5G・6Gでメタバースはどう進化する?7大メリットも解説

メタバース 5G

関連技術の発達とともに、近年大きな注目を集めるメタバース。

特に5Gの普及や6Gの実用化により、通信速度が大幅に向上することで、メタバースの進化が加速していくと考えられています。

 

一方で、「そもそも5G、6Gが何かよくわからない」「5G、6Gがメタバースにどのような影響を与えるか知りたい」という方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、5G・6Gとメタバースの関係について、基本から分かりやすくご紹介します。

本記事は、以下のような方におすすめの記事となっています。

 

  • そもそも5G、6Gとは何かを理解したい
  • 5G、6Gとメタバースの関係について知りたい
  • 5Gや6Gによってメタバースにどのようなメリットがもたらされるのかを知りたい

 

本記事を読めば、5G・6Gとメタバースの関係から5G・6Gがメタバースに与える影響まで一気にキャッチアップできる内容となっておりますので、ぜひ最後までご一読ください。

そもそも5G・6Gとは

5Gとは

5Gは、5th Gererationの略で、高速データ伝送、低遅延、多数のデバイスへの接続を実現する新しいワイヤレスネットワークのことです。4Gの次世代規格として、2020年3月からサービスが開始されました。 

例えば、2時間程度の長編映画をダウンロードするのに4Gでは約8分かかるのに対し、5Gではわずか数秒しかかからないなど、4Gと比べて大幅に通信速度が向上しています。

 

5Gのもとでは、大量のデータを瞬時にやり取りすることができるため、AIやAR・VR、自動運転など様々な先端技術の発展に大きな影響を与えています。

6Gとは

6Gとは、現在普及が進んでいる5Gよりもさらに処理速度が進化した次世代の移動通信システムのことで、2030年頃の実用化が目指されています。

 

6Gが普及すると、5G以上の高速大容量化と低遅延により、同一ネットワークに対する多数同時接続が可能となります。6Gが実用化されると、多くの人が1つのネットワークに同時に接続することが当たり前となり、日常生活でも通信速度や通信エリアなどでの悩みがなくなるともいわれています。

メタバースと5G・6Gの関係性とは?

メタバースと5G・6Gの関係性とは?

メタバースは高度なデジタル環境であり、その実現のためには高度な通信処理能力が不可欠となります。

 

5Gはすでにメタバースにおいて活用されており、通信制限や遅延の問題の解消などに役立っています。しかし、リアルで没入感のある理想的なメタバースを実現できる水準には至っておらず、そのためには、さらなる通信速度の向上や低遅延の実現が不可欠です。

 

一方で、6Gにより、さらなる高速大容量化や低遅延が実現すれば、5Gの時とは比べ物にならないほど、メタバースの世界はより没入感が高く、リアルに近い理想的な水準になると考えられています。また、6Gにより、5Gの時よりもさらに多くの端末が一つのメタバースに同時接続することが可能となるため、より多くのユーザーが一つのメタバースに同時に参加することができるようになり、メタバース内でのコミュニティの活性化につながると考えられます。

 

このように、6Gを活用することで、メタバースの普及・進化が一気に加速していくことが期待されています。

5Gがメタバースにもたらした3つのメリット

5Gがメタバースにもたらした3つのメリット

5Gがメタバースにもたらしたメリットとして以下の3つが挙げられます。

 

  • ①モバイル端末からのメタバース体験の実現
  • ②グラフィックの向上による仮想世界のリアリティの向上
  • ③通信速度の向上によるVR酔いの緩和

 

それぞれのメリットについてわかりやすく紹介していきます。

①モバイル端末からのメタバース体験の実現

REALITY
(画像:REALITY)

1つ目のメリットは、モバイル端末からのメタバース体験を実現したことです。

 

メタバースでは、デジタルコンテンツがリアルタイムで表示されることで没入感のある体験を得ることができますが、そのためには、専用のヘッドマウントディスプレイや高性能なPCなどを用いなければなりません。

 

しかし、5Gにより、通信速度が向上し、スマートフォンからでも手軽に、リアルに近い仮想世界を体験することができるようになりました。

②グラフィックの向上による仮想世界のリアリティの向上

Apple グラフィックの向上による仮想世界のリアリティの向上
(画像:Apple)

2つ目のメリットは、グラフィックの向上により仮想世界のリアリティが向上したことです。

 

大量のデータを低遅延でやり取りすることができる5Gにより、グラフィックの質が大幅に向上します。これにより、ユーザーは、リアルに近い美しい映像をメタバース上で楽しむことができ、より没入感のあるメタバース体験をすることが可能となります。

③通信速度の向上によるVR酔いの緩和

3つ目のメリットは、通信速度の向上によりVR酔いが緩和されることです。

 

VR体験のデメリットとして、身体的な動きと視覚的な情報処理にずれが生じることで気分が悪くなるVR酔いになりやすい点が挙げられます。

 

しかし、5Gによる通信速度の向上により、リアルタイムでデジタル情報が表示されるようになることで、頭の動きと映像のずれが小さくなり、VR酔いが緩和されると考えられます。

6Gがメタバースにもたらすであろう4つのメリット

6Gがメタバースにもたらすであろう4つのメリット

6Gがメタバースにもたらすメリットとして以下の4つが挙げられます。

 

  • ①通信速度の大幅な上昇による没入体験のさらなる向上
  • ②より多くの端末からの同時接続の実現
  • ③より大規模でリアルに近いデジタルツインの実現
  • ④触覚・味覚などの五感を再現できるデバイスの登場

 

それぞれのメリットについてわかりやすく紹介していきます。

①通信速度の大幅な上昇による没入体験のさらなる向上

1つ目のメリットは、通信速度の大幅な上昇により没入体験がさらに向上することです。

 

6Gでは、仮想世界と現実世界の融合がさらに加速します。特に、6Gの普及で首振りだけでなく実際の移動も認識できるデバイスが登場し、没入感の向上が予測されます。例えば、現実世界においてヘッドマウントディスプレイをしたまま前に歩いた場合、メタバース上でも前に歩いたかのように映像が動きます。

 

これにより、特に、バトルゲームやエクササイズなどリアルの世界での移動とメタバース上の移動をリンクさせるコンテンツの没入感がさらに向上すると考えられます。

②より多くの端末からの同時接続の実現

2つ目のメリットは、より多くの端末からの同時接続を実現したことです。現状の通信規格では、通信速度の問題から、メタバースに同時参加できるユーザー数に制限が課されることもあります。

 

しかし、6Gにより多人数同時接続が可能となることで、より多くのユーザーが一つのメタバースに同時参加することができるようになります

 

これにより、メタバース内でのコミュニティが拡大し、様々な人と出会える機会を得ることができるようになります。

③より大規模でリアルに近いデジタルツインの実現

より大規模でリアルに近いデジタルツインの実現

3つ目のメリットは、より大規模でリアルに近いデジタルツインを実現できることです。

6Gにより情報処理速度がさらに加速すれば、処理可能なデータの量が増えるため、より詳細なデータを収集してシミレーションを行うことが可能となり、より大規模で高精度なデジタルツインを実現することができると考えられます。

 

これにより、シミュレーションの精度が向上し、より確度の高い災害予測や建築シミュレーションなどが可能となると考えられます。

④触覚・味覚などの五感を再現できるデバイスの登場

Meta
(画像:Meta)

4つ目のメリットは、触覚・味覚などの五感を再現できるデバイスが登場することです。

大容量の通信によって、ウェアラブルデバイスもさらに進化すると考えられ、視覚・聴覚だけでなく、味覚・嗅覚・触覚などの五感を再現することができるデバイスが登場する可能性があります。

 

例えば、メタバースゲームにおいて、敵の攻撃を受けた時にリアルの体にも衝撃を感じたり、メタバース上の森を歩いているときに、木の匂いを感じたりすることができるようになるかもしれません。

メタバースの今後の普及・発展のシナリオ

メタバースの今後の普及・発展のシナリオ

メタバースの今後の普及・発展のシナリオとして以下の3フェーズが挙げられます。

 

  • ①黎明期(~2025年):一般ユーザーにメタバースの認知が広まる
  • ②普及期(2025~2030年):メタバースが一気に人々の生活に普及
  • ③定着期(2030年~):多くの人々が当たり前にメタバース空間で活動

 

それぞれのフェーズについて分かりやすく紹介していきます。

①黎明期(~2025年):一般ユーザーにメタバースの認知が広まる

ZYBER
(画像:ZYBER)

現在〜2025年までのメタバース黎明期は、メタバースを構成する技術要素の進化と社会的なニーズの高まりを機に、多くの一般ユーザーがメタバースに興味を示し始めます。それに伴い多くの企業がメタバース市場への参入を始めます。

 

具体的には技術の発展により、VRデバイスの低価格や小型化が進み、一般ユーザーでも利用しやすいデバイスになること、新型コロナウイルスの流行により、リモートコミュニケーションの需要が高まることなどにより、メタバースが大きく発展する準備が整うフェーズと言えます。

 

一方で、メインのユーザー層はVRゲームを目的とするコアユーザーであり、市場としてもデバイスやゲームタイトルが中心となっています。

②普及期(2025~2030年):メタバースが一気に人々の生活に普及

Apple VisionPro
(画像:Apple)

2025〜2030年のメタバース普及期は、要素技術の更なる発展と、メタバース上で提供されるサービスの充実により、メタバースが一気に人々の生活に普及し始めます。

 

この頃にはVR/ARデバイスはかなり小型化・軽量化され、長時間装着することが可能になっており、現代におけるスマホのような感覚で、幅広い活動をメタバース上で行うようになっていきます。

 

人々がメタバースで過ごす時間が長くなるにつれ、メタバース空間上のデジタルアセット(アバターやアバターの洋服など)がより価値を持ったり、メタバース上のメディアやSNSの広告がより価値を持っていくと考えられます。

③定着期(2030年~):多くの人々が当たり前にメタバース空間で活動

Apple VisionPro
(画像:Apple)

2030年以降のメタバース定着期は、要素技術が一通り成熟し、人々がメタバース空間にアクセスする上での課題は解決され、老若男女問わず多くの人々が当たり前にメタバース空間で活動するようになると考えられています。

 

現代のスマホのように、あらゆる領域のサービスにアクセスするベースとなる存在に発展しており、消費者向けのサービスの充実はもちろん、多くの企業の業務プロセスにメタバースが取り込まれていくと考えられます。

 

具体的には、企業の教育研修がメタバースを通じて行われたり、製造業のバリューチェン全体がメタバース上に構築され、各種シミュレーションや現場の作業員のサポートにも活用されるなど、仕事でもメタバースを活用することがごく自然に行われるようになっていくでしょう。

企業がメタバースを活用する3大メリット【事例あり】

企業がメタバースを活用する3大メリット【事例あり】

企業がメタバースを活用する代表的なメリットとして以下の3つが挙げられます。

 

  • ①新規事業の創出
  • ②マーケティング・ブランディングの強化
  • ③企業の社内業務の効率化

 

それぞれのメリットを事例とともに紹介していきます。

 

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①新規事業の創出

1つ目のメリットは、メタバースサービスやイベントなどの新規事業の創出です。

 

メタバースを活用し新たなサービスを構築することで、ユーザーに対し現実に存在するもの/しないものを含め、仮想空間上に3Dの世界を構築することができるというメタバースならではの特徴を活かし、ユニークな体験を提供するサービスを提供することができます。

 

また、メタバース上でアーティストや企業を集めたイベントをすることで、入場券やデジタルコンテンツの販売など収益性の高い新たなビジネスを展開できることが挙げられます。

そんなメタバースを活用した新規事業に取り組む事例を2件ご紹介します。

 

  • バンダイナムコ:ガンダムファンが交流できるメタバースを構築へ
  • サンリオ:50組以上のアーティストが参加の有料ライブイベント

 

それぞれの事例を分かりやすく紹介していきます。

バンダイナムコ:ガンダムファンが交流できるメタバースを構築へ

バンダイナムコ:ガンダムファンが交流できるメタバースを構築へ
(画像:バンダイナムコ)

バンダイナムコグループは、2022年4月から掲げる中期ビジョン「Connect with Fans」の重点戦略の1つとして、IPでファンとつながる「IPメタバース」を設定しました。

 

これは、メタバースを介して、バンダイナムコグループとファンのコミュニティを作る仕組みで、その第1弾がガンダムメタバースです。先日のガンダムカンファレンスで流れたイメージ映像では、メタバース上に世界中のガンダムファンが集い、語り合ったり、ライブイベントに参加したりする様子が描かれていました。

 

今後はバンダイナムコグループ以外の企業によるガンダムビジネスへの参入促進やガンダムファンがガンダムを活用したビジネスができる場の提供を目指して事業展開を行っていく予定とのことです。

 

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サンリオバーチャルフェス:50組以上のアーティストが参加の有料ライブイベント

サンリオバーチャルフェス:50組以上のアーティストが参加の有料ライブイベント
(画像:サンリオ)

サンリオは、メタバース上に、50組以上のリアル/バーチャルの有名アーティストを集めた、有料のライブイベント「サンリオバーチャルフェス」を開催しました。

 

参加者は、メタバース上で有名アーティストのライブパフォーマンスを楽しんだり、参加者同士でコミュニケーションを取ったり、リアル・バーチャルの限定グッズを購入することができたりします。

バーチャルのライブイベントでありながら、有料チケットの価格は5,000円〜10,000円超えのものも存在するなど、リアルのライブイベントと同様の価格であることも注目を集めました。

 

同イベントが多くのユーザーを集めた理由として、ユーザーが求めるものを実現するために、企業や団体の垣根を超えたコラボレーションを実現させた点が挙げられます。参加するアーティストは、AKB48などのリアルの有名アーティストから、Vtuber、VRChat上で活動するバーチャルアーティストまで、幅広いジャンル・所属企業のアーティストが一堂に会することで、大きな話題を呼びました。

このように、ユーザーを特定の企業やプラットフォームに囲い込もうとするWeb2.0的な発想とは違った取り組みが、今後のメタバースイベントの盛り上がりに繋がっていくと予想されます。

②マーケティング・ブランディングの強化

2つ目のメリットは、メタバースを活用したマーケティング・ブランディングの強化です。

メタバースが人々の生活に普及するにつれ、オフラインからオンラインへ、WebからSNSへと起こってきたのと同様の顧客接点のシフトが、メタバースでも起こると考えられます。

 

メタバースをマーケティング・ブランディングに活用することで、従来はオンラインでの実施が難しかった商品・サービスの販促やメタバースならではの体験を通じた強力なブランディングを行うことができます。メタバースは従来のWebページや動画と比べ伝えられる情報がリッチかつインタラクティブな体験を提供可能なため、ユーザーを惹きつけやすく幅広い業種での活用が進んでいます。

 

そんなメタバースを活用したマーケティングの代表的な事例として以下の2つが挙げられます。

 

  • 三越伊勢丹:独自のメタバース空間を構築し新たなEC体験の提供へ
  • 日産自動車:VR chat上で新車発表・試乗会を開催

 

それぞれの事例を分かりやすく紹介していきます。

三越伊勢丹:独自のメタバース空間を構築し新たなEC体験の提供へ

三越伊勢丹:独自のメタバース空間を構築し新たなEC体験の提供へ
(画像:三越伊勢丹)

三越伊勢丹は、自社の百貨店の店舗を再現したメタバース「Rev worlds」をスマホ向けアプリをリリースしています。同社はこのアプリを通じて、”バーチャルな伊勢丹の店舗”で”リアルな買い物”体験を提供しています。

 

ユーザーはアバターの姿で商品を見て回ることができ、その商品を実際にECで購入することが可能です。店員のアバターも配置され、チャット機能を使った接客も受けられます。現在は婦人服や食品など310ブランドを扱っていますが、今後は家具や日用品にも対象を広げる方針です。友人のアバターと一緒に会話しながら買い物できるようにするなど機能も強化する予定です。

 

他社がメタバース上で開催されるイベントへの出展が中心のなか、三越伊勢丹は既に独自のメタバース空間を構築・提供しており、マーケティングへのメタバース活用をリードする存在といえます。

 

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日産自動車:VR chat上で新車発表・試乗会を開催

日産自動車:VR chat上で新車発表・試乗会を開催
(画像:日産自動車)

日産自動車はメタバース上で、新型軽電気自動車「日産サクラ」の発表・試乗会を開催しました。イベントは世界最大のVR SNSプラットフォーム「VRChat」で開催されました。

 

発表会は日産副社長のアバターが登場し、ボイスレターが再生されるという形で進行。また、試乗会では日本の四季を感じられるドライブコースでバーチャルなサクラを運転することができました。VR上での試乗は通常の試乗とは違い、書類での手続きなどが不要で、いつでもどこからでも体験可能な点が強みです。

  

今回の取り組みにより、販売スタッフのアバター操作経験不足や、リアルな商品を仮想空間上でプロモーションする難しさなどが明らかになったとのことです。このような試験的な取り組みを重ねるなかで、将来的に製品のプロモーションチャネルとしてVRイベントが本格的に活用できるユースケースが確立されていくことが期待されます。

 

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③企業の社内業務の効率化 

メタバース・デジタルツインを社内業務の効率化に活用することで、バリューチェーン全体や工程全体の最適化社員の作業のサポート、研修の効率化をすることができます。

 

メタバース上で現状存在しない施設や設備を設計し、シミュレーションを行うことで、最適な製造ラインや運用方法を特定したり、メタバースの特徴である3Dでの情報の表示により、AR/MRグラスで現場の作業員の作業をサポートしたり、VRグラスにより様々なシチュエーションを想定した研修を行ったりと多岐にわたる活用方法が存在します。

 

そんなメタバースを活用した社内業務の効率化に取り組む代表的な事例として以下の3つが挙げられます。

 

  • ウォルマート:メタバース上で混雑等の状況を再現した研修
  • DHL:倉庫でのピッキング作業の効率化
  • 川崎重工:工場を丸ごとメタバース化する計画を発表

 

それぞれの事例を分かりやすく紹介していきます。

ウォルマート:メタバース上で混雑等の状況を再現した研修

ウォルマート:メタバース上で混雑等の状況を再現した研修
(画像:ウォルマート)

世界的なスーパーマーケットチェーンであるウォルマートは、接客のトレーニングにVRを導入しています。従業員にHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着させ、ブラックフライデーなどの販売イベント時に大勢のお客様に対応するための研修を行っています。従来の研修とは異なり、現実には再現が困難な状況を実際に体験しているかのような、リアリティの高い研修を行うことができます。

 
この研修を行うため、ウォルマートは1万7000台のOculas Questを約4700店舗に準備するなど大規模な投資を行っており、VRを活用した研修に本腰を入れています。

 

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DHL:倉庫でのピッキング作業の効率化

DHL:倉庫でのピッキング作業の効率化
(画像:DHL)

ドイツの大手物流企業のDHL社は、グーグルのスマートグラス「Glass Enterprise Edition 2」を導入し、倉庫での配送業務にARを活用しています。従業員はピッキング作業の現場でグラスを着用することで、製品・商品の保管場所やカート配置場所といった必要な情報を確認することが可能です。ハンズフリーで即座に必要な情報にアクセスできるため、作業の精度と効率の向上に繋がります

 

また多くのスマートグラスにはマイク機能が搭載されており、遠隔かつハンズフリーで会話による連携を取ることも可能です。

川崎重工:工場を丸ごとメタバース化する計画を発表

川崎重工:工場を丸ごとメタバース化する計画を発表
(画像:川崎重工)

川崎重工はマイクロソフト社のカンファレンス「Build2022」にて、工場を丸ごとメタバース化する「インダストリアルメタバース」の構築に取り組むことを発表しました。この取り組みにより、工場における全工程をバーチャル空間上でシミュレーションできるデジタルツインの構築を目指すとのことです。

 

同社は、マイクロソフトのクラウド/IoT管理ソリューション「Azure IoT」、エッジAIソリューション「Azure Percept」、MRデバイス「HoloLens 2」を採用し、生産ラインや製造現場の管理に取り組んでいます。これにより、ロボットの障害発生時の迅速な対応や、トラブルを未然に防ぐ予知保全が可能になります。また、リアルタイムかつ遠隔で専門家からのアドバイス、支援を受けることができるようになりました。

 

また、「Azure Digital Twins」を用いることで、過去・現在・未来の稼働状況を仮想空間上で把握することで、問題の原因を特定し解決することも可能です。従来は物理的に目を通しにくかった箇所の点検や、未来の状況予測が可能になるため、未然の事故防止に繋がると考えられています。

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このナレッジの著者

メタバース総研 代表取締役社長

今泉 響介

慶應義塾大学経済学部卒業。学生起業した事業を売却した後、日本企業の海外マーケティングを支援する株式会社Rec Loc を設立して代表取締役社長に就任。メタバースのビジネス活用を支援するメタバース総研を設立して代表取締役社長に就任。

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