ChatGPTのトークン数の上限は?数え方や3つの対処法も紹介
ChatGPTを利用している方の中には、「トークン」という単語を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
トークンとは、ChatGPTが処理するテキストの基本単位のことで、英語であれば1単語あたり1トークン、日本語では1文字あたり1~3トークンとされています。トークンは、ChatGPTに入力できる文字数の上限を決める重要な概念です。
本記事では、ChatGPTのトークンの上限について、対処法とともにわかりやすくご紹介します。
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目次
そもそもChatGPTのトークンとは?
ChatGPTにおけるトークンとは、ChatGPTに入力するテキストの基本単位のことで、テキストを一つの意味のあるまとまりに分けたものです。
例えば、英語の場合は1単語≒1トークンとなります。日本語の場合のトークン数は、ひらがなか漢字かによっても異なるので一概には言えませんが、大体1文字≒1~3トークンとされています。
ChatGPTのトークンは、入力できる文字数の制限やChatGPTのAPI利用料金にも影響するため、ChatGPTを理解する上で重要な概念と言えます。
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ChatGPTのトークン数の上限とは?
ChatGPTのトークン数の上限はモデルごとに異なり、上の表の通りとなります。
無料版に搭載されているGPT-3.5のトークン数の上限は4,096トークンであり、日本語では約2000文字程度です。
GPT-4のトークン数の上限は32,768トークンであり、日本語では約2万5000文字です。また、最新版のGPT-4 Turboは、128,000トークンであり、日本語では約10万文字です。
ChatGPTのトークン数の数え方
ChatGPTの英語と日本語のトークン数の数え方について、ご紹介します。
①英語のトークン数の数え方
英語の場合は、1単語あたり大体1トークンとシンプルです。ピリオドやカンマなどの句読点も1トークンとしてカウントされます。
②日本語のトークン数の数え方
日本語の場合は、英語と異なり1文字=1トークンとはなりません。目安としては、ひらがな1文字あたり1~2トークン、漢字1文字あたり1~3トークンとなります。
ChatGPTのトークン数の調べ方
ChatGPTに入力する文章のトークン数は、OpenAI社が提供する公式ツールである「Tokenizer」を用いることで調べることができます。
Tokenizerを使って、英語と日本語の文字数を調べた結果をご紹介します。
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①英語のトークン数を調べた結果
上の画像は、「I have a pen.」という文章のトークン数を調べた結果です。ピリオドも1トークンにカウントされ、合計トークン数は5となりました。
②日本語のトークン数を調べた結果
上の画像は、「私は今夜、外食に行く予定があります。」という文章のトークン数を調べた結果です。
18文字の文章に対し、トークン数は19となっており、日本語の場合は必ずしも、文字数とトークン数が一致しないことがわかります。
ChatGPTのトークン数の上限への対処法3選
ChatGPTのトークン数の上限への対処法として、以下の3つが挙げられます。
- ①質問を短く簡潔にまとめる
- ②質問を複数回に分けて送信する
- ③直前の回答内容を引用して質問する
以上の3つの方法を上手く活用することにより、制限がある中でも、ChatGPTを最大限有効に活用することができます。
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