【法人向け】ChatGPTを利用したサービス10選|選び方も紹介

2022年11月のリリース以降、2ヶ月で1億ユーザーを突破するなど、驚異的なペースで普及が進むChatGPT。

 

2023年2月にOpenAIがChatGPTのAPIを公開したことにより、誰でもChatGPTの機能を使ったサービスを提供できるようになりました。これにより、多くの企業がChatGPTを利用した業務効率化サービスをリリースしています。

本記事では、法人向けのChatGPTを利用した代表的なサービス10選を、特徴や料金とともにわかりやすくご紹介します。


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目次

【法人向け】ChatGPTを利用したサービス10選

ChatGPT APIの活用事例10選

法人向けのChatGPTを利用したサービスとして、以下の10個が挙げられます。

 

  • ①neoAI Chat:ChatGPT活用のチャットボットの構築を支援
  • ②ログミーツpowered by GPT-¾:議事録作成の圧倒的効率化を実現
  • ③FUNNEL:問い合わせ対応を自動化するオーダーメイド型チャットボット
  • ④Helpfeel:FAQ検索性能の向上やFAQ記事作成の自動化を実現
  • ⑤Kasanare:各企業のデータに合わせて生成AIの性能を改善・向上
  • ⑥ChatPro:ChatGPTを安心して利用できるシステムを構築
  • ⑦MediaTalkGAI:顧客からの質問への回答文を自動で生成
  • ⑧YOMEL:GPTと連携し、ワンクリックで瞬時に議事録を作成
  • ⑨JAPAN AI Chat:GPT-4であらゆる業務の効率化を支援
  • ⑩Yoomナレッジ:社内のナレッジ管理を自動化し、社内情報検索を円滑化

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

 

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①neoAI Chat:ChatGPT活用のチャットボットの構築を支援

neoAI Chat:ChatGPT活用のチャットボットの構築を支援
(画像:neoAI)

neoAI Chatは、neoAIが提供するChatGPTとAPI連携したチャットボットの構築支援サービスです。

 

顧客からの問い合わせ対応の自動化や従業員向けの社内資料検索の円滑化など様々な業務効率化の用途に活用することができるチャットボットをスピーディに構築することができます。

 

Microsoft Azureを活用したクローズドな環境でセキュリティも万全であり、大企業でも安心して利用することができます。

②ログミーツpowered by GPT-¾:議事録作成の圧倒的効率化を実現

ログミーツpowered by GPT-¾:議事録作成の圧倒的効率化を実現
(画像:AIsmily)

ログミーツpowered by GPT-3/4は、ChatGPTとAPI連携した議事録・メモ作成及び要約ツールです。

 

Zoom、Google Meets、Teamsなどを用いたあらゆる会議の内容をリアルタイムで文字起こしし、その内容を自動で議事録にまとめます。これにより、議事録作成業務を大幅に効率化することができます。

 

その精度の高さと便利さから、200以上の地方自治体に導入されており、民間企業での導入も進んでいます。

③FUNNEL:問い合わせ対応を自動化するオーダーメイド型チャットボット

FUNNEL:問い合わせ対応を自動化するオーダーメイド型チャットボット
(画像:Lighthouse)

FUNNELは、Lighthouseが提供する問い合わせ対応を自動化するチャットボットです。各社の独自データを学習したChatGPTが顧客への問い合わせに対応します。

 

FUNNELの特徴として、システムの運用コストはすべてLighthouseが負担すること、高いカスタマイズ性を有すること、課題解決に向けて伴奏支援を得られることが挙げられます。

 

顧客からの問い合わせ対応だけでなく、従業員向けの社内情報検索ツールやユーザーニーズの可視化・分析のためのダッシュボードとしても活用することができます。

 

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④Helpfeel:FAQ検索性能の向上やFAQ記事作成の自動化を実現

Helpfeel:FAQ検索性能の向上やFAQ記事作成の自動化を実現
(画像:Helpfeel)

Helpfeelは、FAQサイトの検索性能を向上させることで、顧客からの問い合わせ対応の削減と顧客満足度向上を実現するツールです。AIが検索意図を予測することで、ヒット率98%という圧倒的な検索性能を実現しています。

 

また、Helpfeelを導入した企業はHelpfeel Generative Writerというツールを使うことができます。ChatGPTでFAQを自動で作成し、FAQ記事の作成時間を50%も削減したという効果が得られています。

 

Helpfeelは、LIXIL、ラクスル、ビザスクなどの大手を含む300サイト以上に導入されています。

⑤Kasanare:各企業のデータに合わせて生成AIの性能を改善・向上

Kasanare:各企業のデータに合わせて生成AIの性能を改善・向上
(画像:カサナレ)

Kasanareは、各企業のデータに合わせてChatGPTなどの生成AIの性能を向上させることができるSaaSです。

 

各企業のデータに合わせた最適な手段を用いて人間同等の推論力を構築。顧客や従業員からのあらゆる質問を想定した類似値80%以上の検索性能を誇ります。

 

セキュリティ対策やハルシネーション対策も万全であり、これまで50社以上に対してオーダーメイドの支援を行ってきた実績があります。

⑥ChatPro:ChatGPTを安心して利用できるシステムを構築

ChatPro:ChatGPTを安心して利用できるシステムを構築
(画像:ナレッジセンス)

ChatProは、ナレッジセンスが提供するChatGPT利用システムです。データ漏えいを回避して、企業が安心してChatGPTを利用できるようにするためのシステムを構築します。

 

ChatProは、入力した情報をAIの学習対象から除外することで情報漏洩のリスクを回避します。また、社員一人一人が自分でアカウントを作成する必要がなく、組織の管理者が一括してIDを生成し、付与することができるため、導入にかかる手間も少ないです。

 

ChatProを導入すると、月額20ドル(約3,000円)のGPT-4を、月額980円という低コストで利用することができるため、価格面でのメリットもあります。

 

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⑦MediaTalkGAI:顧客からの質問への回答文を自動で生成

MediaTalkGAI:顧客からの質問への回答文を自動で生成
(画像:メディアリンク)

MediaTalkGAIは、メディアリンクが提供する、カスタマーサポート向けのChatGPT連携RAG型チャットボットです。アップロードしたファイルをもとに、ChatGPTがカスタマー向けの回答文を自動で生成し、顧客対応業務を大幅に効率化します。

 

ExcelやPDFなどのファイルをアップロードするだけで簡単にAIチャットボットを構築でき、プロンプト設定などの初期導入サポートも充実しているため、AIを扱ったことがない企業でも簡単に導入することができます。

 

エレコム、ツムラ、マザー牧場など、多数の大手企業に導入されています。

⑧YOMEL:GPTと連携し、ワンクリックで瞬時に議事録を作成

YOMEL:GPTと連携し、ワンクリックで瞬時に議事録を作成
(画像:アーニーMLG)

YOMELは、ワンクリックで議事録を作成することができるAIによる議事録作成ツールです。社内会議や商談において、会議参加者の発言を自動でテキスト化し、すぐに議事録にまとめることができます。

 

よく使う単語の辞書登録や要点の自動リストアップ、ChatGPT APIと連携した自動要約など様々な機能を搭載しており、議事録の作成やそれに付随する業務を大幅に効率化することができます。

 

PayPay、GMO等の大手企業にも多数導入されており、月間利用数は15万回に到達しています。

⑨JAPAN AI Chat:GPT-4であらゆる業務の効率化を支援

JAPAN AI Chat:GPT-4であらゆる業務の効率化を支援
(画像:JAPAN AI)

JAPAN AI Chatは、顧客企業専用にカスタマイズされたAIによりあらゆる業務の効率化を実現するAIチャットサービスです。

 

GPT-4とAPI連携し、カスタマーサポート、コンテンツ作成、調査・マーケティング、バックオフィス支援など、あらゆる業務の効率化を支援します。カスタマーサポート、営業、マーケティングなど様々な職種で使えるプロンプトのテンプレートを取り揃えており、初心者でも上手に使いこなすことができます。

 

また、各企業専用の対話環境を提供することでセキュリティ面の安全も確保しているため、通常のChatGPTよりも安心して利用できる設計となっています。

⑩Yoomナレッジ:社内のナレッジ管理を自動化し、社内情報検索を円滑化

Yoomナレッジ:社内のナレッジ管理を自動化し、社内情報検索を円滑化
(画像:Yoom)

Yoomナレッジは、社内のナレッジ管理を自動化し、従業員の情報検索を大幅に効率化するChatGPT APIと連携したツールです。

 

Slackでの会話やドキュメントなど様々なソースから自動的に情報を集約し、自動でナレッジを蓄積します。従業員は対話形式でナレッジを検索することができ、求める情報へのアクセススピードが格段にアップします。

 

Teams、Slack、Notion、Outlookなど国内外の20以上のアプリ/サービスとノーコードで連携しており、簡単に連携させることができます。

ChatGPTを利用したサービスを選ぶ際の3つのポイント

ChatGPTを利用したサービスを選ぶ際の3つのポイント

ChatGPTを利用したサービスを選ぶ際のポイントとして以下の3つが挙げられます。

 

  • ①目的と機能がマッチしているか
  • ②日本語に対応しているか
  • ③料金と利用価値が見合うか

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

 

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①目的と機能がマッチしているか

ChatGPTを利用したサービスにも色々なタイプがあり、サービスによって想定している利用目的や搭載されている機能、プロ向け/初心者向けなどのレベル感は様々です。

 

そのため、日々のどのようなシーンでどのように利用するかを具体的にイメージした上で、各サービスの提供する機能がマッチしているか確認するようにしましょう。

②日本語に対応しているか

ChatGPTを利用したサービスの中には、海外企業が提供している場合があり、日本語非対応のツールも数多く存在するため、利用前に公式サイト等で確認するようにしましょう。

 

また、日本語対応と記載されていても、日本語で利用する場合と英語で利用する場合の、入力・出力の精度が大きく異なるサービスも存在するため、無料プラン等で日本語で試してみるのがおススメです。

③料金と利用価値が見合うか

ChatGPTを利用したサービスの多くは、無料プランと有料プランが用意されていることが多く、本格的な利用をするためには有料プランへの加入が前提となっている場合もあります。

 

そのため、日々のどのようなシーンでどのように利用するかを具体的にイメージした上で、価格に見合う利用価値がありそうか、他の無料/有料プランでは代用できないのか?などの検討をした上で、自分にとってコストパフォーマンスの高いサービスを選ぶようにしましょう。

企業がChatGPTサービスを安全に導入するための6つの注意点

企業がChatGPTサービスを安全に導入するための6つの注意点

企業がChatGPTサービスを安全に導入するための注意点として以下の6つが挙げられます。

 

  • ①最適なChatGPTサービス活用範囲の設定
  • ②最適なChatGPTサービスの選定・導入後の設定
  • ③リスクを最小化するデータマネジメント
  • ④従業員向けの利用ルール・マニュアルの策定
  • ⑤従業員のChatGPTサービス活用リテラシーの向上
  • ⑥最新動向を踏まえたChatGPTサービス活用方法の定期的な見直し

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

 

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①最適なChatGPTサービス活用範囲の設定

ChatGPTサービスは全ての業務に対して万能という訳ではなく、明確に得意不得意が存在します。

 

そのため、ChatGPTサービス活用の成果を最大化し、リスクを最小化するためには、活用する範囲を適切に設定することが極めて重要です。

 

これにより、不適切な情報生成や不意の法的問題の防止につながります。

②最適なChatGPTサービスのプラン選定・導入後の設定

最適なChatGPTサービスのプラン選定・導入後の設定
(ChatGPTの入力データを学習させない設定をする画面)

各企業の状況や目的に最適なAIツールの選定と導入は、安全かつ効率的なAI活用に向けて非常に重要です。

 

ChatGPTサービスを活用し構築された様々なAIツールの中から、その機能、性能、セキュリティ対策が自社の要求を満たしているかを評価し、適切なものを選ぶ必要があります。

 

さらに、AIツールの導入時も、セキュリティが強化されたChatGPT Enterpriseのプランを利用する、ユーザーが入力した内容を学習させない「オプトアウト」を選択する、等の対処を取ることで、自社のリスクを最小化することができます。

③リスクを最小化するデータマネジメント

ChatGPTサービスは、入力されたデータに基づいて動作するため、データマネジメントの質がChatGPTサービスの出力品質に直結します。

 

データの正確性、偏りのなさ、機密性の保持は、リスクを最小化する上で極めて重要です。

 

適切なデータマネジメントの実施により、データの質を確保し、情報漏洩や不正確な情報生成のリスクを低減します。

④従業員向けの利用ルール・マニュアルの策定

ChatGPTサービスの効果的な利用とリスクの最小化のためには、企業が従業員向けの明確な利用ルールやマニュアルを策定することが重要です。

 

具体的には、社内でのAIの使用目的、使用範囲、倫理ガイドライン、データ取り扱いのルール・マニュアルを策定する必要があります。

⑤従業員のChatGPTサービス活用リテラシーの向上

ChatGPTサービスのポテンシャルを最大限に活用し、同時にリスクを管理するためには、従業員のAIに関する理解とスキル、すなわちAIリテラシーを向上させることが不可欠です。

 

研修プログラムや実践的なトレーニングを通じて、従業員がChatGPTサービスの基本的な知識、適切な使用方法、関連するリスクを理解してもらい、効率的かつ責任ある方法で使用できる環境を構築することが求められます。

⑥最新動向を踏まえたChatGPTサービス活用方法の定期的な見直し

ChatGPTサービスの技術・サービスは日々進化しており、新たな活用方法や利用プロセスが登場し、それに応じて新たなリスクが生じる可能性が高いです。

 

したがって、国内外のChatGPTサービスに関する最新の動向を常に把握し、企業のChatGPTサービス活用方法を定期的に見直し、更新することが必要となります。

企業がChatGPTサービスを導入するための4つのステップ

企業がChatGPTサービスを導入するための4つのステップ

企業がChatGPTサービスの導入を進めるための流れとして、以下の4つのステップがあげられます。

 

<Step1:活用方針の検討>

  • 最新の市場動向のキャッチアップ
  • 自社の活用可能性の整理
  • ChatGPTの活用目的・ゴールの設定

 

<Step2:利用環境構築>

  • セキュリティ・データ管理体制の強化
  • ガイドライン・マニュアルの策定
  • 社員向けのAIリテラシー研修
  • 社内業務での試験運用

 

<Step3:試験開発・運用(PoC)>

  • PoCを行うユースケースの検討
  • 要件定義・プロトタイプ開発
  • 運用と評価

 

<Step4:本開発>

  • 本開発を行うユースケースの検討
  • 要件定義・本開発
  • 運用と評価
  • 活用方針・内容の継続的なカイゼン

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

 

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Step1:活用方針の検討

1つ目のステップは、自社としてChatGPTサービスをどのように活用していくかの大方針の検討です。

 

ChatGPTサービスは社内業務効率化や顧客体験の向上、新規事業創出など様々な目的で活用が可能だからこそ、自社の課題にマッチした目的とユースケースで活用することが、投資対効果を大きく左右します。

 

最新の技術や競合の動向をキャッチアップした上で、自社の活用可能性の幅出し・整理を行います。その上で、ChatGPTサービスをどのような領域で、どの程度ダイナミックに活用していくかの目的やゴールを初期的に設定しましょう。

Step2:利用環境構築

2つ目のステップは、ChatGPTサービスを安全かつ効率的に活用できる、社内のシステムやルールなどの利用環境の構築です。

 

企業がChatGPTサービスの活用に踏み切れない理由として、機密情報漏洩などのセキュリティリスクの懸念が挙げられますが、適切なシステム設計・データ管理やガイドラインの策定などを行うことで、それらのリスクに対処しながら、業務効率化に繋げることが可能です。

  

社員に対し、ChatGPTサービスをリサーチや文書作成などの日常的な業務に安心して活用できる環境を提供することで、自社のどのような業務とChatGPTサービスの相性が良いのかという現場からの示唆を得ることができ、プロトタイプ・本開発の企画への重要なインプットとなります。

Step3:試験開発・運用(PoC)

3つ目のステップは、自社にマッチするユースケースの検証に向けた、プロトタイプの開発と運用です。

 

顧客対応支援や社内のナレッジ検索、新機能・サービスの実装などのChatGPTサービスの幅広いユースケースの中から、自社の経営課題解決にマッチするいくつかのユースケースに絞り込み、プロトタイプを開発し、実際の業務で運用します。

  

PoCを実施することで、コストを抑えながらChatGPTサービス活用のインパクトを検証しつつ、見えてきた改善点から本開発の精度を高めることが可能です。

Step4:本開発と運用

4つ目のステップは、本格的なChatGPTサービスを活用したシステムの開発と運用、継続的なカイゼンです。

 

自社独自のデータ基盤の構築・連携や活用シーンに特化したアウトプット精度の改善などを実施し、自社の目的達成に特化したChatGPTシステムを開発します。

 

PoCの結果を踏まえ、本開発を行うユースケースや活用範囲を決定することで、ChatGPTサービス活用の費用対効果を最大化することが可能です。

 

また、開発しっぱなしで終わるのではなく、本開発したシステムを運用し上がった成果や改善点、技術進化などを踏まえて、活用方法や内容を継続的にカイゼンしていくことが重要です。

 

このプロセスを通じ、ChatGPTサービス活用のポテンシャルを最大限に発揮することで、業務生産性や顧客への提供価値の観点から、大きな競争優位性を構築することに繋がります。

企業がChatGPTサービスの活用を成功させるための5つのポイント

企業がChatGPTサービスの活用を成功させるための5つのポイント

企業がChatGPTサービスの活用を成功させるために抑えるべきポイントは以下の5つです。

 

  • ①業務内容の棚卸しと活用インパクトの試算
  • ②投資対効果の高い課題/目的と活用方法の選定
  • ③アジャイルアプローチでの開発・導入
  • ④システムとルールの両面からのリスク管理
  • ⑤研修等での社員のAI活用リテラシーの向上

 

それぞれについてわかりやすく紹介していきます。

 

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①業務内容の棚卸しと活用インパクトの試算

ChatGPTサービス活用の成否を分ける最大のポイントは、ChatGPTサービスを活用する意義の大きな業務に対して活用することに尽きます。 

 

活用の方針や戦略がないまま活用を進めるのではなく、自社の業務内容・フローをしっかりと棚卸しした上で、どの程度業務効率やアウトプット向上に繋がるかを試算することが重要となります。

②投資対効果の高い課題/目的と活用方法の選定

ChatGPTサービスは全ての業務に対して万能という訳ではなく、膨大なデータに基づいたコンテンツ制作は得意だが、複雑な問いに対して正確な答えを出すのは苦手といった、明確な得意不得意が存在します。

 

そのため、自社の業務の現状やChatGPTサービスの特徴を踏まえた上で、どのような課題/目的に対して、どのようなアプローチ/範囲/ツールで活用を進めるかを、検討・選定するステップがプロジェクトの投資対効果を左右する、極めて重要なプロセスとなります。

③アジャイルアプローチでの開発・導入

ChatGPTサービスは、一度開発・導入して終わりという進め方ではなく、何度もモデル・学習データ・利用方法等を細かくカスタマイズしなおすことで、より理想とする活用を実現することができます。

 

具体的には、初期仮説に基づいた簡易的なプロトタイプを構築し実際に利用してみる、というサイクルを、1サイクル数週間の期間で何度も繰り返し、ブラッシュアップしていくという、アジャイル開発のアプローチを取ることが適しています。

④システムとルールの両面からのリスク管理

企業がChatGPTサービスの活用に踏み切れない最大の理由として、機密情報漏洩や著作権侵害などのリスクへの懸念が挙げられます。

 

確かに、社員に特段ルールを設けず、一般に公開されているChatGPTサービスを活用させた場合、様々な問題が発生する可能性は存在します。

 

一方で、入力するデータが学習されないようなシステム構築や使用範囲・機密情報の取扱等の運用ルールの策定により、リスクをマネジメントし最小化することが可能です。

⑤研修等での社員のAI活用リテラシーの向上

ChatGPTサービスの特徴として、AIとの対話によってアウトプットを引き出すことが求められるため、使い手のリテラシーによって成果が大きく左右されることが挙げられます。

 

そのため、ChatGPTサービスのポテンシャルを最大限に活用するためには、従業員のAIに対する理解とスキル、すなわちAIリテラシーを向上させることが不可欠です。

 

研修プログラムや実践的なトレーニングを通じて、従業員がChatGPTサービスの基本的な知識、適切な使用方法、関連するリスクを理解してもらい、効率的かつ責任ある方法で使用できる環境の構築が必要となります。

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