【無料】ChatGPTでの議事録の作成方法|おすすめツール5選も紹介
2022年11月のリリース以降、2ヶ月で1億ユーザーを突破するなど、驚異的なペースで普及が進むChatGPT。
その活用の範囲は多岐にわたり、上手に使えば、ChatGPTで議事録の作成を大幅に効率化することができます。
そこで本記事では、ChatGPTで議事録作成を行う方法について、実践例やおすすめツールとともにわかりやすくご紹介します。
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目次
ChatGPTで議事録作成を行う3つのメリット
ChatGPTで議事録作成を行うメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- ①議事録作成時間の短縮化・効率化
- ②会議内容の迅速な社内共有
- ③記録漏れの防止による議事録の正確性の向上
それぞれについてわかりやすく紹介していきます。
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①議事録作成時間の短縮化・効率化
ChatGPTは、会議メモをもとに、一瞬で議事録を作成することができます。これにより、議事録作成にかかる時間を大幅に短縮し、効率化を図ることができます。
②会議内容の迅速な社内共有
ChatGPTで瞬時に議事録を作成することで、会議内容の迅速な社内共有が可能となります。これにより、情報伝達を円滑に行い、意思決定スピードを上げることができます。
③記録漏れの防止による議事録の正確性の向上
ChatGPTは、会議メモや文字起こしの内容を正確に読み取り、重要な要素を中心に正確に議事録にすることができます。
これにより、重要な会議内容の記録漏れのリスクを防止し、議事録の正確性を高めることができます。
【無料】ChatGPTで議事録を作成する方法
会議のメモや文字起こしをもとに、ChatGPTで議事録を作成するためには、ChatGPTに適切な指示(プロンプト)を出す必要があります。プロンプト例と実際の回答例は以下の通りです。
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【プロンプト例】
あなたは、会議の議事録の作成担当です。以下の「発言メモ」をもとに、会議の議事録を作成してください。
###発言メモ:”””
・XX:XXXXXXXXXXXXXXXX
・XX:XXXXXXXXXXXXXXXX
・XX:XXXXXXXXXXXXXXXX
“””
###条件:”””
・期日、決定事項の要旨、ToDoを冒頭に記載する
・箇条書き
“””
【実際の回答例】
※上記は、社員が生き生きと働けるようにオフィス環境を改善する策を話し合う会議の議事録を作成してもらった結果です。冒頭に期日や決定事項・ToDoが記載され、会議の内容もわかりやすくまとめられています。
ChatGPTを議事録作成に利用する際の3つの注意点
ChatGPTで議事録作成を行う際に注意すべき点として以下の3つが挙げられます。
- ①個人情報や機密情報を入力しない
- ②専門性が求められる内容の再現精度は比較的低い
- ③生成された議事録の内容に誤りがないかダブルチェックをする
それぞれについてわかりやすく紹介していきます。
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①個人情報や機密情報を入力しない
ChatGPTに入力した情報は、ChatGPTが学習するために、基本的にはクラウド上で保管されます。
そのため、会社内部の機密情報や顧客の個人情報などを入力してしまうと、サービス提供者や他のユーザーに機密情報が流出してしまうリスクが存在します。
ChatGPTに機密情報を入力しなければならない場合には、ChatGPTに入力したデータを学習させないようにするオプトアウト機能をオンにすることで、情報漏洩リスクを回避することができます。
ChatGPTのオプトアウト機能の設定方法や注意点については、以下の記事でわかりやすく紹介しています。
⇒ChatGPTのオプトアウト機能とは?情報漏洩を防ぐ設定方法を紹介
②専門性が求められる内容の再現精度は比較的低い
ChatGPTも全知全能の万能ツールではないので、あまりにも高度に専門的な内容の議事録は作成できない場合があります。
③生成された議事録の内容に誤りがないかダブルチェックをする
ChatGPTによる議事録は、基本的には正確なものですが、誤りや不適切な表現が含まれている場合もあります。そのため、ChatGPTが生成した議事録を業務等に活用する場合には、事前に人の目でダブルチェックをすることが重要です。
おすすめのChatGPT連携議事録作成ツール5選
おすすめのChatGPTと連携した議事録作成ツールとして、以下の5つが挙げられます。
- ①YOMEL:GPTと連携し、ワンクリックで瞬時に議事録を作成
- ②ログミーツpowered by GPT-¾:200以上の自治体が導入する定番ツール
- ③ACES Meet:受失注要因分析も可能な商談用の議事録作成AIツール
- ④RIMO voice:日本語特化のLLMが1時間の音声をわずか5分で文字起こし
- ⑤MiiTel Meetings:会話内容を分析し、話し方のコツも伝授するAIツール
それぞれについてわかりやすく紹介していきます。
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①YOMEL:GPTと連携し、ワンクリックで瞬時に議事録を作成
YOMELは、ワンクリックで議事録を作成することができるAIによる議事録作成ツールです。社内会議や商談において、会議参加者の発言を自動でテキスト化し、すぐに議事録にまとめることができます。
よく使う単語の辞書登録や要点の自動リストアップ、ChatGPTと連携した自動要約など様々な機能を搭載しており、議事録の作成やそれに付随する業務を大幅に効率化することができます。
PayPay、GMO等の大手企業にも多数導入されており、月間利用数は15万回に到達しています。
②ログミーツpowered by GPT-¾:200以上の自治体が導入する定番ツール
ログミーツpowered by GPT-3/4は、GPT機能を搭載した議事録・メモ作成及び要約ツールです。
Zoom、Google Meets、Teamsなどを用いたあらゆる会議の内容をリアルタイムで文字起こしし、その内容を自動で議事録にまとめます。これにより、議事録作成業務を大幅に効率化することができます。
その精度の高さと便利さから、200以上の地方自治体に導入されており、民間企業での導入も進んでいます。
③ACES Meet:受失注要因分析も可能な商談用の議事録作成AIツール
ACES Meetは、商談や電話会議の文字起こし・議事録作成ができるAIツールです。東京大学の有名なAI研究室である松尾研究所発スタートアップの高精度な音声認識AIが使われており、議事録の作成時間を55%短縮することができます。
また、商談内容を自動で要約してToDoも記載する「AIまとめ」という機能には、ChatGPTが搭載されており、よりわかりやすくまとまった議事録を効率的に作成できます。
商談の受失注の要因分析やトップセールスの商談内容の共有も可能となっており、会社全体の受注率の向上につなげることが期待できます。
※文章作成やリサーチなど日々の業務効率化に使える、おすすめAIツールや5大活用方法、ポイントをまとめた資料をダウンロード頂けます。
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④RIMO voice:日本語特化のLLMが1時間の音声をわずか5分で文字起こし
RIMO voiceは、1時間の音声データもわずか5分で文字起こしできるAI文字起こしツールです。音声ファイルや動画ファイルをアップロードするだけで、します。
また、ChatGPTを利用して文字起こしの要約も生成できるため、議事録の作成も効率化することができます。
雑音の自動除去や専門用語の辞書登録、Youtube用字幕データの書き出しなど様々な便利機能も搭載されており、多くの企業で利用されています。
⑤MiiTel Meetings:会話内容を分析し、話し方のコツも伝授するAIツール
MiiTel Meetingsは、会議の内容をタイムスタンプとともに文字起こしし、議事録を自動生成することができるAIツールです。
ZoomやTeamsなどの各種ビデオ会議ツールと連携することで、自動的に録画データを連携し、アップロードすることなく直ちに文字として記録することができます。
また、会話の速度や抑揚などを分析し、上手な話し方のコツを可視化して、営業の質向上などに役立てることも可能です。
ChatGPT連携の議事録作成ツールを選ぶ際の3つのポイント
ChatGPTと連携した議事録作成ツールを選ぶ際のポイントとして以下の3つが挙げられます。
- ①目的と機能がマッチしているか
- ②日本語に対応しているか
- ③料金と利用価値が見合うか
それぞれについてわかりやすく紹介していきます。
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①目的と機能がマッチしているか
議事録作成ツールにも色々なタイプがあり、サービスによって想定している利用目的や搭載されている機能、プロ向け/初心者向けなどのレベル感は様々です。
そのため、日々のどのようなシーンでどのように利用するかを具体的にイメージした上で、各サービスの提供する機能がマッチしているか確認するようにしましょう。
②日本語に対応しているか
議事録作成ツールの中には、海外企業が提供している場合があり、日本語非対応のツールも数多く存在するため、利用前に公式サイト等で確認するようにしましょう。
また、日本語対応と記載されていても、日本語で利用する場合と英語で利用する場合の、入力・出力の精度が大きく異なるサービスも存在するため、無料プラン等で日本語で試してみるのがおススメです。
③料金と利用価値が見合うか
議事録作成ツールの多くは、無料プランと有料プランが用意されていることが多く、本格的な利用をするためには有料プランへの加入が前提となっている場合もあります。
そのため、日々のどのようなシーンでどのように利用するかを具体的にイメージした上で、価格に見合う利用価値がありそうか、他の無料/有料プランでは代用できないのか?などの検討をした上で、自分にとってコストパフォーマンスの高いサービスを選ぶようにしましょう。
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