おススメのARサービス・開発会社まとめ

ポケモンGOの大流行によって注目を浴びたAR。近年、消費者向けのARサービスの浸透や企業でのAR活用が進んでいます。一方で、「そもそもARサービスとしてはどのようなものが存在するのか分からない」、「AR開発会社やツールとしてのどのような選択肢が存在し、どのような観点から選べばよいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はおススメのARサービスと制作/開発会社をご紹介します。
本記事は、以下のような方におススメの記事となっています。
- AR制作/開発を検討している
- ARサービスにどのようなものがあるのか知りたい
本記事を読めば、ARサービスや制作/開発会社について一気にキャッチアップできますので、ぜひ最後までご一読ください。
目次
- そもそもARとは?
- おススメのARサービス10選
- ①ポケモンGO:ポケモンの世界観を現実の街中で体験
- ②SnapChat:ARを活用した自撮り写真を友人にシェア
- ③ピクミン ブルーム:ピクミンの世界観を現実の街中で体験
- ④Urbanbase AR:インテリア選びに活用できるAR&空間分析アプリ
- ⑤DRY CRTSTAL × PACMAN:「ドライクリスタル」缶の表面をパックマンが動きまわる新感覚ARゲーム
- ⑤Agri-AR:株式会社Rootの提供する、多機能で実用的なAR農作業補助アプリ
- ⑥AVRJapan株式会社:AR技術を活用した幼児向け教材「ARpedia」を提供
- ⑦株式会社meleap:AR技術を使った競技、観戦システムを提供
- ⑧ENEN株式会社:インテリアのサイズ感を手軽に確認できる「AR CAMERA」を提供
- ⑨株式会社ProVision:クイズで楽しく学ぼう!群馬県の富岡製糸場へARクイズラリーおよびオリジナルARフィルターを提供
- ⑩株式会社ステークホルダーコム:紙媒体デジタルメディア化支援サービス「AR-Sentence」を提供
- おススメのAR開発会社4選
- AR開発の前に検討しておきたい3つのポイント
そもそもARとは?
ARとはAugumeted Realityの略称で、拡張現実とも呼ばれます。リアルの世界にデジタルの情報/コンテンツを視覚的に重ね合わせることで、リアルの世界を拡張する技術のことを指します。ARには、ゴーグルを装着せずに、スマートフォンやタブレットの画面にデジタルの情報/コンテンツを表示させるものも含みます。
ARを活用することで、「Pokemon Go」のように、リアルの街にポケモンが存在するかのようなゲームを楽しんだり、「GoogleMap」のARナビのように、リアルの街に道順を示す矢印などの情報が表示され、スムーズに目的地にたどり着くことができたりと、私たちの暮らしをより豊かに・便利にすることができます。
※関連記事:AR(拡張現実)とは何か?VRや今話題のメタバースとの違いは?
おススメのARサービス10選
おススメのARサービスとして以下のサービスが挙げられます。
- ①ポケモンGO:ポケモンの世界観を現実の街中で体験
- ②SnapChat:ARを活用した自撮り写真を友人にシェア
- ③ピクミン ブルーム:ピクミンの世界観を現実の街中で体験
- ④Urbanbase AR:インテリア選びに活用できるAR&空間分析アプリ
- ⑤DRY CRTSTAL × PACMAN:「ドライクリスタル」缶の表面をパックマンが動きまわる新感覚ARゲーム
- ⑤Agri-AR:株式会社Rootの提供する、多機能で実用的なAR農作業補助アプリ
- ⑥AVRJapan株式会社:AR技術を活用した幼児向け教材「ARpedia」を提供
- ⑦株式会社meleap:AR技術を使った競技、観戦システムを提供
- ⑧ENEN株式会社:インテリアのサイズ感を手軽に確認できる「AR CAMERA」を提供
- ⑨株式会社ProVision:クイズで楽しく学ぼう!群馬県の富岡製糸場へARクイズラリーおよびオリジナルARフィルターを提供
- ⑩株式会社ステークホルダーコム:紙媒体デジタルメディア化支援サービス「AR-Sentence」を提供
それぞれの企業の概要や特徴を分かりやすく紹介していきます。
①ポケモンGO:ポケモンの世界観を現実の街中で体験
ポケモンGOは、大人気ゲーム「ポケモン」の世界観を現実世界で楽しむことのできる位置情報を活用したスマホ向けARアプリです。
ユーザーは現実世界の街を歩き周りながらポケモンを探し、ポケモンと遭遇するとまるで目の前に存在するかのようにARで表示されます。
また、ポケモンを見つけて捕まえるだけでなく、捕まえたポケモンを育てたり、ポケモンのタマゴを孵化したり、他のトレーナーとポケモンを交換したりするなど様々な楽しみ方ができます。
②SnapChat:ARを活用した自撮り写真を友人にシェア
Snap Chatとは、登録した友人やグループに向けてARを活用した画像や動画などを投稿するSNSアプリです。
SnapChatには、「Lens(レンズ)」と呼ばれるARフィルターが多数存在しており、フィルターを使って自分の顔や街の風景などに様々な加工を施すことができます。
「Lens(レンズ)」はユーザーが自作することも可能で、ユーザーのクリエイティビティを刺激するつくりとなっています。
Snapchatは欧米を中心とする若者層から絶大な支持を集めており、全世界で3.6億人以上のMAUを記録するほどの人気を誇っています。
③ピクミン ブルーム:ピクミンの世界観を現実の街中で体験
ピクミン ブルームは、大人気ゲーム「ピクミン」の世界観を現実世界で楽しむことのできる位置情報を活用したスマホ向けARアプリです。
ユーザーは様々な場所を歩き回ることで、ピクミンを集めたり、育てたりしながら出かけた場所を記録していくライフログのような楽しみ方ができます。
④Urbanbase AR:インテリア選びに活用できるAR&空間分析アプリ
URBANBASE株式会社は、AR&空間分析アプリである「Urbanbase AR」を提供しています。ユーザーは「Urbanbase AR」を利用することで、家具や家電、カーテンやラグなどのインテリアアイテムをARで表示し、実空間に試し置きをすることができます。
「Urbanbase AR」の特徴としては、以下が挙げられます。
選択したアイテムを、今いる部屋にARで表示し、カラーやサイズを確認することが可能
撮影した写真や保存してある部屋の画像から、Space AIによる「空間分析」で、部屋のタイプやテイストを分析し、部屋に合わせたアイテムをAIが提案
アイテムをECサイトと連携させることで、商品ページからアプリでARで試すことも可能
同社は、インテリア関連企業への機能提供や、アプリの受託開発ソリューションも提供しています。
さらに詳しい情報はこちらのページをご覧ください。
⑤DRY CRTSTAL × PACMAN:「ドライクリスタル」缶の表面をパックマンが動きまわる新感覚ARゲーム

アサヒビールは、2023年10月11日(水)に発売した「スーパードライ ドライクリスタル」と「パックマン」でコラボレーションし、ARを活用したゲームである「DRY CRTSTAL × PACMAN」を実施しています。(2023年10月11日(水)から2024年1月4日(木)まで)
「DRY CRYSTAL × PAC-MAN」は、特設サイトからカメラを立ち上げて「スーパードライ ドライクリスタル」の缶にスマートフォンをかざすと、AR(拡張現実)によって缶体に映し出された拡張現実の世界で「パックマン」が楽しめるARゲームです。
ドライクリスタルの缶がARで「パックマン」のプレイステージへ変化し、ARで飛び出した缶の表面を移動するパックマンをカメラで追従しながら高得点を目指してプレイします。
総合ランキングや都道府県別ランキング機能もあるため、友人や家族、全国の人たちと競い合うことができます。
“未来志向のビールで新たなライフスタイルの提案”を掲げるドライクリスタルから、先端技術であり、没入感を与えられるARを活用することで、お客様に驚きを与え、商品の世界観を体感していただくことができます。
詳しくはこちらの特設サイトをご覧ください。
実際のイメージについてはYouTube映像をご覧ください。
⑤Agri-AR:株式会社Rootの提供する、多機能で実用的なAR農作業補助アプリ

農業DXプロジェクトの開発運営を手掛ける株式会社Rootは、農業現場にあるシンプルな作業の効率化を、安価で・誰でもどこでも使えるツールにより実現するため、AR農作業補助アプリ「Agri-AR」の開発に取り組んできました。
本アプリの開発は、農林水産省 令和3年度補正予算『戦略的スマート農業技術等の開発・改良』(生研支援センター)にも採択され2022年度から研究支援を受けています。
埼玉県深谷市の複数農園を実証フィールドとして開発を推進した結果、どんな農園でも役立つ10機能が完成しました。位置情報が必要な機能は、AR・LiDARに加えてGNSS-RTKも活用し、一辺数百メートル規模の圃場でも、誤差数センチの精度で現実空間へのARオブジェクト固定や、距離面積の計測が可能となりました。
- 平行直線ガイド
- 畝・苗シミュレーション
- 面積計測
- 距離計測
- レベル計測
- サイズ計測(タップ式、ノギス式、指先式)
- 体積計測(3軸式、ポイント式)
- 移動速度表示
- 最適ルート算出・ガイド
- マップ連動(描画、管理、AR日誌)
アプリは、スマートグラス(Hololens2, Magic Leap 2等)とスマートフォン双方で使用できるよう開発しています。
2024年4月からAppStore/GooglePlayにて公開・販売を開始し、スマートフォンにインストールすることで誰でも使用可能となります。価格は、上記の複数機能パッケージで、9,900円/年~とする予定です。
販売に先行し、無料で全機能をテストできるモニター募集を11月から開始しています。
公式サイト(https://agriar.root-farm.com)をご覧頂き、お申し込み下さい。
⑥AVRJapan株式会社:AR技術を活用した幼児向け教材「ARpedia」を提供

AVRJapan株式会社はAR、VRコンテンツの制作を行っています。
また、世界各国のXR(AR・VR・MR)ソリューションを日本市場に紹介しています。
同社はAR技術を活用した幼児向け教材「ARpedia」を提供しています。
- ARpediaとは
伝統的な本の良さと革新的なAR技術のインタラクティブな機能をハイブッドした幼児向け教材です。「ARpedia アプリ」をインストールしたタブレットと専用スタンドを接続して10種類のテーマから選べる本をセットすることで、AR技術により本の中の絵が動き出します。
②数々の賞を受賞した読書教育ツール
CES INNOVATION AWARDS を2022年と2023年の連続受賞しています。2023年は「Virtual & AugmentedReality」「Software & Mobile Apps」2つのカテゴリーで受賞!その他にも国際的な賞を多数受賞しています。
③ARpediaのセット内容
【内容】
・紙の本が10冊
・紙のマーカー
・カラーマーカー
・SPOTTYカメラ
【本の種類】
哺乳類、産卵動物、恐竜、虫、天気、地球、宇宙、自動車、ロボット、音楽
【本体価格】29,800円(税込)
⑦株式会社meleap:AR技術を使った競技、観戦システムを提供
meleapはAR技術を使い子ども頃に描いていた夢を実現させるような競技、観戦システムを提供しています。
- 競技システム
エナジーボールを自らの手で放ち戦うARスポーツHADOを世界中で展開。ルールはシンプルですが、 攻守の戦略は無限に広がります。現在39カ国以上の国々でプレイができます。世界で350万人以上の人が「HADO」を体験しており、2023年にも世界大会を開催しました。教育現場での活用も広がっています。 - 観戦システム
タレントが選手として試合をする応援・観戦事業。ファンの応援によって技が強化されるAR技術ならではの視聴者参加システムを展開。歌やトークが苦手でも一生懸命プレイすれば輝けるため、ファンも応援に熱が入る。テレビ局との連携でリーグを実施し各方面に広がっています。
「テクノスポーツで世界に夢と希望与える」というビジョンを目指し、よりよい未来の実現を目指してまいります。
さらに詳しく知りたい方はこちらの公式HPをご覧ください。
https://meleap.com/meleap/public/index.php/jp
⑧ENEN株式会社:インテリアのサイズ感を手軽に確認できる「AR CAMERA」を提供

ENEN株式会社の提供する「AR CAMERA」では家具をAR(拡張現実)で自分の部屋に試し置きができます。
「気軽に、家具選びを楽しんでほしい」という想いから、オンラインストアからのシームレスな動線にこだわり、アプリではなくスマートフォンに最適化したWeb上のコンテンツを開発しました。ENENオリジナルの各コンテンツは、XR(AR / VR / MR)技術を軸にしたコンサルティングやソフトウェア開発を行うx garden(クロスガーデン)社のAR/VRサービス連携・開発支援により実現しました。
実際の部屋で家具を配置したい場所に、スマートフォンやタブレットをかざし、AR技術を使って、3Dデータの家具を実物大で映し出すことができます。既存のインテリアとのサイズ感やカラーコーディネーションなど相性をチェックすることができます。さらに詳しく知りたい方はこちらの公式HPをご覧ください。
⑨株式会社ProVision:クイズで楽しく学ぼう!群馬県の富岡製糸場へARクイズラリーおよびオリジナルARフィルターを提供

ProVisionはこれまで、小学生向けのARクイズ「スマホでチャレンジ!富岡製糸場ARクイズ」や島根県の石見銀山へのInstagramARフィルターを設置など、文化施設へのARコンテンツ提供を通した地方創生に力を入れてきました。さらに、ファミリーや若年層をメインターゲットとして、観光客の方々に富岡製糸場内を周遊して施設内をより隅々まで楽しんでもらえるようにという想いから、今回の企画が実現しました。
ARコンテンツは全部で3種類あり、親子で楽しむことができるARクイズに加え、Instagramから利用可能なARフィルターを2種類提供しています。若年層をメインターゲットとして、クイズを通して文化遺産に親しむことやSNS活用による施設の認知度向上を⽬的としています。クイズは富岡製糸場の建物や歴史にまつわる内容が出題され、子供だけでなく家族全員でクイズを楽しむことができます。
ProVisionではスマートフォンのウェブブラウザを利用したWebAR技術を活用し、手軽にAR体験ができるコンテンツの作成を行っています。
さらに詳しく知りたい方はこちらのHPをご覧ください。
⑩株式会社ステークホルダーコム:紙媒体デジタルメディア化支援サービス「AR-Sentence」を提供

株式会社ステークホルダーコムは、スマートフォンアプリ内のARカメラを文章にかざすだけで関連デジタルコンテンツを表示させるARクラウドサービス「 AR-Sentence」を開発しました。
画像認識エンジンも搭載することによって、写真やイラストのみで構成される紙面の特定も可能なハイブリッド型ARエンジンを搭載しています。クラウド型サービスであるため、特定のサーバー環境等のインフラが不要で手軽に利用することができます。
これまで、紙面と Web サイトを連動する際は写真やイラスト、二次元バーコードなどの画像を識別する方法が一般的でしたが、AR-Sentence を活用することで文章情報、ページそのものを識別できるため、すでに出版している書籍にも活用が期待できます。
さらに詳しく知りたい方はこちらの公式ページをご覧ください。
おススメのAR開発会社4選
おススメのAR制作/開発会社として以下の4社が挙げられます。
- ①MonstarLab:開発実績数2200件のアプリ・ウェブシステム開発会社
- ②クロスリアリティ:XRソリューションを開発・販売する会社
- ③ネクストシステム:AIやXRの技術開発を行うシステム開発会社
- ④エピソテック:AR現場支援アプリ「Dive」を提供
それぞれの企業の概要や特徴を分かりやすく紹介していきます。
①MonstarLab:開発実績数2200件のアプリ・ウェブシステム開発会社
MonstarLabは、開発実績数2200件のアプリ・ウェブシステム開発会社です。
MonstarLabの強みは次の2点です。
1. 開発実績数2200件という豊富な実績がある点
2. デザインから開発までワンストップで対応する点
1点目の開発実績数2200件という豊富な実績がある点に関して、MonstarLabは株式会社クボタ、株式会社LIXIL、日本郵便株式会社、サントリー食品インターナショナル株式会社など業種業態を問わず様々な企業の支援実績があり、累計で2200件を超える企業を支援してきました。
2点目のデザインから開発までワンストップで対応する点に関して、一般的にアプリ・ウェブシステムの開発会社は開発に特化しているケースがほとんどですが、MonstarLabは開発だけでなく、戦略立案やリサーチやデザインなどのサービスを提供しています。
実績としては、株式会社クボタやシェイク・シャックや株式会社鹿児島銀行などとの取り組み事例があります。
②クロスリアリティ:XRソリューションを開発・販売する会社
クロスリアリティは、XRソリューションを開発・販売する会社です。
クロスリアリティの強みは次の3点です。
1. AR/VRの世界的リーダー企業であるEON Reality社と業務提携している点
2. AR/VR専門家育成のための学校を運営している点
3. 最新鋭のAR/VR機材がすべて体験できる点
1点目のAR/VRの世界的リーダー企業であるEON Reality社と業務提携している点に関して、クロスリアリティは、京都府のクロスメディアパーク構想による全面的なバックアップのもと、MR/AR/VRの世界的リーダー企業であるEON Reality社と業務提携して、企業や教育機関を中心にMR/AR/VRソリューションを提供・サポートしています。
2点目のAR/VR専門家育成のための学校を運営している点に関して、クロスリアリティが運営する学校は業務提携先のEON Reality社が開発した世界基準のカリキュラムを使用した専門家育成のためのスクールです。
3点目の最新鋭のAR/VR機材がすべて体験できる点に関して、クロスリアリティは最新AR/VR機材を体験できるショールームがあり、見学申込をすることで全て体験可能です。
③ネクストシステム:AIやXRの技術開発を行うシステム開発会社
ネクストシステムは、AIやXRの技術開発を行うシステム開発会社です。
ネクストシステムの強みは次の2点です。
1. AR(拡張現実)技術者が20名在籍
2. AIとXR(AR/VR/MR)を融合した開発が行える
1点目のAR(拡張現実)技術者が20名在籍に関して、ネクストシステムは20名ものAR(拡張現実)技術者が在籍しています。また、技術社員は大手メーカー開発部隊出身者や小・中学生時代からプログラミングを行っていた者がほとんどで、技術力が高いのが強みです。
2点目のAIとXR(AR/VR/MR)を融合した開発が行えるに関して、ネクストシステムはAIとXR(AR/VR/MR)を融合した開発が行える会社です。AIもしくはXRのみの開発ができる企業は数多くございますが、その両方を融合した開発ができるという点で国内でも希少な会社です。
④エピソテック:AR現場支援アプリ「Dive」を提供

エピソテックは、エンタープライズ向けAR/MRプロダクト提供専業のスタートアップ企業です。
主要プロダクト「Dive」は、属人化された作業のSOP(標準作業手順書)の作成・運用で課題をもつ、機器・設備メンテナンス部門/サービス事業者向けのAR現場支援アプリです。
このアプリは、ARのVPS(ビジュアル・ポジショニング・システム)技術による現物合わせでの簡単作成、AIによる現場での検索容易化(自社特許)を提供します。他社とは違って、現場の方がスマホアプリだけで簡単に作成・運用することができ、この手軽さが受け入れられ、ビルメンテ、製造業等の事業者10社以上の導入実績があります。
また、ARを使った遠隔支援機能も備えており、軽量・空間認識型のARグラスであるNrealLightとワイヤレス・高透過レンズのスマートグラスINMO Air2にも対応しているため、ハンズフリーで熟練者からの直観的な指示を仰ぐ事ができます。
さらに詳しく知りたい方はこちらの公式HPをご覧ください。
AR開発の前に検討しておきたい3つのポイント
AR開発の前に検討しておきたいポイントとして以下の3つが挙げられます。
- ➀AR活用の目的はサービス構築か単発でのプロモーションなどか
- ②ツールを活用できる人材をどの程度有しているか
- ③ユーザーがアプリDLの負荷を許容してくれそうか
それぞれについて分かりやすく解説していきます。
➀AR活用の目的はサービス構築か単発でのプロモーションなどか
AR活用をご検討されている目的は大きく本格的なサービス開発と単発的なプロモーションなどへの活用の2つに分けられます。
前者の本格的なサービス開発の例として、ポケモンGOのようなARを活用したゲームやZOZOCOSMEなどの自社アプリ上へのAR機能の追加などが挙げられます。
一方、後者の単発的なプロモーションなどへの活用の例として、森永乳業や大正製薬などが取り組んでいる食品パッケージをスキャンするとARが出現するといったプロモーションが挙げられます。
このように自社のAR活用の目的によって、組むべきパートナーや必要な人員・予算感などが大きく変わってきます。
②ツールを活用できる人材をどの程度有しているか
AR開発にあたり、ARツールを活用できる人材の有無は大きな軸の1つです。後ほどご紹介しますが、近年GoogleやAppleなどの海外ビックテックはAR開発ツールを提供し始めており、自社にAR関連の技術の知見を有する人員がいる場合、ツール活用をベースに開発を進めることが選択肢となってきます。このような人材の有無が、ツール活用による開発か、AR制作会社への外注による開発かを決める大きな軸となります。
ツール活用のメリットとしては外注に比べアジャイルに開発・改善を行えることが挙げられ、一方でデメリットとしては社内のリソースを投下する必要があること、経験・知見不足の場合、開発が上手く進まないことなどが挙げられます。
③ユーザーがアプリDLの負荷を許容してくれそうか
ARの仕様を決定するにあたり、ユーザーが専用のアプリのDLの負荷を許容してくれそうかによって、アプリARとWebARのどちらを選択すべきかが大きく左右されます。
そのため、ターゲットユーザーがアプリDLの負荷を許容してくれなさそうな場合はWebARを選択するのが一般的です。
アプリDLの負荷を許容してくれる可能性の高い例としては、toBでの利用でDLを義務付けられる場合やtoCでもポケモンGOなどユーザーの体験価値が高いユースケースが挙げられます。
一方で、アプリDLの負荷を許容してくれる可能性の低い例としては、マーカーを読み込ませての商品のプロモーションなど、利用開始時点ではユーザーに強いインセンティブがないユースケースが挙げられます。
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