ユーザー数の多い会話型AIサービスベスト7|料金や特徴も紹介
本記事では、会話型AIサービスの活用を検討されている方向けに、ユーザー数の多い会話型AIサービスベスト7を、料金や特徴とともにわかりやすくご紹介します。
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【2024年最新】ユーザー数の多い会話型AIサービスベスト7
ユーザー数の多い会話型AIサービスベスト7は以下の通りです。
- ①ChatGPT:OpenAIが開発し、世界中で最も使われているAIツール
- ②Copilot:Microsoft×OpenAIが実装するAIアシスタント
- ③Gemini:マルチモーダル機能を備え「GPTを超える」と言われているGoogleの会話型AI
- ④Perplexity AI:ログイン不要で手軽に利用できる会話型検索エンジン
- ⑤AIチャットくん:LINEで気軽に試せるChatGPT
- ⑥SELF AI:ユーザーの体調や気分を把握するメンタルケア型AIアプリ
- ⑦Cotomo:ユーザーの気軽な悩み相談相手となるメンタルケアAI
それぞれについてわかりやすく紹介していきます。
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①ChatGPT:OpenAIが開発し、世界中で最も使われているAIツール
ChatGPTとは、人間と会話しているような形式でやりとりができるAIツールのことです。
ユーザーの指示に基づき、質問への回答や文章の要約/翻訳、メールや企画書の文書作成などの幅広い知的作業を自動で行うことが可能です。
ChatGPTのGPTとは「Generative Pre-traind Transfomer」の略で、本に換算すると約25万冊分以上の、圧倒的に大規模な言語データを事前に学習させることで、従来人間にしかできなかった知的な作業を高精度で実施することが可能となっています。
ChatGPTは、アメリカのスタートアップ企業のOpenAI社により、2022年11月にリリースされました。その後、リリースから5日間で100万人、2ヶ月で1億人と世界最速でユーザーを獲得したサービスとなり、大きな注目を集めています。
使い方次第で仕事の生産性や効率を大幅に上げることができるので、すべてのビジネスパーソンが使いこなせるようになるべきツールと言えます。
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②Copilot:Microsoft×OpenAIが実装するAIアシスタント
Copilot は、MicrosoftがブラウザやWindow OS向けに提供しているAIチャットアシスタントです。Microsoftの提携先であるOpenAIのAIモデル「GPT-4」や「DALL-E 3」を搭載し、文章生成や対話を行うことができます。
Copilotは、「副操縦士」のことであり、AIがまるで副操縦士のように人間のタスクをサポートするという意味がこめられています。
さらに、Microsoft 365と組み合わせた「Copilot for Microsoft 365」では、普段利用するWordやPowerPoint、ExcelとCopilotが連携し、Copilotの助けを得ながら文書やプレゼン資料を作成することができます。
WordやExcelなどMicrosoftのアプリケーションを利用する多くのビジネスパーソンにとって、Copilotは仕事の生産性や効率を高める強力なツールとなります。
③Gemini:マルチモーダル機能を備え「GPTを超える」と言われているGoogleの会話型AI
Geminiとは、Googleが2023年12月に発表した対話型AIです。文章だけでなく、画像や動画、音声も理解できる”マルチモーダル機能”を備えている点が特徴で、複雑な数学の問題やプログラミング言語の理解など、難しいタスクもこなすことができると発表されています。
Geminiは性能に応じて3つのモデル「Gemini Ultra」、「Gemini Pro」、「Gemini Nano」に分かれています。最も性能の高いGemini Ultraは、数学、物理学、歴史、法律、医学、倫理など、あらゆる科目の知識・問題解決能力テストで人間の専門家を上回るパフォーマンスを発揮したと発表されています。
Googleは、GeminiがGPT-4を上回る性能を持つと強調しており、ChatGPTの有力な対抗馬として注目されています。
専門的で高度な内容を扱う研究職・専門職の方にとって、強力な味方になると考えられます。
④Perplexity AI:ログイン不要で手軽に利用できる会話型検索エンジン
Perplexity AIは、ChatoGPTなどと同様の会話型AI検索エンジンです。スマホやブラウザからログイン不要で利用できるため、ChatoGPTよりも手軽に利用を開始できます。
GPT-3.5とBingの検索エンジンを用いており、日本語を含む多言語に対応しているので、日本人の間でも人気が高まっています。
また、チャットの履歴を専用のURLで保存することができるため、過去のやり取りをアーカイブとして見返したり、他人に共有したりすることもできます。
無料でも利用できますが、月20ドルの有料プランに加入すれば、GPT-4モデルの使用や無制限のファイルアップロードが可能となります。
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⑤AIチャットくん:LINEで気軽に試せるChatGPT
「AIチャットくん」とは、LINE上でChatGPTを使うことができるLINEの新機能です。AIチャットくんを友達追加することで、まるでLINEで友達と会話しているかのようにAIチャットくんと会話をすることができます。
ChatGPTと同様に、質問への回答や文章作成・添削、アイデア出しなど様々な用途で活用することができます。
LINEから簡単に始められることから、2023年10月時点で250万人のユーザーがAIチャットくんを友達追加しています。
⑥SELF AI:ユーザーの体調や気分を把握するメンタルケア型AIアプリ
SELF AIは、SELF株式会社が提供する会話型AIアプリです。自然な会話でAIがユーザーの生活を把握し、メンタルケア、ストレスケア、ライフログ、情報提案などを行うことをコンセプトに提供されています。
単なる会話相手ではなく、会話記録からユーザーの思考、体調、気分を読み取り、個々のユーザーに合った解決の提案を行います。また、性格分析や日記機能、天気やイベント紹介などユーザーの生活を豊かにする様々な便利機能を備えている点も特徴的です。
アプリ内課金もありますが、基本的な機能は無料で利用することができます。
⑦Cotomo:ユーザーの気軽な悩み相談相手となるメンタルケアAI
Cotomoは、Starley株式会社が提供する音声会話型AIアプリです。ゆるい雑談から悩み相談まで、ユーザーのための気軽な話し相手になることを目的に開発されました。「話したいことも、話せないことも。」をコンセプトに、ユーザーのメンタルをケアするためのツールとして多くのユーザーから指示されています。
また、ユーザーの「声」を一般募集し、投票数が多かったものをCotomoのAIの音声として採用するというプロジェクトも行うなど、様々な角度からユーザーを楽しませています。
CotomoはApp Storeから無料でインストールして利用することができます。
会話型AIサービスを使いこなすための5つのコツ
会話型AIサービスを使いこなすためのコツとして以下の5つが挙げられます。
- ①できるだけ明確で具体的な質問/指示をする
- ②質問の背景や文脈を共有する
- ③回答の参考になる情報や回答例を記載する
- ④最初から完璧な回答が得られなくても、何度も修正を依頼する
- ⑤期待する回答が得られない場合、質問/指示の仕方を改善する
ChatGPTなどの会話型AIは非常に賢いAIですが、全知全能の存在というわけではありません。
そのため、人間に質問/指示をするときと同様に、丁寧なコミュニケーションを心がけることで、期待する回答やアウトプットを得ることができます。
企業による会話型AIサービスの活用事例5選
企業による会話型AIサービスの活用事例として、以下の5つが挙げられます。
- ①サントリー:生成AIからのアドバイスを活用しユニークなCMを企画
- ②メルカリ:AIアシスタントが売れやすい商品名や説明文を提案
- ③SMBCグループ:独自の対話AI開発で従業員の生産性向上へ
- ④パナソニックコネクト:AIアシスタントを導入し1日5000回の利用
- ⑤学研:生成AIを活用した個別アドバイスを提供
それぞれの事例についてわかりやすく紹介していきます。
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①サントリー:生成AIからのアドバイスを活用しユニークなCMを企画
サントリー食品インターナショナルは、生成AIを企画に活用したwebCM、「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」を公開しました。
キャストとして誰を起用するかや、実際にどのような企画のCMにするかも、生成AIからのアドバイスを参考に決定されているとのことです。
キャストがバレエダンサーとなり高速回転したり、周りでボウリングのピンが踊る中、ダブルピースで「やさしい麦茶」を飲んだりと予想外な展開で、人間には難しい奇想天外な内容が話題を呼んでいます。
②メルカリ:AIアシスタントが売れやすい商品名や説明文を提案
メルカリは、生成AIを活用して出品者のサポートを強化する「メルカリAIアシスト」機能の提供を開始しました。
本機能では、出品済みの商品情報を分析し、売れ行きを良くするための商品名や説明文を自動生成して提案します。
本取り組みは、フリマアプリ内で商品が購入者の目に留まりやすくすることを目的としており、取引の活性化に寄与することが期待されます。
③SMBCグループ:独自の対話AI開発で従業員の生産性向上へ
三井住友フィナンシャルグループは、「SMBC-GPT」という、ChatGPT活用し開発した、AIアシスタントツールの実証実験を開始しました。
本ツールは、SMBCグループ専用環境上で動作し、文章の作成、要約、翻訳、ソースコード生成など多岐にわたる業務を支援し、従業員の生産性向上を図ります。
また、AIアシスタントツールの回答内容の正確性を従業員が判断し、外部AIの利用禁止などの規制も順次見直していく予定です。
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④パナソニックコネクト:AIアシスタントを導入し1日5000回の利用
パナソニック コネクトでは、社内データベースを連携させたAIアシスタントによる業務効率化のプロジェクトを進めています。
この取り組みにより、自社業務や現場の個別課題に対応した回答生成が可能となり、社外秘情報にも対応する自社特化AIの運用開始も予定しています。
導入後3カ月で、想定の5倍以上の約26万回の利用があり、日々約5000回もの質問がAIに投げかけられているとのことです。
⑤学研:生成AIを活用した個別アドバイスを提供
学研ホールディングスは、オリジナル学習システム「GDLS」でChatGPTを活用し、個別に最適な学習アドバイスを提供するベータ版を開始しました。
このシステムは、生徒の学習履歴や理解度の変化に基づいて各生徒に対して適切な学習アドバイスを提供し、学習効果を最大化します。
学研オリジナル学習システム(GDLS)は、生徒が毎日ログインする習慣を促し、学習への意欲を高めます。さらに、学研メソッドはこれまでもAIを活用し、正答率に合わせた問題出題などを行っており、GDLSはその発展形となっています。
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