展望も解説
2021年末のFacebookのMetaへの社名変更は、世界的なニュースとなり、メタバースが世間から注目を集めるきっかけとなりました。しかし、現在、Metaはメタバース事業で赤字を出し続けており、Metaはメタバースから撤退するのではないかとも言われています。
そのため、「Metaがメタバースから撤退すると言われている詳しい理由を知りたい」「Metaが本当にメタバースから撤退するのか気になる」という方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はMetaがメタバースから撤退すると言われる理由やMetaの戦略について分かりやすく紹介します。
本記事は、以下のような方におすすめの記事となっています。
- Metaがメタバースから撤退すると言われている理由が知りたい
- Metaが本当にメタバースから撤退するのか気になる
- Metaが展開するメタバース事業をおさえておきたい
本記事を読めば、Metaがメタバースから撤退すると言われる理由やMetaのメタバース事業について、理解を深められると思いますので、ぜひ最後までご一読ください。
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目次
Metaがメタバースから撤退すると言われる3つの理由
Metaがメタバースから撤退すると言われる理由として、以下の3つが挙げられます。
- ①メタバース事業で大量の赤字を出しているから
- ②今後はAIに注力すると発表しているから
- ③他の大手企業でメタバース撤退の動きが見られるから
それぞれの理由についてわかりやすく紹介していきます。
①メタバース事業で大量の赤字を出しているから
1つ目の理由は、Metaがメタバース事業で大量の赤字を出しているからです。
2023年第2四半期の決算発表会において、Metaのメタバース事業を担当するReality Labsの売上高は39%減の2億7,600万ドルで、営業損失は約37億ドルだったことが明らかとなりました。
さらに、Metaは2四半期連続で大規模なリストラを行い、約2万人のレイオフを実施しました。
このように、Metaのメタバース事業が大量の赤字を出し続けていることが、Metaがメタバースから撤退するのではないかと言われている大きな理由です。
②今後はAIに注力すると発表しているから
2つ目の理由は、Metaが今後はAIに注力すると発表しているからです。
MetaのCEOマーク・ザッカーバーグ氏は、2023年2月、AIに焦点を当てる新たな製品チームを創設し、さらに、2023年4月の決算発表の際には、Metaが生成型AIの開発に注力していくと発表しました。
このことから、Metaは、メタバースから撤退し、代わりにAIに注力していくのではないかと言われています。
③他の大手企業でメタバース撤退の動きが見られるから
3つ目の理由は、他の大手企業でメタバース撤退の動きがみられるからです。
例えば、ウォルト・ディズニーは、7000人規模の広範なレイオフとともに、自社のメタバース構想を進める部門を解体しました。
また、マイクロソフトも、2023年1月に、産業用メタバース事業部門を廃止し、事業に関わる約100人をレイオフするなどメタバースから撤退するかのような動きを見せています。
さらに、ウォルマートも、メタバースゲームプラットフォームのRobloxでのメタバースコンテンツ「ユニバースオブプレイ(Universe of Play)」を、リリースからわずか半年で終了しました。
このように、有名企業の間で、メタバース撤退の動きが続々とみられることから、Metaも、同様にメタバースから撤退するのではないかと言われています。
Metaが今後もメタバースに注力する6つの理由
Metaのメタバースからの撤退の噂が流れている中、MetaのCEOマーク・ザッカーバーグ氏は、2023年4月の決算説明会にて、メタバースからは撤退しないことを明言しました。Metaが今後もメタバースに注力する理由として、以下の6つが挙げられます。
- ①メタバース市場の魅力度の高さ
- ②メタバース市場での勝算の高さ
- ③ザッカーバーグ氏のメタバースへの想い入れの強さ
- ④Facebook等の既存事業の行き詰まり
- ⑤他社プラットフォーム依存からの脱却
- ⑥Meta社が注力しているAIとメタバースの相性の良さ
それぞれの理由について分かりやすく解説していきます。
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①メタバース市場の魅力度の高さ
1つ目の理由は、メタバース市場の魅力度の高さです。メタバース市場は世界的に今後大きな成長を見せると考えられています。
世界のメタバースの市場規模は2022年時点で28兆8,000億円〜43兆2,000億円、2030年には全世界で約720兆円に達する可能性があると予測されています。また、日本国内のメタバースの市場規模は2025年には4兆円程度、2030年には約24兆円に達すると予測されています。
近年の市場成長の要因は、MetaQuestを始めとするVRデバイスの低価格化・小型化が進んでいることや、FortniteやRobloxなどのゲームを中心とするヒットコンテンツの登場が相次いでいることなどが挙げられます。
②メタバース市場での勝算の高さ
2つ目の理由はMetaのメタバース市場での勝算の高さです。既にMeta社はデバイス、ユーザー基盤、コンテンツなど、様々な面において競合優位性を構築しています。
デバイスに関しては、展開するVRヘッドセットのMeta Questシリーズが業界シェア40〜50%を誇るなど、圧倒的な優位性を構築しています。Meta Quest2は累計販売台数1400万台を突破するなど、世界的に大ヒットを記録しています。
また、ユーザー基盤に関しても、Facebookやinstagramなどの各オンラインサービスユーザーの合計は月間30億人、1日に20億人とも言われています。
このように、Metaはメタバース市場での競争を制する、さらに言えばメタバース市場を押し広げることの期待される業界のリーディングカンパニーなのです。
③ザッカーバーグ氏のメタバースへの想い入れの強さ
3つ目の理由は、Metaの創業者でありCEOのザッカーバーグ氏のメタバースへの想い入れの強さです。
ザッカーバーグ氏は近い将来、人々の生活にメタバースが普及する未来を誰よりも信じ、多数の企業買収など多額の投資を続けています。
ザッカーバーグ氏はMetaConnect2022の講演にて、Meta社が提供する主要サービスが「人と人を繋ぐ」ことに重点をおいていることを強調しました。Meta社がFacebookやinstagram等のSNSを通じて人々の繋がりをサポートしてきたのと同様、近い将来メタバースがその役割を担うと期待しているはずです。
④Facebook等の主力事業の行き詰まり
4つ目の理由は、Facebook等の主力事業の行き詰まりです。現在Meta社の主力事業であるFacebookはユーザー数33億人を誇っており、世界最大のSNSの1つとなっています。
一方で、主に以下の3つの理由から、Facebook事業は今後の大きな成長は期待できないと言われています。
- 新規のユーザーの伸びしろが限定的
- 競合サービスの台頭による若者のFacebook離れ
- 個人情報保護の強化による広告事業への影響
それぞれの理由について分かりやすく説明していきます。
新規のユーザーの伸びしろが限定的
1つ目の理由は、既に中国を除いて33億人のユーザーを抱えており、新規のユーザーの伸びしろが限定的という点があります。Facebookのマネタイズポイントは依然として広告が中心であり、収益の成長はユーザー数の成長とほぼ比例関係にあることから、ユーザーの伸びしろが少ないことは、大きなインパクトがあると言えます。
競合サービスの台頭による若者のFacebook離れ
2つ目の理由は、競合サービスの台頭による若者のFacebook離れが進んでいるという点です。中国初の単発動画投稿アプリの「Tiktok」や米国発の動画共有アプリ「Snapchat」などの競合SNSにユーザー数を奪われています。さらに近年では、若者は「Fortnite」や「Roblox」などのオンラインゲームもチャットや音声会話でのコミュニケーションの場となっており、新たな競合となっています。
これらの競合サービスの台頭により、Facebookはもはや「おじさん世代向けのアプリ」という認識が広まりつつあります。実際に、2021年末にFacebookはサービスリリース以来、初のユーザー減を記録しています。
個人情報保護の強化による広告事業への影響
3つ目の理由は、近年Appleを中心に個人情報保護の強化が進んでおり、広告事業に大きな影響が出ているという点があります。2022年よりAppleは、ユーザーへのターゲティング広告を配信する際に、ポップアップ画面を表示しユーザーに許可を求めることを義務づけています。
この新ルールを導入すると一定の利用者が個人情報の追跡を拒否され、ターゲティング広告の精度が下がり、広告出稿者の費用対効果が低下、ひいては広告単価の低下につながると考えられます。そのため、広告収入が収益の大部分を占めるMeta社からすると、大きなインパクトがあると言えます。
これらの理由により、Meta社はFacebookの次なる収益の柱となる事業の構築を目指しており、この筆頭候補としてメタバースに狙いを定めているのです。
⑤他社プラットフォーム依存からの脱却
5つ目の理由は、他社プラットフォーム依存からの脱却です。Meta社の主力事業であるFacebookやinstagramは、AppleやGoogleなどのプラットフォームに大きく依存しているという課題を抱えています。
Facebookやinstagramは、AppleやGoogleの提供するアプリストアからダウンロードされ、各社の提供するスマホ上で利用されます。そのため、ユーザーからの課金に対して30%程度の高額の手数料が徴収されたり、AppleやGoogleらの意向次第では、サービス提供すらままならない不利な立場にあるのです。
実際に、FortniteとAppleがApple側の課金手数料の高さなどを理由に、闘争となり、Appleのプラットフォームから排除されたという事例もあり、Facebookも他社プラットフォームへの依存に強い危機感を抱いていると考えられます。
⑥Meta社が注力しているAIとメタバースの相性の良さ
6つ目の理由は、Meta社が注力しているAIとメタバースの相性が良い点です。Meta社は、AIを活用し、会話の生成や翻訳などが可能な大規模言語モデルである「Llama 2(ラマツー)」を発表するなど、近年、AIの開発に注力しています。
そして、AIはメタバースと掛け合わせることにより、AIの自己学習によるパーソナライズされたユーザー体験の実現、AIの画像認識技術による没入感の向上、自然言語処理能力によるアバターとの自然なコミュニケーションなど様々な相乗効果が生まれます。
このようなAIとメタバースの相性の良さから、Metaは、AIとメタバースを組み合わせて、より質の高いメタバースサービスを提供しようとしていると考えられます。
Metaが構築を目指すメタバース市場でのエコシステム
今後加速度的に普及・発展していくと考えられているメタバースにおいて、Metaは、自社プラットフォーム上でのエコシステム構築を目指し投資を加速させています。エコシステム内で参入企業数・サービス数・ユーザー数が連鎖的に増加することで、市場全体が加速度的に成長していくと考えられます。
Metaにとってエコシステムの構築が重要なのは、AppleやGoogleがスマホ市場においてエコシステムの構築に成功し、高額の手数料を徴収するなど、大きな利益を得ることができたことからも明らかといえます。
(前提)メタバース市場でのエコシステムを構成する5つの要素
前提として、メタバース/XR市場でのエコシステムを構成する要素は以下の5つです。
- ①ハードウェア:Meta QuestなどのXRデバイス
- ②ソフトウェア:XRデバイス向けOSや開発ツール
- ③開発者:XRデバイス向けのサービス/コンテンツを開発する企業やエンジニア
- ④サービス/コンテンツ:XRデバイスで利用できるアプリケーションやコンテンツ
- ⑤ユーザー:XRデバイスを通じてサービスやコンテンツを利用する一般ユーザー
今後のメタバース/XR市場でのエコシステムの発展の仕組み
Step1:多くの開発者を惹きつける魅力的なハード・ソフトウェアを提供
Metaは開発者がサービス/コンテンツを提供しやすいハードウェア・ソフトウェアのプラットフォームを提供することで、多くの開発者を惹きつけようとしています。また、Metaが提供するプラットフォームなら、今後多くのユーザーを集めるだろうという期待感もそれに貢献するでしょう。
Step2:多数の開発者が豊富なサービス/コンテンツをリリース
Metaのプラットフォームに魅力を感じた多くの開発者は、Metaのプラットフォーム上で豊富なサービス/コンテンツを開発し、リリースします。
Step3:多くのユーザーがMetaのプラットフォームを利用
ユーザーがどのXRデバイスを購入するかを検討する際に、どれだけ魅力的なサービスやコンテンツを利用できるのかは非常に重要であり、結果として多くの人々がMetaの販売するXRデバイスを購入する流れが生まれると考えられます。
Step4:多くのユーザーを求め、より多数の開発者がサービス/コンテンツをリリース
Step3で多くのユーザーを集めたMetaのプラットフォームは、開発者にとってより魅力的な選択肢となり、より多くの開発社がサービス/コンテンツをリリースするようになります。
このように、自社のプラットフォーム上で開発者・サービス/コンテンツ・ユーザーのポジティブスパイラルを生み出し、先行者ならではの競争優位性を築き上げることで、メタバース/XR市場の覇権を握ろうとしているのです。
Metaが展開するメタバース事業
Meta社はメタバースでのエコシステムを確立することで覇権を握りたいと考えており、幅広い領域での取り組みを進めています。Meta社の主要な取り組みをエコシステムの構成要素毎に紹介していきます。
- ①ハードウエア:Oculasの買収を筆頭に、買収・自社開発に積極投資
- ②ソフトウェア:独自OSや屋内外のARマップの構築へ
- ③開発者:メタバースクリエイターの育成に向け約10億円を投資
- ④サービス:メタバースオフィスやVRゲームなどのサービスを提供
それぞれの取り組みについて分かりやすく紹介していきます。
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①ハードウエア:Oculasの買収を筆頭に、買収・自社開発に積極投資
Meta社は人々がメタバースにアクセスするための幅広いハードウェアを提供すべく、相次ぐ企業買収と自社での研究開発に多額の資金を投入しています。
その筆頭が2014年に2200億円超で行ったOculas社の買収です。Oculasは2012年創業のベンチャー企業で、ゲーム好きを利用者を明確なターゲットとしたことで、それまでに存在したVRHMDを遥かに超えるコストパフォーマンスを実現したOculas Riftの開発に成功しました。Meta社はOculas社の買収後も改良を重ねリリースしたMeta Quest2は累計販売台数1400万台を突破するなど、VR/メタバース市場を大きく牽引する存在となっています。
またHMD以外にも、脳からの筋肉信号と電気信号によりコンピューターに指示を出すリストバンドの開発を行うコントロール・ラボ社の買収やAR環境でジェスチャーや動きを命令として読み取るAIを搭載したリストバンドの研究開発など、幅広いハードウェアの提供に向け取り組みを進めています。
②ソフトウェア:独自OSや屋内外のARマップの構築へ
Meta社は2017年から、VR/ARデバイス向けの独自OSである「XR OS」の開発を約300人体制で進めているとされています。2021年末の一部報道では、チーム責任者のMark Lucovsky氏がメタ社を辞任していたことから、プロジェクトが注視になったのではと噂されていますが、同社はそれらを否定しています。
また、ARサービスの提供に必要な現実世界の3Dマップである「LiveMaps」の構築にも力をいれています。ARサービスの提供には、現実世界の建物や設備の3Dモデルを位置情報とともに構築する必要があります。そのため、Meta社は映像解析技術を使って路上の画像を解析し、センチメートル単位の精度を持つ3Dマップを作成する技術を持つスケープ・テクノロジーズ社とマピラリー社を買収しました。
さらに、最近はオフィスやビル内の3Dマップも構築するため業界大手のマターポート社と提携を行いました。
③開発者:メタバースクリエイターの育成に向け約10億円を投資
Meta社は、サービス・コンテンツの充実によりメタバース空間の魅力を高めるため、メタバースクリエイターの育成に向けた様々な取り組みを行っています。
代表的な取り組みとして、Horizon World Creator Fundと呼ばれるメタバースクリエイター向けの基金に1000万ドルを投資しており、それらの資金は優れたクリエイターへの賞金やトレーニングプログラム等に使われるとのことです。
④サービス:メタバースオフィスやVRゲームなどのサービスを提供
Meta社はtoB向け、toC向けの両方にメタバースサービスを提供しています。
toB向けの代表的なサービスとして、VR空間で一緒に働くことができる「Horizon Workrooms」を提供しています。Horizon Workroomsとは、VR空間内でアバターの姿でミーティングや共同作業ができるサービスです。メタバース空間内に複数のディスプレイやホワイトボードを表示させたり、自分の持っているキーボードを持ち込めたりと様々な機能が充実しています。
一方で、toC向けのVRゲームの有力タイトルをリリースしている企業の買収にも積極的です。例えば、音楽に合わせて飛んでくるブロックを剣で切りつけるリズムゲーム「ビートセイバー」を提供するビートゲームズ社や、20年には高い評価を得たVRゲーム「アスガーズ・ラス」をリリースしたばかりのサンザルゲームズ社を買収しています。
メタバースの普及がもたらす3つのビジネスチャンス
メタバースの普及がもたらすビジネスチャンスとして以下の3つが挙げられます。
- ①新規事業の創出
- ②マーケティング・ブランディングの強化
- ③企業の社内業務の効率化
それぞれのビジネスチャンスを分かりやすく紹介していきます。
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①新規事業の創出
1つ目のビジネスチャンスは、メタバースサービスやイベントなどの新規事業の創出です。
メタバースを活用し新たなサービスを構築することで、ユーザーに対し現実に存在するもの/しないものを含め、仮想空間上に3Dの世界を構築することができるというメタバースならではの特徴を活かし、ユニークな体験を提供するサービスを提供することができます。
また、メタバース上でアーティストや企業を集めたイベントをすることで、入場券やデジタルコンテンツの販売など収益性の高い新たなビジネスを展開できることが挙げられます。
②マーケティング・ブランディングの強化
2つ目のビジネスチャンスは、メタバースを活用したマーケティング・ブランディングの強化です。
メタバースが人々の生活に普及するにつれ、オフラインからオンラインへ、WebからSNSへと起こってきたのと同様の顧客接点のシフトが、メタバースでも起こると考えられます。
メタバースをマーケティング・ブランディングに活用することで、従来はオンラインでの実施が難しかった商品・サービスの販促やメタバースならではの体験を通じた強力なブランディングを行うことができます。メタバースは従来のWebページや動画と比べ伝えられる情報がリッチかつインタラクティブな体験を提供可能なため、ユーザーを惹きつけやすく幅広い業種での活用が進んでいます。
③企業の社内業務の効率化
3つ目のビジネスチャンスは、企業の社内業務の効率化です。
メタバース・デジタルツインを社内業務の効率化に活用することで、バリューチェーン全体や工程全体の最適化や社員の作業のサポート、研修の効率化をすることができます。
メタバース上で現状存在しない施設や設備を設計し、シミュレーションを行うことで、最適な製造ラインや運用方法を特定したり、メタバースの特徴である3Dでの情報の表示により、AR/MRグラスで現場の作業員の作業をサポートしたり、VRグラスにより様々なシチュエーションを想定した研修を行ったりと多岐にわたる活用方法が存在します。
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