VRモデリングとは?3つのメリットやおススメツールも紹介

MetaのVRヘッドセットのQuestシリーズが累計販売台数2,000万台を突破し、Appleも初のXRデバイスの発売を発表するなど、近年VRやメタバースへの注目はより一層高まっています。

 

そんな中、3DCG制作においてもVRデバイスを活用したVRモデリングといった手法も活用され始めています。

 

そこで今回は、VRモデリングについて、メリットやおススメのツールとともに分かりやすくご紹介します

 

本記事は、以下のような方におすすめの記事となっています。

 

  • 3DCG制作に関心がある
  • 3DCG制作の手法であるVRモデリングについて抑えておきたい

 

本記事を読めば、VRモデリングの概要からメリット、おススメのツールまで一気にキャッチアップできる内容となっておりますので、ぜひ最後までご一読ください。


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目次

VRモデリングとは?

VRモデリングとは? Gravity Sketch
(画像:Gravity Sketch)

VRモデリングとは、VR空間で3Dモデリングを行うことを指します。つまり、ヘッドマウントディスプレイを装着し、自分自身がVR空間に入りながら、そのVR空間にて3Dコンテンツを作成する方法です。

 

VR空間上で、モデルを掴んだり、動かしたりすることができるほか、あらゆる角度からモデルを見ることができるため、モデルの細かな作りこみが可能になります。

 

近年、BlenderやAdobeなどの3Dモデリングツールが、VRモデリング機能のサポートを提供し始めています。

VRモデリングを行う3つのメリット

VRモデリングを行う3つのメリット

VRモデリングを行うメリットとして以下の3つが挙げられます。

 

  • ①短期間かつ直感的にモデリングできる
  • ②初心者でも習得しやすい
  • ③楽しみながらモデリングができる

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

①短期間かつ直感的にモデリングできる

1つ目のメリットは、短期間かつ直感的にモデリングできることです。VRモデリングは、VR空間上でモデリングを行うため、実際にその場にモデルがあるような感覚で直感的に作業することができます。

 

説明書などを詳しく読まずに直感的にモデルを操作したり、スケッチ感覚でモデリングができるため、従来作業にかかっていた時間を大きく削減できます。

②初心者でも習得しやすい

2つ目のメリットは、初心者でも習得しやすいことです。従来の3Dモデリングツールは、操作方法の習得に手間がかかりがちで、初心者にとって習得のハードルが高いことが難点でした。

 

VRモデリングは直感的に操作できるため、初心者であっても頭よりも体で作業を覚えるようなイメージで比較的簡単に操作を習得することができます。

③楽しみながらモデリングができる

楽しみながらモデリングができる Adobe
(画像:Adobe)

3つ目のメリットは、楽しみながらモデリングができることです。VRモデリングはVR空間で作業するため、PC越しのモデリングとは異なり、体を使ってゲーム感覚で楽しみながらモデリングを行うことができます。

おススメのVRモデリングツール3選

おススメのVRモデリングツール3選

おススメのVRモデリングツールとしては以下の3つが挙げられます。

 

  • ①Blender:無料で一通りの機能が利用できる新興3Dモデリングツール
  • ②Adobe Substance 3D Modeler:Adobe社の3Dモデリングツール
  • ③Gravity Sketch:プロ向けに開発されたVRモデリングツール

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

 

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①Blender:無料で一通りの機能が利用できる新興3Dモデリングツール

Blender:無料で一通りの機能が利用できる新興3Dモデリングツール
(画像:NaN)

Blenderは、オランダのNaN社によって1998年にリリースされた、基本無料で利用できるオープンソースの3DCGソフトであり、VRモデリング用のプラグインの提供もされています

 

無料ソフトでありながら、モデリングやアニメーション、シミュレーションなど様々な機能が利用できることやオープンソースであるため、ソースコードが公開されており、世界中の誰でも自由に改良や配布をできる柔軟性などにより、2020年時点での公式サイトへのアクセス数は月間2300万人を記録しています。

 

近年、アップデートが繰り返されており、業界で主流な有料3DCGソフトMayaとも肩を並べるほどの充実した機能を無料で利用できることから、大きな注目を集める3DCGソフトです。

②Adobe Substance 3D Modeler:Adobe社の3Dモデリングツール

Adobe Substance 3D Modeler:Adobe社の3Dモデリングツール
(画像:Adobe)

Adobe Substance 3D Modelerは、Adobe社の3Dモデリングツールであり、MetaのOculus Questなどのヘッドマウントディスプレイを用いたVRモデリング機能を提供しています。Adobeの公式サイトからのサブスクリプションの加入で、月額約6,000円から利用できます。

 

ツールのUIはIllustratorやPhotoshopなどの既存のAdobe製品と似た設計になっており、Adobeユーザーにとって馴染みやすいというメリットがあります。

③Gravity Sketch:プロ向けに開発されたVRモデリングツール

Gravity Sketch:プロ向けに開発されたVRモデリングツール
(画像:Gravity Sketch)

Gravity Sketchは、OculusシリーズやWindows Mixed Realityなど様々なデバイスに対応しているVRモデリングツールです。プロ向けに開発されたVRモデリングツールとして位置付けられており、他のVR向けモデリングツールに比べ細部まで作りこんだモデルを制作できる点が特徴です。

 

個人向けには無料で提供されており、試しにVRモデリングを始めてみたい方にとってもおススメです。

企業がVRを活用する3つのメリット

企業がメタバースコンテンツを制作する3つのメリット

企業がVRを活用する代表的なメリットとして以下の3つが挙げられます。

 

  • ①新規事業の創出
  • ②マーケティング・ブランディングの強化
  • ③企業の社内業務の効率化

 

それぞれのメリットを分かりやすく紹介していきます。

 

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①新規事業の創出

新規事業の創出 バンダイナムコ
(画像:バンダイナムコ)

1つ目のメリットは、VRサービスやイベントなどの新規事業の創出です。

VRを活用し新たなサービスを構築することで、ユーザーに対し現実に存在するもの/しないものを含め、仮想空間上に3Dの世界を構築することができるというVRならではの特徴を活かし、ユニークな体験を提供するサービスを提供することができます。

 

また、VR上でアーティストや企業を集めたイベントをすることで、入場券やデジタルコンテンツの販売など収益性の高い新たなビジネスを展開できることが挙げられます。

②マーケティング・ブランディングの強化

マーケティング・ブランディングの強化 三越伊勢丹
(画像:三越伊勢丹)

2つ目のメリットは、VRを活用したマーケティング・ブランディングの強化です。

VRが人々の生活に普及するにつれ、オフラインからオンラインへ、WebからSNSへと起こってきたのと同様の顧客接点のシフトが、VRでも起こると考えられます。

 

VRをマーケティング・ブランディングに活用することで、従来はオンラインでの実施が難しかった商品・サービスの販促やVRならではの体験を通じた強力なブランディングを行うことができます。VRは従来のWebページや動画と比べ伝えられる情報がリッチかつインタラクティブな体験を提供可能なため、ユーザーを惹きつけやすく幅広い業種での活用が進んでいます。

③企業の社内業務の効率化

企業の社内業務の効率化 DHL
(画像:DHL)

VR・デジタルツインを社内業務の効率化に活用することで、バリューチェーン全体や工程全体の最適化社員の作業のサポート、研修の効率化をすることができます。

 

VR上で現状存在しない施設や設備を設計し、シミュレーションを行うことで、最適な製造ラインや運用方法を特定したり、VRの特徴である3Dでの情報の表示により、AR/MRグラスで現場の作業員の作業をサポートしたり、VRグラスにより様々なシチュエーションを想定した研修を行ったりと多岐にわたる活用方法が存在します。

VRを制作/開発するための4つのステップ

VRを制作/開発するための4つのステップ

VRを制作/開発するためのステップとして以下の4つのステップが挙げられます。

 

  • ①VRの企画
  • ②開発環境・ツールの選定
  • ③サービスの体験設計・開発
  • ④サービスのテスト・公開

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

 

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①VRの企画

1つ目のステップは、VRの企画です。成果を挙げるVR制作/開発を行うには、強力な制作/開発体制の構築はもちろん、自社の目的達成に向け、「どのようなVRを制作すべきか」を検討するリサーチと企画のプロセスが極めて重要となります。

 

VR制作で成果を上げるためのリサーチ・企画のポイントとして、以下の2点が挙げられます。

 

  • 1. 最先端の市場動向・定石の把握/活用
  • 2. 各社の課題や目的にマッチするVR戦略・企画の立案

1. 最先端の市場動向・定石の把握/活用

VR  最先端の市場動向・定石の把握/活用

 

近年幅広い業界・用途でのVR活用が進む中で、成果が上がっている事例には共通点が存在します。そのため、最新の市場動向やノウハウを抑えることが、成功確度の高い戦略・企画の大前提となります。

2. 各社の課題や目的にマッチするVR戦略・企画の立案

 各社の課題や目的にマッチするVR戦略・企画の立案

VRに取り組むこと自体を目的とするのではなく、”事業成長のための有効な手段”としての、自社ならではのVR戦略・企画を立案できるかが極めて重要となります。

②開発環境・ツールの選定

Unity 開発環境・ツールの選定
(画像:Unity)

2つ目のステップは、開発環境・ツールの選定です。VRを制作/開発する目的・ターゲットとする顧客を明確にした上で、目的に沿った開発環境・ツールを選定しましょう。代表的な開発環境・ツールとしては、3DCGの制作/開発においては「Blender」や「Maya」、VR/ARの制作/開発においては「Unity」や「Unreal Engine」などが挙げられます。

 

VR制作/開発の中でも、単にVR/ARのコンテンツを制作したいのか、iOS/Androidで利用できるアプリを開発したいのかによって、利用する開発環境・ツールは異なります。 

③サービスの体験設計・開発

3つ目のステップは、サービスの体験設計・開発です。実現したいユーザー体験の設計を行った後、実際の開発を行います

 

単にVR/ARのコンテンツを制作したいのであれば簡易なツールでも対応可能な場合がありますが、よりクオリティの高いユーザー体験を実現するためには、「Unity」や「Unreal Engine」を利用してプログラミングを行い、アプリケーションを開発する必要があります。

④サービスのテスト・公開

4つ目のステップは、サービスのテスト・公開です。スマホ、タブレット、ヘッドマウントディスプレイなど対象とするデバイスにおいて、バグがないか、表示速度に問題がないかなどをテストします

 

動作に問題がなければ、アプリであればデバイスごとにアプリストアに申請を行い、審査が通ればリリースとなります。

おススメのVR開発会社7選

おススメのVR開発会社7選

VR開発を依頼できるおススメの開発会社は以下の7社です。

 

  • ①ホロラボ:HoloLensのアプリ開発に強み
  • メタバース総研:各社の目的達成に向けた成果に繋がるメタバース/XRを開発
  • ③面白法人カヤック:数多くのクリエイターが在籍
  • ④ハシラス:VRアトラクションの実績が豊富
  • ⑤積木製作:建築に特化し、豊富なナレッジを蓄積
  • ⑥VRPartners:VR領域での豊富な実績とメンバー
  • ⑦ハコスコ:脳科学の知見を活かしたVR開発

 

それぞれを分かりやすくご紹介していきます。

 

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①ホロラボ:HoloLensのアプリ開発に強み

ホロラボ:HoloLensのアプリ開発に強み
(画像:ホロラボ)

ホロラボは、Windows Mixed Realityなどのシステムやアプリケーションの研究・開発をしている企業です。ホロラボは国内の大手企業に利用されており、トヨタ自動車株式会社や東急建設株式会社などを支援しています。

 

ホロラボの強みは次の3点です。

  • 1.HoloLensのアプリ開発が得意な点
  • 2.教育プログラムの開発をしている点
  • 3.新しい技術の普及や技術者同士の交流を促進している点

1.HoloLensのアプリ開発が得意な点

ホロラボは2017年1月18日、Microsoft HoloLens の日本上陸の日に設立された研究開発型の企業であり、Windows Mixed Realit(マイクロソフトが開発している複合現実のプラットフォーム)に代表されるMicrosoft HoloLens関連の最新技術をいち早く使いこなしています。

2.教育プログラムの開発をしている点

Windows Mixed Realityなどの最新技術を簡単に理解できるような教育プログラムの開発を行っており、プログラムを通じて自社ナレッジを蓄積させています。

3.新しい技術の普及や技術者同士の交流を促進している点

展示やデモ、カンファレンスなどを通じて、他社と協力して新しい技術の普及や技術者同士の交流を促進しており、業界の最新技術を取り入れた研究や開発を可能にしています。

②メタバース総研:各社の目的達成に向けた成果に繋がるメタバース/XRを開発

メタバース総研:各社の目的達成に向けた成果に繋がるメタバース/XRを開発

メタバース総研は、企業向けのメタバース/XRのコンサルティング・開発を行っている会社です。

  

メタバース総研の強みとして以下の3点が挙げられます。

 

  • 1.国内最大級のメディア運営/豊富なコンサルティング経験による戦略策定力
  • 2.中立的な立場から各社に最適なツール/プラットフォームを選定可能
  • 3.強力なパートナー企業/クリエイターによる総合的な支援力

1.国内最大級のメディア運営/豊富なコンサルティング経験による戦略策定力

メタバース総研 国内最大級のメディア運営/豊富なコンサルティング経験による戦略策定力

メタバース総研は、国内最大級のビジネスに特化したメタバース/XRメディアの運営と幅広い業界の大手企業へのコンサルティング経験を通じた戦略策定力を強みとしています。

 

そのため支援の際は、クライアント企業様の事業の課題・活用の目的を踏まえたメタバースの活用戦略/企画策定を徹底しています。このこだわりが、多くの企業が陥っている”メタバース/XR活用自体の目的化”を防ぎ、成果に繋がる活用を実現します。

2.中立的な立場から各社に最適なツール/プラットフォームを選定可能

メタバース総研 中立的な立場から各社に最適なツール/プラットフォームを選定可能

メタバース総研は、特定のメタバース/XR開発ツールやプラットフォームを有していません。

 

そのため、特定の開発ツールやプラットフォームの活用ありきの支援ではなく、中立的な立場からクライアント企業様のプロジェクト毎に最適なプラットフォームやツールを選定し、支援することが可能です。

3.強力なパートナー企業/クリエイターによる総合的な支援

メタバース総研 強力なパートナー企業/クリエイターによる総合的な支援

メタバース総研は、技術領域・ユースケース毎に、業界を代表する実績/ソリューションを有する12社の企業や38名のクリエイターとパートナーとして協働しています。

 

そのため、クライアント企業様の課題やご要望に合わせ、パートナー企業/クリエイターらとともに最適な各種ソリューションをご提供しています。

 
※メタバース総研は豊富な経験とナレッジに基づき、各社様に合わせた先進事例や具体的な活用アイデアなどの最新ナレッジをご提供させていただいております。 メタバース/XR活用でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
メタバース/XRのビジネス活用個別無料相談会の詳細はこちら

③面白法人カヤック:数多くのクリエイターが在籍

面白法人カヤック:数多くのクリエイターが在籍
(画像:面白法人カヤック)

面白法人カヤックは、広告やPRの受託開発を行う「面白プロデュース事業」やソーシャルゲームの開発・運用を行う「ゲーム・エンタメ関連事業」、ゲームやeスポーツのコミュニティに特化した「eスポーツ関連事業」などの事業を展開する企業です。面白法人カヤックは、沢井製薬やソニー・ミュージックエンタテインメント、スクウェア・エニックス、明治などの大手企業の支援をしています。

 

面白法人カヤックの強みは次の3点です。

  • 1.クリエイティビティのあるクリエイターを多く抱えている点
  • 2.広告的なVRコンテンツが得意な点
  • 3.VRのニュースを語るポッドキャストを運営している点

1.クリエイティビティのあるクリエイターを多く抱えている点

「つくる人を増やす」の経営理念のもと会社経営を行っているため、社内にクリエイティビティのあるクリエイターを多く抱えているのが特徴で、面白いサービスを次々にリリースしてきました。

2.広告的なVRコンテンツが得意な点

VR領域においては、企業の課題を解決する広告的なVRコンテンツなど、様々なシーンでVRコンテンツの企画・実装・演出を行い、世の中にまだない新しい体験を次々と生み出しています。

3.VRのニュースを語るポッドキャストを運営している点

「カヤックVR部VRadio」をSoundCloudとYouTubeで配信中しており、運営を通じて蓄積されたナレッジをVR制作に活かしています。

④ハシラス:VRアトラクションの実績が豊富

ハシラス:VRアトラクションの実績が豊富
(画像:ハシラス)

ハシラスは、VRコンテンツ専門の制作会社です。なかでも、ハイエンドVRデバイスと独自のハードウェア・ソフトウェアを組み合わせた、VRアトラクションの企画・制作の実績が豊富となっています。ハシラスは、株式会社サンシャインシティや株式会社リクルートテクノロジーズなどのハイエンドVRの制作支援をしています。

 

ハシラスの強みは次の3点です。

  • 1.豊富な導入実績・事例と圧倒的な体験ユーザー数
  • 2.オリジナル体感ハードウェアの作成
  • 3.ハイエンドVRの豊富なノウハウ

1.豊富な導入実績・事例と圧倒的な体験ユーザー数

ハシラスは2014年からVRアトラクションの開発を行なっており、国内外問わず多数の施設にコンテンツを納入しています。多くの実績と、圧倒的な体験ユーザー数から得られるフィードバックにより、豊富な技術・知見を育んでいます。

2.オリジナル体感ハードウェアの作成

VR向けライドなどの体感ハードウェアを自主制作している点がハシラスのコンテンツ制作の特徴であり、良好な体感性やアテンド性、酔い防止などの最新の知見を盛り込んだハードウェアを継続的に開発しています。

3.ハイエンドVRの豊富なノウハウ

ハシラスはハイエンドなVR機器をフル活用した体験価値の高いコンテンツ制作を得意としています。一般的な360度動画と異なり、現実の身体とVR空間が相互作用するコンテンツを実現しています。アニメやマンガなどのIP活用においても、原作そのままの世界観に体験者自身が入り込んで活躍できるリッチなコンテンツ制作が可能です。

⑤積木製作:建築用 CGVRコンテンツの制作会社

積木製作:建築用 CGVRコンテンツの制作会社
(画像:積木製作)

積木製作は、建築用 CG 制作と VR コンテンツ制作を 2 本柱に事業を展開している企業です。積木製作は、大林組や鹿島建設や九州旅客鉄道や大和ハウス工業などの支援をしています。

 

積木製作の強みは次の3点です。

  • 1.建築に特化したVR制作会社
  • 2.建築のノウハウ
  • 3.自社サービス「安全体感VRトレーニング」

1.建築に特化したVR制作会社

建築の専門知識に加え画やCGのクオリティーにも定評があり、建築に特化したVR制作会社としてマンションやオフィス、公共事業などの支援を行っています。また、マイクロソフト社から「Microsoft Mixed Realityパートナー」として正式に認定されており、技術力の高さも評価されています。

2.建築のノウハウ

積木製作は、一級建築士でもある城戸太郎氏が2003年9月に設立した企業で、支援先に建設会社や不動産や鉄道会社が多く建築に特化したノウハウが豊富に蓄積されています。

3.自社サービス「安全体感VRトレーニング」

「安全体感VRトレーニング」は160社以上に採用されたVR体感教育で、1台38,500円(税込)という低価格で利用可能です。

⑥VRPartners:VR領域での豊富な実績とメンバー

VRPartners:VR領域での豊富な実績とメンバー
(画像:VRPartners)

VRPartnersは、VRコンテンツのプランニングから撮影、編集、配信、効果測定までをワンストップで提供する総合VRプロデュース企業です。VRPartnersは、東京観光財団や損害保険ジャパン株式会社や公益社団法人能楽協会や株式会社フジテレビジョンなどの支援をしています。

 

VRPartnersの強みは次の3点です。

  • 1.豊富な実績
  • 2.VRに特化した経験豊富なメンバー
  • 3.VR動画配信プラットフォーム「360Channel」での配信

1.豊富な実績

VRPartnersは年間500本以上のVRコンテンツ制作・配信、システム開発の経験があり、蓄積したノウハウを活かし、一気通貫したソリューションを提供します。

2.VRに特化した経験豊富なメンバー

実写VR映像撮影・編集やCG・XR制作やシステム・アプリケーション開発などの支援の際に、VR映像に特化した経験豊富なメンバーが担当します。

3.VR動画配信プラットフォーム「360Channel」での配信

360Channelとは、LIVE配信を含め、映画・バラエティ・音楽・スポーツなど、多彩な360度VRコンテンツが楽しめる動画配信サービスであり、360Channelでのライブ配信などの支援をしています。

⑦ハコスコ:脳科学の知見を活かしたVR開発

ハコスコ:脳科学の知見を活かしたVR開発
(画像:ハコスコ)

ハコスコは、脳科学をベースにしたワンストップなソリューションの開発・提供を行っている企業です。ハコスコは、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズやキングレコード株式会社やトヨタ自動車株式会社や和歌山県などの支援をしています。

 

ハコスコの強みは次の3点です。

  • 1.仮想現実を使った脳科学の知見
  • 2.手軽にVRを体験できるスマホを使ったVRサービス
  • 3.ハコスコのVRプラットフォーム

1.仮想現実を使った脳科学の知見

ハコスコの代表取締役 CEO の藤井さんは適応知性および社会的脳機能解明を研究する医学博士・脳科学者であり、「つながる脳」(毎日出版文化賞 受賞)などの書籍も出版しています。また、ハコスコは2014年7⽉に理化学研究所の理研ベンチャー制度により創業された会社です。

2.手軽にVRを体験できるスマホを使ったVRサービス

箱+スコープ=「ハコスコ」の名前のとおり、ダンボールにレンズをつけ、スマートフォンを利用しただけのミニマルなつくりのHMDを提供しており、累計141万台を販売しています。

3.ハコスコのVRプラットフォーム

ハコスコはECメタバース、VRゴーグル、360°カメラを提供しており、VRを体験する・配信をする・映像を作るというVRをワンストップで体験できるプラットフォームを実現しています。

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このナレッジの著者

メタバース総研 代表取締役社長

今泉 響介

株式会社メタバース総研(現・CREX)代表取締役社長。
慶應義塾大学経済学部卒業。学生起業した事業を売却後、日本企業の海外展開/マーケティングを支援する株式会社Rec Loc を創業・社長就任を経て、現職に。メタバースのビジネス活用に特化した国内最大級の読者数を誇るメディア「メタバース総研」の運営やメタバースに関するコンサルティング及び開発サービスの提供を行っている。著書に『はじめてのメタバースビジネス活用図鑑』(中央経済社)

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