近年、ChatGPTなどの生成AIの登場・普及が世界的に話題となっているように、AIは人々の暮らしや仕事をより便利に・効率的にするツールとして大きな注目を集めています。

AIツールには、文章を作成できるものや画像を生成できるもの、翻訳・要約に特化したものなど様々な種類があり、目的に応じて最適なツールを選ぶことが重要です。

本記事では、種類別のおすすめAIツール30選を、料金や特徴とともにわかりやすくご紹介します。

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AIツールの７つの種類

AIツールには、様々な種類がありますが、代表的なものとして以下の7種類が挙げられます。

• ①万能型ツール
• ②チャット型ツール
• ③文章生成ツール
• ④翻訳・要約・議事録作成ツール
• ⑤画像生成ツール
• ⑥音声生成ツール
• ⑦動画生成ツール

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

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①万能型ツール

万能型のAIツールは、一つのツールで、質問への回答や文章作成・画像生成・翻訳・要約など、様々なタスクをこなすことができます。

代表的なものとして、OpenAIが提供するChatGPTやMicrosoftが提供するCopilotが挙げられます。

②チャット型ツール

チャット型ツールは、日常会話や質問への回答を行うことができるツールです。自然言語処理技術の発達により、人間のようなリアルな会話を行うことができるようになっています。

主に顧客対応チャットボットや社内情報検索システムなどで活用されており、代表的なツールとしてLINEアプリに搭載されたAIチャットくんなどが挙げられます。

③文章生成ツール

文章作成ツールは、ブログ記事の執筆やメールのドラフト、企画書の作成など様々な文書作成タスクを自動化・効率化することができます。

文章作成に特化したツールとしては、SAKUBUNやTranscopeなどが挙げられます。

④翻訳・要約・議事録作成ツール

AIを活用すれば、多言語に対応した翻訳、長文の要約、会議の音声の文字起こし・議事録作成など、様々な言語処理タスクを自動化・効率化することができます。

議事録作成ツールのWhisperや文字起こしツールのNottaなどが有名です。

⑤画像生成ツール

画像生成AIは、テキストで指示をするだけで、思い通りの画像を瞬時に生成することができます。これにより、デザインスキルがなくてもプレゼン資料の画像や映像コンテンツを自由に作成することが可能となります。

代表的な画像生成ツールとして、MidjourneyやStable Diffusionが挙げられます。

⑥音声生成ツール

AIによる音声生成ツールは、抑揚も表現したリアルな音声の再現が可能です。色々な人の声を様々な言語で再現することができ、ナレーションや動画コンテンツの作成などで活用されています。

代表的な音声生成ツールとして、コエステーションやVOICEBOX等が挙げられます。

⑦動画生成ツール

AIによる動画生成ツールは、テキスト指示だけで短時間の動画を瞬時に生成することができます。

2024年2月にOpenAIが発表した動画生成AIのSoraは、物理法則も正確に反映したリアルな動画を生成することで話題となり、AIの専門家をも驚愕させました。

AIツールを選ぶ際の３つのポイント

AIツールを選ぶ際のポイントとして以下の3つが挙げられます。

• ①目的と機能がマッチしているか
• ②日本語に対応しているか
• ③料金と利用価値が見合うか

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

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①目的と機能がマッチしているか

同じジャンルのAIツールでも、ツールによって想定している利用目的や搭載されている機能、プロ向け/初心者向けなどのレベル感は様々です。

そのため、日々のどのようなシーンでどのように利用するかを具体的にイメージした上で、各ツールの提供する機能がマッチしているか確認するようにしましょう。

②日本語に対応しているか

AIツールの多くは海外企業が提供していることが多く、日本語非対応のツールも数多く存在するため、利用前に公式サイト等で確認するようにしましょう。

また、日本語対応と記載されていても、日本語で利用する場合と英語で利用する場合の、入力・出力の精度が大きく異なるツールも存在するため、無料プラン等で日本語で試してみるのがおススメです。

③料金と利用価値が見合うか

AIツールの多くは、無料プランと有料プランが用意されていることが多く、本格的な利用をするためには有料プランへの加入が前提となっている場合もあります。

そのため、日々のどのようなシーンでどのように利用するかを具体的にイメージした上で、価格に見合う利用価値がありそうか、ChatGPT等の無料/有料プランでは代用できないのか？などの検討をした上で、自分にとってコストパフォーマンスの高いツールを選ぶようにしましょう。

【全３０選】種類別のおすすめAIツール一覧

種類別のおすすめAIツール一覧は以下の通りです。

＜万能型ツール＞

• ①ChatGPT：OpenAIが開発し、世界中で最も使われているAIツール
• ②Copilot：Microsoft×OpenAIが実装するAIアシスタント
• ③Gemini：高度な知的タスクに優れ、「GPT超え」と言われるGoogleの対話型AI

＜チャット型ツール＞

• ④AIチャットくん：LINEで気軽に試せるChatGPT
• ⑤Goat Chat：歴史上の人物とのチャットやアート作成など独特のコンテンツが満載
• ⑥GPChat AI：登録不要ですぐ利用できる初心者向けチャットアプリ

＜文章生成ツール＞

• ⑦Catchy：１００パターンを超える文章を生成するコピーライティングツール
• ⑧SAKUBUN：５０種類以上のテンプレートから選べる初心者にも優しいツール
• ⑨Transcope：GPT-4×SEO機能により、SEOに強い文章を生成

＜翻訳・文字起こし・議事録作成ツール＞

• ⑩Whisper：会議の自動書き起こしによる議事録作成自動化ツール
• ⑪Notta：1時間の音声を5分で文字起こしできる国内最大手の人気ツール
• ⑫CLOVA Note：LINE WORKSが提供する多機能文字起こしツール
• ⑬ACES Meet：受失注要因分析も可能な商談用の議事録作成AIツール
• ⑭AI議事録取れる君：文字起こしから要約まで一気通貫で対応
• ⑮YOMEL：GPTと連携し、ワンクリックで瞬時に議事録を作成
• ⑯MiiTel Meetings：会話内容を分析し、話し方のコツも伝授するAIツール
• ⑰ログミーツpowered by GPT-¾：200以上の自治体が導入する定番ツール

＜画像生成ツール＞

• ⑱Canva：商用利用も可能なプロ並みのデザインを簡単に作成可能なツール
• ⑲Midjourney：Discord上で利用できるハイクオリティな画像生成AI
• ⑳Stable Diffusion：オープンソースとして無料で公開されている画像生成AI
• ㉑Adobe Firefly：１００を超える言語に対応したアドビの画像生成AI
• ㉒Bing Image Creator：自動でプロンプトも作成してくれるユーザーフレンドリーな画像生成AI

＜音声生成ツール＞

• ㉓VOICEPEAK：低コストで商用利用可能な音声合成ソフト
• ㉔Coe Font STUDIO：10,000種類以上の著名人の声をリアルに再現
• ㉕コエステーション：多種多様な声をデータベース化し様々な場面で活用可能
• ㉖Voicevox：アニメキャラクターが音声を読み上げる日本発の音声合成ソフトウェア

＜動画生成ツール＞

• ㉗Kaiber：アーティストの創造性を高めるAI動画作成ツール
• ㉘Lumen5：ブログや記事のURLからコンテンツ動画を作成
• ㉙Invideo AI：５０００以上のテンプレートから動画を作成
• ㉚Synthesia：本物の人間と見分けがつかないAIアバターの動画を作成

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＜万能型ツール＞

おすすめの万能型ツールの一覧は上の表の通りです。それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

①ChatGPT：OpenAIが開発し、世界中で最も使われているAIツール

ChatGPTとは、人間と会話しているような形式でやりとりができるAIツールのことです。

ユーザーの指示に基づき、質問への回答や文章の要約/翻訳、メールや企画書の文書作成などの幅広い知的作業を自動で行うことが可能です。

ChatGPTのGPTとは「Generative Pre-traind Transfomer」の略で、本に換算すると約25万冊分以上の、圧倒的に大規模な言語データを事前に学習させることで、従来人間にしかできなかった知的な作業を高精度で実施することが可能となっています。

ChatGPTは、アメリカのスタートアップ企業のOpenAI社により、2022年11月にリリースされました。その後、リリースから5日間で100万人、2ヶ月で1億人と世界最速でユーザーを獲得したサービスとなり、大きな注目を集めています。

使い方次第で仕事の生産性や効率を大幅に上げることができるので、すべてのビジネスパーソンが使いこなせるようになるべきツールと言えます。

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②Copilot：Microsoft×OpenAIが実装するAIアシスタント

Copilot は、MicrosoftがブラウザやWindow OS向けに提供しているAIチャットアシスタントです。Microsoftの提携先であるOpenAIのAIモデル「GPT-4」や「DALL-E 3」を搭載し、文章生成や対話を行うことができます。

Copilotは、「副操縦士」のことであり、AIがまるで副操縦士のように人間のタスクをサポートするという意味がこめられています。

さらに、Microsoft 365と組み合わせた「Copilot for Microsoft 365」では、普段利用するWordやPowerPoint、ExcelとCopilotが連携し、Copilotの助けを得ながら文書やプレゼン資料を作成することができます。

WordやExcelなどMicrosoftのアプリケーションを利用する多くのビジネスパーソンにとって、Copilotは仕事の生産性や効率を高める強力なツールとなります。

③Gemini：高度な知的タスクに優れ、「GPT超え」と言われるGoogleの対話型AI

Geminiとは、Googleが2023年12月に発表した対話型AIです。文章だけでなく、画像や動画、音声も理解できる”マルチモーダル機能”を備えている点が特徴で、複雑な数学の問題やプログラミング言語の理解など、難しいタスクもこなすことができると発表されています。

Geminiは性能に応じて3つのモデル「Gemini Ultra」、「Gemini Pro」、「Gemini Nano」に分かれています。最も性能の高いGemini Ultraは、数学、物理学、歴史、法律、医学、倫理など、あらゆる科目の知識・問題解決能力テストで人間の専門家を上回るパフォーマンスを発揮したと発表されています。

Googleは、GeminiがGPT-4を上回る性能を持つと強調しており、ChatGPTの有力な対抗馬として注目されています。

専門的で高度な内容を扱う研究職・専門職の方にとって、強力な味方になると考えられます。

＜チャット型ツール＞

おすすめのチャット型ツールの一覧は上の表の通りです。それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

④AIチャットくん：LINEで気軽に試せるChatGPT

「AIチャットくん」とは、LINE上でChatGPTを使うことができるLINEの新機能です。AIチャットくんを友達追加することで、まるでLINEで友達と会話しているかのようにAIチャットくんと会話をすることができます。

AIチャットくんの特徴は以下の通りです。

• ChatGPTと同様の会話機能をLINE上で気軽に利用できる
• 質問への回答や文章作成・添削、アイデア出しなど様々な用途で活用可能

LINEから簡単に始められることから、2023年10月時点で250万人のユーザーがAIチャットくんを友達追加しています。

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⑤Goat Chat：歴史上の人物とのチャットやアート作成など独特のコンテンツが満載

Goat Chatは、チャットボットを使用して、質問したり、テキストを書いたりできるほか、AIアートを生成することもできる多機能AIチャットアプリです。

Goat Chatの特徴や機能は以下の通りです。

• 歴史上の人物のチャットボットとの会話が可能
• 人気アーティストのチャットボットでAIアートを生成できる

Goat Chatは、アプリ内課金もありますが、基本機能は無料で利用することができます。

⑥GPChat AI：登録不要ですぐ利用できる初心者向けチャットアプリ

GPChat AIは、仕事効率化を促進するチャットアプリです。ユーザー登録をせず、インストール後すぐに利用できるという手軽さから人気を集めています。

GPChat AIの特徴や機能は以下の通りです。

• ChatGPTの機能を搭載している
• メール文作成、アイデア出し、議事録作成、要約などが可能

GPChat AIは、アプリ内課金もありますが、無料でも十分に利用することができるため、初心者に特におすすめのサービスです。

＜文章生成ツール＞

おすすめの文章生成ツールの一覧は上の表の通りです。それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

⑦Catchy：１００パターンを超える文章を生成するコピーライティングツール

Catchyは株式会社デジタルレシピが提供する、マーケティングシーンで使えるAIコピーライティングツールです。

Catchyの特徴や機能は以下の通りです。

• GPT-3を搭載
• マーケティング用の文章生成に特化しており、キャッチコピーや記事、メール文など100パターンを超える様々な文章を生成
• 公開6日で会員登録者数1800人を突破し、現在では9万人を突破

Catchyは、利用制限はありますが無料でも利用できます。無制限で利用できるProプランは月9,800円で利用可能です。

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⑧SAKUBUN：５０種類以上のテンプレートから選べる初心者にも優しいツール

SAKUBUNとは、NOVEL株式会社が提供する、ブログ記事や広告、SNS投稿など様々な文章を瞬時に生成できる文章生成AIツールです。

SAKUBUNの特徴や機能は以下の通りです。

• 自己紹介、感想文、ブログ記事などテンプレートが50種類以上用意されている
• 利用できる文字数や機能に応じて4つのプランがあり、無料プランの場合は毎月5千文字まで入力可能

個人向けのパーソナルプランは月2,980円～、利用文字数に制限がないスタンダードプランは月9,800円、法人向けのチームプランは月30,000円～となっています。

⑨Transcope：GPT-4×SEO機能により、SEOに強い文章を生成

Transcopeは、シェアモル株式会社が提供する、SEOに強い文章を生成するAIライティングツールです。

Transcopeの特徴や機能は以下の通りです。

• GPT-4とSEO機能を組み合わせてSEOに強い文章を生成
• 企画書やメール文など社内文書の作成にも活用可能

Transcopeの料金プランは、1週間の無料トライアル、月11,000円のBasicプラン、月38,500円のProプラン、月66,000円のEnterpriseプランがあり、必要な機能や利用頻度によって最適なプランを選択することができます。

＜翻訳・文字起こし・議事録作成ツール＞

おすすめの翻訳・文字起こし・議事録作成ツールの一覧は上の表の通りです。それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

⑩Whisper：会議の自動書き起こしによる議事録作成自動化ツール

Whisperは、OpenAIが提供する文字起こしツールです。音声認識機能により会議や会話の内容を認識し、自動で書き起こしができます。

Whisperの特徴や機能は以下の通りです。

• Webから収集した68万時間分の多言語音声データを学習
• 日本語でもほとんどミスなく正確な聞き取りが可能
• ChatGPTと組み合わせて活用することで、議事録作成も自動化・効率化できる

Whisper Transcriptionというアプリを購入すれば、オフラインでも利用できるため、情報漏洩のリスクを回避しながら安心して活用することができます。

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⑪Notta：1時間の音声を5分で文字起こしできる国内最大手の人気ツール

Nottaは、国内で最も人気の高い自動文字起こしツールの一つです。高精度の音声認識とAI要約機能を使って、1時間の音声を5分で文字起こしし、要約します。

Nottaの特徴や機能は以下の通りです。

• Web、アプリ、Chromeの拡張機能として提供されている
• 時間制限はあるが、無料でも試すことができる

Nottaの導入により、議事録作成の時間を97％削減し、人的コストを85％削減したという効果が得られています。

⑫CLOVA Note：LINE WORKSが提供する多機能文字起こしツール

CLOVA Noteは、LINE WORKSが提供する、録音された音声をAIにより認識し、文字起こしを行うAIツールです。

CLOVA Noteの特徴や機能は以下の通りです。

• 最長180分の録音を文字起こしし、簡単に共有可能
• 文字起こしの中で重要な部分をマーカーしたり、特定のワードを検索できる機能付き
• 録音中にメモ機能を活用することで、音声記録の整理に活用することも可能

毎月300分までであれば無料で利用できるので、文字起こしを初めて使う方にもおすすめです。

⑬ACES Meet：受失注要因分析も可能な商談用の議事録作成AIツール

ACES Meetは、商談や電話会議の文字起こし・議事録作成ができるAIツールです。

ACES Meetの特徴や機能は以下の通りです。

• 東京大学の有名なAI研究室である松尾研究所発スタートアップの高精度な音声認識AIが使われている
• 議事録の作成時間を55％短縮可能
• 商談内容を自動で要約してToDoも記載する「AIまとめ」という機能には、ChatGPTが搭載されており、よりわかりやすくまとまった議事録を効率的に作成可能

ACES Meetでは、商談の受失注の要因分析やトップセールスの商談内容の共有も可能となっており、会社全体の受注率の向上につなげることが期待できます。

⑭AI議事録取れる君：文字起こしから要約まで一気通貫で対応

AI議事録取れる君は、Microsoft Teams、Zoom、Google Meetと連携した自動の議事録作成ツールです。

AI議事録取れる君の特徴や機能は以下の通りです。

• マイクからの音声を即座にテキスト化する自動文字起こし機能
• 文字起こしをもとに小見出しと箇条書きの要約を作成する機能
• 多言語に対応しており、翻訳機能も付いているため、英語での会議にも活用可能

AI議事録取れる君は、個人利用の場合、月額980円から利用可能となっています。

⑮YOMEL：GPTと連携し、ワンクリックで瞬時に議事録を作成

YOMELは、ワンクリックで議事録を作成することができるAIによる議事録作成ツールです。

YOMELの特徴や機能は以下の通りです。

• 社内会議や商談において、会議参加者の発言を自動でテキスト化し、すぐに議事録にまとめることができる
• よく使う単語の辞書登録や要点の自動リストアップ、ChatGPTと連携した自動要約など様々な機能を搭載

YOMELは、PayPay、GMO等の大手企業にも多数導入されており、月間利用数は15万回に到達しています。

⑯MiiTel Meetings：会話内容を分析し、話し方のコツも伝授するAIツール

MiiTel Meetingsは、会議の内容をタイムスタンプとともに文字起こしし、議事録を自動生成することができるAIツールです。

MiiTel Meetingsの特徴や機能は以下の通りです。

• ZoomやTeamsなどの各種ビデオ会議ツールと連携可能
• 自動的に録画データを連携し、アップロードすることなく直ちに文字として記録できる
• 会話の速度や抑揚などを分析し、上手な話し方のコツを可視化して、営業の質向上などに役立てることも可能

MiiTel Meetingsは、ミニマムプランで月額2,760円、スタンダードプランで月額3,660円となっています。

⑰ログミーツpowered by GPT-¾：200以上の自治体が導入する定番ツール

ログミーツpowered by GPT-3/4は、GPT機能を搭載した議事録・メモ作成及び要約ツールです。

ログミーツpowered by GPT-3/4の特徴や機能は以下の通りです。

• Zoom、Google Meets、Teamsなどを用いたあらゆる会議の内容をリアルタイムで文字起こし
• 文字起こしした内容を自動で議事録にまとめることが可能

その精度の高さと便利さから、200以上の地方自治体に導入されており、民間企業での導入も進んでいます。月額10,000円から利用可能となっています。

＜画像生成ツール＞

おすすめの画像生成ツールの一覧は上の表の通りです。それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

⑱Canva：商用利用も可能なプロ並みのデザインを簡単に作成可能なツール

Canvaは、デザインスキルがなくても簡単に画像や動画の作成・編集ができるオンラインのデザインツールです。

Canvaの特徴や機能は以下の通りです。

• 25万点以上のテンプレートから、プロ並みの品質のデザインを作成可能
• プレゼン資料、SNSの投稿画像、ブログのサムネイルなど、様々な用途に活用できる

複数人で共同で作業することもでき、作成したデザインは、オリジナルなものであれば商用利用もすることができるので、広告・営業資料やホームページデザインなどビジネスの場面での活用も広がっています。

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⑲Midjourney：Discord上で利用できるハイクオリティな画像生成AI

Midjourneyは、日本でも多くのユーザーに利用されている最も有名なハイクオリティ画像生成AIで、1600万人以上のユーザーを擁しています。

Midjourneyの特徴や機能は以下の通りです。

• チャットアプリであるDiscord上で利用でき、単語や文章などのテキストを入力するだけで簡単に画像を作成することが可能
• リアルの写真と変わらないほどの高画質の画像を生成

料金プランは、10ドルから120ドルまで複数用意されており、使う頻度や目的によって自由に選択することができます。そのため、気軽に画像生成で遊んでみたい方にとっても、本格的に仕事で使いたい方にとってもおすすめです。

⑳Stable Diffusion：オープンソースとして無料で公開されている画像生成AI

Stable Diffusionは、イギリスのAIベンチャーStability AIが開発・提供している画像生成AIです。

Stable Diffusionの特徴や機能は以下の通りです。

• オープンソースとして無料で公開されている
• 構図やポーズなどを詳細に設定可能
• 多くのユーザーから支持を集め、ユーザー数は1000万人に上る

2023年には、日本法人Stability AI Japan株式会社が設立され、日本向けのサービス提供も本格的に始動しています。無料で使えるため、AIツール初心者やライトユーザーにおすすめのツールです。

㉑Adobe Firefly：１００を超える言語に対応したアドビの画像生成AI

Adobe Fireflyは、アドビが開発し、100を超える言語に対応しているAI画像生成ツールです。

Adobe Fireflyの特徴や機能は以下の通りです。

• シンプルなテキスト入力で美しい画像やカラーパレットなど最高品質の作品を制作可能
• 生成した画像の特定のオブジェクトを削除したり、新しいオブジェクトを追加することも可能

毎月生成できる画像の枚数に応じて、無料プランとプレミアムプランがありますが、プレミアムプランでも月680円と比較的低額で利用できる点も魅力の一つです。

㉒Bing Image Creator：自動でプロンプトも作成してくれるユーザーフレンドリーな画像生成AI

Bing Image Creatorは、Microsoftが提供する画像生成AIツールです。Microsoftのアカウントを持っていれば、無料で気軽に試すことができます。

Bing Image Creatorの特徴や機能は以下の通りです。

• Microsoftアカウントでログインし、テキストでプロンプトを入力するだけで、簡単に好みの画像を作成可能
• 自動でプロンプトを作成してくれる機能も搭載

その手軽さと使いやすさから、Microsoftアカウントユーザーを中心に、今後大きく普及していくと考えられます。

＜音声生成ツール＞

おすすめの音声生成ツールの一覧は上の表の通りです。それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

㉓VOICEPEAK：低コストで商用利用可能な音声合成ソフト

VOICEPEAKは、株式会社AHSが提供する音声合成ソフト製品です。好きな言葉や文章をテキストで入力するだけで、簡単に高品質な音声を作成することができます。

VOICEPEAKの特徴や機能は以下の通りです。

• 「VOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセット」というプランでは、男女3名ずつ合計6名のナレーターが、様々な声のバリエーションで文章の読み上げを行う
• 個人だけでなく法人や教育機関なども業務目的で利用可能

VOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセットの料金は買い切り形で2万円ほどと比較的安価であり、手軽に商用利用を始めることができます。

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㉔Coe Font STUDIO：10,000種類以上の著名人の声をリアルに再現

Coe Font STUDIO（コエフォントスタジオ）は、株式会社CoeFontが提供する商用利用も可能なAIによる音声自動生成ソフトです。

Coe Font STUDIOの特徴や機能は以下の通りです。

• 読んでほしい文章を入力するだけで、AIが自動で音声を読み上げ
• ナレーターやアナウンサー、タレントなどの声を10,000種類以上再現
• 許取得済みのアクセント予測技術で、自然な発声を実現

Coe Font STUDIOには、7日間の無料体験プラン、月4,400円のスタンダードプラン、個別に料金が定まるPlusプランの3つの料金体系があります。日本語のサービスであるため、初心者でも手軽に始められるサービスです。

㉕コエステーション：多種多様な声をデータベース化し様々な場面で活用可能

コエステーションは、株式会社エーアイが提供する、多種多様な人工合成音声を生成できる音声生成AIツールです。

コエステーションの特徴や機能は以下の通りです。

• 一般人から有名人まで多種多様な声をデータベース化
• ゲームやSNS、ロボット、館内放送など様々な場面で活用できるプラットフォームを提供
• 許取得済みのアクセント予測技術で、自然な発声を実現

コエステーションには、リアルタイムの情報読み上げやナレーションなどに活用できる法人向けサービスと、友達と音声合成を楽しめる個人向けサービスがあります。法人向けサービスは月55,000円（Web API付きの場合は月77,000円）、個人向けサービスはスマホアプリから無料で利用することができます。

㉖Voicevox：アニメキャラクターが音声を読み上げる日本発の音声合成ソフトウェア

Voicevoxは、日本人の開発者が提供するテキスト読み上げ、歌声合成AIソフトウェアです。ヒホ（ヒロシバ）というエンジニアが開発したツールで、商用・非商用を問わず無料で使うことができます。

Voicevoxの特徴や機能は以下の通りです。

• AIのディープラーニングによりイントネーションの調節も可能
• アニメ調のキャラクターにテキストを音読させることができる
• オープンソースで構築されており様々なアプリやツールとの連携が可能

無料で利用できる点やアニメ好きが多い日本人の好みにマッチしている点から、個人利用目的でのユーザーが多くなっています。

＜動画生成ツール＞

おすすめの動画生成ツールの一覧は上の表の通りです。それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

㉗Kaiber：アーティストの創造性を高めるAI動画作成ツール

KaiBerは、テキスト、動画、写真、音楽などから動画を作成するツールです。

KaiBerの特徴や機能は以下の通りです。

• パラパラ漫画のようなアニメを制作したり、既存の動画から新たな画風の動画を生み出すなど、様々なモードがある
• クリエイターやアーティストなどのプロも活用

月10ドルのProプランが一般的ですが、クリエイターやアーティスト向けの月25ドルのArtistプランもあります。また、ミュージシャンの場合には価格が50％オフになるなど、アーティストの活動支援に力を入れています。

※AI/ChatGPTを導入する前に必ず押さえておきたい、基礎知識や導入方法３パターンの比較、リスクと対策などをまとめた資料をダウンロード頂けます。
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㉘Lumen5：ブログや記事のURLからコンテンツ動画を作成

Lumen5は、ブログやネット記事などのURLを読み込ませると、AIがそれらの内容をまとめた動画を作成するツールです。

Lumen5の特徴や機能は以下の通りです。

• 専門知識がなくてもビデオコンテンツやマーケティングコンテンツを簡単に作成できる
• カスタマイズ可能なデザインテンプレートを利用してコンテンツの一貫性を保つことも可能

料金プランは、作成できる動画の質や数に応じて、月19ドルのBasicプランから月149ドルのProfessionalプランまであります。

㉙Invideo AI：５０００以上のテンプレートから動画を作成

Invideo AIとは、Invideoというアメリカの会社が提供する、テキストプロンプトから動画を作成するツールです。

Invideo AIの特徴や機能は以下の通りです。

• 5000以上のテンプレートから動画を作成できる
• iPhoneやiPadから手軽に利用できる

Invideo AIは、動画の時間や容量に制限はありますが、無料でも利用できます。その他、月20ドルのPlusプラン、月48ドルのMaxプランがあり、作成したい動画の量や時間によって最適なプランを選択することができます。

㉚Synthesia：本物の人間と見分けがつかないAIアバターの動画を作成

Synthesiaは、ロンドンを拠点とするスタートアップが提供するAIアバターに特化した動画作成ツールです。本物の人間と区別がつかないほどリアルなAIアバターが話している動画を作成できます。

Synthesiaの特徴や機能は以下の通りです。

• AIがテキストを読み込むだけで、精巧につくられた約70種類のアバターが話している動画を作成
• 自分の顔を映した動画をアップロードすれば、自分のアバターを作成することもできる

月22ドルのスタータープラン、月67ドルのクリエイタープランなどがあり、利用する人数や作成したいアバターの数に応じて最適なプランを選択することができます。

AIツールを使いこなすための５つのコツ

AIツールを使いこなすためのコツとして以下の５つが挙げられます。

• ①できるだけ明確で具体的な質問/指示をする
• ②質問の背景や文脈を共有する
• ③回答の参考になる情報や回答例を記載する
• ④最初から完璧な回答が得られなくても、何度も修正を依頼する
• ⑤期待する回答が得られない場合、質問/指示の仕方を改善する

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

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①できるだけ明確で具体的な質問/指示をする

自分が期待する回答を得るためには、5Ｗ1Ｈを示したり、文字数や文章構成を指定するなど、プロンプトをできるだけ明確かつ具体的に書くことが重要です。

プロンプトにあいまいな説明や表現を含めると、自分が意図しない回答が出力される可能性があるので、このような記載は避けましょう。

②質問の背景や文脈を共有する

単に質問だけをプロンプトに含めるのではなく、その質問をした背景や文脈まで共有することで、回答の質を高めることができます。

また、AIツールに対して「戦略コンサルタントになったつもりで回答してください。」「あなたは大学教授です。」などと立場を指定することで、その立場に合わせた適切な回答がなされる可能性が高まります。

③回答の参考になる情報や回答例を記載する

プロンプトに、回答の参考になる情報や自分が期待する回答の例を含めることで、自分が求める回答が出力される確率を高めることができます。

例えば、ある会社について説明してほしい場合には、回答に含めてほしい内容の例（CEOの名前、設立年、所在地、代表的なサービスなど）をプロンプトに含めることで、自分が求める情報が得られる可能性が高まります。

④最初から完璧な回答が得られなくても、何度も修正を依頼する

質問や指示が複雑になるほど、最初のプロンプトからいきなり完璧な回答を得ることは難しくなります。一回の指示で自分の望む回答を得ようとするのではなく、シンプルな指示から得られた回答をもとに、地道にプロンプトを修正していくと、うまくいく可能性が高まります。

⑤期待する回答が得られない場合、質問/指示の仕方を改善する

丁寧なプロンプトを心掛けても、期待する回答が得られない場合も多々あります。その場合は、上で紹介した①～④を意識してプロンプトを改善する必要があります。

また、日本語ではなく英語で指示をする、一度画面を閉じて最初からやり直すなど、自分なりに工夫して改善を試みることが重要です。