【2024年】AR活用の最新事例18選|3大メリットや費用も紹介
ポケモンGOやsnowなどのARアプリの普及やAppleによる初のXRデバイスVision Pro発表など、近年ARへの注目はより一層高まっています。
近年では、IKEA、資生堂、NIKE、東急住宅リースなど様々な業界の様々な企業がARを活用した取り組みを行い、成果を挙げています。
そこで今回は、AR活用の最新事例について、活用のメリットや成功のポイントなどとともにわかりやすくご紹介します。
本記事は、以下のような方におすすめの記事となっています。
- ARのビジネスへの活用を検討している
- 他社によるAR活用の最新事例を押さえておきたい
- AR活用を成功させるためのポイントを押さえておきたい
本記事を読めば、企業によるAR活用の最新情報を効率よくキャッチアップできると思いますので、ぜひ最後までご一読ください。
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目次
そもそもARとは?
ARとはAugumeted Realityの略称で、拡張現実とも呼ばれます。リアルの世界にデジタルの情報/コンテンツを視覚的に重ね合わせることで、リアルの世界を拡張する技術のことを指します。ARには、ゴーグルを装着せずに、スマートフォンやタブレットの画面にデジタルの情報/コンテンツを表示させるものも含みます。
ARを活用することで、「Pokemon Go」のように、リアルの街にポケモンが存在するかのようなゲームを楽しんだり、「GoogleMap」のARナビのように、リアルの街に道順を示す矢印などの情報が表示され、スムーズに目的地にたどり着くことができたりと、私たちの暮らしをより豊かに・便利にすることができます。
企業がARを活用する3つのメリット
企業がARを活用する代表的なメリットとして以下の3つが挙げられます。
- ①新規事業の創出
- ②マーケティング・ブランディングの強化
- ③企業の社内業務の効率化
それぞれのメリットを分かりやすく紹介していきます。
①新規事業の創出
1つ目のメリットは、ARサービスやアプリのリリースなどの新規事業の創出です。
ARを活用し新たなサービスを構築することで、ユーザーに対し現実に存在するもの/しないものを含め、現実空間に3Dのコンテンツを表示することができるというARならではの特徴を活かし、ユニークな体験を提供するサービスを提供することができます。
また、ポケモンGOに代表されるARアプリは、ゲームだけでなく、EC、アパレル、教育、イベントなどあらゆる業界で活用されており、多くのユーザーを魅了しています。このようなARアプリのリリースにより、新たな収益機会の獲得に繋がります。
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②マーケティング・ブランディングの強化
2つ目のメリットは、ARを活用したマーケティング・ブランディングの強化です。
ARが人々の生活に普及するにつれ、商品やサービスの新たなマーケティング・ブランディング方法としてより日常的にARが活用されるようになると考えられます。
ARをマーケティング・ブランディングに活用することで、商品の3D画像をスマホ画面を通して表示させるなど、ARならではの体験を通じた強力な販促・ブランディングを行うことができます。ARは従来のWebページや動画と比べ伝えられる情報がリッチかつインタラクティブな体験を提供可能なため、ユーザーを惹きつけやすく幅広い業種での活用が進んでいます。
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③企業の社内業務の効率化
ARを社内業務の効率化に活用することで、建築や製造現場などにおける社員の作業のサポート、研修の効率化をすることができます。
ARを用いた3Dでの情報表示とARグラスの導入により現場の作業員の作業をサポート・効率化したり、ARグラスにより様々なシチュエーションを想定した臨場感のある研修を行ったりと多岐にわたる活用方法が存在します。
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AR活用の最新事例18選
AR活用の最新事例18選は以下の通りです。
<家具業界>
- ①IKEA:自宅の部屋にIKEAの家具を自由にレイアウト
- ②ニトリ:家具や設置場所を測定しサイズ違いの不安を解消
<不動産業界>
- ③東急住宅リース:内見にARを活用
- ④不動産SHOPナカジツ:これから建つ家をARで確認
- ⑤大京穴吹不動産:ARで入居後の暮らしを体験
- ⑥LIFULL HOME’S:物件をARカメラでかざすだけで賃貸情報を表示
- ⑦home AR:ARで出現させた住宅の外観や内観を確認
<食品業界>
- ⑧ジャックダニエル:歴史や製造方法を学べるAR絵本
- ⑨ドミノピザ:AR上で世界中のチーズをめぐる旅を体験
- ⑩コカ・コーラ:ARを活用したプレゼントキャンペーンを実施
- ⑪アサヒビール:乃木坂46の限定トークがARで楽しめる
<アパレル業界>
- ⑫NIKE:計測された足のサイズから靴をレコメンド
- ⑬Warbyparker:ARでいつでもどこでもメガネを試着
<化粧品業界>
- ⑭資生堂:ARメイクで複数のアイシャドウを試せる
- ⑮ZOZOCOSME:ARメイクで自分の顔で化粧品を試せる
- ⑯花王:ヘアカラー剤の色選びサポートにARを活用
<物流業界>
- ⑰DHL:倉庫でのピッキング作業の効率化
<業界横断>
- ⑱Snapchat:世界最大のARSNS上で広告を配信
それぞれの事例についてわかりやすく紹介していきます。
家具業界
①IKEA:自宅の部屋にIKEAの家具を自由にレイアウト
IKEAは自宅の部屋にIKEAの家具をレイアウトしコーディネートできるアプリ「IKEA Studio」を発表しました。IKEA Studioは、LiDARを搭載したiPhone 12 Proおよび12 Pro Max向けのアプリケーションで、部屋の形状を測定し、窓やドアを認識し、必要に応じて家具やオブジェクトを配置し、床に転がっているおもちゃなどのオブジェクトを消したり、白く塗ったりすることも可能です。
また、壁紙の色を変えたり、様々なIKEAの家具を置いたりして、実際にどのように見えるかを確認することができます。また、オブジェクトを重ねることができるのも特徴です。例えば、ARで表示されるイスの上に、ランプや植木鉢のオブジェを置くことができるのです。IKEA Studioはβ版のみのリリースとなっており、スペインとスウェーデン、韓国のみで利用可能となっています。
②ニトリ:家具や設置場所を測定しサイズ違いの不安を解消
ニトリは公式アプリ上で、家具やそれらの設置場所のサイズをスマホのAR機能を使って計測できるサービスを提供しています。顧客はこのサービスを活用することで、家具や家電を選ぶ際に重要なサイズの計測が簡単にできるようになり、サイズ違いの心配をすることなく家具をECで購入できるようになりました。
顧客は公式アプリを起動した状態でスマホカメラで家具や設置場所を撮影すると、大きさなどが記載された画像が生成され、その画像は編集・保存ができメモとしても活用できます。
不動産業界
③東急住宅リース:内見にARを活用
東急住宅リースは、同社が管理する賃貸マンションにおいて、ARを活用した内見サービス「AR内見」の実証実験を開始しました。同社では、内見客に本サービスを利用してもらい、成約が増えれば本格的な導入に踏み切る考えです。x garden社のメガネ型デバイス「AR glasses」を使い、家具などのバーチャル映像を内見する部屋に重ね合わせることで、家具のレイアウトや入居後の生活スタイルがイメージしやすくなります。
④不動産SHOPナカジツ:これから建つ家をARで確認
愛知県岡崎市で戸建住宅を販売する株式会社不動産SHOPショップナカジツは、お客様が検討している住宅が建設後にどのようになるかをイメージしやすいように、ASATEC株式会社の「build+」サービスを採用しました。販売前の未開発の土地に、現在の分譲地の様子をイメージした画像を重ねることで、着工前のお客様に新しい住まいのイメージをより鮮明にお伝えすることができます。広さや間取りのイメージを着工前にお客様にシェアすることが可能なため、購買意欲の促進が期待されています。
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⑤大京穴吹不動産:ARで入居後の暮らしを体験
大京穴吹不動産は、AR技術を利用して、実際の室内にバーチャルの家具が出現する「ARホームステージングサービス」を提供しています。
ユーザーは、内見時に、スマートフォンの画面を通して家具や小物を実際の部屋に配置することができます。自由に歩き回りながら、あらゆる角度から部屋の確認が可能となり、家具が実際に部屋にあるかのように感じることができます。
このサービスにより、ユーザーは、内見の段階から入居後の暮らしをイメージすることが可能となり、入居後の顧客満足度の向上につながると考えられます。
⑥LIFULL HOME’S:物件をARカメラでかざすだけで賃貸情報を表示
LIFULL HOME’Sは、街中にある物件をスマホアプリのARカメラでかざすだけで空き室や売り物件を手軽に探せるサービスを提供しています。全国約100万件の物件を対象としており、iOSにもアンドロイドにも対応しています。
ユーザーは、実際に住みたい街を訪れて、気になる物件をARカメラでかざすことにより、部屋の空き状況、家賃、間取りなどの情報を取得することができます。散歩中に目にとまった気になる物件にカメラをかざして物件情報を取得するなど、今までにない新たな物件探しのやり方を体験することができます。
このようなサービスの導入により、ユーザーが気軽に物件情報にアクセスできるようになり、企業への問い合わせの増加につながると考えられます。
⑦home AR:ARで出現させた住宅の外観や内観を確認
ニュージーランド発の会社であるhomeARは、主に不動産販売業者向けに、不動産用ARアプリを提供しています。ユーザーが、建設前の土地にタブレットやスマートフォンをかざすと、画面上に住宅が表示され、歩きながら建物の外観や内観を観察することができます。
ARの活用により、図面の上だけでなく3Dの建物を建設前から確認することができるため、不動産販売業者は、ユーザーの要望によりマッチした住宅を建設・販売することが可能となります。
食品業界
⑧ジャックダニエル:歴史や製造方法を学べるAR絵本
ウイスキーメーカーであるジャックダニエルは、自社の歴史やウイスキーの製法を学べるARアプリをリリースしました。
アプリにてウイスキーボトルを読み取ると、ボトル上に飛び出す絵本のような立体的なコンテンツが表示され、楽しみながらジャックダニエルの歴史やウイスキーの製法を学ぶことができます。
このARアプリの提供は、短期的な売上だけでなく、中長期的なブランドへのロイヤリティ向上に向けた効果がある取り組みと言えます。
⑨ドミノピザ:AR上で世界中のチーズをめぐる旅を体験
ドミノピザ社は、AR上で世界のチーズをめぐる旅を体験してもらいながら、チーズピザの購買に繋げるというプロモーションを行いました。
チラシや特設サイトからARカメラ起動ページにアクセスすると、目の前に地球儀が登場し、世界中のチーズの名産地が表示されます。ユーザーは各産地のチーズの特徴や楽しみ方を確認することができました。
⑩コカ・コーラ:ARを活用したプレゼントキャンペーンを実施
コカ・コーラ社は、プレゼントキャンペーンとARを組み合わせたプロモーションを行いました。
キャンペーン期間中に、コカ・コーラのラベルに記載されているQRコードを読み取ると、スマホのカメラ画像に女優の綾瀬はるかさんが登場し、おみくじの結果を教えてくれるというもので、おみくじの結果に合わせて綾瀬はるかさんオリジナルカードやLINEポイントを獲得することができました。
⑪アサヒビール:乃木坂46の限定トークがARで楽しめる
アサヒビールは、缶の記載されたコードを読み取ると、乃木坂46の限定トークがARで楽しめるというプロモーションを行いました。
読み取った缶の下図によって登場するメンバーの数が変化し、全部で20種類以上あるトークがランダムに出現するというゲーミフィケーションも取り入れられており、より多くのビールを買いたくなる仕掛けが施されています。
アパレル業界
⑫NIKE:計測された足のサイズから靴をレコメンド
Nikeは公式アプリ上で足のサイズを測ることのできる機能である「Nike Fit」を提供しています。Nike Fitは最新のAR技術を使って、わずか数秒で両足の13カ所からデータを収集し、足のサイズや幅などの計測を行うことができます。
計測結果をもとに、ユーザーに最適なシューズがレコメンドされ、サイズ違いで返品しなければならなくなる事態を防ぐことができます。また、このデータはアプリに保存されるので、ナイキの実店舗に行ったときや、オンラインで次のキックを注文するときにも、QRコードを使ってすぐに店員にサイズを伝えることができます。
⑬Warbyparker:ARでいつでもどこでもメガネを試着
アメリカのメガネブランドであるWarbyparkerは、いつでもどこでもARを活用して眼鏡を試着できるサービスを提供しています。
こちらのサービスでは、iPhoneのFace ID等に活用されるカメラ機能を用いて、自分の顔にメガネをかけるとどうなるかをリアルにシミュレーションすることができます。
化粧品業界
⑭資生堂:ARメイクで複数のアイシャドウを試せる
資生堂は、自社の総合美容サイト「ワタシプラス」内でARを活用したメイクのシミュレーション機能を導入しました。
様々なブランドのアイシャドウを組み合わせてシミュレーションすることができ、手持ちの商品との相性なども、店舗を訪れずに手軽に確認できます。
⑮ZOZOCOSME:ARメイクで自分の顔で化粧品を試せる
ZOZOTOWNはZOZOTOWN上のコスメ専門モール「ZOZOCOSME」でバーチャルにメイクアップアイテムを試せる新機能「ARメイク」を提供しています。
ZOZOTOWNの「ARメイク」機能は、商品詳細ページからワンタップで起動し、簡単な操作で顔にメイクを施すシミュレーションを行うことができます。
「ARメイク」機能では、メイクの濃淡を調整したり、メイクのオンオフを切り替えることができ、実際にコスメアイテムを使用した際の色や質感を容易に想像することができます。また、「ARメイク」画面下部の「カートに入れる」ボタンから直接商品の購入に進むことができます。
⑯花王:ヘアカラー剤の色選びサポートにARを活用
花王は、ヘアカラー材の色選びのサポートにARを活用する取り組みを進めています。
この取り組みにより、従来のリアルな毛束見本を用いたサポートと比較し、いつでもどこでもイメージを確認できたり、毛束見本に使われるプラスチックが削減できたりするなどの成果を上げました。
物流業界
⑰DHL:倉庫でのピッキング作業の効率化
ドイツの大手物流企業のDHL社はグーグルのスマートグラス「Glass Enterprise Edition 2」を倉庫での配送業務に導入しています。従業員はピッキング作業の現場でグラス型デバイスを着用することで、適宜必要な情報を確認することができます。荷物を持ったまま視線を移動させる必要がないため、作業の精度と効率の向上に繋がります。
業界横断
⑱Snapchat:世界最大のARSNS上で広告を配信
Snapchat上でのAR広告は様々な業界の大手企業により活用されています。
Snapchatとは、ARを活用した画像・動画投稿が楽しめるSNSで、10~20代の若者を中心に人気を集めており、米国を中心に3億人を超えるアクティブユーザーを抱えています。
Snapchatの広告を活用する企業の例として、DiorやGUCCI、PRADAなどが挙げられます。
Snapchatを活用したプロモーションは、他のSNSでの広告と比べ、立体的なコンテンツで訴求できる点やゲーミフィケーションを取り入れられる点などが特徴であり、注目を集めています。
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AR活用を成功させるための5つのポイント
AR活用を成功させるためのポイントとして以下の5つが挙げられます。
- ①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ
- ②活用目的の明確化と骨太な戦略策定
- ③ユーザーファーストなUX設計
- ④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進
- ⑤強力な開発・運用体制の構築
それぞれについて分かりやすく紹介していきます。
①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ
1つ目のポイントは、最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップです。
デバイスの進化やユーザーの動き、各領域の先進事例をキャッチアップし、自社が取り組むべき活用方法や成果に繋がる活用のポイントを抑えた上で活用に着手しましょう。
AR活用には取り組むのに一定の予算や工数が必要となるため、自社にとって重要な最新動向や活用のノウハウを抑えておくことが、成功確度の高い戦略・企画立案の大前提となります。
②活用目的の明確化と骨太な戦略の立案
2つ目のポイントは、ARを活用する目的の明確化と骨太な戦略の策定です。
現在AR活用に取り組む企業には、AR活用の取り組みが単発で終わってしまっている企業が見受けられます。
その結果、活用のPDCAが回らない、AR活用が小粒な施策の1つに留まってしまうなど大きな収益機会の獲得に繋がらないという結果に終わってしまいます。
自社の経営課題を踏まえ、「活用によりどのような経営課題を解決したいのか?」「課題解決の打ち手としてなぜARではないといけないのか?」といった明確な活用目的を整理した上で、中長期で目指す事業の姿や自社の強みの活用の仕方などの実現に向けた戦略を立案しましょう。
③ユーザーファーストな企画・UX設計
3つ目のポイントは、自社のターゲットにとってユーザーファーストなARの企画・UX設計です。
現在、多くの企業がARに参入を進めていますが、そのなかには、企業側の都合のみでサービス・体験が設計されたようなARが多く存在します。それらのARは、ユーザーに利用されず、企業の活用の目的を達成できない結果に終わってしまいます。
そのため、「ARならではの高い体験価値を届けられているか」や「ユーザーの利用にあたっての手間や負担が大きくないか」といった観点を踏まえたUX設計が重要です。
④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進
4つ目のポイントは、アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進です。
AR市場は今後大きな成長が予想されているものの、いまだ成長期にあり、様々な業界の企業が中長期的な収益最大化に向け、最適な活用を模索している段階にあります。
そのため、計画と実行のプロセスを短いスパンで回し、仮説立案・実行・検証・施策立案のサイクルを何度も繰り返すことが、プロジェクトを机上の空論で終わらせないために重要です。
⑤強力な開発・運用体制の構築
5つ目のポイントは、強力なAR開発・運用体制の構築です。
高いユーザー体験と事業性を両立するARの開発とマーケティングを含めた運用を実施しましょう。
AR開発・運用には幅広い領域の知見や技術スタックが求められるため、外部のベンダーなどを活用し、不足するケイパビリティやリソースを補完することも有効です。
AR活用にかかる費用相場
AR開発の費用相場は、開発会社に依頼する場合と開発ツール/プラットフォームを活用する場合で異なります。
- ①開発会社に依頼
- ②開発ツール/プラットフォームを活用
それぞれの費用相場について分かりやすく紹介します。
①開発会社に依頼
開発会社に依頼し、専用のARサービス/コンテンツを1から開発する場合、総額300〜500万円程度〜が相場となっています。その内訳は大きく➀システム開発費用②プロジェクトマネジメント費用③コンテンツ作成費用に分けられます。➀のシステム開発費用は大体200〜300万円、②のプロジェクトマネジメント費用が200〜300万円、それらに加えて③コンテンツ作成費用が必要になる場合が多いです。
※関連記事:AR開発にかかる費用とは?検討のポイントやAR制作会社も紹介!
②開発ツール/プラットフォームを活用
AR開発ツール/プラットフォームを用いて、プロモーション等に活用する簡易的なARを作成する場合、AR開発ツール/プラットフォームは月額約3万円程度〜利用することができます。基本のプランが月額制で設定されており、作成できるARの数や、表現できるコンテンツのリッチさなどにより追加で課金する設定となっていることが多いです。
おススメのAR活用支援会社3選
おススメのAR活用支援会社として以下の3社が挙げられます。
- ①AQUASTAR:ARコンテンツの開発支援等を行う会社
- ②メタバース総研:各社の目的達成に向けた成果に繋がるメタバース/XRを開発
- ③株式会社エム・ソフト:豊富な実績・ノウハウを活用したARアプリの開発支援
それぞれの会社について分かりやすく紹介していきます。
①AQUASTAR:ARコンテンツの開発支援等を行う会社
AQUASTARは、ARコンテンツの開発支援等を行う会社です。実績としては、株式会社スパイク・チュンソフトのダンガンロンパフォトフレームARやキリンビバレッジの午後の紅茶シリーズ ひな祭りARや明治のバレンタインイベントブースphotoサイネージなどがあります。
AQUASTARの強みは次の2点です。
- 1.アプリレスでAR構築できるサービス
- 2. AR活用のコンサルティングを実施
1.アプリレスでAR構築できるサービス
AQUASTARが制作するARコンテンツはインストール不要で楽しむことができます。
2. AR活用のコンサルティングを実施
AQUASTARはSNSでの発信力を高めるAR活用の提案に長けており、オリジナルイラストから、壁画、SNS用、キャンペーンキービジュアルなど様々なジャンルの制作に対応できます。
②メタバース総研:各社の目的達成に向けた成果に繋がるメタバース/XRを開発
メタバース総研は、企業向けのメタバース/XRのコンサルティング・開発を行っている会社です。
メタバース総研の強みとして以下の3点が挙げられます。
- 1.国内最大級のメディア運営/豊富なコンサルティング経験による戦略策定力
- 2.中立的な立場から各社に最適なツール/プラットフォームを選定可能
- 3.強力なパートナー企業/クリエイターによる総合的な支援力
1.国内最大級のメディア運営/豊富なコンサルティング経験による戦略策定力
メタバース総研は、国内最大級のビジネスに特化したメタバース/XRメディアの運営と幅広い業界の大手企業へのコンサルティング経験を通じた戦略策定力を強みとしています。
そのため支援の際は、クライアント企業様の事業の課題・活用の目的を踏まえたメタバースの活用戦略/企画策定を徹底しています。このこだわりが、多くの企業が陥っている”メタバース/XR活用自体の目的化”を防ぎ、成果に繋がる活用を実現します。
2.中立的な立場から各社に最適なツール/プラットフォームを選定可能
メタバース総研は、特定のメタバース/XR開発ツールやプラットフォームを有していません。
そのため、特定の開発ツールやプラットフォームの活用ありきの支援ではなく、中立的な立場からクライアント企業様のプロジェクト毎に最適なプラットフォームやツールを選定し、支援することが可能です。
3.強力なパートナー企業/クリエイターによる総合的な支援
メタバース総研は、技術領域・ユースケース毎に、業界を代表する実績/ソリューションを有する12社の企業や38名のクリエイターとパートナーとして協働しています。
そのため、クライアント企業様の課題やご要望に合わせ、パートナー企業/クリエイターらとともに最適な各種ソリューションをご提供しています。
※メタバース総研は豊富な経験とナレッジに基づき、各社様に合わせた先進事例や具体的な活用アイデアなどの最新ナレッジをご提供させていただいております。 メタバース/XR活用でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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③株式会社エム・ソフト:豊富な実績・ノウハウを活用したARアプリの開発支援
株式会社エム・ソフトはARアプリ開発支援・ソリューションの提供を行っている会社です。
同社は、世界初のARライブラリであるARToolKitの日本国内代理店としてAR技術の初期段階からアプリ開発に携わり、多くの実績とノウハウを蓄積しています。また、「ビジネスに強いAR」というコンセプトで、独自のソリューションサービス「BIZ-AR」を提供しています。
エム・ソフトの強みは次の3点です。
- 1. 企画・提案から開発・保守までワンストップ対応が可能
- 2. 柔軟性とコストパフォーマンスの高さ
- 3. 35年以上に渡る信頼と実績
1. 企画・提案から開発・保守までワンストップ対応が可能
エム・ソフトはARを初めて活用するお客様にも丁寧なヒアリングを行い、企画を実現するための様々な提案を行います。また、要件が固まっていない場合でも相談でき、お客様の要望に合わせた最適な提案が可能です。
2. 柔軟性とコストパフォーマンスの高さ
エム・ソフトはXR(AR/VR/MR)の分野で多く実績を持っている為、開発済みのソフトウェアをお客様に使いやすく再構築したり、必要に応じて組み合わせる事が可能です。これにより、お客様の要望に合わせた柔軟なアプリ開発と低コストを実現しています。
3. 35年以上に渡る信頼と実績
エム・ソフトは多数の大手企業との取引を中心に、35年に渡る実績と信頼を構築してきました。特に、建設業や製造業などの産業分野で多くの開発実績があり、組込み・画像処理からAWS・クラウドまで幅広くサポートしています。
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各領域の業界を代表するソリューション提供企業とのパートナーシップを構築。案件毎に中立的な立場から、費用対効果の高いアプローチを設計します。
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「課題や依頼内容が明確になっていない」、「社内で合意が取れていない」場合でも問題ございません。メタバース総研へのお問い合わせをお待ちしております。
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- 興味はあるが、そもそも活用するかどうか迷っている
- 自社に合った活用方法へのアドバイスが欲しい
- 自社の企画の参考になる活用事例を知りたい
- どのように活用を進めていけば良いか分からず困っている