おススメの企業向けAI関連サービス・開発会社9選

AIは、近年飛躍的な発展を遂げており、人々の生活の一部として浸透しつつあります。昨今ではChatGPTが大きな話題となっており、MicrosoftやGoogleなど、ITの代表的な企業も参入してきました。

 

一方、「AIをビジネスに活用する方法の具体的なメリットが分からない」、「どのようなAIソリューション・サービスがあるのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、AIの活用メリットとおススメのAIソリューション・サービスを分かりやすくご紹介します。

 

本記事は、以下のような方におすすめの記事となっています。

 

  • AIをビジネスに活用するメリットを知りたい
  • どんなAIソリューション・サービスがあるのか知りたい

 

本記事を読めば、AIの活用メリットからおススメのAIソリューション・サービスまで一気にキャッチアップできる内容となっておりますので、ぜひ最後までご一読ください。

目次

そもそもAIとは

ChatGPT
(画像:OpenAI)

AIとは、「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」を略した言葉で、日本語では「人工知能」を意味します。AIには、明確な定義はありませんが、一般的に「人が実現するさまざまな知覚や知性を人工的に再現する技術」を指します。

 

AIは、「コンピューターが人間のように学習し、その学習をもとに推測すること」が可能です。身近なところではスマートフォンの音声認識や障害物を避ける自動運転、インターネットの画像検索やウェブページ検索、産業分野のロボット制御や画像処理など、さまざまな場所にAIが活用されています。

今AIが注目される3つの理由

今AIが注目される3つの理由

AIが注目される理由として主に以下の3つが挙げられます。

 

  • ①学習データ量の増加とAI技術の進展
  • ②消費者向けAIサービスの浸透
  • ③AI関連市場の成長性の高さ

 

それぞれについて、わかりやすく紹介します。

①学習データ量の増加とAI技術の進展

1つ目の理由は、学習データ量の増加とAI技術の進展です。精度の高いAIを実現するためには大量のデータの収集が必要となりますが、大量のデータを安価に保存できるクラウド環境、モバイル端末・IoT(モノのインターネット)が普及したことで、簡単に大量のデータを取得・収集できるようになりました。

 

さらに、近年では、人間の脳神経回路を参考にしたアルゴリズムである「ディープラーニング」と呼ばれる手法の登場により、AIの精度が飛躍的に向上しました。ディープラーニングとは、機械学習(機械が膨大な量のデータを学習することによって自らルールを学習し、そのルールに則った予測や判断を実現するAIの要素技術)の手法の一つです。

 

例えば、赤りんごと青りんごをAIに区別させたい場合、従来の機械学習では人間がAIに対して「色に着目せよ」と指示をする必要がありました。しかし、ディープラーニングでは、人間がそのような指示を出さなくても、何枚かの写真をインプットする過程で、AI自ら色に着目して区別すればよいのだと学習することができるようになります。 

  

こうしたディープラーニングの登場によって、高精度・高効率な学習・推測が可能になりました。

②消費者向けAIサービスの浸透

AmazonのAlexa
(画像:Amazon)

2つ目の理由は、消費者向けAIサービスの浸透です。代表的なサービスとして、AmazonのAlexaやiPhoneのSiriといった音声認識AIを活用したAIアシスタントのほか、最近ではChatGPTなどの生成AIが急速に普及しました。

 

また、ヘルスケア(AI問診)、教育(AI型教材)、自動車(自動運転)業界など身近な業界でもAIの活用は進んでいます。

 

特に生成AIについては、Microsoft、Google、Meta等のビッグテックが相次いで参入してきており、今後も大きな拡大が見込まれる領域と考えられます。

③AI関連市場の成長性の高さ

AI関連市場の成長性の高さ
(出典:IDC Japan)

3つ目の理由は、AI関連市場の成長性の高さです。AI関連市場は国内・海外ともに今後大きな成長を見せると考えられています。

 

日本国内のAIシステムの市場規模は、2022年度時点で約3,884億円、その後年率23.3%で成長し、2027年度には約1.1兆円にまで成長すると予想されています。

 

特に、ChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)を活用する会話型AIや生成系AI(Generative AI)製品の投入によって市場変革がもたらされる可能性があると予測されています。

AIをビジネスに活用する5つのメリット

AIをビジネスに活用するメリットとして主に以下の5つが挙げられます。

 

  • ①業務効率化による人手不足解消・コスト削減
  • ②事故防止・安全性向上
  • ③新規事業の創出
  • ④コミュニケーションの円滑化
  • ⑤サービスの顧客満足度向上

 

それぞれについて、わかりやすく解説していきます。

①業務効率化による人手不足解消・コスト削減

1つ目は、業務効率化による人手不足解消・コスト削減です。AIを活用することで、人の手よりもはるかに速いスピードで業務を遂行することが可能になります。

 

特に、単調な作業や入力作業、分析業務などに効果を発揮し、生産性が向上するとともに、人手不足の解消につながります。また、人が行っていた作業をAIに置き換えることで、人件費等のコストを削減することが可能です。

 

例えばAIチャットボットでは、ユーザーや社内からの質問に自動で対応できます。このような技術を導入して業務を効率化することで、労働時間を短縮でき、残業代や休日手当などの人件費を抑えることが可能になります。

 

⇒関連サービス:メタバース総研の業務効率化向けデジタルツイン/メタバース活用支援サービスはこちら

②事故防止・安全性向上

2つ目は、業務での事故防止・安全性向上です。高い場所や災害現場での作業など危険な現場で業務にあたる場合、AIを搭載したロボットやドローンに作業をさせることで従業員がケガをするリスクを減らせます。またAIは機械の異常を自動的に検知できるため、故障による事故を未然に防げます。

 

例えば、高い場所や足場が不安定な危険な場所で設備の点検を行う場合に、人の代わりにAI搭載のドローンが自動で点検を実施する、災害現場の復旧作業をAIを搭載したロボットが自動走行して荷物を運ぶといったことが実現できます。

③新規事業の創出

3つ目は、新規事業の創出です。AIを活用することで、従来ではできなかったビジネスモデルを実現でき、新規事業の創出が見込めます。

 

例えば自然言語処理を応用した感情分析AIを活用して、SNSの投稿やレビューなどからネガティブ要素を抽出し改善に充てるサービスなどが新たに生まれています。

 

⇒関連サービス:メタバース総研の新規事業創出支援サービスはこちら

④コミュニケーションの円滑化

4つ目は、コミュニケーションの円滑化です。AIを活用したサービスを利用して、質の高いコミュニケーションが可能となります。AIの技術は、自動翻訳のサービスにも活用されており、異なる言語を使う人と円滑にコミュニケーションを行うことができます。

  

また、自動応答のチャットボットも活用例の一つです。チャットボットが問い合わせ対応を行うことで迅速かつ的確な顧客サポートが可能となります。さらに、顧客の一次対応をチャットボットが対応し、複雑な質問は人間が対応するといった役割分担を行うことで、業務効率化にも繋げることができます。

⑤サービスの顧客満足度向上

5つ目はサービスの顧客満足度向上です。AIの活用により多くの製品やサービスの品質が上がり、顧客の満足度も向上します。具体的には以下のような活用例があります。

ECの商品レコメンド

ECサイトにおいて、AIを用いて消費者の好みに合った商品をレコメンドすることが可能になります。消費者は自分で探さなくても、欲しい商品や、自分の知らない類似商品などを確認することができるため購買活動の満足度が向上します。

医療現場での診断支援

AIを使った診断支援システムを導入することで、医者の診断スピードや正確性が向上し、患者の治療効果が改善されたり、病院の待ち時間の削減が可能となります。

自動運転や配送最適化による配送の満足度向上

AIを使った自動運転トラックやドローンなどを使った配送、AIによって最適化された配送計画などによって配送スピードが向上し、消費者の満足度の向上も期待できます。

 

⇒関連サービス:メタバース総研の開発・運用サービスはこちら

おススメのAIソリューション5選

おススメのAIソリューションとして、以下の5つが挙げられます。
 

  • ①PKSHA Techonology:自然言語処理、画像認識、機械学習/深層学習技術に関わるアルゴリズムソリューションを展開
  • ②エクサウィザーズ:AIプラットフォームを提供し、企画・設計から保守・運用まで一気通貫で支援
  • ③AVILEN:自社開発のAIエンジンを活用したAIソリューション・内製化支援サービスを提供
  • ④EDGEMATRIX:現場でのAI活用に向けた映像エッジAIソリューションを提供
  • ⑤SMSデータテック:最新セキュリティソリューションをお客様ごとに展開

 

それぞれのソリューションをわかりやすく紹介していきます。

①PKSHA Techonology:自然言語処理、画像認識、機械学習/深層学習技術に関わるアルゴリズムソリューションを展開

PKSHA Technology
(画像:PKSHA Technology)

2012年に設立された株式会社PKSHA Techonologyは、自然言語処理や画像認識、機械学習技術などを用いたアルゴリズムを開発・提供しています。AIの受託開発のほか、受託開発で培った技術を、各企業の課題や目的に合わせてソリューション・SaaSプロダクト化し「PKSHA Enterprise AI」として提供しています。

 

提供ソリューションには、コンタクトセンター業務などカスタマーサポート領域における自動化ソリューション「PKSHA Coomunication Cloud」、チャット型のAIエンジン「PKSHA Chatbot」や、FAQ(よくある質問と回答)ソフト「PKSHA FAQ」などがあります。

②エクサウィザーズ:AIプラットフォームを提供し、企画・設計から保守・運用まで一気通貫で支援

エクサウィザーズ
(画像:エクサウィザーズ)

2016年に設立された株式会社エクサウィザーズは、AIプラットフォーム事業とAIプロダクト事業の2事業を軸に展開を行っています。

 

AIプラットフォーム事業では、過去の案件で開発したAIアルゴリズムや導入ノウハウをデータベース化したAIプラットフォーム「exaBase」を基軸にAI/DXの開発プロジェクトを行っています。AIの企画・設計から、開発、保守・運用まで一気通貫でソリューションを提供しており、顧客の幅広いニーズに対応することができます。

 

AIプロダクト事業では、AIプラットフォーム事業を行う中で抽出した汎用的な業界・社会課題を解決するためのAIプロダクトを開発・提供しています。特に、医療・介護業界でのプロダクト開発に注力しており、家族介護をサポートするアプリ「CareWiz 家族支援」、AI × 音声入力で医療・介護の現場をサポートするアプリ「CareWiz ハナスト」などの開発を手掛けています。

③AVILEN:自社開発のAIエンジンを活用したAIソリューション・内製化支援サービスを提供

AVILEN
(画像:AVILEN)

2018年に設立された株式会社AVILENは、AIソリューションの提供に加え、AI人材開発、資格対策講座やAIメディアの運営など、AIに関するサービスを広く提供しています。

 

AI開発におけるサービス提供領域は幅広く、画像処理エンジンである「HAWK」、自然言語処理エンジンである「PARROT」、最適化エンジンである「FALCON」などの独自エンジンを提供するほか、エッジAIを活用した外観検査や最適化、需要予測など、あらゆる領域でのAI開発が可能です。

 

人材育成サービスも提供していることから、開発を通した内製化支援を行えることが強みとなっています。

④EDGEMATRIX:現場でのAI活用に向けた映像エッジAIソリューションを提供

(画像:EDGEMATRIX株式会社)

EDGEMATRIX株式会社は、「映像エッジAI」を現場実装するデプロイプラットフォームを提供する会社です。映像エッジAIとは、カメラ映像の大容量データを現場(エッジ)でAI処理する技術です。EDGEMATRIXの製品とサービスは道路、鉄道、河川、大規模施設などの社会インフラで、異常や危険を警告し安全性を高めることや、混雑等の人の流れを分析し効率性や経済性を高めることなどに多く活用されています。

 

Edge AI Box: GPUを搭載したエッジAIデバイスで、防水・防塵・落雷対策の屋外型など様々な環境に設置可能です。
EDGEMATRIXサービス: エッジAIデバイスの遠隔管理や制御をするプラットフォームサービスです。Edge View機能で、カメラのリアルタイム映像や録画映像をモニターできます。
EDGEMATRIXストア: すぐに使える多種多様なAIアプリを提供する仮想商店です。
EDGEMATRIXソリューション:お客様のニーズや目的に合わせて、AIパートナーとともに独自に開発するAIアプリとEDGEMATRIXのデプロイプラットフォームを使い映像エッジAIを現場実装するものです。
EDGEMATRIXは、映像エッジAIによって、スマートシティやビジネスにおけるエッジAIの利用を加速させます。

SMSデータテック:最新セキュリティソリューションをお客様ごとに展開

SMSデータテック
(画像:SMSデータテック)

 

株式会社SMSデータテックでは、情報漏洩対策やエンドポイントセキュリティ、テレワークセキュリティ等、最新のセキュリティサービスを多数ご用意し、あらゆるリスク・脅威からお客様の大切な情報資産を守るお手伝いをしております。

中でも最新のAIセキュリティソリューションとして以下2つを紹介します。

次世代エンドポイントセキュリティ「CrowdStrike Falcon Endpoint Protection」導入サポート

本サービスは、ランサムウェア・マルウェア等の外部からの攻撃に対して具体的な対策がしたい方向けの製品です。次世代アンチウィルス機能とAIによる振る舞い検知機能によって高度化するサイバー攻撃からクライアント端末を強力に保護することが可能です。

②ダークウェブ上の企業機密情報漏洩監視ツール「ダークウェブアイ

ダークウェブアイは、一歩先を行く純日本製のセキュリティ商材です。

セキュリティ対策として、先述のさまざまな対策を既に行っている企業様も多いことでしょう。しかし、攻撃も高度化する現在では、全ての対策をやっても、100%完全に攻撃を防御することはできません。

ダークウェブアイは万が一、社内情報が外部に漏洩してしまった際にも瞬時に情報を検知し、対応策の提示まで行います。

⇒詳しくは「ダークウェブアイ公式サービスページ」をご確認ください。

おススメのAI開発会社5選

おススメのAI開発会社として、以下の5つが挙げられます。

 

  • ①プリファードネットワークス:ディープラーニングなどの先端技術に強みを持つAI受託開発・研究開発を展開
  • ②ブレインパッド:ビッグデータ活用に強みを持つAI活用支援サービスを提供
  • ③Laboro.AI:オーダーメイド型のAI開発と、AIコンサルティングサービスを提供
  • ④株式会社pluszero:システム・アプリ開発までワンストップで提供・支援可能なAI開発会社
  • ⑤レイ・フロンティア株式会社:人工知能による位置情報分析技術を用いたシステム・アプリ開発を提供

 

それぞれの会社の特長をわかりやすく紹介していきます。

①プリファードネットワークス:ディープラーニングなどの先端技術に強みを持つAI受託開発・研究開発を展開

Preferred Networks
(画像:Preferred Networks)

2014年に設立された株式会社Preferred Networksは、ディープラーニングなどの機械学習技術に強みを持つAI開発会社です。様々な大企業と業務提携し、交通システム、製造業、バイオヘルスケアなど幅広い分野で事業展開しています。

 

交通システム領域では、トヨタ自動車と共同で自動運転およびコネクテッドカーに関する研究開発をしています。また、製造業領域では、ファナックや日立製作所とロボティクスや工作機械、特に物体認識・制御・異常検知・最適化技術の研究開発を実施しています。バイオヘルスケア領域では、国立がん研究センターなどと医用画像の解析、血液によるガンの早期診断技術を研究しています。

②ブレインパッド:ビッグデータ活用に強みを持つAI活用支援サービスを提供

ブレインパッド
(画像:ブレインパッド)

2004年に設立された株式会社ブレインパッドは、ビッグデータ活用サービスをはじめ、デジタルマーケティングサービス、そしてAIサービスを提供しています。顧客プロフィール情報や購買履歴データ、 Webサイトアクセスログといった、日々蓄積される種々の膨大なマーケティングデータから適切な洞察や行動指針を導き出すための支援を行っています。

 

具体的には、クライアント企業に散在するデータを統合的に蓄積するサポートから、データマイニングサービス、そして分析結果から営業/マーケティング施策立案などのデータマーケティングに関する総合的なサービスを提供しています。

 

これまでの多くの実績に加えて、150名を超えるデータサイエンティストが在籍していることが強みとなっています。

③Laboro.AI:オーダーメイド型のAI開発と、AIコンサルティングサービスを提供

Laboro.AI
(画像:Laboro.AI)

2016年に設立された株式会社 Laboro.AIは、顧客の要件に応じたオーダーメイド型のAIの提供と、AI活用のコンサルティング事業を展開しています。AI開発を行うだけでなく、今後どのようにAIを活用していくべきかといったロードマップを一緒になって検討するといったようにコンサルティングサービスに強みを持つことも特徴です。

 

AI開発においては、画像認識や人物認識、音声認識といった認識系に加え、需要予測や購買予測など、予測系の領域にも対応しており、幅広いAI開発の相談を行うことができます。対応業界も幅広く、金融・保険業から、土木・建設業、製造業まで、あらゆる業界の課題に対してサービスを提供することができます。

④株式会社pluszero:システム・アプリ開発までワンストップで提供・支援可能なAI開発会社

株式会社pluszero
(画像:株式会社pluszero)

株式会社pluszeroは、AIならびにIT技術を活用したソリューションを提供する会社です。

AI開発そのものだけでなく、ITの開発も手掛けていることから、単なるAIの活用検証(PoC)だけでなく、システム・アプリ開発までワンストップで提供・支援可能な会社です。お客様の課題に対応しオーダーメイドでAI・ITの開発を行います。同社のサービスには以下の特徴があります。

(1)AI・機械学習領域において対応できる問題の幅が広い

約120名規模の人材プールには、様々な研究室出身のエンジニアがいます。データを扱う問題、画像を扱う問題、言語を扱う問題等、課題に応じて専門のエンジニアが対応いたします。

(2)筋の良い解決策を提案

営業段階(初期検討段階)からエンジニアが参加し、目的や課題を把握した上で最適な手法を提案します。またこれまでの経験や知見から目的や要求精度の実現可能性に関する助言も行います。

(3)システム化・アプリ化を確実にご支援

同社ではAI開発だけでなく、IT開発を専門とするメンバーが多く在籍しています。IT開発においても、他社は対応できなかった案件、確実に納期通りに終わらせる必要のある案件など、難易度の高い案件を中心に依頼を引き受けており、高い技術力を有しています。

さらに詳しく知りたい方はこちらの公式HPをご覧ください。

⑤レイ・フロンティア株式会社:人工知能による位置情報分析技術を用いたシステム・アプリ開発を提供

レイ・フロンティア株式会社
(画像:レイ・フロンティア株式会社)

レイ・フロンティア株式会社では、「現実と仮想をつなぐ世界一のサービスを創る」を胸に、人工知能による位置情報分析技術を用いたシステム・アプリ開発をヒアリングから導入までワンストップで提供しています。同社のAI技術を用いて社会の安全とウェルビーイングを向上させ、持続可能な社会の実現を目指し推進しています。

①独自の保有データによるAI分析

人工知能による位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」を通じて、統計結果やAI分析推測結果の提供、行動分析のサポートなどを行っています。

②アプリ開発、新規サービス開発

既にある自社アプリに「SilentLog Analytics」を組み込むことで、ユーザー属性をより詳細に可視化し、社内での意思決定に有益な情報を提供しています。また、新規サービスの開発や実証実験のサポート、OEM提供も含めた幅広いソリューションを提供しています。

③高度な技術者の在籍

同社のチームには、フルリモートの環境で活躍する「企画」「データサイエンティスト」「エンジニア」「デザイン」「マーケティング」のプロフェッショナルが揃っています。これにより、企画からアプリ開発、導入後のサポートまで、一貫して高品質なサービスを提供できます。さらに詳しく知りたい方はこちらの公式HPをご覧ください。

【領域別】おススメのAIを活用したサービス14選

おススメのAIを活用したサービスとして、領域別に以下の14サービスが挙げられます。

 

  • ①議事録:Notta
  • ②チャットボット:LINE CLOVA
  • ③マーケティング:Apppier GroupのAIマーケティングソリューション
  • ④パーソナルスタリングサービス:DROBE
  • ⑤脳のヘルスケア:BrainSuite
  • 不動産テックソリューション:エステートテクノロジーズ
  • ⑧デファクトスタンダード製品:株式会社タレンタのHireVue
  • ⑨AI×IoTヘルスケアプラットフォームサービス:株式会社リンクジャパンのeMamo
  • ⑩データ活用ツール:NTech Predict
  • ⑪法人向けコーチングサービス:ZaPASS JAPAN 株式会社のコーチングサービス
  • ⑫コールシステム:株式会社Widsleyの提供するComdesk Lead
  • ⑬防災:Arithmer株式会社の浸水の事前予測、浸水被害後の保険金支払いの迅速化が可能なシステム
  • ⑭画像認識AI作成ツール:ヒューマノーム研究所の「Humanome Eyes」

 

それぞれのサービスの特長をわかりやすく紹介していきます。

①議事録:Notta

Notta
(画像:Notta)

2020年に設立されたNotta株式会社は、AIを活用し、会議の会話を音声からテキストに録音、文字起こし、編集、共有するオンラインソフトウェアサービスを提供しています。2023年3月時点で累計ユーザー数は100万人、導入企業は500社以上の実績があります。

 

高精度のAI音声認識とAI要約機能を強みとしており、1時間の音声を5分で文字起こしし、簡潔な要約を作成することができます。人手による議事録作成に比べて、議事録作成にかかる時間を約97%ほど削減することができます。

②チャットボット:LINE CLOVA

LINE CLOVA
(画像:ワークスモバイルジャパン株式会社)

CLOVA Chatbotとは、ワークスモバイルジャパン株式会社が提供する高性能なチャットボットです。最新の機械学習を活用し、問い合わせに対して高精度な回答を提示することができます。

  

特に、日本語に特化したAIの開発を中心に行っているため、日本では利用しやすいようになっています。また、LINEサービスとの連携を強みとして おり、LINE公式アカウントやLINE WORKSとの連携、LINE Pay決済との連携によるチャットボット上での決済が可能です。

③マーケティング:Apppier GroupのAIマーケティングソリューション

Apppier GroupのAIマーケティングソリューション
(画像:Appier Group)

2012年に台湾で設立されたAppier Group株式会社は、アジア太平洋地域、欧州、米国の17拠点を持ち、マーケティング活動を支援するAIソリューションをグローバルに展開しています。

 

Appierが開発・提供するソリューションは、高精度な予測機能を有したAIを搭載しており、見込み顧客発掘や獲得、顧客リテンション、顧客エンゲージメント、取引実行、顧客データ統合・分析まで、一気通貫のフルファネルでマーケティング活動をサポートしています。また、それぞれのステージで生じる課題を解決し、顧客企業の収益向上に貢献しています。

④パーソナルスタリングサービス:DROBE

DROBE
(画像: DROBE)

DROBEは、プロのスタイリストとAIがお客さま一人ひとりにあったお洋服をご提案する、パーソナルスタイリングサービスです。

サービス開始以降蓄積してきたさまざまな要望に対しての提案実績を活かし、OpenAI社が提供するChatGPTの各種APIと連携した自然言語でアイテム・コーディネートを検索することができるサービス「AIスタイリストさん」を提供しています。

「パンツ」「ブラウス」などの単語の検索軸がわからない場合でも、「〇〇に行くときには何を着ればいい?」「甘めではないけど、カッコ良すぎない服が欲しい」などの自然言語での質問が可能で、ChatGPTを活用したスタイリングのアドバイスと、過去のDROBEでの提案履歴をもとにしたアイテム・コーディネート提案を行います。

⑤脳のヘルスケア:BrainSuite

(画像:株式会社CogSmart)

2019年に設立された株式会社CogSmartは、健康診断・脳ドック等で撮像される脳MRI画像のAI解析により、健康時の海馬の大きさを精密に測定できる「BrainSuite」を提供しています。
記憶をつかさどる海馬は加齢と共に誰でも少しづつ萎縮していきますが、30歳前後から健康な方と認知症リスクが高い方で萎縮度合いに差が出てきます。一方、海馬は生活習慣の改善を行うことで神経新生により「大きく」できる可能性があり、海馬を萎縮させないことが認知症の予防につながります。
「BrainSuite」では脳の海馬体積と海馬占有率をAI解析により測定し、同世代・性別の平均値と比較することで、いまの年齢で維持すべき海馬の大きさがわかります。レポートでは海馬体積やその経年変化・海馬を健康に保つ方法などを解説し、医師や看護師による結果説明や生活習慣改善のアドバイスも実施しています。
同社は、東北大学加齢医学研究所の脳医学研究の成果を元にプロダクト開発しており、最新の医学的知見及び研究成果をもとに、「認知症にならない健康脳づくり」「生涯健康脳」の社会的な普及を目指しています。

⑦不動産テックソリューション:エステートテクノロジーズ

 

エステートテクノロジーズ
(画像:エステートテクノロジーズ株式会社)

エステートテクノロジーズはAIによるビッグデータ解析を強みとし、不動産の価格査定や不動産情報配信など不動産テックソリューションを開発しています。

代表的なソリューションとその活用事例は以下の通りです。

①AI価格査定

中古マンションをはじめ、戸建・土地の推定相場をAIが算出。不動産市場のビッグデータをAIが解析することで公平かつ透明性の高い情報を提供します。査定業務の効率化や、エンドユーザー向けの集客支援など、BtoB・BtoC両面でサービス開発が可能です。

サービスページ:https://www.estate-tech.co.jp/services/enterprise-services/solutions/ai-

assessment/

②買取再販事業者向け・AI不動産査定ツール

業界初・仕入価格と再販価格を5秒で査定できる、買取再販事業者に特化したAI査定ツールです。買取価格をAIが査定するだけでなく、その物件をリノベーションした後の再販価格も、周辺販売事例や過去事例を瞬時に分析しAIが算出します。

サービスページ:https://www.estate-tech.co.jp/services/enterprise-services/products/ai-

assessment-for-real-estate-developer/

③不動産データプラットフォーム事業

全国5,000万件に及ぶ幅広い物件データを保有し、さらに毎日AIが最新データを分析し続けています。当社保有の豊富なデータに、貴社の保有する独自データを掛け合わせることで、唯一無二のオリジナルデータ分析が可能。事業戦略やエリア戦略、マーケティング、

営業支援ツールの開発など、活用の幅は多岐に渡ります。社員の半数がエンジニアという「エンジニア集団」という特長を活かし、柔軟に対応可能です。

サービスページ:

オープンイノベーション開発

さらに詳しく知りたい方はこちらの企業HPをご覧ください。

⑧デジタル面接プラットフォーム:タレンタ株式会社のHireVue

(画像:タレンタ株式会社)

HireVue(ハイアービュー)はFortune100社の50%以上が使用するAI面接システムです。

HireVueの特徴は以下の3点です。

① 候補者の発言を自然言語処理の技術を使用して評価し、回答が職務要件をどの程度満たしているかを判定します。
② 書類では見ることのできない候補者の能力を際立たせ、採用チームのバイアスを減らし、より良い評価の支援となるように設計されています。
③ AI倫理に関する各国の法令・ガイドラインに完全適合しており、安心・安全な候補者体験を提供しています。

HireVue導入企業は候補者の多面的な能力をワンステップで評価することができます。25分の拘束時間で、①パーソナリティとワークスタイル、②人との接し方、③情報の扱い方(IQ要素)という3つの主要なコンピテンシーに加えて、協調性/誠実性/安定性などの5つの性格特性、自己コントロール/ウェルビーイングなど4つのEQ要素も判定できます。

採用の初期段階で優れた人材を特定できるため、有望な候補者と向き合う時間を十分に確保できます。採用スピードが従来の4倍、定着率が5倍にアップした導入事例も報告されています。AIによる本人フィードバックレポートも好評です。

⑨AI×IoTヘルスケアプラットフォームサービス:株式会社リンクジャパンのeMamo

(画像:株式会社リンクジャパン)

eMamo(イーマモ)は「自宅を病院に。自宅をサ高住に。」をコンセプトとし、AIとIoT技術を駆使し、高齢者ヘルスケアに必要なあらゆる製品とサービスを一本化することにより医療や介護効率、見守り、自立支援をサポートする高齢者ヘルスケア向けのIoTプラットフォームサービスです。

同サービスは、AIとIoT技術で住宅の全てをリンクするプラットフォーム、HomeLink(ホームリンク)を提供する株式会社リンクジャパンによって提供されています。

eMamoの強みは以下の通りです。

・住宅と病院を繋ぐオンライン診療を提供可能

・IoT技術で日常のバイタルや生活リズム等をデータとして蓄積。

これを掛かりつけ医に提供する事で、高精度スマート予防医療を実現する事ができる

・使いやすい直感的UIで誰でも使える

・高精度AI検知でご高齢の方の異常に素早く気付く事ができ、孤独死を防止できる

・スマートナースコールで被介護者の方や患者からのSOSにビデオ通話で対応可能。

・高い技術力と豊富な実績で安定運用

・工事不要、後付け可能で更に既存のスマートフォンやタブレット、PCで運用可能な為、導入のハードルが非常に低い

・機能や対応製品が業界TOPクラス

同サービスは病院、介護施設、在宅介護、シニアマンション、家族の見守りなどさまざまなシーンで活用することができます。介護施設での活用を例に挙げると、eMamoを活用することで移動距離や訪室回数が減り業務効率を改善できるため、人手不足や介護離職の問題を解消することができます。

さらに詳しく知りたい方はこちらの公式HPをご覧ください。

⑩データ活用ツール:NTech Predict

(画像:ニュートラル株式会社)

NTech Predict(エヌテック プレディクト)は、AIを使って誰でも簡単にデータサイエンティストの分析作業を行うことができるデータ活用ツールです。
XAI(説明可能なAI)によって分析の根拠も可視化されるため、次のアクション(施策)へのヒントとなります。
本ツールは以下の3つの分析機能を搭載しています。
① 時系列予測
需要予測や消費電力予測のように、時間と共に変化するデータの将来を予測します。各データの影響度も表示するため、予測に作用する要因を見つけることができます。
② 因果探索
目に見えないデータ間の因果関係を可視化します。故障機器の原因分析や製品の品質管理などに使うことができます。関係の方向・強さをチャート図で表示するため、データの関係性を視覚的に把握することが可能です。
③ 予知保全
機器に設置したセンサーデータや日々の収集データを監視し、異常が発生するタイミングを予測。異常の兆候を検知すると、メールで通知します。「各データがどの程度影響を与えているか」を表す寄与度も算出するため、原因となる部位、部品を推測することが可能です。故障する前に修理することで、メンテナンスコスト削減・ダウンタイム短縮に繋げることができます。
さらに詳しく知りたい方はこちらの製品HPをご覧ください。

⑪法人向けコーチングサービス:ZaPASS JAPAN 株式会社のコーチングサービス

(画像:ZaPASS JAPAN 株式会社)

ZaPASS JAPAN 株式会社は、「自分らしく笑える大人と、未来が楽しみな子どものために。」というビジョンを掲げ、現在は、コーチマッチングプラットフォーム、プロコーチ養成講座、法人向けコーチングサービスを展開しています。【企業ウェブサイト】https://zapass.co/

また、上記有料サービスに加えて、『ZaPASS AIコーチング』『ZaPASSエゴグラム』という2つの無料サービスをテクノロジーを通して提供しています。
『ZaPASS AIコーチング』では、ChatGPT APIを活用したAIコーチがチャットで内省を無料サポート。解決せず抱えたままになりやすい日常で感じる小さな悩みを、いつでも気軽にチャットで相談することができます。
【ご利用はこちらから】https://lin.ee/bWdgD7U (LINEアカウント友だち追加)
『ZaPASSエゴグラム』は、ビジネスパーソン向けの自分の“持ち味”がわかる無料の自己分析サービスです。数千人を超えるビジネスパーソンに適用しながら改良を重ね、ZaPASS JAPAN CHRO 垂水の知見も反映し独自に開発しています。
【ご利用はこちらから】https://egogram.zapass.co/egogram

⑫コールシステム:株式会社Widsleyの提供するComdesk Lead

株式会社Widsley Comdesk Lead
(画像:株式会社Widsley)

株式会社Widsleyではアウトバウンドの架電業務に特化した携帯回線とIP回線を併用できる国内唯一のコールシステム「Comdesk Lead」を提供しております。

最新AI技術プロダクトに搭載することで架電の量の担保と架電の質の最大化を実現しております。

Comdesk Leadのプロダクトバリューは下記の通りです。

①携帯回線とIP回線を併用できる国内唯一のコールシステム

従来のコールシステムではIP回線での通話のみ可能ですが、特許取得済の技術によって携帯・IP全ての通話をシステムで管理が可能です。また携帯の「かけ放題」が利用でき、通話料を固定化することが可能なためコストカットも期待できます。

②音声認識AI、ChatGPTをプロダクトに搭載

識字率85%を誇る音声認識AIとChatGPTにより、全通話の自動文字起こし・要約機能が実装されており、これまで業務を圧迫していたアフターコールワークの工数削減や、入力漏れなどのミスも防ぐことが可能です。

③各種CRMとの連携にも対応

Salesforce、Hubspot、Kintoneとの連携はもちろん、お使いのCRM/SFAとの架電情報の自動連携に対応しております。

文字起こし・要約データに関してもCRM/SFAに連携できるため、マスターデータへの情報集約を支援します。

詳しくはこちらの公式サービスサイトをご覧ください。

⑬防災:Arithmer株式会社の浸水の事前予測、浸水被害後の保険金支払いの迅速化が可能なシステム

Arithmer株式会社 浸水システム
(画像:Arithmer株式会社)

Arithmer株式会社(以下Arithmerという。)はAIを活用した浸水の事前予測、浸水被害後の保険金支払いの迅速化が可能なシステムを提供しています。

地球温暖化の影響により、台風、線状降水帯などによる大雨災害が激甚化し、被害も年々、甚大なものになってきています。そのような環境においてArithmerは、災害被害を減らすために、正確に災害情報を事前に予測すること、また災害からの迅速な復旧のためには、発災後の被災状況を早期に把握することが必要不可欠だと考えました。

そこで開発したのが浸水AIシステムです。
サービスの1つめは、浸水高事前予測です。自治体にとっての効果は、住民向けに事前に浸水情報を提供し、早期の避難誘導に活用できることです。また企業にとっては予想降水量を基準に水害BCPの発動タイミングを決定することができるようになります。

サービスの2つめは、水害発災後の浸水高の把握です。本システム導入の結果、損害保険会社では、数か所実測するだけでエリア内の全住戸の浸水高を測定できることになり、調査に必要な日数が大幅に短縮され、その分保険金を早く支払うことができるようになり、被害者の生活再建を早めることができました。また自治体にとっては罹災証明の発行に活用できると考えています。

現在、浸水AIシステムは福島県広野町や三井住友海上火災保険(株)に活用されています。

自然災害である「河川氾濫による浸水被害」という制御できない事象に対して、AIを活用して予想し、準備をする事で被害を最小限に抑え、人々の安心・安全を守っていくことが大きく期待できます。

さらに詳しく知りたい方はこちらの公式HPをご覧ください。

⑭画像認識AI作成ツール:ヒューマノーム研究所の「Humanome Eyes」

ヒューマノーム研究所
(画像:ヒューマノーム研究所)

Humanome Eyesは、誰でも簡単に「ものを見分けるAI」(画像認識・物体検知AI)を作成することができるツールです。画像認識AIは以下のような用途に利用することができます。
• 農作物の成熟度をAIが判定→収穫効率アップ
• 作成した部品をAIが判定→検品作業の効率化
• 建造物の外観をAIが判定→実地検査の安全性確保

画像認識AIの作成にはプログラミングや数学の知識が必要であり、その習得には時間的・金銭的なコストがかかります。この問題を解決するため、同社はブラウザとマウスの操作だけで「ものを見分けるAI」を作成できるHumanome Eyesを開発しました。
本ツールはパソコンだけ準備すれば今日から利用できます。従量課金制ではなく月額定額制を採用しているので、お客様の納得行くAIができあがるまで、じっくり自社開発に取り組めます。
同社は「欲しいAIを自分の手で作ることができる環境」を提供することで、これまでコストやスキル面で諦めていたAI開発をサポートします。
さらに詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。

AI活用に向けた取り組み事例

広島大学:AIの画像生成技術(GAN)を医療へ活用

(画像:広島大学)

広島大学大学院医系科学研究科 河原大輔助教、永田靖教授らの研究グループと日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)の医学物理ワーキンググループである西尾禎治教授らは、AIによる画像生成技術(GAN)を活用し、治療前画像から頭頚部の複数の臓器の輪郭を自動的に抽出するシステムを開発しました。

これは、AIを用いない手法や、従来研究レベルで行われてきたAI技術(CNN)による自動輪郭抽出法と比べて、精度は著しく向上しています。

 

放射線治療では数十日の照射期間の間に体形や腫瘍の縮小が起こるため、これに合わせて日々CT や MRI などの医用画像を撮影し、治療計画(照射する範囲や照射手法)を変更する適応放射線治療(ART)が行われています。日々の治療計画を変更する際には撮影した画像上で輪郭を作成する必要がありますが、特に頭頚部では臓器が多く数時間以上の時間を要します。人による個体差もあるため、均てん化と自動化が必要とされています。

 

このシステムによって、これまで数時間以上必要であった輪郭作成を正確かつ自動化できるため数分以内で輪郭作成が可能になります。放射線治療の治療計画を日々柔軟に変更できるようになるため、副作用を減らすことができることにより患者さんの負担を減らし、さらに変化する腫瘍に合わせて正確に治療を行うことができ、治療効果の向上が期待できます

株式会社ピアズ:AIを接客・店舗DXに活用

mimikのバーチャル顧客
製作中のmimikのバーチャル顧客(画像:株式会社ピアズ)

ピアズは、AIやメタバースなど最先端テクノロジーを活用した接客・店舗DXに取り組んでいます。
同社は、通信業界をはじめとした店舗コンサルティングからスタートしており、店舗運営や接客のノウハウ、豊富な接客ビッグデータを蓄積。
こうしたノウハウとビッグデータを活かし、リアルな接客と、デジタルテクノロジーの活用の両面からDX推進を実現できるのがピアズの強みです。
具体的には、以下のようなソリューションを提供しています。
①AIオンライン接客システム
従来の店舗接客やコールセンターをリアルタイム動画で接客できるシステムへと進化。
多言語対応に加え、AIによるオペレーターへのサジェスト機能で、どんな業態でもハイレベルな接客が可能となります。
②AIロープレ支援『mimik』
店舗接客レベルの向上に必要不可欠なロープレ研修をAIで実現。
接客ビッグデータの活用により、AIによるテキストや表情の評価や、現実に近いバーチャル顧客とのロープレを実現しています。
③メタバースイベント・VTuberライブコマース
ピアズには社内外でのイベント支援を行うグループ会社も有しています。
こうしたイベントにピアズの技術を活用し、メタバースイベントの実施や、VTuberを活用したライブコマースにも積極的に取り組んでいます。

当社HP:https://peers.jp/

mimik:https://mimik.jp/

プライムキャスト:物流システムを主軸とした独自のAI・IoT・XRソリューションを提供

プライムキャスト
(画像:プライムキャスト)

プライムキャストは1998年の設立以来、開発ひとすじ25年。
昨年は自社で設計、開発したAI・IoTカメラによる検針自動化サービス「PRIME METEREYE」をリリース。2023年は工場内作業の全自動化を目指すクライアントと共に、AGV(自動搬送ロボット)をコントロールするWCS(倉庫制御システム)を開発しています。システム導入に際しては、XRコンテンツ開発のノウハウを活かした仮想空間内でロボット挙動をシミュレートし現場の導入をサポートしました。
年内を目途に、3分で自分のメタバース空間を作成可能なサービス「Uniee」の提供開始を予定しています。

主要な事業紹介

  1. 物流システム
    WMS(倉庫管理システム)、OMS(受発注システム)はもちろん、
    AGV(無人搬送ロボット)と連携するWCS(倉庫制御システム)の
    開発から運用、保守まで幅広くカバーするサービスを提供します。
  2. AI・IoTソリューション
    独自の検針用AIを搭載した
    「PRIME METER EYE」をはじめ、
    ハードウェアを含めたシステム全体を自社内で設計、
    開発する専門グループが、お客様の目的に応じた
    ソリューションを提案し、導入を支援します。
  3. XRコンテンツ
    社内には常に最先端の専用機器を取り揃え、XRコンテンツの開発
    に特化したチームが、製品の企画、制作まで一貫して行います。
    VR、ARはもちろん、メタバースも対応します。

株式会社イクシーズラボ:独自開発のAIエンジンをベースとした各種製品を提供

(画像:株式会社イクシーズラボ)

株式会社イクシーズラボは、CAIWAという独自開発のAIエンジンをベースとした各種製品を提供しています。CAIWAは全身の会社時代から、多くの企業にさまざまな分野で利用され20年以上磨かれ続けてきました。
イクシーズラボが提供している高性能なAIチャットボット「CAIWA Service Viii」にもこのCAIWAが搭載されており、回答精度の高さは多くの導入企業様に評価されています。また、ChatGPT APIとの連携機能および扱いやすい管理ツールによって構築・運用の手間がかからないのも特徴です。さらに、クラウド型とオンプレミス型のどちらでも提供可能なため、お客様のポリシーや規制要件に合わせて適切な利用環境を選択できるのも強みとなっています。
実績としては、ダイキン工業様、TBSテレビ様、千寿製薬様など幅広い業種の企業で利用されており、バックオフィスにおける業務改善や、カスタマーサポートの品質向上・コスト削減に貢献しています。

詳細は公式HPをご覧ください。

CAIメディア:AIなどの先端テクノロジーを駆使したユーザー目線の学習ソリューションを提供

CAIメディア
(画像:CAIメディア)

CAIメディアは、「学ぶ楽しさをカタチにしたい」という理念のもと、未就学児の知育から、小中学生の国数理社英、一般・シニア向けの語学、パソコン操作、囲碁・将棋といったデジタル教材を通じて、楽しくかつ斬新な学習ソリューションを提供しています。
1.二世代に渡る「英会話ロボット」の開発
主力商品のひとつ「英会話ロボット チャーピー」は、2003年に発売され、英会話学習の新たなスタイルとして注目を集めました。ファンからの熱い要望に応えて、2018年には二代目をリリース。二代目は、Wi-Fiを利用してクラウドにつながり、専用のスマホアプリで会話内容をオンタイムで確認したり、学習状況を確認したりできる「IoTロボット」として生まれ変わりました。
2.自社開発のAIを使ったユーザーに合わせた会話展開
チャーピーの特長は、最先端のIT技術が搭載されている点のみならず、自社開発のAIを使い、ユーザーの学習レベル、趣味嗜好に合わせて会話が展開する点が最大の魅力。楽しくおしゃべりを続けることで英会話を自然と身に付けることができる、理想的な英会話学習ロボットです。
同社は、AI等の最新のIT技術を取り入れながら、学習効果と満足度の高い、ユニークな学習ソリューションの企画・開発を得意としています。

さらに詳しい情報はこちらの公式HPをご覧ください。

シーオス株式会社:搬送の自動化・省人化の推進にAIを活用

(画像:シーオス株式会社)

シーオス株式会社は、社会インフラとしてのロジスティクスをデジタルネットワーク化することで産業に革新をもたらす、ロジスティクスのリーディングカンパニーです。

シーオスでは SLAM 技術を活用した自律搬送技術(LogilerMove)と「TUGBOT」を組み合わせ、搬送の自動化・省人化を進めています。

Logiler Move「TUGBOT」の特徴は以下の5つです。

特徴① AI を用いた 3D画像認識: 3D 画像認識を使い対象物/ 庫内を学習させていくことで、より高い認知精度を目指せる。

特徴②各種センサーによる安全走行の実現: 各種センサーを利用し周辺環境を認識する事により安定走行を実施し、人がいる場合は自動での減速や回避、一時停止を行う等、高い安全性を実現。

特徴③自動脱着機能: 自動フッキング/切り離しにより搬送工程の全自動化・無人化を実現します。また牽引バリエーションは豊富で、カゴ車、6 輪台車、ドーリー等が標準機能で対応可能です。

特徴④ 導入のしやすさ: 従来の無人搬送ロボット AGV では床面の磁気テープにより制御するため、現場改修や定期メンテナンスが不可欠です。しかし自律走行搬送ロボット「TUGBOT」であれば、個体での自律走行&群制御であるため、拡張性が大変高いです。

特徴⑤小回りの良さ: 奥行 661mm、幅 598mm と小型で小回りが効く為、倉庫内のみならず様々な場所で活躍できます。

TUGBOT の活躍の場は多岐に渡ります。例えば、空港では重量物や手荷物カートの搬送をロボットが代行でき、ショッピングセンターでは、夜間にバックヤードから棚前まで商品のカゴ車を運び、開店前の品出し作業をサポートします。人とロボットが作業を分担し「人はより専門性の高い作業に専念する」を実現することが、シーオスの考えるロボット活用の姿です。

さらに詳しく知りたい方はこちらの公式 HP をご覧ください。

自律走行搬送ロボット「TUGBOT」https://www.seaos.co.jp/product/logiler/tugbot.html

株式会社ニット:「HELP YOU AIラボ」にて業務の効率化を推進

(画像:株式会社ニット)

株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU(ヘルプユー)」では、日本全国・世界35カ国から約500人のメンバーが日々オンラインで業務を遂行しています。2023年2月には「HELP YOU AIラボ」を発足し、ChatGPTをはじめとするAIツールを実験的に社内の業務で活用しながらさらなる業務の効率化の可能性を探っています。

人手不足がますます深刻化していく社会状況において、当社は外部に任せる(アウトソーシング)を活用しながら、日本企業の生産性向上への貢献をしております。更に、質の高いアウトプットを最大化させる最新のテクノロジーを組み合わせて実施することで、日本の人手不足解消に寄与しています。

また、社内外へ向けたChatGPTをはじめとしたAIに関する研修・セミナーの開催や、AIに関する展示会への出展を通じ、最新のテクノロジーを活用した業務効率最適化の具体的な事例などをお伝えする機会も設けております。今後も、AI×アウトソーシングによる新時代のビジネス改革に取り組んでまいります。

アドバンスト・メディア:AI音声対話アバター「AI Avatar AOI(エーアイ アバター アオイ)」を提供

アドバンスト・メディア AI Avatar AOI
(画像:アドバンスト・メディア)

アドバンスト・メディアが提供する「AI Avatar AOI」は、メタバース空間をはじめ、さまざまなデバイス上で利用可能な、国内シェアNo.1のAI音声認識AmiVoiceを活用したAI音声対話アバターです。

「AI Avatar AOI」の特長は次の通りです。

  1. AIがお客様対応を自動化。24時間365日の対応が可能。

AI音声対話によりお客様対応を24時間365日無人で行えます。問い合わせ対応の工数削減や企業の人手不足解消、リモート環境下での顧客接点強化などに貢献します。

  1. ChatGPT×独自の対話システムでキャラクター性を再現。

独自の対話システムとChatGPTを連携し、より品質の高いAI対話を実現し本来のキャラクターの性格や話し方を再現しつつ、柔軟で多彩な対応が可能です。

  1. マルチデバイスに対応

VR・メタバース、デジタルサイネージなど目的や用途に合わせてさまざまなデバイスを選択できます。

  1. シンプルな管理画面で、対話内容を簡単に確認・編集

音声認識結果や自動応答の内容など、管理画面から確認・編集することが可能です。

・「AI Avatar AOI」製品サイト

※出典:ecarlate「音声認識市場動向2023」音声認識ソフトウェア/クラウドサービス市場

レアジョブ:英語教育においてAIを活用

株式会社レアジョブ
(画像:株式会社レアジョブ)

株式会社レアジョブは、AIやデータを活用しながら、世界中の人々の学びをサポートするためにスキルの可視化と向上を支援するAIアセスメントカンパニーです。中でも代表的なAI関連サービスを2つご紹介します。

①AI自動採点のビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS®」

一般的に知られている【英語テスト=TOEIC® L&R】は、リスニング力とリーディング力のみが測定されるため、スピーキング力を定量的に可視化することが課題でした。PROGOS®は、国際指標のCEFR(セファール)に準拠しており、オンラインで約20分の受験後最速2分で結果が分かるだけでなく、従来料金の10分の1の価格で受験できる手軽なテストです。

②ChatGPT活用「レッスンAIアシスタント機能(β)」を「レアジョブ英会話」に搭載

当社が提供するオンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」のレッスン中のなかで、英語・日本語の単語や文章を打ち込むだけで、受講者の英会話スキルレベルに合わせた単語や表現などがレコメンドされ、より効果的な学習につなげます。

株式会社サイエンスアーツ:AIを活用したライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を提供

株式会社サイエンスアーツ
(画像:株式会社サイエンスアーツ)

株式会社サイエンツアーツは、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォームである「Buddycom」を法人向けに提供しています。利用企業は「Bauddycom」を利用することで、複数人での音声通話やチャット、映像配信を簡単にすることができます。イオンリテールやJR東海などの大手企業を始めとして、700社以上での導入実績があります。

 

近年では、「Buddycom」へのAI活用も進めており、具体的には以下のようなことを実現するサービスを提供しています。

  • 小売店舗のAIカメラと連携し、接客を必要とする顧客を感知し、Buddycomアプリに通知
  • AI顔認証サービスと連携し、Buddycom上で不審者等の情報を検知
  • ChatGPTと連携し、Buddycomから音声でChatGPTに質問。回答も合成音声を通して得られる

 さらに詳しい情報はこちらのページをご覧ください。

メタバース活用個別無料相談会実施中

メタバース総研では、メタバース活用の個別無料相談会を実施しています。

各社様のメタバース活用に関する課題解決に向け、最新の市場動向や具体的な活用アイデアなどを、個別のオンラインMTGにて、無料でご紹介させていただきます。

以下のようなお悩みをお持ちのご担当者様は、この機会にぜひご参加ください。

  • 自社に合った活用方法へのアドバイスが欲しい
  • 自社の企画の参考になる活用事例を知りたい
  • どのように活用を進めていけば良いか分からず困っている

メタバース活用の個別無料相談会の詳細はこちら

関連するサービス

メタバースコンサルティング

メタバースコンサルティング

リサーチから企画・開発・運用まで一気通貫でご支援いたします。

さらに詳しく>

メタバース開発サービス

メタバース開発サービス

貴社の目的やご要望に合わせた最適なメタバースを開発いたします。

さらに詳しく>

よく読まれているナレッジ

メタバースをビジネスに活用する12の手法

メタバースをビジネスに活用する12の手法

企業がメタバースをビジネスに活用する代表的な全12種類の手法を学ぶことができます。

さらに詳しく>

メタバース活用を進めるための35ステップ

メタバース活用を進めるための15ステップ

メタバースのビジネス活用を実際に進めるための、実践的な35のステップを学ぶことができます。

さらに詳しく>

このナレッジの著者

メタバース総研 代表取締役社長

今泉 響介

慶應義塾大学経済学部卒業。学生起業した事業を売却した後、日本企業の海外マーケティングを支援する株式会社Rec Loc を設立して代表取締役社長に就任。メタバースのビジネス活用を支援するメタバース総研を設立して代表取締役社長に就任。

お問い合わせ

お客様のメタバース活用推進に向け、戦略策定から実行支援までサポートします。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

まずは問い合わせてみる >

個別無料相談

ご担当者様のお悩み解決に向けたアイデアや情報を無料でご提供いたします。お気軽にご相談ください。

個別無料相談

無料で相談する >

資料ダウンロード

各種サービス資料やお役立ち資料をダウンロードいただけます。メタバース活用をご検討の方はぜひご一読ください。

資料ダウンロード 資料をダウンロードする >