VRのヘルスケアへの活用事例9選|6大活用法や5つのポイントも
関連技術の進歩やオンラインコミュニケーション需要の高まりなどを背景とし、今後急速に人々の生活や仕事に普及していくと考えられるVR。
現在、ゲームやエンタメ業界の活用に注目されがちですが、アステラス製薬など大手のヘルスケア業界の企業も相次いで参入を始めています。
そんななか、「ヘルスケア業界のビジネスにどのようにVRを活用するのかイメージが沸かない」、「具体的にどのような活用事例があるのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、VRのヘルスケア業界への活用事例やメリットとともにわかりやすくご紹介します。
本記事は、以下のような方におすすめの記事となっています。
- VRのヘルスケア領域への活用を検討している
- 他社によるVRのヘルスケア領域への活用事例を押さえておきたい
- VRをヘルスケアに活用するメリットが知りたい
本記事を読めば、ヘルスケア領域へのVR活用を進める上で押さえておきたい知識を、一気にキャッチアップできる内容となっておりますので、ぜひ最後までご一読ください。
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目次
そもそもVRとは?
VRとはVirtual Realityの略称で、別名仮想現実とも呼ばれます。最先端の3DモデリングやVRデバイス、ゴーグル等の技術により、まるでその世界に入り込んでいるかのように感じられる、デジタル上の仮想空間を提供する技術のことを指します。
日本バーチャルリアリティ学会ではVRを「みかけや形は原物そのものではないが、本質的あるいは効果としては現実であり原物であること」と定義しています。すなわち、VRは、現実世界そのものではないが、実質は現実世界とほとんど変わらないという意味です。
VRの定義についてはこの他にも色々な考え方がありますが、いずれにしても、本質的には現実とほとんど変わらないというところがポイントになります。
様々なユースケースの中でも特にゲームの使用を中心に利用が拡大しており、まるでゲームの世界に入り込んだかのような没入感・臨場感を感じながらプレイすることが出来ます。
また、最近ではゲームだけでなく、仮想現実に出店し商品を販売したり、仮想空間上で社員研修や教育を行ったり、建築のシミュレーションを行ったりするなど、様々な分野でVRが活用されています。
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ヘルスケア業界におけるVR活用の6つの方法
ヘルスケア業界にVRを活用する方法の代表的なものとして、以下の6つが存在します。
- ➀遠隔治療への活用
- ②医師・看護師への研修への活用
- ③患者の自身の健康状態理解への活用
- ④医療従事者への情報提供への活用
- ⑤リハビリ患者向けの体験型トレーニングへの活用
- ⑥アバターを介した気軽な診察への活用
それぞれの活用方法をわかりやすく紹介していきます。
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➀遠隔治療への活用
病院を訪れることが難しい地方在住の患者や移動が困難な患者への治療の実現や、手術の効率化など多くのメリットがあり、近年注目を集めている遠隔医療ですが、実現には様々なハードルが存在しています。
そのハードルの解消にVRの活用が有効ではないかと考えられています。例えば、AR・VRを活用し遠隔地から手術ロボットなどの操作を行う医師への情報提供を行うことで、手術中に視線を動かさずに情報を確認したり。現場の助手との連携をスムーズにしたりすることが期待されています。
②医師・看護師への研修への活用
コロナウイルスの感染拡大の影響により、対面での研修の機会が限られていること、先生となるはずの医療従事者がコロナ患者への緊急対応に追われていることなどから、医師・看護師を目指す学生・研修医の対面で医療技能を学ぶ機会が減少しています。
そこで、VRを活用し没入感の高い体験を通じて患者の治療の際の手技など、現場での実務的な動きを学ぶことができる環境を整備することは、ヘルスケア業界の未来を担う学生・研修医や日本の医療業界全体にとって非常に価値のある取り組みだと言えます。
③患者の自身の健康状態理解への活用
従来の患者自身が健康状態を理解する方法は、口頭・文書ベースでの医師からの診断や、文書ベースでの健康診断の結果など、身体の中で何が起こっているのかを具体的にイメージするのが難しいものばかりでした。
そこで、VR上に患者自身の身体のモデルを作成し、体内の臓器などの状態を3Dで再現することで、患者が自身のリアルな健康状態を視覚的に理解することができるのではと考えられています。これにより、自身の健康状態が理解しきれないことによる心理的負担の改善や健康への危機意識の高まりによる生活習慣の改善などが期待できます。
④医療従事者への情報提供への活用
コロナウイルスの感染拡大の影響で、MRの方々が医療従事者の方に対面で情報提供を行う場が減少しています。もちろん、メールやZOOMなどでのコミュニケーションの方が、効率的な場面もありますが、一方で、対面ならではの信頼関係構築やその場での偶然の出会いなどの機会は失われつつあります。
そこで、VR空間上でMRの方や医療従事者の方が交流できる場を提供することで、コロナ以前にあったコミュニケーションの機会を再現しようという動きが始まっています。
⑤リハビリ患者向けの体験型トレーニングへの活用
VRはその没入感の高さと身体の動きとの連動性から、学校教育や企業研修の分野への活用が始まっていますが、同様の理由でリハビリ患者向けの体験型トレーニングへの活用も期待されています。
リハビリ患者に提供できるトレーニング環境は、そもそも身体が不自由で移動の制約があることから限定的でした。しかしVRを活用することで、視覚や聴覚、触覚など五感を通じた患者のリハビリの効率化、モチベーション向上に繋がる体験の提供を実現することが出来ます。
また、リハビリサービスを提供する側も、今まではトレーナー個人に留まってしまっていたリハビリの効果検証をデータを共有しながら行うことが可能で、リハビリプログラム自体の改善にも繋げることができます。
⑥アバターを介した診察による心理的障壁の低下
これまで病院での病気の診察やメンタルヘルスのカウンセリングは、患者にとって心理的障壁の高いものでした。ただでさえ、心身が弱っている時に、自らの健康に関するセンシティブな相談をするのは、かなりの負担を伴うものでした。
そこで、VR空間上でアバターを通じた診療やカウンセリングを行うことで、お互いの表情や声色は感じ取りつつ、リラックスした状態でのコミュニケーションを実現できるのではないかと期待されており、既に国内でもサービスが開発・提供されて始めています。
ヘルスケア業界におけるVR活用事例9選
ヘルスケア業界におけるVRの活用事例として以下の9つが挙げられます。
- ➀メディカロイド:MRを活用した手術支援ロボの操作
- ②イマクリエイト:VRを活用した注射手技の研修
- ③IBM×順天堂大学:VRを用いた医療サービス構築へ
- ④comatsuna:アバターを介した対話によるメンタルケア
- ⑤アステラス製薬:バーチャルMRを活用した医療従事者への講演会
- ⑥mediVR:VRを活用したリハビリのサポート
- ⑦Capti:VRと連動するフィットネスバイクを販売
- ⑧Black Box VR:VRを活用した体験型フィットネスジム
- ⑨Supernatural:サブスク型のVRフィットネスサービス
それぞれの事例についてわかりやすく紹介していきます。
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➀メディカロイド:MRを活用した手術支援ロボの操作
川崎重工業とシスメックスの合弁会社であるメディカロイド社が初の国産手術支援ロボットである「hinotori」を実用化しました。2020年12月に前立腺がん手術の1例目が行われ、その後も実績を積み上げています。hitonoriは4本のロボットアーム、内視鏡カメラ、手術器具を搭載した手術ユニットで構成されており、医師は3D画像を見ながら、内視鏡カメラと手術器具を搭載したアームをコントローラーで遠隔操作します。
手術支援ロボットを活用した手術のメリットは患者側、医師側双方に多く存在します。患者側のメリットとしては手術の出血や手術後の少なさ、感染症のリスクの低さなどが挙げられ、医師側のメリットとしては直観的な操作が可能、手術部位を拡大して確認できる、手の震えが伝わらないなどのメリットが挙げられます。
②イマクリエイト:VRを活用した注射手技の研修
イマクリエイト社の提供する「VRワクチン注射シミュレーター」は、VR内に表示される模型に従うだけで、筋肉注射の手順を感覚的に習得することができる研修用のサービスです。座学や教材を用いた事前学習にシミュレーターを加えることで、手順のミス防止が期待されます。
実際の患者さんに注射の処置を行えるようになるためには、十分な練習が必要です。しかし、定期的にトレーニング用品を補充する必要があることや、多数の生徒が同時に練習することが困難であり、医療現場での悩みの種となっています。そこでイマクリエイトは「実生活と同じように自分の身体を使って練習する」というコンセプトのもと、このバーチャルトレーニングシステムを開発しました。医学生は施設や設備の有無にかかわらず、いつでも、何度でもトレーニングが可能になりました。
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③IBM×順天堂大学:VRを用いた医療サービス構築へ
日本IBMと順天堂大学は「メディカル・メタバース共同研究講座」を設置し、産学連携の取り組みを開始しました。同共同研究講座では、VR技術の活用による時間と距離を超えた新たな医療サービスの研究・開発に取り組むとのこと。
具体的には、患者や家族が来院前にバーチャルで病院を体験できる環境や外出が困難な入院患者が病院の外の仮想空間で家族や友人と交流できる「コミュニティ広場」の構築、VR空間での活動によるメンタルヘルス等の疾患の改善の実証などを検討しています。
④comatsuna:アバターを介した対話によるメンタルケア
デジタルヘルスケア・産業保健事業を手がけるcomatsuna社は先ごろ、VRを活用した法人向け社員メンタル支援サービス「メンサポドクター」をリリースしました。メンズサポートドクターは、アバター介したオンラインでのコミュニケーションによりメンタルヘルスの改善を図るもので、人見知りや対面でのコミュニケーションに抵抗のある方にも、気軽に利用できるメンタルヘルスケアサービスを提供することを目的とし開発されました。
同社はアバターを介したコミュニケーションが、対面での対話に比べ、人々の緊張を和らげ、より早く心を開いてもらい、悩みを相談しやすくすることができると考えているとのことです。
企業もこのサービスを導入することで、社員の潜在的な不満や不安、問題点をいち早く検出することができるとともに、社員のメンタル不調予防、離職予防に繋げることができます。
こちらの事例は、VRの「いつでも、どこからでも」、「アバターの姿で気楽に」にコミュニケーションを取ることができるという特徴を、ヘルスケア領域で効果的に活用した注目の事例と言えます。
⑤アステラス製薬:バーチャルMRを活用した医療従事者への講演会
アステラス製薬はVRを活用した先進的な情報提供方法の構築を開始しました。フェーズ1では「仮想空間上での研究会・講演会」を試験的に実施し、フェーズ2では仮想世界と現実世界の融合など、新しいオンラインコミュニケーション手法を検討する予定です。
MRの領域では、コロナ禍で時間や場所に制限のないコミュニケーションへの移行が進むなかで、双方向性・対面でのコミュニケーションの重要性も明らかになり始めています。そこで、VRを活用することで、新たな双方向でのコミュニケーションの実現を目指す狙いがあるとのことです。具体的には、試験的に実施する仮想空間上での研究会・交流会では参加者同士の偶発的な情報交換など、コロナ以前にあった現場でのリアルなコミュニケーションの再現を目指しています。
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⑥mediVR:VRを活用したリハビリのサポート
mediVR社の提供するリハビリサポートサービスである「mediVRカグラ」は、姿勢の崩れや不安定さを抱える患者さんが、仮想現実空間に表示された物体に向かって手を伸ばす動作(リーチング動作)を繰り返すことで、姿勢バランスや重心移動のコツをつかむことができるリハビリテーション用医療機器です。この医療機器は歩行特性を改善することを目的としています。
このサービスの特徴として立ったまま歩行することが困難な方でも取り組める点やこれまで曖昧だったリハビリの指示や評価が明確に行える点、視覚・聴覚・触覚からのフィードバックにより、脳の報酬系を刺激することでモチベーション向上が期待できる点などが挙げられます。
⑦Capti:VRと連動するフィットネスバイクを販売
Capti社はVRと連動するフィットネスバイク「Expresso Bike」を販売しています。Expresso Bikeはサイクリングゲームを楽しみながらフィットネスをすることができ、近くのユーザーとレースを楽しむことができ、将来的には世界中のユーザーと同時に楽しめるようにする構想を発表しています。
また、同社の有するサイクリングプラットフォームは、アンリアルエンジンのプラットフォームに組み込まれており、バーチャル世界との互換性を備えています。
アンリアルエンジンのプラットフォームとの互換性により、社外のエンジニアがExpresso Bikeで利用可能なVRフィットネスアプリを開発し、利用できるアプリが増えることにより、結果的にExpresso Bikeの価値が高まるというエコシステムを構築しようとしています。
⑧Black Box VR:VRを活用した体験型フィットネスジム
Black Box VRは、カリフォルニア州やアリゾナ州などで展開されているVRを活用した体験型フィットネスジムです。
ジムの会員はVRヘッドセットを着用し、オリジナルのVRゲームを楽しみながらフィットネスを行います。1バトルは30分となっており、プレイヤーの動きがゲーム内に反映され相手への攻撃に繋がります。
また、トレーニングを続けていくことで、利用できるキャラクターの種類が増えたり、レベルが上昇するなどやり込み要素を備えています。
さらに、トレーニングを経て収集された各種データは専用のアプリから確認できるとのことです。
⑨Supernatural:サブスク型のVRフィットネスサービス
Supernaturalは、Within社によって提供されるサブスプリクション型のVRフィットネスサービスです。
Supernaturalのユーザーは、音楽やゲーミフィケーション、有名コンテンツとのコラボなどを取り入れたワークアウトプログラムを楽しみながらこなすことで、自身の健康状態を改善することができます。
また、VR上では専属のコーチが着き、指導とモチベーションを高める言葉をかけてもらうことができます。
月額料金は15ドルからで、フィットネスジムの利用料と比べるとお手頃価格と言えます。
また、Supernaturalは、リリース後半年の2020年10月にMetaから買収されています。
VRのヘルスケア領域への活用で成果を上げるための5つのポイント
VRのヘルスケア領域への活用を成功させるためのポイントとして以下の5つが挙げられます。
- ①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ
- ②活用目的の明確化と骨太な戦略策定
- ③ユーザーファーストなUX設計
- ④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進
- ⑤強力な開発・運用体制の構築
それぞれについて分かりやすく紹介していきます。
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①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ
1つ目のポイントは、最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップです。
デバイスの進化やユーザーの動き、各領域の先進事例をキャッチアップし、自社が取り組むべき活用方法や成果に繋がる活用のポイントを抑えた上で活用に着手しましょう。
VR活用には取り組むのに一定の予算や工数が必要となるため、自社にとって重要な最新動向や活用のノウハウを抑えておくことが、成功確度の高い戦略・企画立案の大前提となります。
②活用目的の明確化と骨太な戦略の立案
2つ目のポイントは、VRを活用する目的の明確化と骨太な戦略の策定です。
現在VR活用に取り組む企業には、VR活用の取り組みが単発で終わってしまっている企業が見受けられます。
その結果、活用のPDCAが回らない、VR活用が小粒な施策の1つに留まってしまうなど大きな収益機会の獲得に繋がらないという結果に終わってしまいます。
自社の経営課題を踏まえ、「活用によりどのような経営課題を解決したいのか?」「課題解決の打ち手としてなぜVRではないといけないのか?」といった明確な活用目的を整理した上で、中長期で目指す事業の姿や自社の強みの活用の仕方などの実現に向けた戦略を立案しましょう。
③ユーザーファーストな企画・UX設計
3つ目のポイントは、自社のターゲットにとってユーザーファーストなVRの企画・UX設計です。
現在、多くの企業がVRに参入を進めていますが、そのなかには、企業側の都合のみでサービス・体験が設計されたようなVRが多く存在します。それらのVRは、ユーザーに利用されず、企業の活用の目的を達成できない結果に終わってしまいます。
そのため、「VRならではの高い体験価値を届けられているか」や「ユーザーの利用にあたっての手間や負担が大きくないか」といった観点を踏まえたUX設計が重要です。
④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進
4つ目のポイントは、アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進です。
VR市場は今後大きな成長が予想されているものの、いまだ成長期にあり、様々な業界の企業が中長期的な収益最大化に向け、最適な活用を模索している段階にあります。
そのため、計画と実行のプロセスを短いスパンで回し、仮説立案・実行・検証・施策立案のサイクルを何度も繰り返すことが、プロジェクトを机上の空論で終わらせないために重要です。
⑤強力な開発・運用体制の構築
5つ目のポイントは、強力なVR開発・運用体制の構築です。
高いユーザー体験と事業性を両立するVRの開発とマーケティングを含めた運用を実施しましょう。
VR開発・運用には幅広い領域の知見や技術スタックが求められるため、外部のベンダーなどを活用し、不足するケイパビリティやリソースを補完することも有効です。
VR活用を進めるための4ステップ
VR活用を進める上では、大きく4つのフェーズと以下の35ステップを抑える必要があります。
<Phase1:業界動向・知見のキャッチアップ>
- VRの基礎知識
- ①ユーザー・企業ができること/メリット
- ②注目を集める背景・歴史
- ③XRデバイス・Web3等の関連テクノロジー
- ④今後の普及・発展への展望
- 市場/ユーザー動向
- ⑤ビックテックなどの戦略・取り組み
- ⑥主要VRプラットフォーム
- ⑦各業界における大手企業の取り組み
- ⑧国内外のユーザーの動向
- VR活用手法・先行事例
- ⑨VR活用手法の全体像
- ⑩自社と類似する業界における国内外の事例
- ⑪自社が検討する活用手法の国内外の事例
<Phase2:戦略/企画の立案>
- 自社が取り得る活用の方向性の洗い出し
- ⑫ターゲットとする経営課題と活用目的の明確化
- ⑬目的達成に向けた活用手法候補の幅出し
- 目的達成に向けた活用の方向性の評価
- ⑭自社の目的に合わせた評価軸の設定
- ⑮評価軸に沿った活用の方向性の評価
- VR戦略の立案
- ⑯自社の強み・アセットの活かし方を検討
- ⑰中長期で目指す姿と企画のコンセプトの立案
- ⑱ビジネスモデルの設計
- 詳細な先行事例ベンチマーク
- ⑲企画コンセプトに類似する国内外の事例ベンチマーク
- ⑳企画の立案・具体化に向けた示唆出し
- 企画の立案・具体化
- ㉑コアターゲット像と提供価値
- ㉒ユーザー体験/コンテンツ案
- ㉓活用チャネル/プラットフォーム案
<Phase3:事業計画の策定>
- 事業計画の策定
- ㉔期待する成果/主要KGI・KPIの設定
- ㉕開発・運用アプローチ(活用ツール・ベンダー等)の設計
- ㉖必要なリソース(コスト・人員等)の算出
- ロードマップ策定
- ㉗開発・運用のタイムラインの設定
- ㉘主要マイルストーンの設定
- ㉙想定されるリスクと対処方法の検討
<Phase4:開発・運用>
- 開発
- ㉚不足するケイパビリティやリソースの補完
- ㉛要件定義・システムの基本設計
- ㉜開発の実行
- 運用
- ㉝VRへの集客/マーケティング
- ㉞運用・保守の実施
- ㉟効果測定と運用方法の見直し
それぞれのフェーズとステップの詳細については以下の記事をご覧ください。
※関連記事:VRを活用した事業を作る方法|全4フェーズと35ステップ
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