【全40社】有名な日本のAI企業一覧|サービス内容や強みも紹介

近年、ChatGPTなどの生成AIの登場・普及が世界的に話題となっているように、AIは人々の暮らしや仕事をより便利に・効率的にするツールとして大きな注目を集めています。

 

本記事では、AI導入・活用のコンサルティングやAI開発・ソリューション提供を行う日本の有名な企業40社を、各社のサービス内容や特徴とともにわかりやすくご紹介します。


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目次

【全40社】有名な日本のAI企業一覧

AI導入のコンサルティングやAIの開発・ソリューション提供を手掛ける有名な日本企業の一覧は以下の通りです。

 

<AI導入・活用を総合的に支援する会社>

  • ①AI総研:成果につながるオーダーメイドのAI導入を企画〜開発まで一気通貫で支援
  • ②WEEL:AIのプロトタイプ開発やプロダクトの構築を支援
  • ③ギブリー:AI開発の川上から川下までワンストップで支援
  • ④エクサウィザーズ:AIシステム実装のためのプラットフォームを開発・提供
  • ⑤PKSHA Technology:AIを用いたアルゴリズムソリューションの研究開発
  • ⑥neoAI:生成AI研究の名門である東大の松尾研究室発の先端技術集団
  • ⑦AVILEN:データ×AIで事業成長を促すAIソリューションを開発・提供
  • ⑧ブレインパッド:企業のデータ活用支援を専門として提供
  • ⑨アイスマイリー:国内最大級のAI比較サイトでの知見を武器にAI導入を支援
  • ⑩ギリア:人間とAIの共生を目指し、高性能なAIソリューションを提供

 

<AI導入・活用のコンサルティング会社>

  • ⑪マッキンゼー:AIを導入する上で役に立つ知識が満載のレポートを公開
  • ⑫ベイン・アンド・カンパニー:OpenAIの知見を取り入れたAI導入支援サービスの提供
  • ⑬アクセンチュア:ビッグテックとコラボし、AIへの投資効果の最大化を支援
  • ⑭PwC:生成AI専門のタスクフォースによる総合コンサルサービスを提供
  • ⑮デロイト:戦略×AIで様々な業界の経営課題を解決
  • ⑯KPMG:データ分析やトランスフォーメーション支援など多角的なサービスを提供
  • ⑰日立コンサルティング:生成AIを安全に活用する環境構築を支援
  • ⑱IBM:20,000人ものAIエキスパートによるビジネスコンサルティングを提供
  • ⑲アビームコンサルティング:ABeam AI Platformという独自の課題解決方法を構築

 

<AI開発・ソリューション提供会社>

  • ⑳ニューラルグループ:AI画像解析技術を活用したソリューションを提供
  • ㉑FRONTEO:金融や法律など専門業務に役立つAI開発に強み
  • ㉒Preferred Networks:ディープラーニング技術を用いた開発に強み
  • ㉓Sakana AI:省電力な生成AI基盤モデルの開発に取り組むスタートアップ
  • ㉔ELYZA:独自のLLM開発に成功したLLMのプロフェッショナル集団
  • ㉕オルツ:人々を単純労働から解放するパーソナルAIを開発
  • ㉖アラヤ:ディープラーニング、エッジAI、自律AIの開発研究
  • ㉗Laboro.AI:オーダーメイドのAIソリューション「カスタムAI」を提供
  • ㉘Lightblue:67億パラメータの日本語LLMを開発
  • ㉙エイブリッジ:AI無料相談も実施するAIシステム開発企業
  • ㉚オプティム:あらゆる業界でのDXを推進するAIソリューションを開発
  • ㉛ABEJA:AI倫理にも配慮したDX推進ソリューションの開発
  • ㉜Fusic:顧客が持つデータ価値を最大化するAIモデルの開発
  • ㉝エクスウェア:AIチャットボットTalkQAで有名なエクサウィザーズ子会社
  • ㉞Vareal:データエンジニアリングの知見を活かしたAI開発に強み
  • ㉟リベルクラフト:AIを活用したデータドリブンな課題解決を支援
  • ㊱MatrixFlow:簡単に高精度なAIを構築できるノーコードツールを提供
  • ㊲AI Inside:AI OCRでNo.1の市場シェアを誇るDX推進企業
  • ㊳Nuco:機械学習に使える大規模データ基盤の構築やシステムの開発
  • ㊴ユーザーローカル:ビッグデータをAIで解析するソリューションを提供
  • ㊵appier:AIによるフルファネルマーケティング支援に特化

 

それぞれの会社の特徴やサービスの内容についてわかりやすく紹介していきます。

 

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<AI導入・活用を総合的に支援する会社>

①AI総研:成果につながるオーダーメイドのAI導入を企画〜開発まで一気通貫で支援

AI総研:成果につながるオーダーメイドのAI活用を企画〜開発まで一気通貫で支援

AI総研は、企業の成果につながるAIやChatGPT導入の実現に向け、オーダーメイドの開発・コンサルティングを行っている企業です。

 

AIの導入が成果に繋がらないパターンとして、「他社の動向などに基づき、自社に最適ではない活用方法を選択してしまう」、「ベンダー都合での提案を受け、特定のツールなど打ち手ありきの導入を進めてしまう」などが挙げられます。

 

AI総研は、幅広い業界での支援経験や、国内最大級の法人向けAIメディア運営で培った豊富な知見に基づき、各社の課題解決・目的達成にこだわった、オーダーメイドでの戦略/企画の策定と開発・導入支援を強みとしています。

 

※AI総研では経験豊富なコンサルタントによる、AI/ChatGPT活用の個別無料相談会を実施しております。自社に合った活用方法や導入の進め方などでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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②WEEL:AIのプロトタイプ開発やプロダクトの構築を支援

WEEL:生成AIによる業務効率化のためのソリューションを提供
(画像:WEEL)

WEELは、AIを活用して業務効率化や新規事業の創出を実現したい企業に向けて、AIに関するコンサルティングや受託開発業務を提供しています。

 

WEELのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • AIの事業適用性を検証するためのプロトタイプ開発
  • 経験豊富なエンジニアによるAIプロダクトの構築
  • Webメディアにおいて、開発に関するノウハウ等を発信

 

プロトタイプ開発にかかる費用は120万円から160万円/月、期間は2~4か月が想定されています。

③ギブリー:AI開発の川上から川下までワンストップで支援

ギブリー:生成AIやDX推進のための様々なコンサルティングを提供
(画像:ギブリー)

ギブリーは、生成AIを中心に、AI導入やDX推進の川上から川下までワンストップで支援する開発・コンサルティング会社です。

 

WEELのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • リサーチ、PoC、アジャイル開発、運用支援をワンストップで支援
  • AI導入に向けた研修支援、プロンプトの作成支援、DX推進支援など、様々なタイプのコンサルティング業務を提供
  • 200人超のAIエキスパートが在籍し、シームレスに協働

 

WEELは、法人向けのChatGPT活用プラットフォームである法人GAIなどのプラットフォームも提供しており、受託開発にとどまらず、幅広いサービスを提供しています。

 

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④エクサウィザーズ:AIシステム実装のためのプラットフォームを開発・提供

エクサウィザーズ:AIプラットフォームを運営する最有力スタートアップ
(画像:エクサウィザーズ)

エクサウィザーズは、AIを用いた社会課題の解決を通じて幸せな社会の創出を目指すAIサービスの開発・提供会社です。

 

エクサウィザーズのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • AIアプリケーション開発やAIシステム実装のためのプラットフォーム「exaBase」を通じて、年間250件以上のAI/DX開発プロジェクトを手掛ける
  • 自社データを柔軟に連携できる法人向けChatGPTの開発支援サービスを提供

 

国内時価総額トップ100社の半数以上を含む500社超の企業にソリューションを提供しており、評判・実力ともにトップクラスのAIスタートアップです。

⑤PKSHA Technology:AIを用いたアルゴリズムソリューションの研究開発

PKSHA Technology:AI研究やアルゴリズム提供を手がける上場企業
(画像:PKSHA Technology)

PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)は、AIの自然言語処理、画像認識、ディープラーニングを用いたアルゴリズムソリューションを開発・提供している上場企業です。

 

PKSHAのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 様々なパートナー企業や大学と連携したAI研究を行うPKSHA ReSearchによる高度な開発業務に強み
  • 研究で培った知見を活かしたAIソフトウェア開発のPKSHA Enterprise AIを提供

 

PKSHAは、これまで165個のアルゴリズムを導入し、2000社以上の企業に導入され、毎日930万人以上のユーザーに使われています

⑥neoAI:生成AI研究の名門である東大の松尾研究室発の先端技術集団

neoAI:生成AI研究の名門である東大の松尾研究室発の先端技術集団
(画像:neoAI)

neoAIは、著名なAI研究者である東京大学の松尾豊教授の研究室から誕生した生成AI特化のスタートアップです。

 

neoAIのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 法人向けChatGPTサービス「neoAI Chat」などの法人向け生成AIソリューションの提供
  • 企業のデータを生成AIに記憶させることができるSaaSの開発・提供

 

松尾研究室出身の新進気鋭の若手ビジネスパーソンにより創業され、生成AIのビジネス現場への応用によるビジネス変革を目指しています。

⑦AVILEN:データ×AIで事業成長を促すAIソリューションを開発・提供

AVILEN:データ×AIで事業成長を促すAIソリューションを開発・提供
(画像:AVILEN)

AVILENは、データとAIの組み合わせにより企業の事業成長を支援するAIソリューション提供・コンサルティング会社です。

 

AVILENのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 社会実装も見据えたAI開発を重視する実用的なソリューションを開発・提供
  • 異常・損傷検知、レコメンデーション、営業数値予測など業界問わず様々なソリューションを提供
  • 法人向けChatGPT「ChatMee」の運用

 

近年では、生成AI分野にも積極的に参入しており、ChatGPT導入支援や生成AI活用支援などのコンサルティング業務も手掛けています。

⑧ブレインパッド:企業のデータ活用支援を専門として提供

ブレインパッド:企業のデータ活用支援を専門として提供
(画像:ブレインパッド)

ブレインパッドは、企業のデータ活用支援を専門とする開発・コンサルティング会社です。

 

ブレインパッドのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • あらゆる場面での企業のデータ活用を専門的に支援
  • データ活用のプロフェッショナルが各社に最適なデータ活用を実装

 

従来からのデータ活用支援サービスにAIの機械学習やディープラーニングの技術を取り入れたことで、より便利で汎用性のあるプロダクト開発・ソリューション提供が可能となりました。

⑨アイスマイリー:国内最大級のAI比較サイトでの知見を武器にAI導入を支援

アイスマイリー:国内最大級のAI比較サイトでの知見を武器にAI導入を支援
(画像:アイスマイリー)

アイスマイリーは、国内最大級のAI製品やサービスの比較サイト「AIsmiley」を運営するAIメディア運営、コンサルティング会社です。

 

アイスマイリーのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • AIプロダクトに関する情報発信や業界のカオスマップなどAI活用を検討する上で役立つ情報の発信
  • コンサルタントによるAIプロダクトの活用支援

 

近年では、IT導入補助金の申請支援を強化するAIsmilyコンソーシアムを組成し、AI導入にかかる金銭面でのサポートを行っています。

⑩ギリア:人間とAIの共生を目指し、高性能なAIソリューションを提供

ギリアは、人間とAIが共生する環境を実現することをミッションに掲げ、高性能・高品質なAIソリューションを開発・提供するAIベンチャー企業です。

 

ギリアのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 画像解析、深層強化学習、自然言語処理、データ解析などAIの主要な技術をカバー
  • AI学習用のデータ作成を専門とするプロ集団を擁する

 

ホームページではAI専門家やAI活用に取り組む各業界の担当者などとの座談会やセッションを動画として配信しています。

<AI導入・活用のコンサルティング会社>

⑪マッキンゼー:AIを導入する上で役に立つ知識が満載のレポートを公開

マッキンゼー:AIに関する質の高いレポートも公開
(画像:マッキンゼー)

世界的に有名なコンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーは、AIや生成AI領域においてもコンサルティングサービスを展開しています。

 

マッキンゼーのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 生成AIの導入支援や市場調査などを支援
  • 世界中にある関連オフィスから集めた深い専門知識と幅広い業界でのコンサルティングの知見を有する

 

マッキンゼーは、定期的に生成AIやAIに関するレポートも公開しており、専門家による知見が詰まった最新の情報を無料で読むことができます。

 

※200事例の分析に基づく、企業のAI/ChatGPT活用方法の9つの定石と最新事例をまとめた資料をダウンロード頂けます。
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⑫ベイン・アンド・カンパニー:OpenAIの知見を取り入れたAI導入支援サービスの提供

ベイン・アンド・カンパニー:OpenAIの知見を取り入れたコンサルティングの提供
(画像:ベイン・アンド・カンパニー)

ベイン・アンド・カンパニーは、アメリカのボストンを本拠とする世界的に有名な戦略コンサルティングファームです。

 

ベイン・アンド・カンパニーのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 生成AIに関するリサーチや導入支援
  • 生成AIを専門とするコンサルタントを多数擁する

 

2023年2月には、ChatGPTを提供するOpenAIとの業務提携を発表しており、OpenAIの技術を取り入れた質の高いリサーチやコンサルティングの提供を目指しています。

⑬アクセンチュア:ビッグテックとコラボし、AIへの投資効果の最大化を支援

アクセンチュア:ビッグテックとコラボし、AIへの投資効果の最大化を支援
(画像:アクセンチュア)

アクセンチュアは、世界120か国以上でクライアントを有する世界的に有名な戦略コンサルティングファームです。

 

アクセンチュアのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • AIや生成AI関連のコンサルティング
  • 独自のAIプラットフォームであるAI HUBプラットフォームの開発・提供

 

アクセンチュアは、MicrosoftやGoogleなどのビッグテックともパートナー関係を結んでおり、各社のエコシステムを活用することで、顧客のAI投資効果を最大化する支援を可能にしています。

⑭PwC:生成AI専門のタスクフォースによる総合コンサルサービスを提供

PwC:AI専門のタスクフォースによる総合コンサルサービスを提供
(画像:PwC)

PwCコンサルティングは、戦略策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供するグローバルファームです。

 

PwCコンサルティングのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 社内に生成AI専門のタスクフォースを抱える
  • 生成AI市場への参入判断や導入支援、リスク管理支援

 

PwCコンサルティングは、企業による生成AIの利用実態を調査したレポートを半年ごとに発表するなど、生成AIのビジネス活用を検討する上で役立つ情報の発信も行っています。

⑮デロイト:戦略×AIで様々な業界の経営課題を解決

デロイト:戦略×AIで様々な業界の経営課題を解決
(画像:デロイト)

デロイトトーマツコンサルティングは、デロイトグループの一員としてAIを含むあらゆるセクターにおいてコンサルティングサービスを提供しています。

 

デロイトトーマツコンサルティングのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 小売、金融、医療、行政などあらゆる分野において、戦略とAIの融合による様々な経営課題を解決
  • 多くのIT企業とパートナーシップを締結し、創造的なソリューションを提供

 

2024年の夏には、日本発の生成AI体験施設であるAI Experience Centerの建設も予定しており、より実践的なAI導入支援の提供が期待されています。

 

※AI/ChatGPTを導入する前に必ず押さえておきたい、主要なリスクと具体的な対策をまとめた資料をダウンロード頂けます。
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⑯KPMG:データ分析やトランスフォーメーション支援など多角的なサービスを提供

KPMG:データ分析やトランスフォーメーション支援など多角的なサービスを提供
(画像:KPMG)

KPMGコンサルティングは、世界154か国に20万人の専門家を有するコンサルティングファームです。

 

KPMGコンサルティングのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • データ分析プロセス構築支援や生成AIを活用したトランスフォーメーション支援
  • 課題解決型に加え、妄想を起点とした将来像策定などの新たな価値を提供

 

近年では、静岡銀行での生成AIを活用した対話パートナーの導入を支援したとして話題となりました。

⑰日立コンサルティング:生成AIを安全に活用する環境構築を支援

日立コンサルティング:AIを安全に活用する環境構築を支援
(画像:日立コンサルティング)

日立コンサルティングは、日立製作所が100%出資しているビジネスコンサルティング会社です。

 

日立コンサルティングのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 日立製作所のGenerative AIセンターと連携
  • セキュアな環境やガバナンスの構築も含めた生成AI導入支援サービスを提供

 

日立製作所のITに関する知見を活かし、生成AIによる情報漏洩や著作権侵害などのリスクへの対策・システム構築に強みを有しています。

⑱IBM:20,000人ものAIエキスパートによるビジネスコンサルティングを提供

IBM:20,000人ものAIエキスパートによるビジネスコンサルティングを提供
(画像:IBM)

IBMのグローバルコンサルティング部門であるIBMコンサルティングは、IBMのテクノロジーを活かしたビジネスの設計・構築・運営を支援しています。

 

IBMコンサルティングのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 20,000人を超えるAIエキスパートを抱えている
  • AIサービス・プロバイダー選定に関するアドバイスの提供や最新情報の発信、業務効率化支援

 

AdobeやAWS、Microsoftなど、AIに参入する主要なテック企業とも戦略的パートナーシップを提携しており、これらのネットワークを活かした多角的な支援に強みを有しています。

⑲アビームコンサルティング:ABeam AI Platformという独自の課題解決方法を構築

アビームコンサルティング:ABeam AI Platformという独自の課題解決方法を構築
(画像:アビームコンサルティング)

アビームコンサルティングは、NEC傘下の日本のITコンサルティング会社です。AIを活用することで、膨大なデータ収集・分析など、人間では困難な社会課題の解決を目指して、AIコンサルティング業務を提供しています。

 

アビームコンサルティングのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 「ABeam AI Platform」という独自の課題解決メソッドと技術基盤を用いている
  • 課題の特定から課題を解決するAIサービスのデザイン・提供まで、一気通貫で支援

 

NECの傘下として、長年にわたり積み上げたITコンサルの知見が評価され、三井物産や花王など、国内の多くの大手企業を支援しています。

<AI開発・ソリューション提供会社>

⑳ニューラルグループ:AI画像解析技術を活用したソリューションを提供

ニューラルグループ:最先端の画像認識技術を用いたソリューションを提供
(画像:ニューラルグループ)

ニューラルグループは、最先端のAI画像解析技術に強みを持つAI開発会社です。

 

ニューラルグループのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 画像解析技術に強みをもっており、多種多様な物体や人物の認識技術の開発が可能
  • ドローンやスポーツなど様々な用途で活用可能な独自のAIライブラリも開発

 

ニューラルグループの提供するソリューションは多岐にわたり、例えば、都市での人や車の流れを分析して混雑回避などの課題解決を図るデジフロー、画像認識技術を用いたファッショントレンドデータベースであるAI MDなどがあります。

 

※AI/ChatGPTを導入する前に必ず押さえておきたい、基礎知識や導入方法3パターンの比較、リスクと対策などをまとめた資料をダウンロード頂けます。
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㉑FRONTEO:金融や法律など専門業務に役立つAI開発に強み

FRONTEO:金融や法律など専門業務へのAI分析ソリューションの提供
(画像:FRONTEO)

FRONTEOは、AIの高度な分析能力を活かしたソリューション開発を手掛けています。

 

FRONTEOのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 高度な分析能力を有しているAIエンジン「KIBIT」を開発
  • 不正検知や創薬研究、犯罪捜査における鑑識など、専門性の高い業務に役立つAI開発に強み

 

FRONTEOは、国内メガバンクグループや証券会社のAI導入支援をサポートした実績があり、多くの企業から高い評価を得ています。

㉒Preferred Networks:ディープラーニング技術を用いた開発に強み

Preferred Networks:ディープラーニング技術で有名な国内最大級のユニコーン
(画像:Preferred Networks)

Preferred Networks(プリファードネットワークス)は、ディープラーニング技術の開発に強みをもつ国内有数のAI新興企業です。

 

Preferred Networksのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • ディープラーニングやロボティクスなどの最先端技術の研究・開発に強み
  • コンピュータビジョン、自然言語処理、音声認識、ロボティクス、専用ハードウェアなど幅広い分野で研究開発を実施

 

ディープラーニングに関する知見・技術力の高さとそれを現場に応用する力が評価され、数ある生成AI関連企業の中でもトップクラスの時価総額を誇っています。

㉓Sakana AI:省電力な生成AI基盤モデルの開発に取り組むスタートアップ

Sakana AI:省電力な生成AI基盤の開発に挑む東京発ベンチャー
(画像:Sakana AI)

Sakana AIは、新たなアプローチにより省電力な生成AI基盤モデルの開発を行う、東京発のスタートアップです。

 

Sakana AIのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 生成AIの基礎となる大規模言語モデルの開発を専門とする
  • 巨大な言語モデルに匹敵する性能を持ちながら、消費電力を大幅に削減する生成AI基盤モデルの開発に取り組んでいる

 

Sakana AIは、2023年にGoogle Brainの元日本部門統括David Ha氏と、AI革命の重要論文の著者Llion Jones氏の2人によって東京で立ち上げられ、NTTグループ、KDDIなどの大手企業から合計約45億円の資金を調達しています。

㉔ELYZA:独自のLLM開発に成功したLLMのプロフェッショナル集団

ELYZA:独自のLLM開発に成功したLLMのプロフェッショナル集団
(画像:ELYZA)

ELYZAは、ディープラーニング技術を軸に、大規模言語モデル(LLM)の開発やLLM活用の支援を手掛けています。

 

ELYZAのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 国内有数のLLMのプロ集団として独自のLLMを開発
  • 2024年3月には、700億パラメータの日本語LLM「ELYZA-japanese-Llama-2-70b」を開発し、デモを公開

 

LLMの開発においては国内でもトップクラスであり、東京海上日動、SmartNews、マイナビ、デロイトトーマツなど数々の大手企業を支援してきた実績があります。

㉕オルツ:人々を単純労働から解放するパーソナルAIを開発

オルツ:パーソナルAIを開発し、人々の単純労働からの解放を目指すベンチャー
(画像:オルツ)

オルツは、パーソナルAIの研究開発を行い、人々を非生産的な労働から解放することを目指しているベンチャー企業です。

 

オルツのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 24時間365日稼働可能なAIクローンの開発に力を入れている
  • 人の意思をデジタル化し、クラウド上に配置してあらゆるデジタル作業をクローンに行わせることができるパーソナルAI「P.A.I.」を開発

 

また、P.A.Iの研究開発で培った高度なAI技術を駆使し、大規模言語処理モデル「LHTM-2」、自動議事録ツール「AI GIJIROKU」、24時間365日対応の「AIコールセンター」など様々なAIソリューションを提供しています。

㉖アラヤ:ディープラーニング、エッジAI、自律AIの開発研究

アラヤ:ディープラーニング、エッジAI、自律AIの開発研究・ソリューション提供ベンチャー
(画像:アラヤ)

アラヤは、「すべてのモノにAIを宿らせる」というビジョンを掲げ、ディープラーニング、エッジAI、自律AIなどのAIアルゴリズム・プロダクト開発を手掛けるベンチャーです。

 

アラヤのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 外観検査、流体解析、建設機械自動化など多様なニーズに応えるAIを開発
  • 脳研究にも力を入れており、脳科学の知見を取り入れた開発の実施

 

これまでも、食品中の毛髪まで検出できる高性能外観検査AIソフト「InspectAI」、空調需要の予測・空調の最適運転制御を行う空調最適化ソリューションなど、様々なAIソリューションの開発実績があります。

 

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㉗Laboro.AI:オーダーメイドのAIソリューション「カスタムAI」を提供

Laboro.AI:オーダーメイドのAIソリューション「カスタムAI」を提供する上場企業
(画像:Laboro.AI)

Laboro.AI(ラボロ エーアイ)は、機械学習を活用したオーダーメイド型AI「カスタムAI」の開発事業やカスタムAI導入のためのコンサルティング事業を手掛けるベンチャーです。

 

Laboro.AIのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • クライアントのビジネスにマッチするAIソリューションをオーダーメイドで提供するカスタムAIを開発
  • 実験・検証で終わらないビジネス実装まで見据えたAI開発の実施

  

Laboro.AIのカスタムAIは、画一的なパッケージ商品では対応困難な複雑なビジネスの課題解決に貢献します。

㉘Lightblue:67億パラメータの日本語LLMを開発

Lightblue:独自の日本語LLMを開発する東大発スタートアップ
(画像:Lightblue)

Lightblueは、画像解析や自然言語処理生成AIを軸にしたソリューションの開発・提供を行う東京大学発のスタートアップです。

 

Lightblueのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 生成AI特化の開発チームである「LLab」を設立し、67億パラメータの日本語LLMを開発
  • 生成AI活用を検討している企業向けのワークショップも実施

 

Lightblueは、SlackやTeamsなどのコミュニケーションツールとChatGPTを連携し生産性を向上するLightblue Assistantや、ChatGPTを安心して利用できる環境を提供するLightblue Chatなどのソリューションも提供しています。

㉙エイブリッジ:AI無料相談も実施するAIシステム開発企業

エイブリッジ:AI無料相談も実施するAIシステム開発企業
(画像:エイブリッジ)

エイブリッジは日本全国とアジア地域において、IT事業と農業事業を展開しています。機械学習を活用したシステム開発にも取り組んでいます。

 

エイブリッジのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • ディープラーニングを用いたAI処理・アルゴリズム作成
  • 大量のデータのマイニング、予測、分類の支援
  • 画像認識・物体検出技術の開発

 

AIに関する無料相談や勉強会・セミナーも実施しており、AI初心者でも気軽に依頼をすることができます。

㉚オプティム:あらゆる業界でのDXを推進するAIソリューションを開発

オプティム:あらゆる業界でのDXを推進するAIソリューションを開発
(画像:オプティム)

オプティムは、AIやIoTを活用してあらゆる産業のDX化を推進する開発会社です。

 

オプティムのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • あらゆる業界におけるDX推進を支援するAIソリューションを開発
  • AIだけでなく、IoT、クラウド、ロボティクスなど様々な先端技術を組み合わせた最適なプロダクトを開発

 

近年では、AIカメラやIoT機器、AIドローンなどの画期的なプロダクト・テクノロジーの開発にも取り組んでいます。

㉛ABEJA:AI倫理にも配慮したDX推進ソリューションの開発

ABEJA:AI倫理にも配慮したDX推進ソリューションの開発
(画像:ABEJA)

ABEJAは、AI技術を活用したDXの実現を支援するソリューション開発、プラットフォーム提供を手掛けています。

 

ABEJAのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 製造業界のDXを推進するAI搭載のプラットフォーム「ABEJA PLATFORM」の提供
  • 顧客属性や動線分析などの顧客行動データの分析に基づく店舗解析サービスの提供

 

また、ABEJAは、AIがもたらす倫理的な問題に企業がうまく対処するために、公平を期すAIのビジネス実装を支援するコンサルティングサービスも提供しています。

㉜Fusic:顧客が持つデータ価値を最大化するAIモデルの開発

Fusic:顧客が持つデータ価値を最大化するAIモデルの開発
(画像:Fusic)

Fusicは、Webシステムやスマホアプリ、クラウドインフラなどの先端技術の開発・提供を手掛けています。

 

Fusicのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • ディープラーニングや機械学習を使ったモデル作成、データ分析、モデルを活用したシステム構築・運用
  • 画像・OCR・動画・自然言語・需要予測など幅広い技術要素に対応

 

専門の機械学習エンジニアと直接のコミュニケーションを通じて、顧客のデータ価値を最大化するソリューションを提供します。

㉝エクスウェア:AIチャットボットTalkQAで有名なエクサウィザーズ子会社

エクスウェア:AIチャットボットTalkQAで有名なエクサウィザーズ子会社
(画像:エクスウェア)

エクスウェアは、ビジネスにおける様々なシーンでAIを活用するためのAIサービスを開発・提供しているエクサウィザーズの子会社です。

 

エクスウェアのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 音声処理、画像認識、自然言語処理、感情認識、予測処理、文章検索などあらゆる技術を提供
  • AIチャットボット、顔認識ソリューションなどのソリューションを開発

 

IBMのWatsonを活用したAIチャットボットであるTalkQAは、飲食店や商業施設、イベントなど様々な業界・場面において活用されています。

 

※文章作成やリサーチなど日々の業務効率化に使える、おすすめAIツールや5大活用方法、ポイントをまとめた資料をダウンロード頂けます。
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㉞Vareal:データエンジニアリングの知見を活かしたAI開発に強み

Vareal:データエンジニアリングの知見を活かしたAI開発に強み
(画像:Vareal)

Varealは、現実空間と仮想空間を統合するソリューション提供を手掛ける企業です。AI開発やコンサルティングなどのAI関連サービスも提供しています。

 

Varealのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • データエンジニアリングやデータサイエンスの知見を活かしたAI開発に強み
  • 構築済みAIやAIシステムをライセンス型で販売するスポット型支援も提供

 

また、AIを実務に取り入れるための活用方法やAI作成方法を学べる教育サービスも提供しています。

㉟リベルクラフト:AIを活用したデータドリブンな課題解決を支援

リベルクラフト:AIを活用したデータドリブンな課題解決を支援
(画像:リベルクラフト)

リベルクラフトは、AI・データ活用のプロフェッショナルによるAI開発を支援する企業です。

 

リベルクラフトのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 専門のデータサイエンティストによる開発支援
  • 人材育成支援との併用で、AIの内製化まで支援

 

AIを活用した様々なデータ分析の提案・実装の提供により、データドリブンな課題解決を支援します。

㊱MatrixFlow:簡単に高精度なAIを構築できるノーコードツールを提供

MatrixFlow:簡単に高精度なAIを構築できるノーコードツールを提供
(画像:MatrixFlow)

MatrixFlowは、ノーコードでAIを作成できるソリューションを提供しています。

 

MatrixFlowのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 少ないデータ数でも、最短4クリックで高精度なAIを作成できるノーコードAIの提供
  • AI構築後の内製化までサポート
  • 他のAI構築ツールと比較しても圧倒的に低い値段で提供

 

手軽にAIを構築できることから、現在までに合計5000人以上に利用されています。

㊲AI Inside:AI OCRでNo.1の市場シェアを誇るDX推進企業

AI Inside:AI OCRでNo.1の市場シェアを誇るDX推進企業
(画像:AI Inside)

AI Insideは、AIによる文字認識技術であるAI OCRの分野で市場シェアNo.1を誇るDX推進企業です。

 

AI InsideのAI OCRサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 紙、画像、PDFなどどんな文字もデジタルデータ化できる
  • 手書きの文字も正確に読み取り可能

 

AI InsideのOCR技術は国内でもトップクラスであり、業界を問わず多くの企業に導入されています。

㊳Nuco:機械学習に使える大規模データ基盤の構築やシステムの開発

Nuco:機械学習に使える大規模データ基盤の構築やシステムの開発
(画像:Nuco)

Nucoは、ディープラーニングや機械学習を活用したAI開発を手掛ける企業です。

 

Nucoのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • ビジネスで蓄積されたデータを活用したAIシステムの開発
  • 大規模データ基盤の構築

 

Nucoは、開発業務のほかにも、AI人材育成やデータ活用のコンサルティング、機械学習セミナーの開催など、様々な取り組みを行っています。

㊴ユーザーローカル:ビッグデータをAIで解析するソリューションを提供

ユーザーローカル:ビッグデータをAIで解析するソリューションを提供
(画像:ユーザーローカル)

ユーザーローカルは、ビッグデータとAI技術を活用した様々なソリューションを提供しています。

 

ユーザーローカルのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • ヒートマップ解析、SNS解析、メディア分析、AIテキストマイニングなどデータを活用したAIソリューションを提供
  • AI人材育成のためのプログラミング研修

 

ユーザーローカルのソリューションは、国内の4,000以上の企業に導入されています。近年では、ChatGPT環境の構築支援など、生成AIに関するソリューション提供にも力を入れています。

㊵appier:AIによるフルファネルマーケティング支援に特化

appier:AIによるフルファネルマーケティング支援に特化
(画像:appier)

appierは、AIを活用したフルファネルマーケティングの支援を専門に手掛けるSaaS企業です。

 

appierのサービスの内容・特徴は以下の通りです。

  • 生涯価値の高いユーザーを予測する広告クラウド「CrossX」、AIパーソナライゼーションクラウド「AIQUA」、コンバージョン最適化クラウド「AIDEAL」などマーケティングに役立つAIソリューションを提供
  • アジア、米国、欧州など世界各地に拠点を有する

 

ゲーム、EC、小売、保険、自動車など、マーケティングが重要視されるあらゆる業界において、ソリューションを提供した実績があります。

企業がAI活用を成功させるための5つのポイント

企業がAI活用を成功させるための5つのポイント

企業がAI活用を成功させるためのポイントとして以下の5つが挙げられます。

 

  • ①中長期でのAI活用戦略の策定
  • ②投資対効果の高い活用目的・方法の選定
  • ③アジャイルアプローチでの開発・導入
  • ④システムとルールの両面からのリスク管理
  • ⑤研修等での社員のAI活用リテラシー向上

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

 

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①中長期でのAI活用戦略の策定

AIの性能進化が加速しているこれからの時代、足元の取り組みはもちろん、3年・5年スパンでAIをどこまでダイナミックに活用できるかが、企業の競争優位性に直結します。

 

また、AI活用のレベルは、比較的簡単な各社員のAIツール利用による生産性向上から、AI活用による業務プロセス革新、顧客向けサービスの進化、新サービス/商品の創出まで様々です。

 

そのため、中長期で目指すAI活用の姿を見据え、その実現に向け逆算したロードマップや、まず足元進めるべき活用を設計することが重要です。

②投資対効果の高い活用目的・方法の選定

AIは人間と同様、全ての業務に対して万能という訳ではなく、膨大なデータに基づいた分析や対応、コンテンツ制作は得意だが、複雑な問いに対して正確な答えを出すのは苦手といった、得意不得意が明確に存在します。

 

そのため、自社の業務の現状やAIの特徴を踏まえた上で、どのような課題/目的に対して、どのようなアプローチ/範囲/ツールで活用を進めるかを、検討・選定するステップがプロジェクトの投資対効果を左右する、極めて重要なプロセスとなります。

③アジャイルアプローチでの開発・導入

AIは、一度開発・導入して終わりという進め方ではなく、何度もモデル・学習データ・利用方法等を細かくカスタマイズしなおすことで、より理想とする活用を実現することができます。

 

具体的には、初期仮説に基づいた簡易的なプロトタイプを構築し実際に利用してみる、というサイクルを、1サイクル数週間~数ヶ月の期間で何度も繰り返し、ブラッシュアップしていくという、アジャイル開発のアプローチを取ることが適しています。

④システムとルールの両面からのリスク管理

企業がAI活用に踏み切れない最大の理由として、機密情報漏洩などのリスクへの懸念が挙げられます。

 

確かに、社員に特段ルールを設けず、一般に公開されているAIツールを使用させるなどの場合、様々な問題が発生する可能性は存在します。

 

一方で、セキュリティ対策を行ったシステム構築や、社員向けのAIの使用ルールやガイドラインの策定により、リスクをマネジメントし最小化することが可能です。

⑤研修等での社員のAI活用リテラシー向上

AI(特に生成AI)を活用するにあたっては、同じAIを利用していても、使い手のリテラシーによって成果が大きく左右されるという点に注意が必要です。

 

そのため、AIのポテンシャルを最大限に活用するためには、従業員のAIに対する理解とスキル、すなわちAI活用リテラシーを向上させることが不可欠です。

 

そこで、研修プログラムや実践的なトレーニングを通じて、従業員がAIの基本的な知識、適切な使用方法、関連するリスクを理解してもらい、効率的かつ責任ある方法で使用できる環境の構築が重要となります。

企業がAIを導入するための4つのステップ

企業がAIを導入するための4つのステップ

企業がAI導入を進めるための流れとして、以下の4つのステップがあげられます。

 

<STEP1:活用業務の選定>

  • 最新の市場動向のリサーチ
  • 自社での活用対象業務の幅出し・選定
  • AI活用の目的・目標の設定

 

<STEP2:活用範囲と業務プロセスの決定>

  • 対象業務の棚卸し・効率化余地の検討
  • AIを活用する業務範囲の決定
  • AIと人間の役割分担の設計

 

<STEP3:試験開発・運用(PoC)>

  • 要件定義・プロトタイプ開発
  • 試験運用
  • フィードバック収集・評価

 

<STEP4:本開発・運用>

  • PoCを踏まえた本開発
  • 運用・評価
  • 活用方針・方法の継続的なカイゼン

 

各ステップについてわかりやすく紹介していきます。

 

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STEP1:活用業務の選定

AIは、定型的な社内業務の効率化から新規事業創出まで幅広い業務に活用可能だからこそ、AI活用の投資対効果が高い業務を適切に選定することが最も重要となります。

  

最新の技術や競合の活用動向をキャッチアップした上で、自社の活用可能性の幅出し・整理を行います。その上で、AIをどのような業務・目的・成果目標で導入するかを設定しましょう。

STEP2:活用範囲と業務プロセスの決定

大きなポテンシャルを持つAI活用ですが、人間と同様、どのようなシチュエーション・任せ方でも万能というわけではありません

 

そのため、活用業務の現状・課題と、AI・人間の得意/不得意を踏まえた上で、どの範囲の業務をどのように人間と協業しながら任せるかを決定することが重要になります。

STEP3:試験開発・運用(PoC)

いきなり大規模な導入を進めるのではなく、比較的小規模な試験開発・運用(PoC)により、その有効性を確かめることで、AI活用全体の投資対効果を大きく高めることが可能です。

 

検証したい仮説を事前に明確にした上で、実際にプロトタイプでの試験運用を行い、活用業務や方法の改善ポイントを洗い出しましょう。

STEP4:本開発・運用

PoCで得られた改善ポイントに基づき、自社の経営課題・業務の現状にベストマッチするAI活用の内容やシステムの要件を再度設計し、本開発を行います。

 

また、本開発後も継続的に成果や活用状況を評価し、継続的なカイゼンを行うことで、自社でのAI活用のインパクトを最大化することができます。

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