ChatGPTの音声認識/会話機能とは?スマホ/PC別の使い方も紹介
2022年11月のリリース以降、2ヶ月で1億ユーザーを突破するなど、驚異的なペースで普及が進むChatGPT。
2023年8月には音声認識・会話機能が搭載され、ChatGPTと音声で会話することが可能となりました。まるで本物の人間と会話しているかのようにリアルな音声コミュニケーションを行うことができます。
本記事では、ChatGPTの音声認識・会話機能について、使い方や活用事例とともにわかりやすくご紹介します。
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目次
ChatGPTの音声認識機能とは?
ChatGPTの音声認識機能とは、ChatGPTへの質問を音声によって入力できる新機能のことです。日本語にも対応しており、スマホ版のChatGPTで利用することができます。
テキストをキーボードで打たなくても、iPhoneのSiriのようにChatGPTに話しかけるだけで質問をすることができ、回答も音声によって読み上げられます。まるで人間同士で会話しているかのように自然な会話のキャッチボールが可能となります。
この機能があれば、料理中にレシピを質問するなど、両手を使う作業を行いながらでもChatGPTを利用することができるようになります。
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【画像あり】ChatGPTの音声認識機能で音声会話する方法
ChatGPTの音声認識機能で音声会話をする方法について、スマホアプリとPC/Webブラウザ別にわかりやすく紹介していきます。
スマホアプリで音声会話する方法
スマホアプリで音声会話をする方法は、ChatGPTのテキストボックスにあるマイクのマークをクリックして、質問を声に出すだけです。
上の画像は、「生成AIについてわかりやすく説明してください」という質問を声に出して入力した結果です。回答を音声で読み上げるとともに、文章でも出力されました。
PC/Webブラウザで音声会話する方法
PC/Webブラウザでは、原則として音声会話をすることはできません。しかし、Voice Control for ChatGPTというchromeの拡張機能を利用することで、音声会話ができるようになります。
chromeのウェブストアにアクセスし、Voice Control for ChatGPTと検索して、拡張機能を追加します。
WebブラウザからChatGPTにアクセスすると、右下にマイクのマークが表示されます。あとはこのマークをクリックして、質問を声に出すだけです。
ChatGPTの音声認識・会話機能の3つの活用方法
ChatGPTの音声認識・会話機能の活用方法として、以下の3つが挙げられます。
- ①両手を使う作業中の活用
- ②言語学習への活用
- ③視覚障がい者支援への活用
それぞれについてわかりやすく紹介していきます。
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①両手を使う作業中の活用
ChatGPTの音声認識・会話機能を利用すれば、両手を使わずにChatGPTに対して質問したり、タスクを指示することができます。
例えば、料理をしながらChatGPTにレシピを聞いたり、製造現場等で作業をしながらChatGPTに指示することができるようになります。
②言語学習への活用
ChatGPTと英語で会話することで、英会話の練習をすることができます。人間の講師がいなくても、いつでも実践的な会話練習ができるため、語学学習の効果が高まります。
また、ChatGPTに英語で質問し、適切な回答が返ってくるかを確かめることで、自分の発音が正確に伝わるかをチェックすることも可能となります。
③視覚障がい者支援への活用
ChatGPTの音声会話機能は、視覚障がい者に対するサポートに活用できると期待されています。
画像認識機能と組み合わせれば、目の前の光景をChatGPTが読み取り、それを音声によって描写することで、目が見えない人が周りの状況を把握することを支援することができます。
ChatGPTで音声会話する際の3つの注意点
ChatGPTで音声会話する際に注意すべき点として以下の3つが挙げられます。
- ①個人情報や機密情報を入力しない
- ②専門性やリアルタイム性が求められる情報の精度は比較的低い
- ③回答や生成されたコンテンツを業務等に活用する場合はダブルチェックをする
それぞれについてわかりやすく紹介していきます。
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①個人情報や機密情報を入力しない
ChatGPTに入力した情報は、ChatGPTが学習するために、基本的にはクラウド上で保管されます。
そのため、会社内部の機密情報や顧客の個人情報などを入力してしまうと、サービス提供者や他のユーザーに機密情報が流出してしまうリスクが存在します。
ChatGPTに機密情報を入力しなければならない場合には、ChatGPTに入力したデータを学習させないようにするオプトアウト機能をオンにすることで、情報漏洩リスクを回避することができます。
ChatGPTのオプトアウト機能の設定方法や注意点については、以下の記事でわかりやすく紹介しています。
⇒ChatGPTのオプトアウト機能とは?情報漏洩を防ぐ設定方法を紹介
②専門性やリアルタイム性が求められる情報の精度は比較的低い
ChatGPTも全知全能の万能ツールではないので、あまりにも高度に専門的な質問には応えられない場合があります。また、プラグイン等を利用しない限り、最新の情報を反映した回答はできないため、リアルタイム性が求められる情報の精度は比較的低いです。
③回答や生成されたコンテンツを業務等に活用する場合はダブルチェックをする
ChatGPTによる回答や生成されたコンテンツは、基本的には正確なものですが、誤りや不適切な表現が含まれている場合もあります。そのため、ChatGPTの生成物を業務等に活用する場合には、事前に人の目でダブルチェックをすることが重要です。
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