ChatGPT4 Turboとは?GPT4との違い・利用方法・料金も紹介
ChatGPT 4 Turboは2023年11月に発表されたChatGPTの最新モデルです。有料版で使われていたGPT-4を改良したものであり、回答精度、入力できる文字数、学習済みデータの範囲など、多くの点でバージョンアップしています。
本記事では、ChatGPT 4 Turboについて、ChatGPT 4から進化した6つのポイントや利用方法とともにわかりやすくご紹介します。
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目次
ChatGPT 4 Turboとは
ChatGPT 4 Turboは2023年11月に発表された、ChatGPTの最新モデルです。有料版で使われていたGPT-4を改良したものであり、回答精度、入力できる文字数、学習済みデータの範囲など、多くの点でバージョンアップしています。
さらに、複数タスクの同時実行や精密なコード生成、音声合成など、今までにない新しい機能も追加されており、ChatGPTの活用の幅がさらに広がっています。
ChatGPT 4 Turboは、2023年4月からChatGPTの有料プランに搭載されており、有料プランに登録することですぐに使えるようになります。
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ChatGPT 4 Turboの6つの特徴~GPT 4との比較~
従来のGPT-4と比較したChatGPT 4 Turboの特徴として、以下の6つが挙げられます。
- ①2023年12月までのデータを学習
- ②一度に入力できる文字数の拡大
- ③一度の命令で複数のタスクを実行
- ④より高度で複雑なコードの生成
- ⑤API経由での画像入力/生成が可能
- ⑥人間のようなリアルな音声の生成
それぞれの特徴について、わかりやすく紹介していきます。
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①2023年12月までのデータを学習
従来のChatGPT 4は2021年9月までのデータしか学習しておらず、それ以降のデータに基づく回答はできませんでした。
一方で、ChatGPT 4 Turboは2023年4月までにデータが拡張され、回答の幅が大きく広がりました。
②一度に入力できる文字数の拡大
ChatGPT 4では、一度の質問で最大32,768トークン(日本語で約2万5000文字)までしか入力できませんでした。
一方で、ChatGPT 4 Turboでは、一度の質問で最大128,000トークンの入力が可能となりました。これは、本に換算すると約300ページのテキストを一度に読み取れることを意味します。
③一度の命令で複数のタスクを実行
ChatGPT 4 Turboでは、一度の命令で複数のタスクを同時に行うことが得意となりました。例えば、「○○をイメージした画像を生成した上で、その画像について描写して」という2つのタスクを一度の命令で実行することができます。
従来のChatGPT 4も、複数のタスクの実行が可能な場合もありましたが、GPT 4 Turboでは、より複雑なタスクの同時実行が可能となっています。
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④より高度で複雑なコードの生成
ChatGPT 4でもテキスト指示によりプログラミングコードを自動で生成することができます。
一方、ChatGPT 4 Turboでは、JSONモードのような、より複雑で精密なコード生成が可能となりました。
⑤API経由での画像入力/生成が可能
ChatGPT 4 Turboでは、API経由で画像の入力・生成が可能となっています。
画像入力に関しては、GPT-4 Turbo with VisionというAPIがあり、画像認識や解析が可能となっています。
画像生成に関しては、ChatGPTの画像生成機能である「DALL-E 3」が使える「Images API」がリリースされました。
⑥人間のようなリアルな音声の生成
ChatGPT 4 Turboのリリースと同時に、テキストを音声に変換する音声合成機能が搭載されました。
ユーザーがテキストを入力すると、人間のように自然な発音で読み上げたり、質問に回答したりすることができます。
声のトーンやアクセントの調整、多言語への対応なども万全であり、翻訳・音声ガイド・障碍者サポートなど様々な場面での活用が期待されています。
ChatGPT 4 Turboを利用する2つの方法
ChatGPT 4 Turboを利用する方法は、以下の2つです。
- ①ChatGPTの有料版に登録して利用する
- ②ChatGPTのAPI経由で利用する
それぞれについてわかりやすく紹介していきます。
①ChatGPTの有料版に登録して利用する
ChatGPTの提供元であるOpenAI社は、2024年4月に、ChatGPT 4 TurboをChatGPTの有料版で提供開始したと発表しました。
これにより、ChatGPTの有料版であるCahtGPT Plus、ChatGPT Team、ChatGPT Enterpriseにおいて、ChatGPT 4 Turboが利用できるようになりました。
②ChatGPTのAPI経由で利用する
ChatGPT 4 Turboは、ChatGPTのAPIから利用することもできます。使用できるモデルは、gpt-4-1106-previewとgpt-4-vision-previewの2つです。
ChatGPT 4 Turboの料金は?
ChatGPT 4 Turboの料金について、①ChatGPTの有料版に登録して利用する場合と、②ChatGPTのAPI経由で利用する場合の2つに分けてご紹介します。
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①ChatGPTの有料版に登録して利用する場合
ChatGPTの有料版の料金は上の表の通りです。
個人でも利用される最も人気の高い有料プランであるChatGPT Plusは月額20ドル、組織での利用が想定されるChatGPT Teamは一人当たり月額25ドル、ビジネス用のChatGPT Enterpriseは企業規模やニーズ次第となっています。
②ChatGPTのAPI経由で利用する場合
ChatGPTのAPI経由で利用する場合は、ChatGPTのAPIの料金制度に従うこととなります。
ChatGPTのAPIの利用料金は、トークンに応じた従量課金制となっています。現時点では、1トークンあたり、0.002ドル程度となっています。
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