【ベスト10】スマホでAR(拡張現実)を体験できるおすすめアプリ

関連技術の進歩やオンラインコミュニケーション需要の高まりなどを背景とし、今後急速に人々の生活や仕事に普及していくと考えられるAR。

 

一方で、「ARについて色々調べてみたけど、結局どんなものなのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?

 

ARへの理解を深めるためには、実際にARをスマホアプリで手軽に体験してみるのが1番効果的です。

 

そこで、今回は初心者の方が手軽にARを体験できるスマホアプリTOP10をご紹介します。

本記事を読めば、試してみたいARアプリが見つかると思いますので、ぜひ最後までご一読ください。


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そもそもAR(拡張現実)とは?

そもそもAR(拡張現実)とは? ポケモンGO
(画像:任天堂)

ARとはAugumeted Realityの略称で、拡張現実とも呼ばれます。リアルの世界にデジタルの情報/コンテンツを視覚的に重ね合わせることで、リアルの世界を拡張する技術のことを指します。

 

ARを活用することで、「Pokemon Go」のように、リアルの街にポケモンが存在するかのようなゲームを楽しんだり、「GoogleMap」のARナビのように、リアルの街に道順を示す矢印などの情報が表示され、スムーズに目的地にたどり着くことができたりと、私たちの暮らしをより豊かに・便利にすることができます。

スマホでAR(拡張現実)を体験できるおすすめアプリTOP10

スマホでAR(拡張現実)を体験できるおすすめアプリTOP10

スマホでARを体験できるおススメアプリTOP10は以下の通りです。

 

  • ①ポケモンGO:ポケモンの世界観を現実の街中で体験できる
  • ②SnapChat:ARを活用した自撮り写真を友人にシェア
  • ③ピクミン ブルーム:ピクミンの世界観を現実の街中で体験できる
  • ④ドラゴンクエストウォーク:ドラクエの世界観を現実の街中で体験できる
  • ⑤らくがきAR:自分の落書きをスマホで撮影すると簡単に動き出す
  • ⑥SNOW:面白いエフェクトを自撮りを簡単に撮影できる
  • ⑦Locatone:街や施設を巡りながら音声を楽しめる
  • ⑧GoogleMap:ARを活用し簡単に目的地にたどり着ける
  • ⑨IKEA Place:自宅の部屋でIKEAの家具をシミュレーション
  • ⑩Measure:あらゆるものの長さをスマホ1つで瞬時に計測

 

それぞれのアプリについて分かりやすく紹介していきます。

 

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①ポケモンGO:ポケモンの世界観を現実の街中で体験

ポケモンGO:ポケモンの世界観を現実の街中で体験
(画像:任天堂)

ポケモンGOは、大人気ゲーム「ポケモン」の世界観を現実世界で楽しむことのできる位置情報を活用したスマホ向けARアプリです。
ユーザーは現実世界の街を歩き周りながらポケモンを探し、ポケモンと遭遇するとまるで目の前に存在するかのようにARで表示されます。

 

また、ポケモンを見つけて捕まえるだけでなく、捕まえたポケモンを育てたり、ポケモンのタマゴを孵化したり、他のトレーナーとポケモンを交換したりするなど様々な楽しみ方ができます。

②SnapChat:ARを活用した自撮り写真を友人にシェア

SnapChat:ARを活用した自撮り写真を友人にシェア
(画像:SnapChat)

Snap Chatとは、登録した友人やグループに向けてARを活用した画像や動画などを投稿するSNSアプリです。

 

SnapChatには、「Lens(レンズ)」と呼ばれるARフィルターが多数存在しており、フィルターを使って自分の顔や街の風景などに様々な加工を施すことができます。

「Lens(レンズ)」はユーザーが自作することも可能で、ユーザーのクリエイティビティを刺激するつくりとなっています。

 

Snapchatは欧米を中心とする若者層から絶大な支持を集めており、全世界で3.6億人以上のMAUを記録するほどの人気を誇っています。

 

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③ピクミン ブルーム:ピクミンの世界観を現実の街中で体験

ピクミン ブルーム:ピクミンの世界観を現実の街中で体験
(画像:任天堂)

ピクミン ブルームは、大人気ゲーム「ピクミン」の世界観を現実世界で楽しむことのできる位置情報を活用したスマホ向けARアプリです。

 

ユーザーは様々な場所を歩き回ることで、ピクミンを集めたり、育てたりしながら出かけた場所を記録していくライフログのような楽しみ方ができます。

④ドラゴンクエストウォーク:ドラクエの世界観を現実の街中で体験

ドラゴンクエストウォーク:ドラクエの世界観を現実の街中で体験
(画像:スクウェア・エニックス)

ドラゴンクエストウォークは、大人気ゲーム「ドラゴンクエスト」の世界観を現実世界で楽しむことのできる位置情報を活用したスマホ向けARアプリです。

 

近くのスポットから目的地を決め、フィールドを歩きます。道中で日本各地のランドマークが登場し、クエストが発生します。原作の同様、クエストのなかで成長し装備を揃え、更なる強敵に挑むことができます。

⑤らくがきAR:自分の落書きをスマホで撮影すると簡単に動き出す

らくがきAR:自分の落書きをスマホで撮影すると簡単に動き出す
(画像:Whatever)

らくがきARは、ノートやホワイトボードなどに描いたらくがきをスキャンすることで、らくがきが動きだすARスマホアプリです。

 

このアプリは「自分の描いたものに命が吹き込まれたら…」という想いを基に開発されました。

大人はもちろん、特に小さいお子さんに非常に人気のARアプリとなっています。

 

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⑥SNOW:面白いエフェクトを自撮りを簡単に撮影

SNOW:面白いエフェクトを自撮りを簡単に撮影
(画像:SNOW)

SNOWとは、うさぎや犬の耳などの面白いエフェクトをつけたり、瞬時に様々なメイクを楽しむことのできるAR自撮りカメラアプリです。

 

元々はインスタグラムやスナップチャットのように、撮影した写真を友達に共有できるアプリでしたが、現在はコミュニケーション機能は終了しており、おもしろい・かわいい自撮りを撮影できる機能に特化しています。

⑦Locatone:街や施設を巡りながら音声を楽しめる

Locatone™(ロケトーン)プロモーションビデオ(フルバージョン)【ソニー公式】
(動画:SONY)

Locatoneとは、街中や施設内などのマップ上の特定のスポットを訪れると、臨場感のある音声やARコンテンツを楽しむことのできるARスマホアプリです。

数十分程度のツアー形式で音を聞きながら街や施設を巡ることで、新しい魅力や楽しみ方を発見することができます。

 

Locatoneには、ソニー独自の立体音響技術や身体の動作と連動して音を鳴らせるモーションサウンド技術などが活用されています。

⑧GoogleMap:ARを活用し簡単に目的地にたどり着ける

GoogleMap:ARを活用し簡単に目的地にたどり着ける
(画像:Google)

GoogleMapは、「LIve View」と呼ばれるARを活用した道案内機能をリリースしました。

ユーザーは、目的地までの徒歩での道案内を選択すると、スマホの画面越しに進むべき方向がARで表示され、より直観的に目的地までの道のりを理解し、迷うことなく移動することができます。

 

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⑨IKEA Place:自宅の部屋でIKEAの家具をシミュレーション

IKEA Place:自宅の部屋でIKEAの家具をシミュレーション
(画像:IKEA)

IKEA Placeは自宅の部屋にIKEAの家具をレイアウトしコーディネートのシミュレーションができるARアプリです。

 

アプリのデータベースにはテーブルやソファーなどIKEAの家具が2,000点以上登録されており、気になる商品をタップし、設置したい場所をスマホでかざすだけで、家具が部屋にフィットするのか瞬時にシミュレーションすることができます。

 

ユーザーは、このアプリを利用することで、ECで家具を購入する際のサイズ間違いやイメージギャップを防止することができます。

⑩Measure:あらゆるものの長さをスマホ1つで瞬時に計測

Measure:あらゆるものの長さをスマホ1つで瞬時に計測
(画像:Shoichiro Takaki)

MeasureはiPhoneのカメラ機能を使用し、あらゆるモノの長さを測ることのできるARアプリです。

 

ユーザーは、自宅の家具置き場のサイズや外出先の視察の際など、サイズを測定し記録しておきたい際に、瞬時にサイズを計測することができます。

Appleが開発しているアプリのため、測定のスピードと精度が非常に高い点も魅力です。

ARの仕組みと4つの種類とは?

ARの仕組みと4つの種類とは?

ARは現実世界を認識する方法によって大きく4種類に分類され、それぞれ仕組みやメリット・デメリットが異なります。

上記の図のようにARの種類として以下の4つが挙げられます。

 

  • ①GPS型(ロケーションベース)
  • ②マーカー型
  • ③空間認識型(マーカーレス型)
  • ④物体認識型(マーカーレス型)

 

それぞれの種類について分かりやすく紹介します。

 

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①GPS型(ロケーションベース)

GPS型(ロケーションベース)ARとは、GPSからユーザーの位置や向きを特定し、デジタルオブジェクトを表示させるARのことを指します。

 

GPS型ARの主なメリットとしては、電波が届くところからならどこからでも手軽に利用できる点が挙げられます。

一方で、主なデメリットとしてはGPSの精度には限界があり、オブジェクトを数センチ単位の精度でピッタリ表示することが難しい点が挙げられます。

②マーカー型

マーカー型ARとは、デバイスのカメラが捉えたQRコードなどのマーカーの画像情報からユーザーの位置や向きを特定し、デジタルオブジェクトを表示させるARのことを指します。

 

マーカー型ARの主なメリットとしては、位置合わせの精度が他の仕組みと比べ非常に高い点が挙げられます。

一方で、主なデメリットとしては物理的なマーカーを準備・普及させる手間や難しさが挙げられます。

③空間認識型(マーカーレス型)

空間認識型ARとは、デバイスのカメラが捉えた街の景観などの画像情報からユーザーの位置や向きを特定し、デジタルオブジェクトを表示させるARのことを指します。

 

空間認識型ARの主なメリットとしては、マーカーなどを用いずに高精度な位置合わせが出来る点が挙げられます。

一方で、主なデメリットとしては、膨大な街の景観データや高度な画像認識技術が必要となることが挙げられます。

④物体認識型(マーカーレス型)

物体認識型ARとは、デバイスのカメラが捉えた特定の建物やなどの立体物の画像情報からユーザーの位置や向きを特定し、デジタルオブジェクトを表示させるARのことを指します。

 

空間認識型ARの主なメリットとしては、マーカーなどを用いずに高精度な位置合わせが出来る点が挙げられます。

一方で、主なデメリットとしては、膨大な街の立体物の画像や高度な画像認識技術が必要となることが挙げられます。

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このナレッジの著者

メタバース総研 代表取締役社長

今泉 響介

株式会社メタバース総研(現・CREX)代表取締役社長。
慶應義塾大学経済学部卒業。学生起業した事業を売却後、日本企業の海外展開/マーケティングを支援する株式会社Rec Loc を創業・社長就任を経て、現職に。メタバースのビジネス活用に特化した国内最大級の読者数を誇るメディア「メタバース総研」の運営やメタバースに関するコンサルティング及び開発サービスの提供を行っている。著書に『はじめてのメタバースビジネス活用図鑑』(中央経済社)

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