AR導入を進める4ステップ|3大メリットや費用相場も紹介
ポケモンGOやsnowなどのARアプリの普及やAppleによる初のXRデバイスVision Pro発表など、近年ARへの注目はより一層高まっています。
一方で、自社でのARの導入を検討しているけど、どのように進めていけば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ARの導入を進めるための4ステップを、メリットや費用相場、失敗しないためのポイントなどとともにご紹介します。
本記事は、以下のような方におすすめの記事となっています。
- ARの導入を進めたいが、どのような流れで進めれば良いか分からない
- ARを導入する上で、失敗しないためのポイントを抑えたい
- ARを導入するメリットや事例を知りたい
本記事を読めば、AR導入を進める上で最低限抑えておきたい知識を、一気にキャッチアップできる内容となっておりますので、ぜひ最後までご一読ください。
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目次
- 企業がARを導入する3つのメリット
- ARの市場規模
- ARの業界別ビジネスへの活用事例13選
- ①アパレル業界:NIKEがアプリで計測された足のサイズから靴をレコメンド
- ②アパレル業界:WarbyparkerはARでメガネを試着できるアプリをリリース
- ③化粧品業界:資生堂がARメイクで複数のアイシャドウを試せるアプリで顧客体験向上
- ④化粧品業界:ZOZOCOSMEがARメイクで自分の顔で化粧品を試してECの活用
- ⑤日用品業界:花王がヘアカラー剤の色選びサポートにARを活用
- ⑥食品業界:ジャックダニエルが歴史や製造方法を学べるAR絵本でマーケティング
- ⑦食品業界:ドミノピザがAR上で世界中のチーズをめぐる旅を体験できるアプリでプロモーション
- ⑧エンタメ業界:にじさんじがバーチャルライバーと生バンドによるARライブイベントを開催
- ⑨家具業界:IKEAが自宅の部屋で家具を自由にレイアウト可能
- ⑩家具業界:ニトリが家具や設置場所を測定しサイズ違いの不安を解消
- ⑪不動産業界:東急住宅リースが内見にARを活用
- ⑫不動産業界:不動産SHOPナカジツでは完成予定図をARで確認
- ⑬物流業界:DHLが倉庫でのピッキング作業を効率化
- ARの導入で失敗しないための5つのポイント
- 企業がARを導入するための4つのステップ
- おススメのAR導入支援会社3選
- AR導入にかかる費用相場
- 費用対効果・実現性が高いメタバース活用方法
企業がARを導入する3つのメリット
企業がARを導入する代表的なメリットとして以下の3つが挙げられます。
- ①新規事業の創出
- ②マーケティング・ブランディングの強化
- ③企業の社内業務の効率化
それぞれのメリットを分かりやすく紹介していきます。
①新規事業の創出
1つ目のメリットは、ARサービスやアプリのリリースなどの新規事業の創出です。
ARを活用し新たなサービスを構築することで、ユーザーに対し現実に存在するもの/しないものを含め、現実空間に3Dのコンテンツを表示することができるというARならではの特徴を活かし、ユニークな体験を提供するサービスを提供することができます。
また、ポケモンGOに代表されるARアプリは、ゲームだけでなく、EC、アパレル、教育、イベントなどあらゆる業界で活用されており、多くのユーザーを魅了しています。このようなARアプリのリリースにより、新たな収益機会の獲得に繋がります。
②マーケティング・ブランディングの強化
2つ目のメリットは、ARを活用したマーケティング・ブランディングの強化です。
ARが人々の生活に普及するにつれ、商品やサービスの新たなマーケティング・ブランディング方法としてより日常的にARが活用されるようになると考えられます。
ARをマーケティング・ブランディングに活用することで、商品の3D画像をスマホ画面を通して表示させるなど、ARならではの体験を通じた強力な販促・ブランディングを行うことができます。ARは従来のWebページや動画と比べ伝えられる情報がリッチかつインタラクティブな体験を提供可能なため、ユーザーを惹きつけやすく幅広い業種での活用が進んでいます。
③企業の社内業務の効率化
ARを社内業務の効率化に活用することで、建築や製造現場などにおける社員の作業のサポート、研修の効率化をすることができます。
ARを用いた3Dでの情報表示とARグラスの導入により現場の作業員の作業をサポート・効率化したり、ARグラスにより様々なシチュエーションを想定した臨場感のある研修を行ったりと多岐にわたる活用方法が存在します。
ARの市場規模
Fortune Business Insightsによると、世界のARの市場規模は2023年時点で約9兆円、2030年には160兆円にまで達すると予想されています。その中でもゲームやメディア業界が最も大きなシェアを占め、次いで自動車、小売、ヘルスケア、教育と続いています。
これまでの市場成長の要因は、ARグラスなどのARデバイスの普及が進んでいることや、ポケモンGOなどのARアプリを中心とするヒットコンテンツの登場が相次いでいることなどが挙げられます。
また、近年の市場成長の要因として、MetaやAppleなどによる巨額投資により、XRデバイスの進化と販売が進んでいることや、コロナウイルス感染拡大をきっかけに、コミュニケーションやエンタメのオンライン化が加速していることなどが挙げられます。
ARの業界別ビジネスへの活用事例13選
ARのビジネスへの活用事例として、業界別に以下のように13例が挙げられます。
- ①アパレル業界:NIKEがアプリで計測された足のサイズから靴をレコメンド
- ②アパレル業界:WarbyparkerはARでメガネを試着できるアプリをリリース
- ③化粧品業界:資生堂がARメイクで複数のアイシャドウを試せるアプリで顧客体験向上
- ④化粧品業界:ZOZOCOSMEがARメイクで自分の顔で化粧品を試してECの活用
- ⑤日用品業界:花王がヘアカラー剤の色選びサポートにARを活用
- ⑥食品業界:ジャックダニエルが歴史や製造方法を学べるAR絵本でマーケティング
- ⑦食品業界:ドミノピザがAR上で世界中のチーズをめぐる旅を体験できるアプリでプロモーション
- ⑧エンタメ業界:にじさんじがバーチャルライバーと生バンドによるARライブイベントを開催
- ⑨家具業界:IKEAが自宅の部屋で家具を自由にレイアウト可能
- ⑩家具業界:ニトリが家具や設置場所を測定しサイズ違いの不安を解消
- ⑪不動産業界:東急住宅リースが内見にARを活用
- ⑫不動産業界:不動産SHOPナカジツでは完成予定図をARで確認
- ⑬物流業界:DHLが倉庫でのピッキング作業を効率化
それぞれについて、わかりやすく解説します。
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①アパレル業界:NIKEがアプリで計測された足のサイズから靴をレコメンド
Nikeは公式アプリ上で足のサイズを測ることのできる機能である「Nike Fit」を提供しています。Nike Fitは最新のAR技術を使って、わずか数秒で両足の13カ所からデータを収集し、足のサイズや幅などの計測を行うことができます。
計測結果をもとに、ユーザーに最適なシューズがレコメンドされ、サイズ違いで返品しなければならなくなる事態を防ぐことができます。また、このデータはアプリに保存されるので、ナイキの実店舗に行ったときや、オンラインで次のキックを注文するときにも、QRコードを使ってすぐに店員にサイズを伝えることができます。
②アパレル業界:WarbyparkerはARでメガネを試着できるアプリをリリース
アメリカのメガネブランドであるWarbyparkerは、いつでもどこでもARを活用して眼鏡を試着できるサービスを提供しています。
こちらのサービスでは、iPhoneのFace ID等に活用されるカメラ機能を用いて、自分の顔にメガネをかけるとどうなるかをリアルにシミュレーションすることができます。
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③化粧品業界:資生堂がARメイクで複数のアイシャドウを試せるアプリで顧客体験向上
資生堂は、自社の総合美容サイト「ワタシプラス」内でARを活用したメイクのシミュレーション機能を導入しました。
様々なブランドのアイシャドウを組み合わせてシミュレーションすることができ、手持ちの商品との相性なども、店舗を訪れずに手軽に確認できます。
④化粧品業界:ZOZOCOSMEがARメイクで自分の顔で化粧品を試してECの活用
ZOZOTOWNはZOZOTOWN上のコスメ専門モール「ZOZOCOSME」でバーチャルにメイクアップアイテムを試せる新機能「ARメイク」を提供しています。
ZOZOTOWNの「ARメイク」機能は、商品詳細ページからワンタップで起動し、簡単な操作で顔にメイクを施すシミュレーションを行うことができます。
「ARメイク」機能では、メイクの濃淡を調整したり、メイクのオンオフを切り替えることができ、実際にコスメアイテムを使用した際の色や質感を容易に想像することができます。また、「ARメイク」画面下部の「カートに入れる」ボタンから直接商品の購入に進むことができます。
⑤日用品業界:花王がヘアカラー剤の色選びサポートにARを活用
花王は、ヘアカラー材の色選びのサポートにARを活用する取り組みを進めています。
この取り組みにより、従来のリアルな毛束見本を用いたサポートと比較し、いつでもどこでもイメージを確認できたり、毛束見本に使われるプラスチックが削減できたりするなどの成果を上げました。
⑥食品業界:ジャックダニエルが歴史や製造方法を学べるAR絵本でマーケティング
ウイスキーメーカーであるジャックダニエルは、自社の歴史やウイスキーの製法を学べるARアプリをリリースしました。
アプリにてウイスキーボトルを読み取ると、ボトル上に飛び出す絵本のような立体的なコンテンツが表示され、楽しみながらジャックダニエルの歴史やウイスキーの製法を学ぶことができます。
このARアプリの提供は、短期的な売上だけでなく、中長期的なブランドへのロイヤリティ向上に向けた効果がある取り組みと言えます。
⑦食品業界:ドミノピザがAR上で世界中のチーズをめぐる旅を体験できるアプリでプロモーション
ドミノピザ社は、AR上で世界のチーズをめぐる旅を体験してもらいながら、チーズピザの購買に繋げるというプロモーションを行いました。
チラシや特設サイトからARカメラ起動ページにアクセスすると、目の前に地球儀が登場し、世界中のチーズの名産地が表示されます。ユーザーは各産地のチーズの特徴や楽しみ方を確認することができました。
⑧エンタメ業界:にじさんじがバーチャルライバーと生バンドによるARライブイベントを開催
ARバーチャルライバーグループのにじさんじは、2021年にバーチャルライバーと生バンドのコラボによるARライブを開催しました。
このライブは、リアル会場でのライブビューイングとネット配信の二つの形式で行われ、観客はライバーと生バンドの演奏に加えて、ARによる豪華な演出を合わせて楽しむことができました。
ARの活用によって、ネット配信が中心だったライバーの活動の場がリアルイベントまで広がり、バーチャルライバーの新たな活動のチャネルとして注目される事例となりました。
⑨家具業界:IKEAが自宅の部屋で家具を自由にレイアウト可能
IKEAは自宅の部屋にIKEAの家具をレイアウトしコーディネートできるアプリ「IKEA Studio」を発表しました。IKEA Studioは、LiDARを搭載したiPhone 12 Proおよび12 Pro Max向けのアプリケーションで、部屋の形状を測定し、窓やドアを認識し、必要に応じて家具やオブジェクトを配置し、床に転がっているおもちゃなどのオブジェクトを消したり、白く塗ったりすることも可能です。
また、壁紙の色を変えたり、様々なIKEAの家具を置いたりして、実際にどのように見えるかを確認することができます。また、オブジェクトを重ねることができるのも特徴です。例えば、ARで表示されるイスの上に、ランプや植木鉢のオブジェを置くことができるのです。IKEA Studioはβ版のみのリリースとなっており、スペインとスウェーデン、韓国のみで利用可能となっています。
⑩家具業界:ニトリが家具や設置場所を測定しサイズ違いの不安を解消
ニトリは公式アプリ上で、家具やそれらの設置場所のサイズをスマホのAR機能を使って計測できるサービスを提供しています。顧客はこのサービスを活用することで、家具や家電を選ぶ際に重要なサイズの計測が簡単にできるようになり、サイズ違いの心配をすることなく家具をECで購入できるようになりました。
顧客は公式アプリを起動した状態でスマホカメラで家具や設置場所を撮影すると、大きさなどが記載された画像が生成され、その画像は編集・保存ができメモとしても活用できます。
⑪不動産業界:東急住宅リースが内見にARを活用
東急住宅リースは、同社が管理する賃貸マンションにおいて、ARを活用した内見サービス「AR内見」の実証実験を開始しました。同社では、内見客に本サービスを利用してもらい、成約が増えれば本格的な導入に踏み切る考えです。x garden社のメガネ型デバイス「AR glasses」を使い、家具などのバーチャル映像を内見する部屋に重ね合わせることで、家具のレイアウトや入居後の生活スタイルがイメージしやすくなります。
⑫不動産業界:不動産SHOPナカジツでは完成予定図をARで確認
愛知県岡崎市で戸建住宅を販売する株式会社不動産SHOPショップナカジツは、お客様が検討している住宅が建設後にどのようになるかをイメージしやすいように、ASATEC株式会社の「build+」サービスを採用しました。販売前の未開発の土地に、現在の分譲地の様子をイメージした画像を重ねることで、着工前のお客様に新しい住まいのイメージをより鮮明にお伝えすることができます。広さや間取りのイメージを着工前にお客様にシェアすることが可能なため、購買意欲の促進が期待されています。
⑬物流業界:DHLが倉庫でのピッキング作業を効率化
ドイツの大手物流企業のDHL社はグーグルのスマートグラス「Glass Enterprise Edition 2」を倉庫での配送業務に導入しています。従業員はピッキング作業の現場でグラス型デバイスを着用することで、適宜必要な情報を確認することができます。荷物を持ったまま視線を移動させる必要がないため、作業の精度と効率の向上に繋がります。
ARの導入で失敗しないための5つのポイント
ARの導入で失敗しないためのポイントとして以下の5つが挙げられます。
- ①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ
- ②活用目的の明確化と骨太な戦略策定
- ③ユーザーファーストなUX設計
- ④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進
- ⑤強力な開発・運用体制の構築
それぞれについて分かりやすく紹介していきます。
①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ
1つ目のポイントは、最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップです。
デバイスの進化やユーザーの動き、各領域の先進事例をキャッチアップし、自社が取り組むべき活用方法や成果に繋がるポイントを抑えた上で制作/開発に着手しましょう。
AR制作/開発には取り組むのに一定の予算や工数が必要となるため、自社にとって重要な最新動向や活用のノウハウを抑えておくことが、成功確度の高い戦略・企画立案の大前提となります。
②活用目的の明確化と骨太な戦略・企画の策定
2つ目のポイントは、ARを活用する目的の明確化と骨太な戦略・企画の策定です。
現在AR活用に取り組む企業には、明確な目的を持たずにARを制作した結果、AR活用の取り組みが単発で終わってしまっているケースが見受けられます。
その結果、制作・活用のPDCAが回らない、AR活用が小粒な施策の1つに留まってしまうなど大きな収益機会の獲得に繋がらないという結果に終わってしまいます。
自社の経営課題を踏まえ、「制作・活用によりどのような経営課題を解決したいのか?」「課題解決の打ち手としてなぜARではないといけないのか?」といった明確な活用目的を整理した上で、中長期で目指す事業の姿や自社の強みの活用の仕方などの実現に向けた戦略を立案しましょう。
③ユーザーファーストな企画・UX設計
3つ目のポイントは、自社のターゲットにとってユーザーファーストなARの企画・UX設計です。
現在、多くの企業がAR活用の検討を進めていますが、そのなかには、企業側の都合のみでサービス・体験が設計されたようなARが多く存在します。それらのARは、ユーザーに利用されず、企業の活用の目的を達成できない結果に終わってしまいます。
そのため、「ARならではの高い体験価値を届けられているか」や「ユーザーの利用にあたっての手間や負担が大きくないか」といった観点を踏まえたUX設計が重要です。
④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進
4つ目のポイントは、アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進です。
AR市場は今後大きな成長が予想されているものの、いまだ成長期にあり、様々な業界の企業が中長期的な収益最大化に向け、最適な活用を模索している段階にあります。
そのため、計画と実行のプロセスを短いスパンで回し、仮説立案・実行・検証・施策立案のサイクルを何度も繰り返すことが、プロジェクトを机上の空論で終わらせないために重要です。
⑤強力な制作/開発・運用体制の構築
5つ目のポイントは、強力なAR制作/開発・運用体制の構築です。
高いユーザー体験と事業性を両立するARの制作/開発とマーケティングを含めた運用を実施しましょう。
AR制作/開発・運用には幅広い領域の知見や技術スタックが求められるため、外部のベンダーなどを活用し、不足するケイパビリティやリソースを補完することも有効です。
企業がARを導入するための4つのステップ
企業がARの導入を進めるステップとして、大きく以下の4つのフェーズが挙げられます。
- Step1:市場動向・知見のキャッチアップ
- Step2:戦略/企画の立案
- Step3:事業計画の策定
- Step4:開発・運用
それぞれのフェーズについて分かりやすく紹介していきます。
Step1:市場動向・知見のキャッチアップ
1つ目のStepとして取り組むべきは、最先端の市場動向・知見のキャッチアップです。MetaやApple、Microsoftなどのビックテックやユーザーの動向・先行活用事例など、日々変化する市場動向やナレッジへのキャッチアップが必要です。
このフェーズが、成果に繋がる骨太な戦略/企画策定の基盤となります。
Step2:戦略/企画の立案
2つ目のStepはAR活用の戦略/企画です。活用目的を踏まえ、中長期で目指す事業の姿や自社の強みの活用の仕方、実現に向けた企画を立案しましょう。
ユーザーバリューと自社の事業性の両方を満たす、質の高い戦略/企画の立案が、成果につながるAR活用の実現に向け最も重要なポイントとなります。
Step3:事業計画の策定
3つ目のStepは事業計画の策定です。事業に期待する成果や開発・運用のアプローチやタイムライン、必要な投資額などを検討しましょう。
AR開発・運用といっても、プロジェクト毎に求められるケイパビリティは様々であるため、自社にマッチするツール・ベンダーの選定が非常に重要です。
Step4:開発・運用
4つ目のStepが開発・運用です。AR開発・運用には幅広い領域の知見や技術スタックが求められるため、外部のベンダーなどを有効活用し、不足するケイパビリティやリソースを補完しつつ、ユーザーに届けたい体験を実現するARの開発とマーケティングを含めた運用を実施しましょう。
おススメのAR導入支援会社3選
おススメのAR導入支援会社として以下の3社が挙げられます。
- ①AQUASTAR:ARコンテンツの制作支援等を行う会社
- ②メタバース総研:国内最大級の知見に基づき戦略/企画策定から開発まで支援
- ③株式会社エム・ソフト:豊富な実績・ノウハウを活用したARアプリの開発支援
それぞれの会社について分かりやすく紹介していきます。
①AQUASTAR:ARコンテンツの開発支援等を行う会社
AQUASTARは、ARコンテンツの開発支援等を行う会社です。実績としては、株式会社スパイク・チュンソフトのダンガンロンパフォトフレームARやキリンビバレッジの午後の紅茶シリーズ ひな祭りARや明治のバレンタインイベントブースphotoサイネージなどがあります。
AQUASTARの強みは次の2点です。
- 1.アプリレスでAR構築できるサービス
- 2. AR活用のコンサルティングを実施
1.アプリレスでAR構築できるサービス
AQUASTARが制作するARコンテンツはインストール不要で楽しむことができます。
2. AR活用のコンサルティングを実施
AQUASTARはSNSでの発信力を高めるAR活用の提案に長けており、オリジナルイラストから、壁画、SNS用、キャンペーンキービジュアルなど様々なジャンルの制作に対応できます。
②メタバース総研:国内最大級の知見に基づき戦略/企画策定から開発まで支援
メタバース総研は、企業向けのメタバース/XRのコンサルティング・開発を行っている会社です。
メタバース総研の強みとして以下の3点が挙げられます。
- 1.国内最大級のメディア運営/豊富なコンサルティング経験による戦略策定力
- 2.中立的な立場から各社に最適なツール/プラットフォームを選定可能
- 3.強力なパートナー企業/クリエイターによる総合的な支援力
1.国内最大級のメディア運営/豊富なコンサルティング経験による戦略策定力
メタバース総研は、国内最大級のビジネスに特化したメタバース/XRメディアの運営と幅広い業界の大手企業へのコンサルティング経験を通じた戦略策定力を強みとしています。
そのため支援の際は、クライアント企業様の事業の課題・活用の目的を踏まえたメタバースの活用戦略/企画策定を徹底しています。このこだわりが、多くの企業が陥っている”メタバース/XR活用自体の目的化”を防ぎ、成果に繋がる活用を実現します。
2.中立的な立場から各社に最適なツール/プラットフォームを選定可能
メタバース総研は、特定のメタバース/XR開発ツールやプラットフォームを有していません。
そのため、特定の開発ツールやプラットフォームの活用ありきの支援ではなく、中立的な立場からクライアント企業様のプロジェクト毎に最適なプラットフォームやツールを選定し、支援することが可能です。
3.強力なパートナー企業/クリエイターによる総合的な支援
メタバース総研は、技術領域・ユースケース毎に、業界を代表する実績/ソリューションを有する12社の企業や38名のクリエイターとパートナーとして協働しています。
そのため、クライアント企業様の課題やご要望に合わせ、パートナー企業/クリエイターらとともに最適な各種ソリューションをご提供しています。
※メタバース総研は豊富な経験とナレッジに基づき、各社様に合わせた先進事例や具体的な活用アイデアなどの最新ナレッジをご提供させていただいております。 メタバース/XR活用でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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③株式会社エム・ソフト:豊富な実績・ノウハウを活用したARアプリの開発支援
株式会社エム・ソフトはARアプリ開発支援・ソリューションの提供を行っている会社です。
同社は、世界初のARライブラリであるARToolKitの日本国内代理店としてAR技術の初期段階からアプリ開発に携わり、多くの実績とノウハウを蓄積しています。また、「ビジネスに強いAR」というコンセプトで、独自のソリューションサービス「BIZ-AR」を提供しています。
エム・ソフトの強みは次の3点です。
- 1. 企画・提案から開発・保守までワンストップ対応が可能
- 2. 柔軟性とコストパフォーマンスの高さ
- 3. 35年以上に渡る信頼と実績
1. 企画・提案から開発・保守までワンストップ対応が可能
エム・ソフトはARを初めて活用するお客様にも丁寧なヒアリングを行い、企画を実現するための様々な提案を行います。また、要件が固まっていない場合でも相談でき、お客様の要望に合わせた最適な提案が可能です。
2. 柔軟性とコストパフォーマンスの高さ
エム・ソフトはXR(AR/VR/MR)の分野で多く実績を持っている為、開発済みのソフトウェアをお客様に使いやすく再構築したり、必要に応じて組み合わせる事が可能です。これにより、お客様の要望に合わせた柔軟なアプリ開発と低コストを実現しています。
3. 35年以上に渡る信頼と実績
エム・ソフトは多数の大手企業との取引を中心に、35年に渡る実績と信頼を構築してきました。特に、建設業や製造業などの産業分野で多くの開発実績があり、組込み・画像処理からAWS・クラウドまで幅広くサポートしています。
AR導入にかかる費用相場
AR導入にかかる費用相場は、制作会社に依頼する場合と制作ツール/プラットフォームを活用する場合で異なります。
- ①制作会社に依頼
- ②制作ツール/プラットフォームを活用
それぞれの費用相場について分かりやすく紹介します。
①制作会社に依頼
制作会社に依頼し、専用のARサービス/コンテンツを1から開発する場合、総額300〜500万円程度〜が相場となっています。その内訳は大きく➀システム開発費用②プロジェクトマネジメント費用③コンテンツ作成費用に分けられます。➀のシステム開発費用は大体200〜300万円、②のプロジェクトマネジメント費用が200〜300万円、それらに加えて③コンテンツ作成費用が必要になる場合が多いです。
②制作ツール/プラットフォームを活用
AR作成ツール/プラットフォームを用いて、プロモーション等に活用する簡易的なARを作成する場合、AR作成ツール/プラットフォームは月額約3万円程度〜利用することができます。基本のプランが月額制で設定されており、作成できるARの数や、表現できるコンテンツのリッチさなどにより追加で課金する設定となっていることが多いです。
費用対効果・実現性が高いメタバース活用方法
メタバースの知見が不足しており、メタバース活用の企画や開発に課題を抱えていませんか?
そのような課題はメタバース総研のコンサルティング・開発支援サービスで解決することができます。
是非メタバース総研にお問い合わせください。
豊富な経験・ナレッジを活かした戦略・企画策定
数多くの企業様に対するコンサルティングや国内最大級のビジネス特化型メタバースメディアの運営で培った豊富な知見を活用し、成果につながる戦略・企画を策定します。
強力なパートナーシップによる最適なアプローチ設計
各領域の業界を代表するソリューション提供企業とのパートナーシップを構築。案件毎に中立的な立場から、費用対効果の高いアプローチを設計します。
経験豊富なクリエイター・エンジニア・コンサルタントによる並走支援
業界トップクラスの経験/スキルを有するクリエイター・エンジニア・コンサルタントから、最適なメンバーをアサイン。戦略立案から実行まで並走し、社内のリソース不足を解決します。
「課題や依頼内容が明確になっていない」、「社内で合意が取れていない」場合でも問題ございません。メタバース総研へのお問い合わせをお待ちしております。
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メタバース総研では、メタバース/XR活用の個別無料相談会を実施しています。
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以下のようなお悩みをお持ちのご担当者様は、この機会にぜひお申込みください。
- 興味はあるが、そもそも活用するかどうか迷っている
- 自社に合った活用方法へのアドバイスが欲しい
- 自社の企画の参考になる活用事例を知りたい
- どのように活用を進めていけば良いか分からず困っている